陰山英男の「集中力」講座―――伝説の教師が教える、脳の実力を120%引き出す方法
- ダイヤモンド社 (2016年1月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478063156
作品紹介・あらすじ
累計1500万人の学力を上げ、集中力を鍛えあげた伝説の教師が、脳の実力を120%上げる方法を伝授。「手帳は年・月・週と別れているものを使え」「突発仕事に対応するための余白の作りかた」「脳を鍛える『没頭時間』を設けよ」「雑念をはらうための『ひとり会議』」など、すぐに使えて今日から人生が変わる本。
感想・レビュー・書評
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TOEICを受ける際、2時間も集中出来ないので集中力を付けたくて読んでみた。
全然思ったような内容ではなかった。
集中力を付けるには、というよりも忙しいビジネスマンの仕事の仕方や自己啓発的な話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館でパラパラと立ち読みした。
・没頭できる趣味で集中を鍛える
・どれくらい時間がかかるのか、見込みを立てて仕事に取り組み、実際と照らし合わせていく
・没頭するには「未来への確信」が必要
・よく眠れ -
集中力を向上させるために試してみたいと思ったのは次の2つ。
①タスクにかかる時間を事前に予測し手帳に書き込んで、タスク終了後実際にかかった時間と比較し、時間精度を向上させる。
②国立公園に行くなど非日常的な体験を定期的に行う。 -
・成果を上げる人は睡眠を犠牲にしない。徹夜勉強して成績トップだった人を知らない。成績トップの人は頭がいいから早く寝られたのではなく、早く寝ていたから頭がよくなった。
・多くの日本人が「集中」と「緊張」を混同している。緊張は集中の最大の敵。成功したメダリストはみなリラックスしている。
・家庭は「経営」するもの。「うまく回す」という意識をもとう。
・仕事は満足や納得を与えてくれるが、幸福は与えてくれない。 -
集中力を保って短時間で効率よく仕事をする秘訣を、抽象的ではなく著者の考える具体的なコツで示されている。成功者が自分の経験から考える成功の秘訣を語るという、ありがちなビジネス本だし、内容に特段なことはなく、ビジネス系の本のどこかに書いてある内容ばかりだけど、逆に非常に簡潔にまとめられているので読みやすい。自分で自分の仕事をコントロールできる、もしくはしなくてはならなくなった中堅会社員に将来に向けての仕事のコツを教えてくれると思います。しかし、余白の多い白い本なので読みやすいことは評価できるとは思うが、内容は薄い。
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仕事は麻薬
趣味を見つける 読書 旅行 国立公園
年間予定から
1日達成をつける
集中を学ぶ
今日の最優先を言える
成功者からまずは学ぶ
休みからつける -
[江東区図書館]
「この本は、「集中力」というタイトルさえついているものの、実はこどもの教育に携わってきた私なりの「ワークライフバランス」への答えなのです。」
筆者があとがきにこう書いてあるように、集中力、というよりも、ライフステージを明瞭化し、より自分の望む目標を可視化して実現化しようという観点から、下記のような内容となっていた。
短い一言づつの格言的なポイント章立てなのでさらりと読めてしまう上に、読んでいる際には「そうそう」、とか「いいな」と思ってもいざ読み終わった際にポロリと内容が抜け落ちてしまう感もなくはないがライトな感じでそれこそ自分を見つめなおす書としていいかも。
・年月週の三種のカレンダーの並行利用を推奨し、先に年間休日予定を書きこませたり、アナログ手帳で俯瞰的に予定を管理させることで、当日の最優先事項を意識化させたり、所要時間を書かせることで時間見積もり力を付けさせ、難しいプロジェクトからこなせと指示する。
・年に二回のひとり二時間(以上)会議を開くことで、10年後のなりたい自分とそれに向けての目標設定を促したり、家族間でも月1回程度の家族会議を重視し、長期休暇時のお出かけの重要度もうたう。
・1-2時間に10分休むことで効率性アップをうたい、睡眠の重要性を語り、予定表をギチギチに詰め込ませないことでフォローや前どり作業を促す。 -
集中力が決定的に不足している息子を、何とかしてちょっとはまともに集中できるようにさせたいと切なる母心で衝動借り(そんな言葉があるのか知らないが)。
う~ん、でも思ってたのとちょっと違ったかな、社会人向けでしたね。
というか、タイトル盛りすぎでは。
1章2章はともかく、3章4章はそれなりに参考になる箇所もあり、読了まで一時間もかからないくらいスカスカでもありますが、まあいいか。 -
「隂山君、仕事は麻薬だ。
やればやるほど上手くいく。
そして人間としてダメになっていく。
家族と健康だけは絶対に粗末にしてはいけない」