どんな仕事でも必ず成果が出せる トヨタの自分で考える力

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 205
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478064597

作品紹介・あらすじ

改善から問題解決、整理、発想、マーケティング、マネジメントまで「秘伝の思考法」を公開!元トヨタマンがストーリー形式で教える、成果をあげるための38の口グセと5つの思考の型。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリー形式でとても読みやすかったです。

  • 図書館

  • ベテラン社会人、かつそこそこ良い職場環境に恵まれていたらここに書いてある事は新しい事ではないどころかむしろ実践して来た事かもしれない。若手や、職場指導が整ってない環境でこれを読むと、どう言う姿勢で仕事に取り組めば良いかわかると思う。
    メモ
    代案もないのに反対するな
    課題ない報告は受け付けない
    横展したらそれを阻害する問題が発生することがある。それは(常識)だ これまでは…と言う常識にはやればできるメリットというマインドを植え付けて行く 粘り強い継続 本音の議論が必要
    他部署に飯を食わせてもらっている 縦横斜めの人間関係
    Whyを5回
    問題にぶつかるのは良い証拠
    変化こそが人間性を補佐する

  • # 書評☆3 どんな仕事でも必ず成果が出せる トヨタの自分で考える力 | 物語仕立ての仕事でのダメな例と良い例

    ## 概要
    日本自動車業界のトップであるトヨタ自動車に勤務していた著者により,トヨタで仕事の成果を上げるために実践されていた,仕事の取り組み方,考え方について書かれている。

    内容は,物語仕立てになっている。サーバーを製造・販売している会社に,取締役としてトヨタ出身の著者にみたてた人物が赴任する。うだつのあがらない入社数年の主人公を通じて,ダメなパターンと,トヨタ式の考え方で,解決方法が展開されている。

    書いている内容は,一般的でいいことなのだけど,やはり物語なので,実際はこんなうまくいかないだろうということがけっこうある。

    例えば,横展開。いいアイデアを思いついたとしても,そもそも組織内でコミュニケーションできる雰囲気・文化がなければ,全体にアナウンスすること自体がはばかられる。また,誰か (特に年上,役職者) からダメ出しを受けた場合,その後展開すること自体が困難になる。これをはねのけて,社内に展開するのは現実的に困難を極める。

    また,物語仕立てになっているので,具体的でわかりやすい。ただし,その反面後で参照しにくい。

    読み物として読むのがいいと思った。

    ## 結論
    書いてある事自体は,いいことなのだが,既に知っていることもけっこうあった。また,わかってはいるが,職場で実行するのは難しいことがけっこうある。

    正直なところ,無能な上司にあたった場合,基本的に対応不可能だ。この本の物語では,有能な人物が取締役として,主人公と話できている時点ですでに十分いい条件だ。普通の会社では,こんな有能な人物が重要な役職にはついておらず,コミュニケーションの機会自体がない。

    だから,結局のところ絵に書いた餅だ。無能な上司を駆逐する方法を教えてほしい。

    パーマリンク: <https://senooken.jp/blog/2018/08/01/>

  • トヨタの教えを物語風にして紹介している本。
    「クビが嫌だったら、私の言う通りに仕事を進めていくこと」っていう上司は嫌だなとは思った。普通にパワハラ上司だろ。
    遠回りに飲み会には参加しろっていうのもなぁ。仕事中はちゃんとコミュニケーションとれてそうだから問題ないだろうと思うのだけど(緊急事態にサボってたのはダメだと思うけど)。
    まあとにかく、中にはいい助言だと思うこともあったのだけど、ところどころにどうでもないかとか余計なお世話だろと思うことがあった。現実にこんな上司いたら鬱陶しいだろうなと思う(そんなんだからお前はダメなんだと言われそうだけど)。

  • 物語調になっていて、はいりこみやすかったし読みやすかった。
    5つの思考ごとに章がわかれていたので、整理して読めた。
    主人公のだめなところが自分すぎて困るww
    読んでいると一つひとつは当たり前のことに見えるが、物語の主人公を自分に置き換えてみると、自分もおなじようなことをしてしまうし、当たり前のことが割とできていないと気付く。
    いろんな本でトヨタの考え方が部分的にでてくるが、今回その考え方がまとまって整理されているものをよめてよかった。

  • トヨタの考え方が小説形式で書かれているので読みやすいです。おもに若手や営業向けのストーリーとなっています。
    ただ、スポットライトをあびている主人公が際立つクズで感情移入ができませんでした。そして取り巻くキャラクターも考えが幼稚でわざわざ小説形式にしなくても、と思うこともたびたびありました。
    とは言いつつも、小説形式だからこそイメージがしやすいので時間があれば読んでもいいのではないでしょうか。
    急ぎで読みたいのであれば本書の終盤に書いてある付録を読めば全容がわかります
    ここからは私のメモ代わりとして気になった部分のみを抜粋します。

    ■ムダな動作を減らす
    例えばモノを「探す」行為はムダな動作なのでモノを「取る」レベルまで落とし込んで時間を生み出す必要がある。ムダな動作をするほどムダな時間が生まれてしまうのでそこを極力減らす。

