マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法
- ダイヤモンド社 (2015年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478064788
感想・レビュー・書評
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新規事業を志す人だったり、自分を新たな場所に売り込む必要のある人によさそうな本。マーケットとはなにか、今の時代にあわせたサクセスの例示と共にわかりやすく書いてある。
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なんとなく欲しくなるものやいいイメージを持つものに対して、その理由を教えてくれて、一般化まで紹介してくれる。
自分の強みを探して勝てる市場で戦おうという内容にもなっている。 -
1 どんな本?
ちきりんの「コレからの時代に必要な能力」シ
リーズ四部作の一つ。マーケット感覚=「価値を
認識する力」として、発掘されていない需要や自
己の価値に対して分かるようになる方法を説く
本。
2 なんで読んだの?
(1) ちきりんの本だから。
(2) マーケット感覚を生活に活かす方法
(3) 生活に活かす事ができる状態
3 著者の問題提起
金塊の価値を理解できるから金塊を換金でき
る。金塊以外の物の価値に気付いてますか?
4 命題に至った理由
時代の変化に伴い様々なビジネスが生まれて来
ているから。
5 著者の解
価値に気づく力が有ると時代の変化に対応でき
るし、人生を切り拓く事ができる。
6 構 成
全7章260頁構成
マーケット感覚とは?から始まり、市場の力
〜価値とは?〜マーケット感覚を磨く方法〜変わ
らなければ替えられるで終わる。
7 重要な語句・文
(1) プライシング
(2) インセンティブシステム
(3) 作り込みよりとりあえずやってみる。
(4) 失敗と成功の関係を理解する。
(5) 変わらなければ替えられる。
(6) 一生一つの専門性は無理
(7) 私的援助こそ弱者を切り捨てる
8 感 想
私には足りない感覚だと感じた。社会の変化に
ついて行けるようになりたいと感じた。取り残さ
れる恐怖すら感じた。
刺さったのは失敗と成功の関係。欧米では失敗
した事の無い人は評価されない。チャレンジ経験
が無いとか成功への道のりを知らない人だと判断
されるらしい。考えを改めたい。
深く知りたい事はインセンティブシステム。人
は何で動くのだろう?
人に勧めるなら私的援助こそ弱者を切り捨て
る事。市場原理は何処にでも働いている。
図やチャートで失敗が成功に不可欠な事等が分
かりやすかった。
タイトル通りのマーケット感覚の身につけを勧
める本だった。
9 TODO
(1) とりあえずやってみて修正(なんでも)
(2) 変化にポジティブになる。
(3) インセンティブシステムを意識(行動原理)
10 問 い
求められるのは?
11 答 え
柔軟性 -
価値が何なのかよく考えよう
-
上司ではなく、会社ではなく市場を見る。
市場を考えることで、価値や独自性という普遍的な視点で物事を捉えられる。マーケティング大事。
市場からフィードバックをもらうこと。練習ばかりして市場という実践で磨かないのはもったいないということ。どんどん挑戦して、どんどん失敗したい。
https://self-methods.com/rn-get-a-sense-of-the-market/ -
私が提供できる市場価値を見出すことは、大人であるなら当然身につけるべきスキルだという宇多田ヒカルの歌の歌詞を思い出した。資格や学歴だけではなく、それを通して自身が身につけた能力をメタ認知するコツも漸く腹落ちした感がある。自身はなかなか上手くできていないが、走り出してから考える手法の効果も納得した。
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本書は、論理思考と対になる、全ての人の働き方や生き方に関わるマーケット感覚について、日常の具体例を示しながら話を進めていく。自分のそばにある価値あるものを認識する、気付く能力を獲得するすべを学んでいく。
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今まで思いもよらなかった発想の連続で
なるほど!確かに!!
を繰り返してました。 -
マーケット感覚とは?
…売れるものに気付く能力、価値を認識する能力
・何かがヒットしている、、
考える癖、なぜ?、今後は?
・市場操作、、、貯金は良いもの→消費から貯蓄に資金流入、商品を売る、という流れ
ex)ハミガキ粉の会社の「歯磨き」も同じ考え方
→マーケットを動かすということ
>感覚を鍛えるためにやろうと思ったこと
欲を出す、言葉に出す
とりあえずやってみて市場に判断してもらうことも大事
マーケット感覚を身につけて変わることを楽しめる、金銭感覚ではなく自分の価値基準で消費行動ができるようになろう、と心に決めた。