嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

  • ダイヤモンド社 (2013年12月12日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (296ページ) / ISBN・EAN: 9784478025819

作品紹介・あらすじ

"「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――
【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、
対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、
現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、
哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。
著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、
臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

感想・レビュー・書評

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  • 『死ぬまでに読むべき本』として購入後は本棚にしまいっぱなしになっていた本。自己啓発本を気嫌いしていた時期が長かったのですが、ようやく読めました。
    影響を受ける受けないは別として、人生との向き合い方って色々あるんだなぁと改めて思いました。
    『人生とは線ではなく連続する刹那』
    何かを目標にしたり、最終到達点を決めてしまうと、挫折した時に戻れなくなる。一瞬一瞬を生きることが人生を豊かなものにすると。
    こんな聖人にはなれっこないので、参考にしまーす。

    • きたごやたろうさん
      「いいね」ありがとうございます。

      こちらの作品オイラも読了致しました!
      「いいね」ありがとうございます。

      こちらの作品オイラも読了致しました!
      2025/05/02
  • 【感想】
    アドラー心理学に関する本。これもYouTuber「まこなり社長」のオススメの1冊でした。
    本当に奥深いなぁと読んでいて思いました。
    ただ、正直なところ、本書を1回読んだだけでは、「アドラー心理学の真理」に私は到達できなかったように思います。。。
    (アドラー心理学を習得するのには今の自分の年齢の半分くらいの時間が掛かると言われていますが、納得です。)


    そもそもアドラー心理学とは、「他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学」という定義があるようです。
    この大元の定義から「他人の目ばかり気にするな」という考え方につながり、拠ってタイトルも「嫌われる勇気」となったのでしょう。
    他の心理学(ユングなど)と大きく異なるのは、この考え方を用いて他人の心を読もうとするのではなく、「自分の考え方を変える」というある意味自己啓発的なニュアンスを持っている点なのかもしれません。

    ただ、本書はアドラー心理学について「プレゼン形式」ではなくて、反対派(?)の意見を交えた「対話形式」となっているため、どうしても冗長となり要点を掴むのが難しかった・・・・
    そもそも「青年」の反論は本作に必要なのかな?
    読み手の僕としては、アドラー心理学がどんなものかをザックリ知りたかっただけなので、不要かなーと思いました。
    ていうか、なによりも「青年」の反論1つ1つがヒステリックすぎてイタイというか単純にウザイ(笑)
    アドラー心理学を知るイイきっかけにはなるけども、もう少し深く知りたい読者にとっては少々物足りない1冊となるかもしれません。

    また、繰り返しになるが、もはや哲学なのじゃないかというレベルに奥が深い・・・・
    他人に関心を持ちすぎるなという反面、決して自己中心的になれというわけでもない。
    「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える事が鍵となる。
    「他人から何かを与えてもらう」のではなくて「自分が他人に何で貢献できるのか」を考える。
    だけど、他人の目を気にしちゃいけない。
    などなど・・・・書いてあることが相反する事ばかりなので、「結局、何をすればいいの?」って頭が混乱してしまいました(笑)

    結局、本書の後半にあった、「(目の前の小さな共同体から)嫌われる勇気」が重要ポイントなのかなーと思いましたが、一度読んだだけでは理解しきれないくらい奥が深い1冊でしたので、再度チャレンジしようと思います。


    【内容まとめ】
    0.アドラー心理学とは、「他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学」

    1.世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである。
    だから、人は変われるし、誰しも幸福になることができる。
    それなのに、自分の主観が入るせいで、自らが世界や人生を複雑なものにしてしまっている。

    2.「原因論」と「目的論」
    アドラー心理学では、トラウマ(原因論)を明確に否定している。
    原因と結果の因果律として、結果に対して多少の影響はあるとしても、それがすべて結びつくわけではない。
    一方、目的論は、自身の「目的」に対して後付けで「原因」を探し出し、ある種強引に結びつけていることを言う。

    3.人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
    アドラー心理学の根底に流れる概念。
    他者の存在を前提として、比較してしまうから悩みが生じる。
    また、対人関係を消してしまうことなど出来ないからこそ、悩みが生じる。

    4.すべての人は、「同じではないけれど対等」
    健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるのではなく、「理想の自分との比較」から生まれるもの。
    対人関係の軸に「競争」があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができない!

    5.権力争いに乗ってはいけない。いかなる挑発にも乗ってはいけない。
    もしも相手に面罵されたなら、その人の隠し持つ「目的」を考えよう。
    もし相手が「勝つことによって自らの力を証明したい」ことが目的ならば、それはもはや「権力争い」へと突入してしまう。
    相手の目的が議論ではなく権力争いであるなら、いち早く争いから降りてしまえばいい。

    6.「怒りという道具に頼る必要がない」と思え!
    怒り以外のコミュニケーションツールを用いよう!

