ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.07
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本棚登録 : 7442
レビュー : 1069
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478025802

作品紹介・あらすじ

「誰もがゼロからスタートする。失敗してもゼロに戻るだけで、決してマイナスにはならない。だから一歩を踏み出すことを躊躇せず、前へ進もう」――なぜ堀江貴文は、逮捕されてすべてを失っても希望を捨てないのか?
彼の思想のコア部分をつづるのが『ゼロ――なにもない自分に小さなイチを足していく』である。

感想・レビュー・書評

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  • 再読です。
    堀江さんは何冊も本を書かれてますが(あとがきによると、本書が執筆された時点で50冊近くとのこと)、今まで全く触手が伸びず。そもそも堀江さんに対して、なんだかギラギラしていて尖っている人、という印象から、私には眩しすぎてちょっと直視しづらかったのです。執筆された本もきっとガンガン攻めるギラギラした内容のものなんだろうと思っていました。

    それが、本書のシンプルなタイトルと帯(「僕は今まで、誰かにわかってもらおうという努力をほとんどしてこなかった。(略)だから僕は変わろうと思う。言葉を尽くして、語っていきたい。」)に惹かれて、発売してほどなく購入をしたものです。

    最初読んだときは、ここまで赤裸々に自身のことを書くなんて、どれほど勇気がいっただろうということ、思っていた以上に純心な内容だったことに衝撃を受けました。本書は挑戦することの素晴らしさ、楽しさと、失敗してもゼロに戻るだけでマイナスには決してならないよという励ましに溢れていました。すべてを失った著者が獄中で脳裏をよぎったのが、「働きたい」ということだというのが、なんだか尊いですよね。

    本書は堀江さんの生い立ちが綴られた1冊ですが、同時に「働くこと」とは何かについて静かに、真摯に見つめている本でもあります。仕事が忙しかったり上手くいかなかったり、なんだか心が疲れたな、という時に読み返すと初心に立ち返れます。

    それに、時代の寵児とも呼ばれた天才的な堀江さんでも、小さな成功体験を重ねて自信をつけてきたんだとわかると、とても勇気づけられます。輝かしい栄光の裏には光が強い分だけ暗い影もあって、それでも前に進むひたむきさに、少し泣きたいような気持ちにもなりました。

    きっとこれからもまた何度も読み返すと思います。
    「働くこと」にわくわくするスタート地点を思い出せる、また明日から頑張ろうと思える良書です。そして編集の方がまた素晴らしく、読みやすさ抜群です。大好きな1冊です。

  • 堀えもんの本を初めて読了。
    金の亡者・天才・冷徹・サバサバ人間・あったかみのない人・お金儲け大好き
    っていうイメージだったが、読んでびっくり。
    意外と男気あふれる九州男児で、わたしたちと変わらない、前向きなおじさんだった。あほでとんちんかんな質問にもこの人なら、意外と真面目に嘲笑せず誠実に答えてくれるんじゃないか・・・とまで思うほどにイメージ改善。
    背中を押される力がすごいある。すごく励まされる。説教くさくないし。
    文もよみやすく、構成もうまい。
    でも言われてみれば、人間性がかなりやばい人だったらあんなに成功しないし、テレビにも刑務所でた後でも呼ばれないよね。
    寂しがりやだし皆と一緒に笑いあって明るい未来をつくっていきたいから働きたい!(だからいろいろやる)っていう人ということがわかり、今後はすこし素直に堀江さんのいうことも聞けそう。
    田原総一郎さんがでてくる箇所があるが、堀江さんに言ったことが的を得すぎていて、田原さんっていろんな意味ですごい(周りの意見にまどわされず、人を見抜く才能もすごい)、とこれも新たな発見だった。
    「諸行無常」 これ最強。

  • まわりで読んでる人が多かったので、思わず買って一気に読んでしまいました。
    堀江さんの知られてない一面が語られている一冊です。
    当然、読んでて堀江さんはスーパーマンだなーと思うのは変わらないんですが、人としての感情がどうあったのか、週刊誌などで語られてない部分がわかります。いろんな人に読んでほしい一冊です。

  • 働く。それは、能動的に自らの頭で考え、手と足を動かすということ。思考を巡らし、創意工夫するということ。そのとおりですね。私も働いてないとしぬマグロです。仕事って、人生そのもの。仕事がたのしいと、人生もたのしいよね。監獄に入ったかと思えば、時間を無駄にしたくないと言って1000冊の本を貪り読む。激ヤセして出所したかと思えば、実業家に返り咲く。一時は極限状態まで追いつめられたホリエモンが書いたからこそ、学ぶことが大いにありました。最高の一冊。

