あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか―――論理思考のシンプルな本質

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 521
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478065174

作品紹介・あらすじ

「頭がいい人」の条件が変わった!なぜ学力の壁を超えられるのか?なぜ高学歴でも結果が出ないのか?大企業向け指導実績1万人以上の「論理思考」人気講師が語る、勝つための思考レッスン。

感想・レビュー・書評

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  • 数々の企業でコンサルティングや講義を行う著者が現代で必要とされている論理思考について事例などを踏まえて解説した一冊。

    お笑い芸人の考える姿勢からアイデアを考える際に漏れを防ぐために情報量、加工率、発想率の3つを高める方法が解説されています。
    天才と凡人のアプローチの違いを説明したうえでバカの壁を認識したうえで画期的なアイデアを出すための手法を言葉を明確にして筋道をつけていくために発想率と情報量を高めるための手法や知識を勉強することができました。

    本書の中でも特に学ぶと考えるの違いや著者の論理的という言葉の解釈は読んでいて納得しました。
    また、著者の経験から語られるマッキンゼーでのプレゼンにおいて誰でも理解できる言葉を使うことやハーバードのビジネススクールの授業内容は一流と評される組織の実態を知るいい機会になりました。
    そして、拡散と収束の難易度やメモの取り方の部分は印象に残りました。

    ただ残念だったのは4章と6章を続けていれば理解が深まると感じました。
    一方で、7章は結論仮説の形成の重要さを強く感じることができ強く印象に残り心に響くものがありました。

    本書ではこれからの時代に通用する論理思考の方法がわかりやすく学ぶことができました。
    難しい課題に直面した際に、結論仮説をつくれる思考力を磨いていき現代を生き抜いていきたいと感じた一冊でした。

  • 著者曰く、頭がいい人の条件が「学ぶのがうまい人」から「考えるのがうまい人」に変わったとのこと。
    では「考えるのがうまい人」になるためには、どう思考すべきか…ということを教えてくれる1冊です。

    特に印象的だったのは、言葉の力を高めることが大切だと強調されていたこと。
    言葉で境界線を設定して、ものごとを筋道を立てて考え、アイディアを広げていく。
    あたりまえのことのようで、実はちゃんとできていないことが多いのだということを意識させられます。
    専門用語を駆使して"それっぽいこと"を滔々と述べるのではなく、誰もがわかる言葉を使って伝えることができるようになるスキルを伸ばしたいとも思いました。

    また、発想の材料を増やすために著者が情報流入と呼ぶ方法も習慣にできるといいなと思います。
    ひたすら受動的に、食わず嫌いをせずに、流れてくるままの情報を受け止める。
    著者の言うとおりの真の情報流入を実現させるのはなかなか大変そうですが、少なくとも、自分の見たい・知りたい情報だけでは発想の幅は広がらないということは肝に銘じておきたいです。

  • 思考についてがメインの本
    MECEについての考え方や、バカの壁についてなど参考になることがある。
    しかし…題名がねー。今どき東大とか…
    題名で損してる。

  • 20151105読了
    ビジネスで勝つための考え方、発想の方法について説いた本。
    よくあるロジカルシンキングに関する本というよりは、それらをどう使うか、アイデアの発想法という点に絞って書かれている。

    特に印象に残った内容は以下(多少の解釈あり)
    ・学ぶ=既存のフレームワークに当てはめて答えを導く、考える=自分で作ったフレームワークから答えを導く
    ・フレームワークの本質は意識的に狭く考えること
    ・考えるとは言葉によって境界線を引く事
    ・自分が考えている範囲を明確にすること、思考の範囲に気付かない「バカの壁」を減らすことが発想を広げる鍵
    ・人は書いた時にだけ考えている
    ・とりあえず情報収集の「高級ルーティンワーク」に陥るのではなく、自分で考えた結論仮説を作った上で仮説検証を行うこと

  • 「アイデアを漏れなく発散させるためにロジックツリーをつくるべき」という内容。

    直感で出てきたアイデアは、常識、本書でいう「バカの壁」を超えられない。
    たとえば、「車」といわれると無意識のうちに、四輪で金属製の4-5人乗りくらいの乗り物を想定してしまう可能性がある。
    その限定された範囲の中で考えてしまうと、
    戦車もバイクもロードローラーも人力車も飛行機も、知っているのに思いつかないかもしれない。

    そこで、言葉で世界を切り分ける。
    赤いもの/赤くないもの、1m以上のもの/未満のもの、車輪が0個/1個/2個以上のもの、など
    考えている空間を言葉で切っていくことで、考えから漏れている空間があったこと、「バカの壁」があったことに気づくことができる。
    その結果がロジックツリーである。
    ロジックツリーは、漏れがなく (collectively exhaustive)、 具体的であるというチェックリストの要件を満たす。
    チェックリストに印をつけていくことで、「この下は、もう検討した」という確信を得ることができる。
    この目的でのロジックツリーはダブりがないこと (mutually exclusive) の厳密性は重視しない。
    アイデアを言葉にして、関係を記述することが論理的であり、考えているということなのだ。

    私たちはいろいろなことを知っている。あとは思い出すだけだ。
    知っているのに使えない、惜しい敗北をくつがえすことができるかもしれない。

  • タイトルが挑発的ですが、この著者自身が東大卒だからこそつけることが出来たタイトルですね。

    考えるとは何か?から始める論理的な思考の方法についてわかりやすく説明されている。

    書かなければ考えたことにならない、という話は非常に納得。

    大量のインプットだけでなく同等のアウトプットがあってこその論理思考なんでしょう。

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB50111279

  • パワーフレーズ
    「そう、それは「マーケティングに必要な要素をMECEに分けてくれる境界線」として、一定の信頼を得ているからである」

    フレームワークの使い方においてここまでぐっとくる内容は初めてでした。これが使うということかと思います。個人的にはバカの壁という言葉は嫌いです。これは知識を使うものを自分の価値観から愚弄しているように思うからです。言っている内容は真っ当でしょうが品性の問題ですかね。それを差し引いてもおそろしく高度でハイセンスな内容です

  • ・発想の広さ = 情報量 × 加工率 × 発想率

    ・自分が考えている範囲を意識しなければならない

    ・論理思考の本質とは、言葉が本来持っている境界線としての機能を最大限に発揮させて発想を広げ、競合が見落としているアイデアを先に引き出すことなのである

    ・ツリーというのは、論理思考によってチェックリストをつくり、直感の適用対象を極限まで広げた結果にほかならない

    ・新しい事象や知識に直面したときには「WHY?(なぜ?)」が欠かせない

    ・ツリーには大きく3つの種類があり、目的に応じて使い分けられる。
    WHY型ツリー 問題を分解し、原因を探る
    HOW型ツリー 課題を分解し、解決策を探る
    WHAT型ツリー 集合を分解し、要素を洗い出す

    ・まず自分の頭で考えて、自分自身の結論仮説を絞り込むこと

  • 一つの成功は多くの失敗を礎に成り立っていることをわかる。まずはアイディアを量産することの大事さを痛感する。

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