    7.アドラー心理学の鍵概念「共同体感覚」
    あなたは共同体の一部であって、中心ではない。
    「わたし」は世界の中心に君臨しているのではない。
    「わたし」は自分自身の人生の主人公でありながらも、あくまで共同体の一員であり、全体の一部でしかないのです。

    だからこそ、他者を「わたしのために何かしてくれる人」と捉えず、「わたしはこの人に何を与えられるのか?」を考えなければならない。
    所属感、自らの居場所は与えられるものではなく、自分の手で獲得していくものである。

    8.アドラー心理学の鍵概念「共同体感覚」
    「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える。
    あなたは共同体の一部であって、中心ではない。「わたし」は世界の中心に君臨しているのではない。
    「わたし」は自分自身の人生の主人公でありながらも、あくまで共同体の一員であり、全体の一部でしかないのです。

    だからこそ、他者を「わたしのために何かしてくれる人」と捉えず、「わたしはこの人に何を与えられるのか?」を考えなければならない。

    所属感、自らの居場所は与えられるものではなく、自分の手で獲得していくものである。

    9.(目の前の小さな共同体から)嫌われる勇気
    目の前の小さな共同体に固執することはありません。もっと大きな共同体が、世には必ず存在します。
    もしあなたが異を唱えることで崩れる程度の関係なら、最初からなくても良い。
    関係が壊れることだけを恐れて生きるのは、他者のために生きる、きわめて不自由な生き方なのです。



    【引用】
    p115★
    ・アドラー心理学とは、「他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学」です。


    p3
    ・世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである。人は変われる、誰しも幸福になることができる。
    それなのに、自分の主観が入るせいで、自らが世界や人生を複雑なものにしてしまっている。


    p30
    ・「原因論」と「目的論」
    自分の過去の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって自分を決定する。
    アドラー心理学では、トラウマ(原因論)を明確に否定している。
    原因と結果の因果律として、結果に対して多少の影響はあるとしても、それがすべて結びつくわけではない。
    一方、目的論は、自身の「目的」に対して後付けで「原因」を探し出し、ある種強引に結びつけていることを言う。


    p52
    人は色々不満があったとしても、「このままの自分」でいることのほうが楽であり、安心である。
    つまり、変わる「勇気」が足りていない。
    だから変わることが難しい。


    p71
    ・人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである
    アドラー心理学の根底に流れる概念。
    他者の存在を前提として、比較してしまうから悩みが生じる。
    また、対人関係を消してしまうことなど出来ないからこそ、悩みが生じる。


    p76
    ・我々を苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく「主観的な解釈」なのである。
    事実はあくまで客観的である事が多いが、その事実に対して自分自身がどのような意味づけを施すか、どのような価値を与えるか?

    「客観的な事実」は動かせないが、「主観的な解釈」はいくらでも動かすことができる!


    p79
    ・「優越性の追求」と「劣等感」
    優越性の追求:向上したいと願う、理想の状態を追求する。

    人は誰しもギャップを感じ、その状態から理想に向けて脱したい、向上したいと願う普遍的な欲求を持っている。
    アドラーは、「優越性の追求も劣等感も病気ではなく、健康で正常な努力と成長への刺激である」と述べている。
    劣等感もまた、使い方を間違えなければ努力や成長の促進剤となる。

    「劣等感」と「劣等感コンプレックス」を混同しないように。
    劣等感それ自体が悪ではない。自らの劣等感をある種の言い訳に使い始める「劣等感コンプレックス」こそが悪なのである!


    p86
    ・優越コンプレックス
    →あたかも自分が優れているかのように振る舞い、偽りの優越感に浸る事。
    「劣等感コンプレックス」に我慢できなくなってしまった時、「できない自分」を受け入れる事も改善するアクションもしなかった場合、「優越コンプレックス」に人は陥ってしまう。

    すぐに自慢話に興じてしまうのも、一種の「優越コンプレックス」である。
    自信がないからわざわざ言葉にしてしまい、ことさら誇示してしまうのである。


    p92★
    ・すべての人は、「同じではないけれど対等」
    健全な劣等感とは、他者との比較の中で生まれるのではなく、「理想の自分との比較」から生まれるもの。

    対人関係の軸に「競争」があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができない!


    p104
    ・権力争いに乗ってはいけない
    いかなる挑発にも乗ってはいけない。
    もしも相手に面罵されたなら、その人の隠し持つ「目的」を考えよう。
    もし相手が「勝つことによって自らの力を証明したい」ことが目的ならば、それはもはや「権力争い」へと突入してしまう。
    そして自身が勝ったとしても、そこで終わらず次の段階である「復讐」「報復」という段階に突入してしまうだけである。

