外資系コンサルの資料作成術---短時間で強烈な説得力を生み出すフレームワーク

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.41
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本棚登録 : 820
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478025727

作品紹介・あらすじ

言いたいことが伝わらない、時間をかけてもまとまらない…そんなムダな作業は、もう止めませんか?多くのコンサルタントを育てた著者が秘密の手法を初公開!

感想・レビュー・書評

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  • パワーポンとを使った提案書って、昔はほとんど使ったことがなかったのですが、
    最近は何でもかんでもパワポな組織に所属してしまい、
    さすがに基本を勉強しないとなぁ…ということで、
    読んでみました。

    伝えたい主張をどういう風に図示したらいいのか、悩んだりすることも多かったので、
    基本のビジュアルの型がまとまってるのは有り難いです。
    (まぁこれで完全に網羅されている訳ではないと思いますが、それでも助かる。)

    あとは、肝心のロジック構築だなぁ。
    底がしっかり固まっていないと、どんなに見た目が素晴らしくても、
    価値のないスライドな訳ですし。
    この本では、ラフに手書きで構想を練るべし、と書かれていますが、
    もうちょっと深堀して欲しかった感はあります。

    でも、最初の一冊としては結構役立ちました。

  • 著者は12パターンしかないと言っていて、テンプレートが用意されているので、それに当てはまる資料作成に役立ちそう。
    いきなりスライドを作るのではなく、メモ書き、チャラ書き、ホン書きみたいに段階を踏むべきという話は納得出来るし、Sカーブの話も本当に身にしみる。
    なんとなく、ビジュアライズに力を入れた本なのかなと期待してしまっていたので、その点はちょっと期待外れだった。

  • タイトルの通りスライドの作成術の本ではあるが、前半はスライドの類型を示し、後半はパッケージ全体の作り方・アプローチについて記述されている。
    全体を通したメッセージはスライドやパッケージの作成にはロジックがあり、そのロジックを示すために個々のスライドが選択されストーリーが展開されるということ。
    前半の個別スライドを細かくロジカルに解説したパートも勉強にはなるが、おそらく後半のパッケージ全体の作り方の方が書いていて著者も面白かったのではないかというぐらい熱量を感じた。全体像を作って全体的に徐々に仕上げていくスタイル、メモ書き、チャラ書き、ホン書きのスタイルは本当にその通りでこれがなかなか実践できず、一枚ごとに完璧に仕上げていく形になりがち。
    時間割の例はワークプランを作るのにあたっても非常に参考になる。1日前に仕上がっている状態なんてこれまで経験したことがなかったので、ぜひ実践してみたいと思う。まだまだ身についていないことが多いので時間を置いて読み直したいと思う。
    満足の内容なのだが、やや難しいところがあり星4つとした。イメージはわかりやすいのだけれど、文章がややわかりにくいという印象。

  • 非常に基本的な内容であり、この手の他の書籍と比べて特に目新しいものはない。
    新しいフレームワークや切り口を求めて読まれる方には、物足りなさを感じると思う。
    ただ、資料を作成する上での本質は抑えられており、自分の手順を見直す上で参考になった。

  • 資料作成術。
    言いたい事は分かるが表現が割と難解。腹落ちさせるのに時間がかかる。
    資料作成の内容については、先日読んだマッキンゼーの図解の技術と言っている事ほぼ同じ。

  • PDF
    資料作成

  • 型破りとは稽古して型のある人がやるから型破り。型のない人がやったら、ただの型なしというのだ。 18代目中村勘三郎

  • 資料を作る際、ストーリーはまとまってもレイアウトに困ることが多いと感じて、書店で立ち読みしたときに12類型が気に入って衝動買い。別に斬新なデザインが求められる仕事ではないので、これぐらいの数の基本をしっかりできれば良い。仕事のときに手元に置いて活用しよう。

  • 220718に読了とあるが、たぶん何もわかってなかった。
    231228に今目を通すと、1h程度で振り返りとしていける程度には理解ができていた。
    できるようになってたという安心感と、これをもっと時間をかけずにたどり着かねばいけないなあという切迫感と。

  • 論法ごとにそれをうまく表現する構図が存在する。その対応関係を知っておけばスライド作成の時に整理しやすいよね。というのが知りたかったこととマッチしてたので購入

    正直微妙
    ある程度参考になる部分もあるが、なにより構図と論法が必要十分条件になっておらず、「その構図で別のも説明できるよね。なんならその構図を見たら別な構造のほうが先に想起されるよね」みたいなところが多い(結合論法のチャートや比較論法のベン図など)
    あとアジャイルに資料を作るなど、既知のことが多かったのも微妙な原因か

    論法自体は参考になるため、とりあえず載っている論法を基準として、いろんな資料を読み漁って各論法のどれに当てはまるのか試してみる。そうしてもっとしっくりくる論法や追加の論法を自分で構築しよう

    結局過去の資料を自分で見て、自分で「どんな論理展開の時にどんな構図を使ってるのか」を分析していくのが良さそう

    空雨傘を意識する。
    こういう緩和曲線(データ)があります。
    緩和曲線がこれのときは〇〇って時だ(論理)
    だからdcnqiは〇〇だと思われます(結論)

    後から読み返してすぐわかるようにメッセージラインだけ読んでもストーリーがわかるように

    重要ポイント!
    情報が集まってから思考を始めるんじゃなく、最初から思考する!情報を集めながら並行して思考することでアウトプットが早期から出始める。KOで仮説がだせるのは最初から思考をスタートさせてるから!!!

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