マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.08
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本棚登録 : 2937
レビュー : 302
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478064788

作品紹介・あらすじ

プライシング能力を身につける、インセンティブシステムを理解する、市場に評価される方法を学ぶ、失敗と成功の関係を理解する、市場性の高い環境に身をおく。マーケット感覚を鍛え、「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法。

感想・レビュー・書評

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  • 以前は重要視されていた学歴や資格が、前よりも評価されなくなってきつつある時代。

    マーケット感覚とは、価値を正しく認識する能力。

    自分では何の役にも立たないと思っていることだとしても、どこかの誰かには価値あることかもしれない。

    そんな能力を身につければ、今後かなり有利になりますね。

    例えがわかりやすくて、説得力があって、ちきりんさんにはいつもハッとさせられます。

  • 自分のアタマで考えようの対になる本だと思います。(青い本は読んでませんが)
    これも後輩に貸すためにちらっと読み返しました。うっかり忘れてることですよね。
    自分の感性を研ぎすまそう、と言うことかと理解してます。感性ではあまり気乗りしないのに、した方がよい理由を探して、する方向の意思決定を行うことがある気がします(特に会社で)。別の言い方をすると、「案外よかったね」を探しても仕方ない、ということですかね。

  • オカネとモノの交換現場をリアルに想像出来る力-マーケット感覚-
    売る側であればお客様が何を求めていて幾らで売れば、売上向上に繋がり、商品の市場における価値を上げられるかであり、買う側であれば商品が自分の求めている価値と納得のいく価格で購入出来るか(プライシング能力)の見極めが求められる。

    私は現在マイホームの購入に迷っています。何故かと言うと周りの人の意見を聞いたり、相談した結果、明らかに価格が高く、自分の身の丈に合っていないのではないかと思ったからです。
    本書を読んでその悩みが少し緩和されました。まさしくプライシング能力というフレーズがそうさせてくれました。
    つまり私にとってその価格設定は、自分のしたいことを叶える上では、安い買い物だと判断したからです。
    要は自分がその価格に対してどう思うか。価値観は人によって異なります。高く感じる人もいれば安く感じる人もいる。それは人それぞれです。
    本書によって家を買うという決断の後押しをして頂きました。

  • マーケット感覚とは、価値を認識する能力のこと


    自分的には「なんだそれだけか」と思ってしまったかな。
    こういう能力が弱い人にはいいかも。ただ「マーケット感覚を学ぶならコレ!」とはおすすめしにくい。

    <以下、自分用の内容メモ>

    ・潜在的な価値に気づく能力がマーケット感覚
    ・市場は「入れ子構造」である
    消費市場vs貯蓄市場(消費市場は貯蓄市場がライバルであることに気づいてない)
    営利vs非営利(「社会に役立つ」のは営利も同じ。営利はうまくメッセージを発信できてない)
    ・成功の鍵は市場の選択
    ・社会や人が動く根源的な仕組みを理解するのがマーケット感覚、その仕組みを生かして何らかの目的を達成するための手法がマーケティング
    ・「市場想像」が世界を豊かにする
    ・インセンティブシステムは複雑で繊細、かつ現実的なもの
    ・欲望に素直に向き合うことで新しいものが生まれる。我慢していたら何も進まない。
    ・何らかの問題に直面したとき、人間のインセンティブシステムに働きかけて問題を解決できないか考えてみよ
    ・歳を取るほど素直なフィードバックは得られにくい。だから40代以降は成長しにくい。しかし市場は誰でも、何歳でも素直なフィードバックが得られる。まずは市場に出してみよ。
    ・マーケット感覚を身につけることの最大の利点は、それさえ身につければ変化が恐くなくなるということ。