    ではどうする?
    相手の目的が議論ではなく権力争いであるなら、いち早く争いから降りてしまえばいい。
    「怒りという道具に頼る必要がない」と思え!
    怒り以外のコミュニケーションツールを用いよう!


    p109
    ・アドラー心理学「人間の行動面と心理面のあり方について」
    行動面の目標
    →自立すること、社会と調和して暮らせること。
    心理面の目標
    →「私には能力がある」という意識、「人々は私の仲間である」という意識


    p158
    なぜ「承認欲求を得たい」という不自由な選び方を選んでしまうのか?
    それは、誰からも嫌われたくないからである?


    p168
    ・他人を変える事は不可能
    わたしは「父を変えるため」に変わったのではありません。それは他者を操作しようとする、誤った考え方です。
    わたしが変わったところで、変わるのは「わたし」だけです。その結果として相手がどうなるかはわからないし、自分の関与できるところではない。

    他者を操作する手段として自分の言動を変えるのは明らかに間違っています。


    p181
    ・「自己への執着」を「他者への関心」に切り替える。
    「他者からどう見られているか」ばかりを気にかける生き方こそ、「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルなのです。
    「わたし」に執着している人は、すべて自己中心的です。

    p187
    ・アドラー心理学の鍵概念「共同体感覚」
    あなたは共同体の一部であって、中心ではない。
    「わたし」は世界の中心に君臨しているのではない。
    「わたし」は自分自身の人生の主人公でありながらも、あくまで共同体の一員であり、全体の一部でしかないのです。

    だからこそ、他者を「わたしのために何かしてくれる人」と捉えず、「わたしはこの人に何を与えられるのか?」を考えなければならない。

    所属感、自らの居場所は与えられるものではなく、自分の手で獲得していくものである。


    p194★
    ・(目の前の小さな共同体から)嫌われる勇気
    目の前の小さな共同体に固執することはありません。もっと大きな共同体が、世には必ず存在します。
    もしあなたが異を唱えることで崩れる程度の関係なら、最初からなくても良い。
    関係が壊れることだけを恐れて生きるのは、他者のために生きる、きわめて不自由な生き方なのです。


    p198
    ・賞罰教育の否定
    アメとムチどちらにしても、背後にある目的は「操作」であり、そこには縦の関係が存在する。
    しかしアドラー心理学では、あらゆる「縦の関係」を否定し、すべての対人関係を「横の関係」とすることを提唱している。
    そもそも劣等感とは、縦の関係の中から生じてくる意識である。
    「同じではないけれど対等である」という横の意識を築くことが必須。


    p202
    ・「命令」ではなく「勇気づけ」を。
    横の関係に基づく援助のことをアドラー心理学では「勇気づけ」と読んでいる。
    課題に立ち向かうのは本人であり、またその決心とアクションも本人である。
    「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」というアプローチ。


    p204
    ・いちばん大切なのは、他者を「評価」しないということ。
    横の関係を築けているのならば、素直な感謝や尊敬、喜びの言葉が出るはずである。
    人は感謝の言葉を聞いた時、自らが他者に貢献できたことを感じる。

    そして、人は「自分には価値がある」と思えた時にだけ、勇気を持てる!
    他者からの評価ではなく、自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えたときに、人は自らの価値を実感できるのである。


    p212
    「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく」


    p252
    ・結局のところ、「幸福とは貢献感」なのである。
    「わたしは共同体にとって有益である」「わたしは誰かの役に立っている」という思いだけが、自らに価値があることを実感させてくれるのだ。


    p263
    ・計画的な人生など、必要か不要かという以前に、そもそも不可能である。
    人生は「いま」という刹那の連続なのである。
    人生は「線」ではなく「点」の連続なのである。
    よって我々は、「いま、ここ」に生きることしかできない。


    p275
    ・この刹那を真剣に生き切る勇気を持とう。
    人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと。
    過去あるいは未来を見て、人生全体にうすらぼんやりと光を当てて、なにか見えたつもりになること。
    そうすることで、かけがえのない刹那の「いま」を逃してしまっている。


    p278
    ・一般的な人生の意味はない。人生の意味は、あなたが自分自身に与えるものだ。
    刹那の連続の人生は、何が起こるかわからない事と常に隣合わせ。だからこそ、この一瞬一瞬を意識して生きよう。

    • 八幡山書店さん
      きのPさんの読まれたこの本買ってみました!読んだらまた感想書きます!
      もしよろしければ教えて頂きたいのですが、先日感想書いた反応しない練習と...
      きのPさんの読まれたこの本買ってみました!読んだらまた感想書きます!
      もしよろしければ教えて頂きたいのですが、先日感想書いた反応しない練習と似たような仏教の教えとマインドフルネスに触れた本を探しています。何か良い本はありますか?
      2021/02/26
    • きのPさん
      八幡山書店さん
      コメント有難うございます!ベストセラーの名に恥じない良い作品だと思いますので、お楽しみ下さい!(^^)