    ■知恵を加える
    人間の脳は困るほど知恵が出るので、困ることを避けずに積極的に受け入れる必要がある。そしてその知恵を足して初めて仕事は完成する。

    ■代案もないのに反対をしない
    反対意見には必ず代替案を用意しなければ議論は進まなくなる。

    ■課題のない報告は一切受け付けない
    数字の羅列だけでなくどんな課題があり、そしてもっと上手くやるにはどうしたらいいかを考える。

    ■多能工になれ
    自分の役割を勝手に決めるのではなく多能工として視野を広げるべき。
    そして横展開をすることで周知すべき。積極的に発表や共有することで他部署にも広がり組織全体が強くなっていく。
    ただし、横展開はその動きを阻害する問題として「常識」などが要因になることがある。今までの常識に支配されている限り限定されたものに終わってしまい拡大できなくなる。そんなときは抵抗する部署や人に対して「やればできるんだ」「やったほうがいいんだ」というマインドを植え付けることが必要である。

    ■5回のWHY
    適当に分かったというのではなく、真因に迫って本質的な解決を図る。この真因探しを邪魔するのが責任の押し付け合いがある。

    ■巧遅より拙速
    つたなくとも速く動けということ。完璧を目指すより終わらせろ。

    ■人間関係は口より耳でつくれ
    一方的に話してばかりでなく話を聞けということ。正解は教えないけれども相談すれば必ず一緒に考えようと伝えるべき。

  • 2016.4.11 読了
    2018.5.28 読了

  • トヨタの考えをわかりやすく読める本。これから社会人していく中で学生での考え方が大きく違ったのが、スピードがまずなりよりも大事になるということを知った。拙速する中で失敗を知りすぐに改善をして、行動しながら改善をしていく姿勢を知れた。問題に対してもまず、5whyといった、常に何故を問いかけ問題の根源を知ることで新たな解決策を考えていけるようになることがわかった。自分の中で出来たいい情報は共有することで更に新たな情報が入りどんどん良いものになっていくことが企業にも自分の為にもなる。

  • 自分がよりラクになるように作業・設備・工程を改善していく

    1 無駄な動作を減らす

    2 付加価値を生む仕事の比率を高める

    3 自分の知恵を足す


    「モノを探すな、モノを取れ」

    モノを探すというのはムダだな動作だ。ムダをなくすためには、探すのではなく『モノを取る』というレベルの動きにまで落とし込まなければいけない。そうしなければ仕事をするための時間は創出されない」


    「時間は動作の影」

    ムダな動作をすればするほど、ムダな時間が生まれることになる。その分、改善活動や価値提供の活動である『仕事』の時間は減ってしまう。だから、いかに仕事中にムダな動作をしていないか、とうことを徹底的に考えなければいけない」


    頑張ることは汗をかくことではない。いかに頑張らずに成果物の価値を高めることができるかが重要。

    ムダを省いて付加価値を生む仕事の比率を高め、人間にしかできない仕事ができるようにと改善を重ねる。

    同じ石で二度転ぶようなことがあってはならない。仕事をしていれば問題は起きる。ただ、何かの問題が出現したときには、そこで立ち止まって必ず対策を練る。


    課題のない報告はいっさい受け付けない

    報告の中にどんな課題があるのか、次にもっと上手くやるとしたらどうすればいいのか。そういった課題を併せて伝えない限り、それは報告とは言わない。


    改善思考

    今あるリソースをこれでもかと改善して生産性を高めていくことがトヨタ式

    生産性を高めるとはどういうことか、
    「頑張らずに成果を出す」こと。
    トヨタでは昔から「自分がラクになることを考えろ」と言われている。

    ①作業改善・・・自分の身の回りの作業においてムダをなくし生産性を向上させる。
    ②設備改善・・・職場の環境や設備においてムダをなくし生産性を向上させる。

    ③工程改善・・・業務フローや作業工程においてムダなをなくして生産性を向上させる。

    つまり、身近なところから改善をし、環境やフローへと徐々に規模を大きくしていくべきだということ。

    どんなに改善しても、お客様のためにならないことをやっていては意味がない。


    他社の知恵を共有して、新たな発想・改善を生み出す

    1 複数の役割を担うと視野が広がる

    2 改善はみんなで共有すると効率化する

    3 縦・横・斜めに人間関係をつくる


    仕事において上手くいっている人がいれば自分と何が違うのかを冷静に見比べて、良いものは積極的に取り入れる。それが成長する考え方。


    人間の脳は困らない限り知恵というのは出てこない


    「改善した事例を横展する場合にその動きを阻害する問題が発生することもある。たとえば、大きな阻害要因となるのは『常識』だ


    今まではこうやていたのに、という常識に会社が支配されている限り、業務改善は限定されたものに終わってしまい、会社に拡大してくことはできないだろう。そんなときは、抵抗する部署や人に対して『やればできるんだ』『やったほうがいいんだ』というマインドを植え付けていくことが必要になる。横展開を図るにはそうした説得を粘り強く継続し、本音の議論を続けることがひつようになる」


