B22 地球の歩き方 アルゼンチン チリ 2012~2013 (地球の歩き方 B 22)
- ダイヤモンド社 (2011年10月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478041901
感想・レビュー・書評
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【最終レビュー】
※13年 10/18(木) BSーTBS放映済
『ウルグアイ(南米)/コロニア・デル・サクラメント発 東の岬へ』編。内容に関連して。自身で著書を選択。図書館貸出。ウルグアイの箇所のみ。この一冊で。
本当、ページ数が限られ、地域も限られ、果たして、どこへ出向くのやら想像がつかないのが正直な所でしたが…。
実際、ふたを開けてみれば、この通りで、著書で記載されていた
「メイン地域・三本立て」で。
盛り上がるわけでもなく、「ゆっくり、淡々と、至ってシンプル、普通な」バス紀行。「それでいいんじゃないかな、この地域の旅程は」といった印象でした。
ということは、レビューも同様で(笑)で、簡単ですが、後は、イマジネーションを思い起こしてもらえたら。
①コロニア・デル・サクラメント(出発点)
まず目にしたのは、数々の「クラシックカー」の数々。昔の風情の名残が残る街並の雰囲気に合っていています。クラシックカーの車内を覗けば
『レストランの座席(テーブル・イス)』に改装。創意工夫さがあるなといった所でしょうか。
ラ・プラタ川沿いを散策しながら男性のグループに遭遇。何を飲んでいるのかが気になって聞くと
【マテ茶=熱いお湯を入れて、「茶漉しなし」で飲む、現地のメイン飲料。男性達は、ストローで】
誰かに飲んでもらう時は
「自分が飲んでいる分を飲みきった後に、相手に渡して新しく飲んでもらう」という、「習慣」ということで。
実際、飲んでみると
「苦くはない」とのこと。私も飲んでみたくなりました。
*バスターミナルへ向かう途中に
界隈にて。1680年建築の「典型的な建物」に遭遇。
地場地産の「飲食店」があり立ち寄ります。
タナ種のワイン(渋みがある)が有名。様々なチーズも多く作られていたりと…タナ種のワインに入っている、タンニンという渋みが、肉料理にあうと、店主さんが語っていました。
バスターミナルへ向かい、次に向かう地域に。
②コロニア・デル・サクラメント→モンテビデオ
254ペソ 約 ¥1,100
車内にて様々な方達との雑談。
特に印象深かったのは
『現地(ウルグアイ)では、「15歳」で、「社交界レビュー(大人の仲間入り)」』ということです。
まずは、勧められた
(1)『センテナリオ・スタジアム』
1930年 第1回・ワールドカップ(サッカー)開催会場
この時に合わせ、競技場が建設。
スタジアム内にある、「博物館」に入ります。
入場料 100ペソ 約 ¥450
世界中のサッカーの資料館といった所。
「1964年・東京オリンピックのポスター。ウルグアイの選手の写真」が展示されていました。
パリのオリンピックでは、ウルグアイチーム「金メダル」を獲得し、そのメダルも。
[ワールドカップの原点]某有名選手が、お忍びでスタジアムに来ることがあるとのことです。
(2)プエルト市場へ
焼肉屋が多くあるとのことで、こちらへ向かいます。
向かうバス車内、「マテ茶・マイポット」持参の男性と、話のウマがあっていました。
庶民的雰囲気・様々なマテ茶が売られていたりという光景を見ながら、焼肉屋さんが集まるスポットに。
真っ先に目にした、カウンターのお店でいただくことに。
大きいスペースで炭火焼に。次から次へ、自家製の肉の種類の数々を豪快に焼いていきます。
野菜付・豪華ビッグな(骨付肉有)焼肉セット。ただ、見た限り、やはり、[男性向け]でした
780ペソ 約 ¥3,500
ここで宿泊し、終着点へ。
ここは、ウルグアイの「首都」
ということで、ここがベースの内容に。
③モンテビデオ→プンタ・デル・エステ(終着点。通称、東の岬)
約138km(著書より) 204ペソ 約 ¥900
景色の広大さが広がるにつれて、ハイになっていた旅人でした(笑)
アザラシが、近郊の島にいると、バスの車内で親子連れから聞いて、海岸沿いに行き、途中、巨大な「爪」が飛び出した、「砂浜のアート」を真横に見ながら、島に向かう船を探しますが…
ただ、この時は、「強い冷たい南風」で、あいにく、船を出すのが不可能。ということで、ゆっくり海岸沿いを歩いていくと
「15頭のアシカの群れ」が海岸沿いで泳いでいて、海岸沿いのお店の人達がエサをあげたりと
しばらくの「ミニアシカショー」を楽しんでいました。
陸に上がってきた、一匹のアシカ。
実物は、かなり巨大ですね。ただ、表情は、「おっとり」していたので、怖くはないです。
今回、こういう流れで終わりました。
ラストのナレーションの内容のキーワード。特に今回、印象に残っていて
『地球に、「裏も表もない」』
『思うようにいかないのも、「旅の一つ」』
『心の結びつき』
『気さくな人々』
旅人自身の、本当にそう思えた、ちょっとばかりの「叫び」のような感じが、自身、伝わってきたかのようでした。
簡潔になりましたが、これで終わりとします。
ありがとうございました。
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