      「反応しない練習」...
      八幡山書店さん
      コメント有難うございます!ベストセラーの名に恥じない良い作品だと思いますので、お楽しみ下さい!(^^)

      「反応しない練習」に似た作品、ですか…
      すいませんが、「仏教的思想×マインドフルネス」だと、僕はこの作品しか思い当たりません…
      「マインドフルネス」に特化した作品であれば色々とありますが、今のところオススメできるのは「反応できる練習」だけですね(>_<)

      ちなみに、マインドフルネスではありませんが、ストレスマネジメントやメンタルケアのための本、いわゆる自己啓発関連でしたら沢山オススメがあります!

      ジョンキムさんの「時間に支配されない人生」、(少々クセがありますが)見城徹さんの「憂鬱でなければ仕事じゃない」、あとは読んで1番スカっとしたのはテストステロンさんの「筋トレが最高のソリューション」シリーズですね(^^)

      いずれも好みがあると思いますので、ご参考頂ければ幸いです。
      2021/02/26
    • 八幡山書店さん
      返信ありがとうございます!
      なるほど…それだけこの本が価値あるということになりますね。
      筋トレが最高のソリューションは気になってました!その...
      返信ありがとうございます!
      なるほど…それだけこの本が価値あるということになりますね。
      筋トレが最高のソリューションは気になってました!その他紹介してもらったのも含めて読んでみます^_^
      2021/02/26
  • アドラー心理学
    アルフレッド・アドラーの教えを伝えるため、
    哲学者と青年の対話篇形式という形でお話が進んでいきます。
    その手法が、読み手にとてもわかりやすく、理解しやすいです。
    私は、本書に出てくる青年の考え方そのものでした。考え方をぐるっとひっくり返してもらった感じです!
    今、出会えたことに感謝。

    「世界はシンプルであり、人生もまたシンプルである。」

  • 自分の存在意義。考え方。新たな視点を与えもらった。勇気が出る作品。今を丁寧に生きる、その尊さを実感したい。

  • ◆◇━━━━━━━━━━━━
    1.この本を選んだ目的 
    ━━━━━━━━━━━━━◆
    仕事において、部下との関わり方が、よくない状態になっています。自身が思っている状態とは乖離があるようなので、部下との関わり方を改善していく必要があります。
    そこで、いくつか本を読みながら、どのように行動していくことが望ましいかを、振り返りたいと思い、まとめて手にした中の1冊になります。
    「好かれようとしているのではないか?」「その思いによって望ましい行動がとれていないのではない?」という思いがあり、ヒットしたこの作品から読み始めました。

      
    ◆◇━━━━━━━━━━━━
    2.概要
    ━━━━━━━━━━━━━◆
    アルフレッド・アドラーの思想を、哲人と青年の対話を通じて、第三者の読み手にも伝えていく形になっています。この作品を読むと、アドラーの思想に触れることができます。入門書的な感じですね。


    ◆◇━━━━━━━━━━━━
    3.感想
    ━━━━━━━━━━━━━◆
    ちょっと宗教チックに感じるのと、青年が最後の最後で、アドラー心理学を受け入れてしまうのが、物語的にはびっくりでした(笑)
    サクッと読める感じではなく、?マークが何度か出てくるので、しっかり自分なりの解釈を挟みながら落とし込んでいくのがいいと思いました。


    ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━
    4.具体的にどのような点を学習したか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
    要約すると、今にスポットをあてて、今を生きることに注力することが大切であり、他人がどう思うかではなく、自身がどうなりたいのかに向けて努力すること。そして、他者に対して貢献していくことを意識することが、なにより一番重要なこと。


    ◆◇━━━━━━━━━━━━━━━━
    5.具体的にどのような行動をするか?
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
    他者貢献は意識していますが、きっと、仕事においては、その意識が低いのかもしれません。人を見下しているつもりはありませんが、私が意図するような結果にならない行動をするメンバーに対して、貢献するという意識がゼロなのかもしれないです。
    どうすれば、メンバーが望む形となるように動くことができるのかを、時間を設けて考える、そして話し合うことを、まずはできるようにしたいと思います。

    • Manideさん
      ベルガモットさん、コメントありがとうございます。

      いろいろ考えますよね〜。全ての不満は、対人関係からであるとこの本では語られています。
      こ...
      ベルガモットさん、コメントありがとうございます。

      いろいろ考えますよね〜。全ての不満は、対人関係からであるとこの本では語られています。
      この本では対人関係のタスクを3つに分類していて、仕事の対人関係は一番簡単と言っています。それがちょっと面白かったです。


