“99%の社員”から抜け出す人の考え方 イントレプレナーが日本の未来を創ってゆく。

  • ダイヤモンド社 (2015年4月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784478061510

みんなの感想まとめ

社内起業家精神を育むことがテーマの本は、組織内で自立して働く重要性を教えてくれます。特に、会社の理念と自分の目標を融合させることが、成功への鍵であると感じさせられます。著者は自身の経験を通じて、企業理...

感想・レビュー・書評

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  • 99%の社員から抜け出す人の考え方 を読んで


    まずは自分のライフビジョンを定めることが重要である。自分の心の中の社長とマネージャーをしっかり作ることだ。社長が理念や目標を作りマネージャーがそれを運営していく。会社員には自分の心の中に社長がいない人が多いように感じる。 人生における目標さえ決まれば日常で無駄な時間は一瞬もなくなる。全てを最終ゴールに向けて選択・判断することができるようになるからである。基準がシンプルになる。また、無駄な時間を過ごそうともしなくなる。 そこで筆者の言う精神面で仕事とプライベートを分けることがナンセンスだという話につながってくる。目標がしっかりしている人はここの乖離がほとんどない 。つまり人生における壮大なビジョンなのでプライベートの時間はそれを意識しない、などということはあり得ないのである。「あなたは毎日24時間人生のビジョンを意識していますか?」こういうことを筆者は話していると思われる。
    人生のビジョンがしっかりすることで責任感も生まれてくる。風邪を引いたのは寒いからではなく自分が体調管理を行ったせいだ。 全てを外部要因のせいにしないことは、人生の舵取りの力が自分に戻ってくるような感覚である。それくらいまずは人生のビジョンを定めることが大事である。
    そこから副次的に得られる幸福感もある。自己コントロール感が上がれば幸福度が上がるのである。 まず自分という会社の経営から始めてみよう。 自分自身も家族も友情関係も全てに会社運営の考えは応用できる。

    自分のライフビジョンと会社の理念とを重ね合わせることが大切だ。この会社にいることでどういう成長を自分はできて、また自分の目標に向かってどういうプラスがあるのかをしっかり意識しておくことが重要である。出勤している時、「Why are you here?」を常に考えよう。

    通常の会社勤務で自己成長を常に意識すること。 自己成長を意識して業務ができていれば、実際に得ている給料以上の恩恵を得ることができる。 筆者はそのようにリスクを負わないで良いイントレプレナーを推奨している。 つまり会社から給料以外の「何か」をもらうことを常に意識することだ。アントレプレナーの場合はリスクを負うがその代わり成長も大きい。ただしものすごいスピード感で事業を展開していく社長の側近にいられる場合はそちらの方が成長が早い可能性もある。ただ一般的には責任やリスクを大きく持った方が成長は早い。
    リスクを回避しながら美味しいところだけもらっておこうという考えならばイントレプレナーの方がいいかもしれない。 上手く会社を利用するという発想もいいかもしれない。うまく利用するといっても、活躍し成長することは会社にとってもプラスなので悪いことはしていない。

    マネジメント職に近づく人間は
    ①理念を共有していること
    ②立場が上がっても謙虚でいられること
    が大事だ。
    中国の唐の時代の帝王学という本の内容に似ている。

    ①の理念さえ合わせておけば最終的なみんなのベクトルが一致するのでバラバラになることはない。 皆がバラバラのプロジェクトをやりたい、となって意見が分かれた時も、理念さえ一致していれば同じ方向を向くことができる。それとは逆に理念はバラバラでやりたいプロジェクトが一致しているから一緒にいるグループを見てみると、そのまま別々の道を歩むことになることがほとんどである。家庭も同じことが言える。プロジェクトだけ遂行するのであれば個人事業主の集まりで構わない 。会社組織でいる必要がなくなる。



    会社の都合の転勤などに文句を言わない人が求められるといった記載があったがこれはむごいw
    うまいこと従業員を洗脳させたい社長のズルさだと思うw
    ただ自分でそっちの方が成長できると思えるのならばもちろんプラスである。この本は従業員にも配られているようなので、そこも意識して書いていると思われる。



