問題解決ラボ――「あったらいいな」をかたちにする「ひらめき」の技術

著者 : 佐藤オオキ

• ダイヤモンド社 (2015年2月27日発売)

感想・レビュー・書評

[真田小僧さんの感想 · 2015年10月1日]

多様な視点の作り方。

[おかえりさんの感想 · 2015年9月11日]

デザイナー本人の考えの整理のしかたをつらつらと書き連ねた文章。
なのでタイトルや見出しがいかにも読み手の問題解決する頭の整理に役立ちそうな雰囲気を醸しているわりに、デザイン自体が問題解決の手法であるという主題なのであって、自分で問題解決したい人とかデザイン以外に応用できると思って手に取ると違う。その辺の乖離にモヤっとしてしまった。
売れっ子デザイナーを目指す人や仕事を頼みたいなと思ってる人にはいいかも。

途中で脱落。

[sakuraさんの感想 · 2015年8月21日]

内容薄いが、この本自体のデザインや言葉選びが少し参考になった。さくっと

[tanigretschさんの感想 · 2015年8月14日]

思った感じと違った。好き嫌いがわかれる本だと思う。
自分には合わなかった。

[とろさんの感想 · 2015年8月9日]

ハウツーというより、エッセイに近い。
普段心がけてることや感じることを自分の仕事を踏まえて説明するかんじの書籍。

文体がかなりくだけているので、それもあってエッセイに近いと感じる。

確かにデザイナーならでは、の切り口もるけど、
「問題設定をする」「アウトプットを出す」「解決する」「伝える」「付加価値をつける」っていうのは普通のサラリーマンにも心がけながら仕事を進めたいスキル。

[cielさんの感想 · 2015年7月7日]

THE男性の文章。
時々ぶっこんでくるネタやオチがつまらない…おあとがよろしくなくて結構な頻度で読後にモヤっと感を残される…

本人のプロダクト写真もあまりおぉ！って思うものがなくて、私の感性とはあまり合わなかったみたいです。

多面的なものの見方をうたうわりには、ちょいちょい自分の考え以外を認めず、自分のものの見方に捻じ曲げて理解としている部分も見受けられる気がします。

[hazelnuts2011さんの感想 · 2015年7月4日]

「デザインとは、単に何かをカッコよくすることが目的ではありません。人に対して何かを『伝える』ための手段です。」。問題解決とデザインをリンクさせるヒントがこの文章に凝縮されている。たとえば机を片づけるとしよう。片づければきれいになりカッコよくなる。しかし5Sの観点での片づけとは「仕事をしやすくする」という問題解決が前提にあり、カッコよくなるのは単にその副産物でしかない。これだけ分かりやすいメタファーでありながら、なぜ今までデザイン思考を持てなかったのか？あるいは持っていることに気づいていなかっただけなのか？

[Miaさんの感想 · 2015年7月4日]

2015/07/04

[fraise15さんの感想 · 2015年7月4日]

この表紙からしてどんな自己啓発本だよとか思っていたら、
今まで読んだ問題解決に関する話ダントツ一番面白かった。
というか、ほとんどのこういう本って、抽象化し切った「こういうことがポイント」みたいなのしか書いていないことがほとんどだけど、
この本にはもっともっと具体的で、作者が自分の頭で考えて腹落ちしたであろう「考え方の一例」が必ず書いてあって、
それがものすごく参考になった。いくつかは、自分自身が考えていたこととの答え合わせもできてすごく納得。
新進気鋭ってだけあるというか、だけじゃないなぁと。

[miyaさんの感想 · 2015年6月30日]

クリエイター、特にモノを作るデザイナーの感覚ってやっぱり面白い。

著者プロフィール

デザインオフィス nendo チーフデザイナー
1977年カナダ生まれ。2002年早稲田大学大学院修了後、デザインオフィス nendo設立。建築・インテリア・プロダクト・グラフィックと多岐にわたってデザインを手がける。作品はニューヨーク近代美術館（米）・ポンピドゥー・センター（仏）・ヴィクトリア＆アルバート博物館（英）など世界の主要美術館に多数収蔵されている。TOKYO2020の聖火台をデザインし、現在は2024年稼働予定のフランス高速鉄道TGV新型車両のデザインに取り組むほか、2025年大阪・関西万博 日本政府館 総合プロデューサー／総合デザイナーを務める。

「2022年 『半径50メートルのセカイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」