      ・3つに分類
      ①仕事のタスク
      ・仕事の対人関係はもっともハードルが低い。
      ・成果というわかりやすい共通の目標があるので、少しくらい気が合わなくても協力できるし、協力せざるをえないところがある。
      ・仕事の一点によって結ばれている関係であるかぎり、就業時間が終わったり、転職したりすれば、他人の関係に戻れる。

      ②交友のタスク
      ・仕事のように強制力が働かないだけに、踏み出すのも、深めるのも難しい関係。
      ・友達や知り合いの数には、なんの価値もない。

      ③愛のタスク
      ・愛のタスクがもっとも難しい。

      愛は深いですね(笑)
      2023/12/02
    • hibuさん
      こんにちは!
      私も最初読んだ時はよくわからない部分もあったのですが、続編の「幸せになる勇気」を読んで、だいぶ腹落ちしました。
      せっかくなら手...
      こんにちは!
      私も最初読んだ時はよくわからない部分もあったのですが、続編の「幸せになる勇気」を読んで、だいぶ腹落ちしました。
      せっかくなら手に取ってみてください^_^
      新天地でのご活躍を祈念しております!
      2023/12/02
    • Manideさん
      hibuさん、ありがとうございます♪
      まさに、他者貢献ですね。教えていただいた私が言うのは変ですが(笑)

      続編あったんですね〜、まったく知...
      hibuさん、ありがとうございます♪
      まさに、他者貢献ですね。教えていただいた私が言うのは変ですが(笑)

      続編あったんですね〜、まったく知りませんでした。
      早速、図書館で予約したので、時間をおかずな読みたいと思います。ありがとうございます(_ _)
      2023/12/02
  • 街中図書館にて

    前から読みたかった本 街中図書館はとても素敵なのですが、借りて行くことができないのでメモを取りながら真剣に読みました

    最初は青年の否定がすごくてびっくりしたけど、だんだん慣れてきました

    原因論ではなく目的論
    怒りは出し入れ可能な道具
    私が正しいと確信した時には、すでに権力争いに足を踏み入れている
    人生のタスク→行動・心理面の目標
    課題の分離→これは誰の課題なのかを考え、冷静に       線引きすること
    自分は世界の中心ではなく、全体の一部
    共同体感覚

    特に響いたのは褒めてはいけない、叱ってもいけない  どうして??と不思議だったが
    褒める=能力のある人が、能力のない人に下す評価
    縦の関係

    横の関係に基く援助→勇気づけ

    他者を行為のレベルでなく、存在のレベルで見る

    人に貢献することが幸福

    そして、普通であることの勇気

    人生は点が連続する刹那 いま、ここ を真剣に生きる

    たくさんの学びがありましたが、一回では理解で気ないと思うので、行動に落とし込むことを意識していきます

    子育てにも必要なアドバイス満載で、変われると思って今を大切に、充実して生きていこうと思いました

  • ついに、ついにですよ!
    ついに手を出しました、嫌われる勇気。
    様々な自己啓発本、マインドフルネスの本に手を出しては、「まあ、それができなくて困ってるんだけどね~」に落ち着いてきた。

    結局、変わることが怖かっただけだ。
    でも長年変わることを怖れた結果、結局今回の帰省でもすごく嫌な思いをして、いい加減これはさすがにしんどいと思ったのだ。あと何年これを繰り返すのだ、と。

    東京で快適に過ごせるのは、自分の人生を生きれるからだ。
    実家が苦しいのは、その時間、他人の人生を生きているからだ。

    アドラー心理学でよく言われる「課題の分離」
    わたしは仕事ではこれをそれなりに使いこなし、仲間を信頼し、他者貢献を感じ、幸福を感じることができている。
    今の仕事を選択する際、辛かった過去を、これからの自分がそれをどう使っていくか、という武器へと変換し、過去のトラウマに支配されるのではなく、活用することで「自分の人生を選択した」のだ。
    (ただ、問題は、今の仕事の特性上、他者貢献すること≒自分の承認欲求を満たすこと、になっている可能性である。結局は、まだまだ自分自身に執着して、自分しか見ていない人間なんじゃないか、と思えてくる。)

    でも、仕事でそれなりにやれていること、つまり、変化を恐れず、自分の価値観(専門性)を信じ、課題を分離し、ストレスを感じながらも幸福を感じられるというはものすごいことで、現状には感謝しかない。
    今度はこの感覚を、感触を、プライベート、というより実家にやればいいだけだ。
    とはいえ、距離が近いと、やはりお互いに課題の分離って難しい。というか、いい歳なんだからいい加減実家実家言ってるなよ、と思う。だけど、年始はどうしても考えちゃう。物理的に距離があるっていうのは大事。