    社内でのローテーション制度で視座を変える試みは面白いと思った。購買部と営業部などでは別々の方向から同じ出来事を見ている場合が多い。相手の立場に立ってものを見ることの大切さを理解できるだろう。

    スターバックスは理念への共感でアルバイトを動かしている。アルバイトがこのレベルで動けば主体性を発揮しすごい戦力となるだろう。アルバイト一人一人がお店を作っている運営しているという意識が高いというのを聞いたことがある。マクドナルドもこれは同じだ。アルバイトにマネージャーの権力を与えたりするらしい。
    現場スタッフに判断権限を委ねることは次のメリットがある。実際現場に出ているスタッフが一番よく顧客が見えているパターンが多い。その一番現場が見えているスタッフに判断をさせるのは一番良い結果に繋がることが多い。 的確な判断であることが多いし非常にスピーディーである。 変化に柔軟に対応できる。
    ちなみにスターバックスのコンセプトは家庭でも職場でもない第三の居心地のよい場所だ。

    途中に世のため人のために働くという記載があるがこれは詭弁である。有名な心理学者のマズローの五段階欲求というものがある。 まずは自己の欲求というものがある程度満たされなければ社会貢献などに突き進むということは人間はありえないということである。 ガンジーもブッダも元々は強欲の限りを尽くした。
    世のため人のためという概念は権力者がうまく民衆を動かすために使う手段である。戦争の時を見ればよく分かるだろう。お国のためにという使命感や名誉に訴えて突撃させるのである。これに騙されてはいけない。まずある程度のものを全て手に入れてから世のため人のためを目指すべきである。まだ満ち足りていない状態で社会貢献のみを目標にすれば必ず不幸になる。筆者はもうすでにある程度のものを全て手に入れていると思われる。よって世のため人のためを目指せるのである。人にはそれぞれ段階というものがある。 個人的に一番おすすめなのは、世のため人のためではなく自分とその周囲の人間がいかに楽しく生きるか、それが一番である。 その後一通り全てを手に入れてから社会貢献活動していけば良い。自分が楽しくない状態で他社のことを考える余裕はない。

    会社のお金でグロービス経営大学院に行けることはすごくいいことだと思う。俺なら是非行きたい。

  • p60仕事を通じて社会で何をしたいのか?
    何を実現するために働くかという軸
    p101自分をブランド化するのは後付け!ライフミッションの実現に努力すること、それがあなたのブランド、価値になる。

    99%の社員から抜け出すとは社内起業家精神をもち、会社に依存するのではなく自立して仕事にあたる、ということ。
    だけど、本の流れは著者が会社をどのように立ち上げて育てていったのか、という話がメイン。
    タイトルにある"考え方"とは?という話より、細かに会社育成のために取り組んだことが書いてあるので、そういう点は興味深かった。
    人に会いに行ったり、本をたくさん読んだり、いろいろな形で勉強してアウトプットすべく行動されてるところはどの経営者もみなやってることだと思うけど、やはりそういう姿勢は見習いたいものだな、と感じた。

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著者プロフィール

杉元 崇将(スギモト タカマサ)
株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役社長
1967年生まれ、福岡県出身。大学卒業後、1989年に株式会社イトーキに入社。オフィススペース全体の空間設計や、CI(コーポレートアイデンティティ)に伴うオフィス移転プロジェクトなどに多数参画。1995年にウェディングのベンチャー企業に入社後、1997年に30歳で㈱ポジティブドリームパーソンズを創業。現在は、国内外でホテルやレストランの運営、フラワー事業、コンサルティング事業など多数の事業展開をはたしており、社員数740名、売上高144億円を超えた今も「感動創出企業」として成長を続けている。EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー・ジャパン2013年セミファイナリストに選出。直営ホテルが『ミシュランガイド東京・横浜・湘南』のホテル部門で4つ星(パビリオン)を獲得(4年連続)。またGPTWが主催する「働きがいのある会社」ランキングで上位入賞をはたす等、社会からの評価も得ている。

「2016年 『「感動」ビジネスの方程式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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