  • チキリンさんのブログを愛読していますが、本書と「自分の頭で考えよう」は、非常に好きな本であり、手元に置いて何度も読んでいます。
    完全に人との関わりを絶って、自給自足で生活しているという状況でもない限り、世の中の人は皆マーケットと関わりを持って生きており、
    ●マーケットとは何か
    ●マーケットを味方に付けるにはどうするか
    を説明した本です。
    このブクログの書評にしても、「いいね!」を如何に多く獲得するかを競うゲームだと仮定すると、たちまちマーケットに早変わりします。※実際、書評を書く理由は人それぞれで、私は、文章の練習、感じた事の忘備、本の内容整理、読書量可視化によるモチベーションアップの為に書いてますが。。。
    本をジャンル分けし、それぞれのジャンルの書評を覗いている人の数、その特性、「いいね!」を押すインセンティブを分析し、自分が戦えそうなジャンルを選択し、トライ&エラーを繰り返しながら「いいね!」を稼いでいくといった具合でしょうか。
    何より大事なのは、特定の物事を観察するとき、「これってマーケットじゃない?」という視点を持つことであり、先ずはその思考の癖をつけてみようと思います。

  • 私はまさに、資格を取れば安泰だ、公務員は安定だと耳タコで聞かされてきた世代です。
    しかも現に世間的に難関と呼ばれる国家資格を得ても、それだけで食ってけるほど世の中楽じゃないことは身をもって体験した(過去には安泰な時代もあったんだろうけど)。

    だから、この本も現実感を持って読みました。
    資格を持ってれば良いのではなく、それプラス経営能力(この本でいうところのマーケット感覚)と、新しい事象に対応するための日々の勉強は絶対に必要。

    万全を期してやろう、ではなく、とりあえずはじめてみて失敗しながら学んでいく、という姿勢、すごく大事ですね。
    良い学びを得られました。

  • 変化し続ける社会や市場においてどう適応すべきかを学ぶことができる本です。
    自分の欲望を諦めていると市場感覚が鈍ることを学ぶことができました。なので自分のやりたいと思ったことや欲しいと思ったことを体験したり得たりするために行動していきたいと思います。

  • この本は人気ブロガーのちきりんさんが「マーケット感覚」について書いた本です。このマーケット感覚について、彼女は自身のブログの中で「これから必須になる能力」と見出しをつけ、記事を書いています[1]。

    では、このマーケット感覚とは何か。著書の中では、「価値を認識する力」であると説明されています。インターネットの影響により、様々な分野で市場化が進みつつあります。本書では就活や婚活などが例に挙げられていますが、こうした市場化した状況においては、自分がいるべき市場を正しく認識できたり、他者が必要とする価値に気付けたりすることによって、大きく結果に差がついてしまいます。だからこそ、マーケット感覚が重要になるわけです。

    本書の中でマーケット感覚を身に付ける方法として挙げられている、自分で値付けすることやインセンティブシステムを利用することは実際に試しやすい方法だと思います。買い物をする際に自分にとっての値段や価値を考えることはすぐにできることですし、自分の課題を克服するためや習慣づけのために、いかにインセンティブを与えるか考えることも後々他のことに応用できそうですよね。

    本書の「はじめに」にもあるように、マーケット感覚を説明し、その重要性を説明した後で、身に付ける方法を具体的に説明するという順序で展開されているため、非常にわかりやすい構成になっていると感じました。

    誰が読んでも損をしない良書だと思います。

    [1] http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20150220

  • 2015年03月10日 08:27

    自分の子どもたちにも伝えたい考え方。 
    苦労して資格を取っても、その資格がマーケットでは供給飽和状態だと、食えない。(例、弁護士) 
    誰かの決めたルールが(例えお上であっても)、永遠に有効とは限らず、日本のような規制で縛られているマーケットには必ず規制緩和がニーズとして起こり、今は守られている既得権者もマーケット論理にさらされることになる。 
    普段からマーケットに身を置き、考え方を慣らしておくことは重要。

  • 2015年刊行のこの本を2020年に読んだけど、今まさにここに書かれている市場化が大きく進んでいると強く感じました。需要と供給のマッチング、非伝統的な価値、マーケット感覚。分かりやすく、すごく大切なことが語られているように思いました。
    そして本の中で触れられた、市場性の低い「学校」おいうものにどうマーケット感覚を活かすのか、は私にとっての課題です。

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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