A29 地球の歩き方 北欧 2011~2012 (地球の歩き方 A 29)
- ダイヤモンド社 (2011年5月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478041376
感想・レビュー・書評
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四カ国まわるぞー
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【最終レビュー・1】
13年・9/17(火)BSーTBS放映済『地球バス紀行 フィンランド/ヘルシンキ発 アートの村を巡る』編。内容に関連して。自身でリサーチし著書を選択。図書館貸出。
空気の透き通った空間に包まれながら、フィンランドを訪ねていったといった感じでした。
ナレーションの声が、最初カラカラだったのは、恐らく、勇作先生の撮影中か、直後だったのかな?といった感じで。それは、逆に、勇作先生のエネルギッシュ全開!だったということを証明してますよ。ただ、最終目的地はわずかで。大体、著書でチェックした地域は全て訪問していたので、スンナリ内容に入っていけました。ムーミンがキーワードになってたのは、特に大きかったですね。
テンポよく、終着地域前に訪ねた、ムーミンワールドまでの道のりまで、とんとん拍子で進んでいきましたよ。
では、簡潔ですが、以下からどうぞ。二分割でまとめます。
①ヘルシンキ
街中で、衛兵が楽器を演奏しながら行進する姿を発見。警察官の方に聞くと、毎週金曜日に行われるということで。警察官の方に、オススメの地域「ラウマ(世界遺産)」を勧められ、最終目的地に決める。
出発前に、腹ごしらえで、市場に。サーモンソテー定食(ジャガイモ、人参付)。10ユーロ。
バスターミナルへ出向く前に、街中で、「ガイドストアー」(アートのアトリエ)に立ち寄る。
そこで、ユタさんという女性が、フィスカルス在住(チョコレート屋さんの上に住まいがある)ということで、フィスカルスへ訪問を決め、翌日、現地で、ユタさんと合流することをアポし、バスターミナルへ。
②ヘルシンキ→フィスカルス 夕方発 ここで宿泊
18.7ユーロ 80km 約1時間半
ワールドシュースホテル 132ユーロ
[翌朝]ユタさんと合流
ユタさんがフィスカルスの空気を包み込みながら散策する姿に、ふと惹かれた旅人。何か深く感じたのかもしれません。
まずは、紙職人さんの女性のアトリエに。日本に足を運びスタイルを参考にして、日本スタイルの雰囲気で淡々と作業をされている姿が見ているだけでも伝わってきました。
次は、鍛冶屋職人のアトリエに。男性が寡黙に作業を進めていて。
釘一つを作るのに、「金槌、約100回は叩く」と。それは、飾りに使われるとのことです。
そして、目的の手作りチョコレート屋さんに。
旅人は、「濃いチョコレートケーキ」を。ユタさん曰わく、なんと、1,000カロリーと!結構甘いとのことで。ユタさんは、「ほおずきケーキ」を。
そこで、ユタさんとお別れ。鍛冶屋職人さんの男性から勧められた、トゥルク(今の首都フィスカルスの前の首都だった地域)へ。
バスを待っている間に、気づかない所でユタさんが、バスに自ら乗ってバスを待っている場所へ誘導する行動力。その時のユタさんの、生き生きした明るい表情が、人間味あるインパクトの深さを感じました。
※続きは、上記の著書「フィンランド」にてどうぞ。 -
北欧4カ国の情報がコンパクトにまとまっていて便利。日本人向けの情報が日本語で書いてあり読みやすい。カラフルで写真も多く、ビジュアル的にも読んでて楽しい。
各国の歴史も時代ごとにまとめてあるので、旅行前にざっと読んでおくと旅行をより一層楽しめる。おすすめの観光ルートや市内地図などの情報は事前に観光計画を立てる際に重宝する。
今回は登山やハイキングなど自然観光が主だったので活用する機会は少なめだったが、それでも北欧旅行には必携な一冊。