生まれつき美人に見せる

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.59
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本棚登録 : 320
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478064863

感想・レビュー・書評

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  • 捉え方や言い方が独特で面白い。
    肌のトラブルを完全に隠してしまうと「ひとりで生きていける感」が出てしまう
    メイクの目的はキレイなメイクをすることではなくあなた自信をキレイに見せること
    しみがあってごめんなさいという気持ちは武器。隠したいという恥じらいが色気を生む
    など、普通のメイク教本には無い内容である。
    一般的なメイクの本にあるような、眉を書く時はこのライナーを使い
    小鼻の延長線上まで書いて、というようなことは
    一切書かれていない。
    イメージ写真やイラスト程度であり、具体的な商品名も出てこない。
    ただ扉絵にはCHICCAの写真が使われている。
    吉川氏がブランドクリエイターを務めたカネボウのブランドで
    30代以上の女性がメインターゲットのようだ。

    一貫して、保湿をして自分の好きな自分に合うメイクをする
    ということが説かれた本。

    若い人がつけるようなピンクはもう似合わない、と思うのではなく
    自分の好きな色、欲しいものを買って
    それを何とかして似合わせようとする努力が老化を止める秘訣
    というのも面白い。
    髪の毛は顔の額縁だから、先に仕上げてからメイクをするなど
    すぐに実践できる情報でもある。
    眉と髪色は揃えなくて良いと言い切っているのも気持ち良いし、
    ああしろこうしろというルールの押し付けが無い。

    ファンデーションでマットに仕上げるよりツヤをというのも成程と思った。
    オイルファンデが無い時代にクリームを混ぜて使っていたという
    エピソードが実体験に基づているし素人でも手軽に試せる。
    チャレンジしてみたところ、ツヤかテカリなのかは兎も角
    午後になっても肌がしっとりしているのが嬉しい。

    常に今の自分に似合うものを探して鏡の前で吟味するという
    美に対する心の持ちようが大切なのだ。
    シミや毛穴などに悩まされるのではなく
    かと言って諦めて放置するのでもなく
    手間を惜しまず楽しむというのが目新しく感じた。
    化粧をするというと、してます感を出さねばならないと思っていた。
    飽く迄もナチュラルに、本来あるものを引き立てるという
    考え方で良いのだと思えた。

  • 髪を先に仕上げる
    顔周りの髪さえ似合っていれば、長さなどなんでもOK

    目を大きくではなく、黒目を引き立たせる
    シャドウを黒目の外側に

    バームを塗ってまぶたにツヤを出す

    口紅を塗る前にリップクリームやバームを塗る

  • この手の本はあまり読まないのだが、意外に読みやすく、楽しめた。
    今の日本人はマットな肌を好むけれど、お肌テカテカでもいいんだよ! といった話。
    美しくないところを受け入れて、より美しいところを磨いていけ、と。

    先日、上司の誕生日プレゼントにラメいりのオイルをプレゼントした。
    上品なラメで、デコルテにつけるととても綺麗だろう。
    大人で色気のある女性にピッタリだと思う。

  • たのしい~~~
    素質を生かすって、イコール自分を認める事であり、そして愛してあげる事でもあるんですね。
    美人な女性が自分を愛せる人だと言う本来の意味がよく分かりました。
    ちょこっとキッカの商品も気になりました♪( ´▽`)まぁリップくらいしか買わないだろうけど。

著者プロフィール

メイクアップアーティスト。1959年新潟県生まれ。1983年より活動を開始し、ファッション雑誌や広告制作で活躍後、1995年に渡米。パウダー中心のメイクの世界にツヤ肌を持ち込み、革命を起こす。年齢を問わない、その人自身の特徴を生かすメイクを提唱。各国の「VOGUE」誌などのカバーをはじめ、ヒラリー・クリントンやカトリーヌ・ドヌーブ、ビョークなど、セレブリティのメイクを数多く手がける。2008年からはプレステージブランド「CHICCA(キッカ)」のブランドクリエイイターを務め、毎年、日本の大人の女性に向けたメイクを提案している。
著書に『生まれつき美人に見せる』『褒められて嬉しくなるキレイの引き出し方』等。

「2018年 『いくつになってもキレイ!になれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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