統計学が最強の学問である[実践編]――データ分析のための思想と方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.72
  • (37)
  • (48)
  • (49)
  • (10)
  • (3)
本棚登録 : 920
レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478028230

作品紹介・あらすじ

◎35万部突破の異例のベストセラーに[実践編]が登場!

平均値の知られざる本質から、代表的な6つの統計手法の使い方、現場での実際の分析手順まで――
[ビジネス×データ分析]の最前線で活躍する著者が、利益に繋がる因果関係を見抜く「洞察の統計学」のすべてを明らかにする。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2018年に読んだ本BEST10

    第9位 :『統計学が最強の学問である[実践編]―データ分析のための思想と方法』

    ・数学者の先生が書いた、ビジネスで統計学を活用するための入門書 第二弾。数年前に読んだ前著『統計学が最強の学問である』は、統計学がどのように世の中の役に立っているのかという事例などが書かれた、入門の入門だったが、今回は、問題の種類ごとにどのようなデータ分析手法を用いるのか、が中心。

    ・自分のSEの業務の中でも、BIツール、機械学習などを扱っているのだけれど、それらと統計学の繋がりが少し分かった気がする。統計学の使用目的には、「(1)現状の把握」「(2)因果関係の洞察」 「(3)今後の予測」があり、(1)が ExcelやBIツールによる「データ抽出・可視化」、(3)が機械学習による「回帰予測」と「クラス分類」。そして、(2)が本著で扱う「洞察のための統計学」である、という点は腑に落ちた。

    ・紹介されている分析手法は、重回帰分析、ロジスティック回帰、クラスター分析など。数式ほとんど無しで概要のみの説明なので、読みやすいのだけれど、正直ほとんど理解は出来ていない。でも、説明変数(入力項目)とアウトカム(出力結果)の種類(質的か量的か)ごとに、どのデータ分析手法を使うか、という表は、今後もっと深く勉強していってから立ち戻ると、重宝しそう。

    ・「データ分析・機械学習の手法の選択」は、近い将来 SEの仕事が定型化・効率化・自動化されて減っていった時でも、機械に出来ない仕事の一つになりそうなので、今の内に統計学を勉強しておきたい。今後も、同分野の本を継続して読んでいくつもり。学生の頃、社会に出て数学が何の役に立つのか、と疑問だったが、今は必要性を実感している。

  • 前半は分かりやすい平均値や中央値の話から始まりどの程度分析結果が正しいのか見極める検定についての説明となり闇雲にデータをたくさん集めようとするビッグデータ処理に警鐘を鳴らす。後半では様々なアウトカム(成果指標)に対応した統計手法を紹介している。一度読んだだけではとても理解できたとは言えないが、統計学の凄さが垣間見えた気がする。

  • To err is human, to forgive divine.
    過ちは人の常、許すは神の業(聖書より)

    最善が何か、自分1人の頭で考えていても「がむしゃらに頑張る」といった程度のアイディアしか生まれないかもしれない。だが世の中にはいろいろな分野で「最善が何か」を明らかにすることだけに命をかけてる人たちがいる。

    おそらく我々がすべきとこの多くは、すでに文献やデータの上では明らかなのである。だがそれを現実のものとして実行するまでのギャップが我々を「最善」から遠ざけているのではないかと思う。

    統計学の素晴らしいところはこうした「最善」への道を最も速く確実に示してくれるところではないかと思う。

    我々は今後何度も間違いを犯す。だがたとえ過ちが人の常だったとしても、最善を尽くし続けられる方法がこの世に存在してるというのは、人間に与えられたずいぶんありがたい許しだと私は思ってる。

  • 統計を難しい数字や数学を使わずに解説したのはお見事。わたしの力量だと、標準偏差や分散の話までがやっとでした。巻末は、Σの使い方なんかが、前提でさっぱり分からず。
    どうも、自分の力量不足を自覚してしまう一冊でした。でも、これが分かるようになると楽しいのだろうなと思いました。いつか成長した後に読み返したい一冊。

  • 統計の実践編ということですが、実際のビジネスでは平均値くらいしか使わず、、。ただ「何となく平均値を出す」から、「意図的に平均値を出す」ことが出来そうです。まずは実践するためにも自信を持って平均値を使いたいと思います。

    今後分析する機会があれば、その都度当てはまる章を熟読しようと思います。

  • 三沢英貴先生 おすすめ
    30【専門】350.1-N

  • 最近読んだ統計学の本の中で1番面白かった。
    統計学をビジネスとしてどう活用するのか?が非常に丁寧に書かれており、ビジネスマンは是非読んだ方が良い1冊だなと思いました。

  • 三沢英貴先生 おすすめ
    21【専門】350.1-N

  • ◯1つの説明変数と1つのアウトカムとの間の関係性だけを分析してしまうと、見落としていた別の要因によって結果が歪められている、ということがしばしばある。(202p)

    ★終章のビジネスで用いる場合の分析の手順が本書のキモであると思う。

  • まずは、重回帰分析を最初にすればいいということが分かった。そうすれば一単位増えたらどれだけ増減するのかということがわかり、直観的にもわかりやすくなるからだ。

    因子分析はカテゴリーの縮約に使えることも分かった。類似したカテゴリーがあると、データ的には情報量が増えないので、そういうデータはまとめてしまって、さらに重回帰分析に落としこめばいいということも分かった。

    ただ、肝心なのは、自分の手元にそういうデータがないということである。統計学は最強であるといっても、目的がなければ何にもならないということが分かった。

全62件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1981年、兵庫県生まれ。統計家。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月に株式会社データビークル創業。自身のノウハウを活かしたデータ分析支援ツール「Data Diver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)、『1億人のための統計解析』(日経BP社)など。

「2017年 『ベストセラーコード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

西内啓の作品

統計学が最強の学問である[実践編]――データ分析のための思想と方法を本棚に登録しているひと

ツイートする