    これは最近よく見る精神科医の益田Dr.の動画なんですが。
    https://www.youtube.com/watch?v=S30Hi9NRX0w

    実家には帰らなくていい、と断言してくれてます。
    過去やしがらみにがんじがらめにされている人は、勇気をもらえます。

  • 3回目の通読。
    たぶん家の中のどこかにあるのだけど、どんなに探してもなぜか見つからないので古本を購入して読んだ。
    その価値はあったと思う。

    やはりこの本名著なんだと思う。
    アドラー心理学に関する本を何冊か読んだが、ダントツでわかりやすく腹落ち感がすごい。
    なんせ、世界で約40の国と地域に翻訳され、1350万部売れてるとのこと(2025年5月の読売新聞による)。


    アドラー心理学は勇気の心理学、使用の心理学であり、フロイトなんかに比べると哲学に近い。

    ・自由とは他者から嫌われること
    ・幸せとは貢献感

    この2つの重要なテーゼは一見相反するのだけど、この一冊を読み終える頃にはしっかり繋がる。
    そして、人生を主体的に生きるための羅針盤となりうる。
    なんせ、人生は自分によってしか変わりえない!

    読めば読むほど生きることがラクになる。
    一生繰り返し読む気がする。

    ♫ Wait & See 〜リスク〜/宇多田ヒカル(2000年)

  • 著者、岸見 一郎さん(1956~)と古賀史健さん(1973~)の作品、ブクログ登録は2冊目。

    で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょうー。

    ---引用終了


    2025年5月11日の聖教新聞に、著者、古賀史健さんが登場。
    本作は、世界累計で1300万部を突破したとか。

    • seiyan36さん
      totty さん

      コメント、ありがとうございます。

      啓発本といいますか、64歳の今となっては、そうだよなあ、という感じで、普通の...
      totty さん

      コメント、ありがとうございます。

      啓発本といいますか、64歳の今となっては、そうだよなあ、という感じで、普通の読書になってしまいます。

      本書は各国で読まれているようで、若い方々には大いに期待したいと思います。
      2025/05/18
    • totty さん
      seiyan36さん

      コメントいただきありがとうございます。
      私は40歳になります
      サラリーマン社会の真っ只中。
      読んでいる時だけでも、嫌...
      seiyan36さん

      コメントいただきありがとうございます。
      私は40歳になります
      サラリーマン社会の真っ只中。
      読んでいる時だけでも、嫌なことを忘れて本に夢中になれたらと思っています
      2025/05/18
    • seiyan36さん
      totty さん

      再度のコメント、ありがとうございます。
      まだまだ大変なことが多いと思います。
      本作も、夢中になれると良いですね。
      totty さん

      再度のコメント、ありがとうございます。
      まだまだ大変なことが多いと思います。
      本作も、夢中になれると良いですね。
      2025/05/18
  • 劣等感いっぱい。何をしてもあんまり上手くできない。自分の事もたいして好きではないし。他人の目は気になるし、、、。
    そんなんだから、序盤の『目的論』や『「不幸であること」が自身にとっての「善」だと判断した』などなどを読んでいると、いろいろ思い出し「うわぁ~なんか辛くなってきた」と思いながら考えさせられた。
    しかも『「他者からどう見られているか」ばかり気にかける生き方こそ「わたし」にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイル』ときた。もうその通り。何より自分が傷つくのが一番嫌なのよ。ただ『対人関係のカードは常に「わたし」が握っている』には目から鱗でした。
    これから、いろいろな人生の課題をふまえ『他者貢献』を指針として『「いま、ここ」を真剣に生きる』を意識していきたい。

    このフワッとした感想で分かるかと思いますが、、、。私は、自分の中に落とし込むのに何回か読まないとダメそうです。今までの自分には無かった考え方だったので。だからこそ、とても勉強になりました。

  • 日本の組織に入ると、「好かれる」行動をしないといけない、
    そんな圧力を24時間感じるようになります。

    なぜなら、「好かれない」と「みんな」から仲間外れにされたり、
    イジメられたりするからです。
    ここでいう組織は、人が集まる場所で、
    これは学校でも会社でも変わりません。

    この本がよく売れた理由は、日本では他人から嫌われたら、
    生きていけないと思っている人がたくさんいるからです。
    この背景にあるのは、日本人は世界中の国の中で、
    最も失敗に対して恐怖心が強い人たちだからです。
    これは、国民性と言っても、よいと思います。

    アドラー心理学の役割は、「失敗」に対して、
    肯定的になれる見方を教えてくれることです。
    言い換えれば「失敗してもいいんだよ」と教えているくれる心理学ということです。

    人生の中で失敗は、たくさんあります。
    その中で日本人にとって、他人から「嫌われる」ことは、最大の失敗の一つです。
    しかし、嫌われることを恐れてはいけません。