  • ● 睡眠時間削ったりするより、とにかく目の前の作業にハマれという話が良かった。受験勉強のときも、起業のときも、めちゃくちゃハマっていて起きている間はそれ以外のことを全くしなかったらしい。
    ● 例えば女の子の前でなかなか話せないのも、起業に対してビビってしまうのも、経験値の有無の違いでしかない。女の子と話す経験を増やせば自然に話せるようになるし、起業も一度やってみれば大したことないことに気づく。
    ● ホリエモンの場合は、ヒッチハイクでビジネスの基本(営業)を学んだらしい。こういう、ぶっとんだ経験があると人生に対してぶっこめるようになるのはわかる。
    ● 獄中の作業も効率化して早くできるようになったとか。これは成長していくための基本で、大きな目標を立てて考えるのではなく、とにかく今日達成可能なゴールを決めてそれを毎日攻略していくことこそが成長につながる。
    ● 常に自分の現在の能力でこなせること以上の仕事を受けよ。それが成長につながる。案件上、どうしても技術的に難しそうなところがなければ自分でやったことない技術を取り入れてみるとか、工夫のしようはある。
    ● 1つの熟考より3つの即断。これは南場さんも言っていたし、起業家の共通の思考なのかも。
    ● コモンセンスとコモンローの違いの話が面白かった。例えば、「結婚式場ではネクタイをしてきてください」と明文化されていた場合にはもちろんちゃんとしていく。これはコモンロー。一方で、「社交的な場ではネクタイをしていくべき」というような暗黙のルールには一切従わない。こうした暗黙のルールや、空気を読む文化が日本の良くないところだと思っているから。

  • 「ホリエモン」と呼ばれ、時代の寵児であった堀江貴文氏の著書。ホリエモンの生い立ちや経歴等が詳しく書かれ、自分は金の亡者などではなく、ただ働くことが好きな人間なのだという自叙伝的な部分と、自己啓発本的な側面とがある本。自己啓発部分は実にシンプルでわかりやすく、目新しいことがあるわけではないが、「掛け算は元の数字が大きいほど答えも大きくなる。だから掛け算をいきなりしようとするのではなく、地道に足し算(努力)をする。」「チャンスを掴めるかどうかは人としてのノリの良さ次第」「「悩む」とは、物事を複雑にしていく行為、「考える」とは、物事をシンプルにしていく行為である」など、あらためて気づかされるヒントも多く、ふとした時に前向きになれる内容であり、読んで損はない本だと思う。
    ただ、これを読んだからホリエモンを見直した、とかいうことはない。テレビに出てるホリエモンはやっぱり生意気で人を見下したような発言も多く、人としてはあまり好感が持てないのは変わらない。
    ホリエモンは好きではないが、この本はとてもいい本だと思う。

  • 堀江氏の知られざる生い立ちや獄中での生活を知ることができる。
    ここでも彼が天才なのがわかるが、ただ天才なのではなく、絶え間なく努力と挑戦をしていることがよく分かる。

    この本は、今まで彼が伝えたかったことを全く違うアプローチの仕方で伝えているに過ぎないが、そのアプローチの仕方を知ったことによって伝える相手も広がったのではないだろうか。
    少なくとも私自身はビジネス書としてはこの本を手に取らなかったはずである。

  • ホリエモン氏による、良い意味での洗脳本。
    (もっとも氏は、この本においてはホリエモンよか堀江貴文でいたがっている模様。)
    人生に迷ってる若者なら
    読んで損はないかも。
    ただ、あたしは既にオバちゃんで、
    自分なりの哲学みたいなものもあるからか
    どうもストレートに響かないんだなぁ…残念。
    もしか堀江氏も、自分では気づいてないかもだけど
    本当にゼロにはなってないのかもね。
    長く生きてると、どうしても取っ払えないものが積もってしまうもんだし
    そこをも愛せるひとになれたら
    きっともっと素敵なことを語れるかたなんじゃないかな。
    と、期待を込めて思ったり。

  • この冬で一番の刺激となるだろう。(誰がなんと言おうと)僕にとっては期待以上の内容。最後のページをめくったとき鳥肌がたった。
    著者の書籍を読むのは初めてだが、自由、仕事、信用に対する見方など多いに共感する部分があったし、得てして現状に不平不満を述べてしまう自分にとっては(勿論、問題意識に対する文句だけではなく、多少なりとも改善するにはどうすれば良いかを考えているつもりではあるが)、多いに反省した。僕は甘かったのだ。目の前のタスク、関心への「ハマり方」も、チャンスに飛びつく「ノリのよさ」も、独立心も。これらを意識し行動につなげられたとき、自ら「やりがい」をつくり自信を得ることができるのだろう。

  • ホリエモンが自ら幼少期〜収監中までの人生で得た経験と、今後他の人にどういったことを期待するかを記載した内容。

    個人的には、思った以上に良かった。
    一読の価値あり。

    一言で言うと、毒がないエールというか、
    地道に目の前のことに無心になって行動すれば、
    自分の思い描いた状況に近づくはずだという内容。

    私もオヤジ化を避けるべく、
    目の前のことにガムシャラに取り組んで自分に+1していく。

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著者プロフィール

■堀江 貴文(ホリエ タカフミ)
1972年福岡県生まれ。実業家。
SNS media&consulting株式会社ファウンダー。
現在は自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に、スマホアプリのプロデュースを手掛けるなど幅広い活躍をみせる。
主な著作に『多動力』(幻冬舎)、『僕たちはもう働かなくていい』(小学館新書)、『10年後の仕事図鑑』(共著・落合陽一/SBクリエイティブ)などがある。

「2019年 『小説 多動力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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