天空列車 青海チベット鉄道の旅 (地球の歩き方 GEM STONE 59)
- ダイヤモンド・ビッグ社 (2012年5月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478042991
作品紹介・あらすじ
雄大な自然のなかを一路ラサへ。車窓に映る草原、高地に棲む動物たち、聖なる湖、そして圧倒的な存在感で迫る山々。世界で最も高い所を走る鉄道が、あなたを乗せて標高5072メートルを駆け抜ける。
感想・レビュー・書評
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車掌さんとか食堂車のお姉さんとか、みんな笑顔がかわいい。
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チベットに行くなら列車がいいなーと。
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月末にチベットに行くことになり、本で予習。まさにこの青蔵鉄道に乗る予定なので、読みながら鉄道の魅力と美しい写真の数々に目を奪われた。
ちなみに私は大学生のとき、「日本で最も標高が高い駅」である野辺山駅周辺で研究をしていて、最大標高点の線路地帯も行ったことがあるが、本によると、チベットのこの鉄道は、5つの世界一になっているらしい。
1.世界で最も標高が高いところを走る鉄道
タングラ峠が5072メートル
2.世界で最も標高が高い鉄道駅をもつ
唐古拉駅 5068.63メートル
3.世界で最も標高が高い凍土トンネル
標高4905メートル、全長1338メートル
4.世界最長の高原凍土トンネル
標高4648メートル、全長1686メートル
5.凍土で作られた世界最長の鉄道橋 清水河特大橋
全長11.7キロ
野辺山は標高も、1300メートル強だったので、桁違い…笑。
8割は写真の本だが、最後の方に鉄道の解説が書かれていて、いまのように観光客向けの様相で走るようになったのは2006年からだそうで、車内設備なども参考になった。
旅行が楽しみ。
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中国とチベットを結ぶ青蔵鉄道の車内や車窓の風景を写真をふんだんに用いながら紹介している。「いつか行ってみたいな」「行ってもいいかも」くらいの今のところ実行性の薄い旅のガイドブックとしてはいいかも……っていうか、その程度の用途にしかならない。ま、雄大なチベットの景色を楽しめたし、特に行くつもりもないのでいいのです。
この青蔵鉄道は2006年に開通したのだとか、悲願ともいうべき開通だったらしいけど、こうして中国とチベットが近くなることで、近年の度重なる確執の表面化が現れてもいるのだろうなと思うとフクザツ……。
「私の乗ってみたい電車です!」
世界で最も高所を走ると言うだけで、どのような景色を堪能出来るかとワクワクです。私...
「私の乗ってみたい電車です!」
世界で最も高所を走ると言うだけで、どのような景色を堪能出来るかとワクワクです。私も出来るなら一度乗ってみたいです!