    今、世の中には、ますます「嫌われるのを怖がっている人」を見つけて、
    イジメるのが好きな人がたくさんいます。

    学校や会社やそして家族まで、
    嫌われるのを怖がっている人を「失敗者」と判断してイジメています。

    でも嫌われたっていいんです。
    失敗したっていいです。
    日本社会では失敗や嫌われることが、凄くネガティブに捉えられていますが、
    世界では、「とても良いこと」として捉えられています。

    なぜなら、失敗した人は、積極的に行動したからです。
    嫌われた人はは、自分の意見や存在をみんなに表明したからです。

    だから生きるのに苦しむ必要はありません。
    それは、アドラーが一番、この実践心理学の体系を作って言いたかったことです。

    このアドラーが残してくれた大きな価値あるメッセージは、
    今の日本で、苦しんでいる人に、希望を与えてくれるものだと思います。

  • 前から読もうと思っててやっと読めた〜!
    最近アドラー心理学の別の本も読んだが本書でさらに理解が深まった。

    「青年」がすぐに怒るので初めは読んでて疲れてしまったが途中から青年が怒るのは青年の問題であるというアドラー心理学の考えによって無事最後まで読めた。笑

    「他者に貢献すること=自分の幸福に繋がる」とか「過去や未来ではなく"今"を生きる」とか「自分次第で世の中の見え方が大きく変わる」いうような内容はこれまで読んできた本にもたくさん書かれていたけど、この本ではアドラー心理学をベースに対比や具体例を用いてわかりやすくまとめられていた。
    身近なちょっとした悩みや、先日友人から相談されたことなどをアドラー心理学に基づいて考えてみたら…おぉ!すべて解決するではないか(笑)
    一度に納得とまではいかなくても、少なくとも悲観的になって落ち込んだり相手にイライラして喧嘩になることは避けられるだろう。

    ベストセラーになるだけあって良い本でした!

  • おもしろい!!!
    そしてもう少し早く出会えていればよかった。

    哲人と青年の2人の対話で話は進む。この設定が難しい話を分かりやすくしてるように思う。今の自分が青年寄りか哲人寄りかで読了感や解釈が変わりそう。

  • アドラー心理学の思想を、哲人と青年との対話形式で説いた自己啓発本。

    タイトルの『嫌われる勇気』も去ることながら、
    平たく言うと、なかなか尖った思想」だなぁ・・・というのが率直な印象だが、考え方の一つとしてはとても面白かった。

    ただ対話形式で進む為、読者側で整理しながら読み進める必要がある。まぁ、読んですぐに実践出来そうな単純な内容ではないんだけど。特に、青年の激情に駆られる場面が多いので、そこだけは好みでなかった。

    人間関係に悩む人、というか悩みの殆どは人間関係だと思うので、誰しも手に取ってみて欲しい一冊。
    何かしらのヒントや気づきが得られると思う。


    以下、印象に残ったフレーズを幾つか

    「すべての人間は、(同じでは無いけれど、対等)です。今の自分よりも前に進もうとすることにこそ、価値があるのです。」

    「対人関係の軸に(競争)があると、人は対人関係の悩みから逃れられず、不幸から逃れることができません。」

    「一緒にいて、どこか息苦しさを感じたり、緊張を強いられるような関係は、恋ではあっても、愛とは呼べない。人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を保持する必要にも駆られず、平穏な、極めて自然な状態でいられる。本当の愛とは、そういうことです。」

    「我々は他者の期待を満たすために生きているのでは無いのです。あなたは他者の期待を満たすために生きているのではないし、私も他者の期待を満たすために生きているのではない。他者の期待など満たす必要は無いのです。」

    「自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる、最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について、他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。」

    「人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。過去を見て、未来を見て、人生全体にうすらぼんやりとした光を当てて、なにか見えたつもりになることです。さあ、人生の嘘を振り払って、怖れることなく「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てなさい。過去も未来も存在しないのですから、いまの話をしましょう。決めるのは、昨日でも明日でもありません。「いま、ここ」です。」

  •  以前から気になっていた本。テレビ番組「あの本、読みました?」で、著者の古賀さんが出演されていたことをきっかけに読みました。
     アドラーの思想(アドラー心理学)が哲人と青年の対話形式で書かれているので、読みやすかったです。青年は激高しすぎるきらいがありますが(笑)、私の浮かんだ疑問を受け取ってくれたかのように、青年がいい感じに質問してくれたからだと思います。
     納得する部分も多い反面、腹落ちしない感じもありました。続編「幸せになる勇気」もあると知り、読んでみたいと思います。

    【印象に残ったフレーズ】
    ・「課題の分離」
     他者の課題には踏み込まない。あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと――あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること――によって引き起こされます。

