- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478028339
作品紹介・あらすじ
部署間対立、出世争い、横暴な上司…社内政治という"理不尽なゲーム"を生き抜く27の鉄則!
感想・レビュー・書評
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ブクログのレビューをきっかけに、こちらの本を読んでみました。
処世術について著者の経験を交え、わかりやすく紹介されています。課長ではなくとも、若手にもオススメの本です。
(課長のポジションになってから突然キャラ変をするのは難しいので、若手の頃からコツコツと「出来るサラリーマン」として立ち回るのが無難。)
飲み会、ゴルフ、タバコ休憩‥どれも参加しない私は社内政治から戦線離脱状態ですが、こういう戦い方もあると知れた一冊でした。
【212ページ抜粋】
エレベーターに乗った時に社長から「最近どう?」と聞かれた時の対応例。
×「はい、頑張ってやらせていただいてます。今月も目標を達成しました。」
→「頑張ってね」しか言えないので、イマイチ。
×「昨日の日経新聞を見たんですが、競合が店舗数値で我が社に迫ってきています。私も危機感をもって仕事に取り組んでおります。」
→「そんなこと知ってる」と相手は思うだけ。
×「市場の変化を感じております。既存店の売り上げが落ちてる中、これからは新規出店よりも、宅配事業など高齢化に適した新規サービスに力を入れるべきではないかと考えております。」
→社長に経営戦略をぶつけてもイマイチ。
◯「最近、ある発見をしました。売り上げを伸ばしている既存店の顧客データを調べたら、どこも高齢者比率が伸びているんです。これは、何かのサインだと思います。」
→現場でしか手に入らない情報。興味がそそられるトピック。もう少し聞きたくなる。
あなたの現場でしか手に入らない情報。経営判断に有益。日頃から経営者の視点でモノを考える習慣を身につける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思ったより良かった。小手先のテクニック論ではなかった。
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仕事における自分のプレゼンス(存在感/影響力)が低いと感じて手にとった一冊。冒頭あるように社内政治は悪という印象が強かったが、イメージが変わった。自分のプレゼンスの弱さというのは社内における自分の立場向上に対して真摯に向き合わなかった結果であり、引いては社内政治に対して無関心すぎたということだったようにも思える。目の前の仕事に取り組むだけでなく、社内のパワーバランスを考え仕事を推し進めて行けるかという点が、強いビジネスマンとしての必須条件のように感じる。
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社畜のマキャベリズム、といった感じ。いえ、褒めてます。非常に勉強になりました。アッサリ読めます。
最終章が「政治に勝つより大切なこと」があるのが腑に落ちました。おすすめ。 -
社内政治を生き抜く極意とは。言うは易く行うは難しだが、心掛けとして知っておくのは悪いことではない。
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会社員ってなんだろうなぁ。。という時に読むと、少し落ち着くし、勇気が出る。しかし誤植が多い本だった。
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為になった。おどろおどろしいけと、これは多分現実。まず誠実に生きること。