    意識しながら少しずつ社内で縦・横・斜めに人間関係をつくっていけばいい。仕事のことでわからないことがあれば気軽に聞いたり、悩みを相談し合う。そういった交流を通じて他部署を尊重する気持ちというのは育まれていくもの。

    トヨタにはこんな言葉もある。
    『前行程は神様、後行程はお客様』


    自分の仕事の前行程をしてくれる人を神様だと思って対応しなさい。そして、自分の後行程をしてくれる人をすべてお客様だと思って対応しなさい。


    二段階上の立場で考えろ


    新しい視点を手にする

    1 良いケースをベンチマークする
    2 視点をずらして新しい発想を生む
    3 他人の知恵を共有する


    交流から新しい視点が生まれる

    職位別グループ
    出身地別グループ
    地域別レクリエーション
    勉強会
    コンテスト
    発表会など



    「横展思考」

    トヨタの思想そのものと言えるかもしれない。
    良いものはどんどん広めて、全体の底上げを図る。お互いに切磋琢磨をしてさらに良いものにしていく。そんな考え方を軸に、社会的にも社外的にも積極的に横展していた。

    社内の部署同士の情報交換



    三現主義
    現地に行って、現物を見て、現実を知る。

    何かが起きたらまず現場に行けばいい。現場こそが最高の勉強場所

    現場が先で、データは後

    重要なのは、現場をじっと見ること。


    現実から離れないためにも、数字から目を離すな


    POINT
    成功も失敗も必ずプロセスを明確にする

    1 「不運」は思考停止ワードである
    2 自分事にしないと問題は見つからない
    3 事実をありのままに頭を白紙にしてみる


    言い訳をする頭で実行することを考えろ


    防ぐことのできる異常は徹底して未然に防げ

    起こりうるリスクを管理しろってことなんだろう

    カタログエンジニアはいらない
    「カタログ通りに動くな」ということ

    機械にさまざまな知恵をつけて、カタログ以上の使い方をして初めて仕事をしたことになる。


    「逆らわず、従わず」
    会社組織は社内のルールや上司の命令には逆らってはいけない。けれど、上司からの指示内容によってはそのまま従わなくても構わない。むしろプラスアルファで返すことを上司は期待しているもの


    責任を追及するのではなく、原因を追究することに心を砕くべきだ

    問題が起きたら原因追求ではなく責任追及に走る人は多い。しかし、責任追及が先に立ってしまうと、人はどうしても問題や失敗を隠すようになる。そして、それが後々になって大問題を引き起こしてしまうことも少なくない。


    モグラたたきをするんじゃない
    モグラを叩いて退治するんじゃなくて、モグラが住み着かないような土壌にしなければならない。


    真因思考

    トヨタでは、いつも「なぜ」と問うことを求められる

    「なぜ」と問うことは、言い換えれば「事実をありのままに、頭を白紙にしてみる


    POINT
    より速く問題に気づくことが成果を大きく左右する

    1 速く動けば速く問題がわかる

    2 小さなヒントを集めて形にする

    3 どうすればできるか を考える


    巧遅よりちゅうしゅつ


    完璧を目指すより、まず終わらせろ」


    人間はくちよりみみず いくらなど。


    人間関係の口より耳でつくれ


    まずは、いい薬より多い案

    何か立派な提案をしなければいけないのでは、と力む必要はない。小さな提案や小さな気づき、小さなアイデアの積み荷ネこそが世の中を変えていくもの。

    多くのメンバーから小さなヒントを出し合い、それを形にしてく行くような習慣を身に付けなさい


    問題にぶつかるのは、運がいい証拠。

    人間の知恵は困らない限りでてこない

    できない100の理由より、できる一つの可能性


    人間のやったことは、人間がまだやれることの100分の1にすぎない

    変化こそが安全性を保証する


    改善はなんのために行うかと言えば、お客様のため

    お客様の求めるものの変化に対応できなければ結果はついてこない。変わらないことは悪いこと。「これでいい」と思った時点で終わり。


    行動思考

    トヨタ方式の基本姿勢として正しくは

    「改善は巧遅(こうち)より拙速(せっそく)を尊ぶ」

    という言葉が掲げられている。

    現場では「まず動け」というキーワードが良く飛び交っている。


    中国の兵法書「孫子」には、「拙速(せっそく)は巧遅(こうち)に勝る」という格言があります。拙速とは、つたなくても速いことであり、巧遅とはたくみでも遅いことです。つまり、完璧でなくとも「仕事が早い」にこしたことはないという意味です。私の経験でも、巧遅(こうち)>拙速(せっそく)の構図でうまくいったためしがほとんどありません。

    ところが、完璧さを追求するあまり、いつも期限がぎりぎりになる人を見かけます。完璧さを心掛けること自体は、とても素晴らしい考え方です。ただし、時間がかかりすぎて 機を逃しては元も子もありません。

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