    ・「いま、ここ」に強烈なスポットを当てよ
     われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべきなのです。過去が見えるような気がしたり、未来が予測できるような気がしてしまうのは、あなたが「いま、ここ」を真剣に生きておらず、うすらぼんやりとした光のなかに生きている証なのです。
     人生は連続する刹那であり、過去も未来も存在しません。あなたは過去や未来を見ることで、自らに免罪符を与えようとしている。過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」になんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。

    ・「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を呑ませることはできない」

    ・「おまえの顔を気にしているのはお前だけだよ」

  • 課題の分離という考え方は、人生にすごく役立っています。
    コントロールできない他者の課題を分離して、コントロールできる自分の課題に専念することで、仕事や人間関係の不安や悩みを少し解消することができました。
    何度も読み返したい本です。

  • アルフレッド・アドラー心理学を、二人の会話形式でまとめた1冊。
    大まかには悩みの原因をなくして、幸せになるためにはどうすればいいか、という内容です。

    そして心理学といっても内容はほぼ哲学のよう。「哲学」と聞いたら難しいのかな?と思ってしまいますが大丈夫です。最後まで会話形式なのと、専門用語がなく、使われる言葉も簡単なものばかりなのですごく読みやすい。
    とはいっても一度読んですべて納得できるわけでもなく、また言わんとすることは納得できても実践が難しいものもあり。しかしその中にも今からでも実践できる教えもある。

    今まで得た知識や経験の端々をちょこちょこと指摘されて諭されているような、元々あなたの中や世間のあちこちにもアドラーの心理学の基礎はあるんだよと導かれているような感触でした。

    そう新しい本ではないのにまだまだ人気なのは納得できました。参考にしたいと思います。



    以下メモとして・・・
    ・目的論
    ・感情の使用
    ・ライフスタイル

    ・悩みはすべて対人関係
    ・劣等感、劣等コンプレックス
    ・人生のタスク

    ・課題の分離
    ・勇気づけ

    ・自己受容
    ・他者信頼
    ・他者貢献

  • ずっと読みたいと思っていた一冊。
    図書館本ですが、購入して何度も咀嚼したいと思います。

    私も年齢を重ねるごとに、仕事でも家庭でも、対人関係において“役に立てた“というのが喜びになっているのを感じていました。特に読んでいてなるほどと感じたのが、“対人関係を上下関係の縦に見るのではなくて横に見る“お互いに対等であると思えたら、へんに肩肘張る必要もなく、相手も自分もありのままで大丈夫と信頼感を築くことができそうです。

    タイトルはインパクトありますが、みんなが読めば、世の中がかなり良いものになるのではないかと思いました。

  • 再読、前回よりは理解できた気がするけど、やっぱり難しい。
    他者の課題に介入せず、自分の課題に介入させない。
    他者から嫌われることをおそれるな。
    なるほどと思うけど、長年積み重ねた承認欲求は、すぐには捨てられそうにない。
    ただ人の顔色や人からの評価ばかり気にする人生はつまらないので、マイペースで楽しく過ごしたいと思った。
    そこから先に進むのは、まだ早いのかも。

  • タイトルと表紙から、いかにも自己啓発本の煽り文句のような印象。
    中身は青年と哲人の対談形式でアドラー心理学について具体例をあげながら続いていくのだが、青年のキャラクターがツンデレ気質であり、興奮して噛み付いてくるのが面白い。
    人生を1本の線とみて物語として見てしまいがちだが、アドラー心理学では点の繋がりと見て、過去や未来に固執する必要はなく、今を生きよ、という。そう考えると、確かに生きやすく感じる。

    他者に対する勇気づけが本当に難しい。
    また、怒りで支配してはいけないというが、その怒りのコントロールもまた難しい。
    この2点について、より深く追求はなされなかったものの、結局は自分自身にゆとりを持つことであり、やはり自分に優しく生きるのが大切であると改めて実感。


    人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。
    バイオリンというダンスを踊ってきた人のなかには、そのままプロになっている人もいるでしょう。司法試験という〜、そのまま弁護士に〜。執筆という〜、作家に〜。もちろん、それぞれ別の場所に行き着くこともあります。でも、いずれの生も「途上」で終わったわけではない。
    ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。p266

    もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。p271

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著者プロフィール

岸見 一郎(きしみ・いちろう):1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。京都教育大学教育学部、奈良女子大学文学部(哲学・古代ギリシア語)、近大姫路大学看護学部、教育学部(生命倫理)非常勤講師、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師を歴任。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆・講演活動を行っている。著書に『アドラー心理学入門――よりよい人間関係のために 』(ベスト新書)『エーリッヒ・フロム――孤独を恐れず自由に生きる』(講談社現代新書) など多数。共著に 『嫌われる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教え』(ダイヤモンド社)がある。

「2025年 『自省のすすめ ひとりで考えるレッスン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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