新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法

著者 : 侍留啓介
  • ダイヤモンド社 (2017年6月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478065648

新・独学術――外資系コンサルの世界で磨き抜いた合理的方法の感想・レビュー・書評

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  • 本屋で偶然見かけて購入。
    内容的には佐藤優氏の「読書術」と重なる部分が多いが、癖のない文章で読みやすいように感じた。
    筆者の言う通り、新聞に出ている言葉の意味を正確に他人に説明できるかと言うと自信がない。大学受験参考書を利用することで、一歩進化できる。そのちょっとした努力で、考えが深まる。
    上部のビジネス書を読み漁って、浅い知識を身につけるより、参考書で基礎を身につける方がビジネスパーソンとして深みが増すだろう、と筆者に同意。
    まずは倫理の参考書から試してみたい。

  • ・参考書でキャッチアップする
    └問題付なので、知識が頭に残りやすい
    とりあえず必須知識
    └政治経済
    └心理学
    └宗教知識
    └論理学
    ★思考の対比でビジネス分析のセンスを養う

  • 自分の独学について方法をブラッシュアップしたいと読んだ本。
    学習参考書による学習を薦めているが、正直その点についてはあまり共感しなかった(やっていないからかもしれないが、自分としては色々な著者による本を読んで幅のある考えを学ぶ方が良いと感じた)。
    ただ、エッセンスを学ぶという学び方については自分も通じるものがあるし、参考になった。
    今後やる事としては、学ぶときに答えから取り組む、という方法については実践したいと思う。

  • 大学受験程度の知識がビジネスで役立つため、参考書で勉強する。そして貯めた知識は定期的にひけらかすことで定着させる。

  • マッキンゼーのコンサルタントが語る知識と論理力をどう身につけたのかを教えてくれる独学のための本だ。我々はそもそも成長するためには一生学ばなくてはならず、正しくやるためにはどうやっていくのかわかりやすく教えてくれる。特に大学受験用の参考書を使うのは佐藤優氏と同じだ。日本のビジネスパーソンは学習量不足、必要な知識を短期間でインプット、空欄問題に赤ペンで書き込み、後で赤シート学習、事実を押さえる、古典をよく読め、問題提起、主張の明確化、理由付けで説明せよ、コンサルタントは1空気を読まない2そもそもを語れる3一言でまとめられる、等参考になること満載だ。実践していきたい。

  •  詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=12391

  • 【論点】
    知識と論理の組み合わせこそが、活きる知恵。単なる知識だけ、ロジカルな思考術だけでは、せっかくのインプットがアウトプットに変換できない。

    【必要な知識の習得】
    必要な知識というのは、パレートの法則の通り20%。その部分は、大学の参考書で知識を補完することができる。著書では、おもに経済、倫理、宗教などの教養部分が主題となっている。

    【参考】
    ・「類比、対比、根拠」
    ・答えを書き(選択問題は赤でラインをひく)、読み返す。
    ・経済を学習するときには、参考としたい。

  • この本で語られていることを、一言でいうと、
    大学受験で必要とされた知識は、
    社会に出ても非常に有益だということです。
    その知識をどうしたら、身につけることができるのか?
    これがこの本の一貫としたテーマです。

    著者は、仕事上で必要とされる「賢さ」を、知識量×論理力と考えています。
    そこで、それらを向上するためには、どうすればいいかと提起し、
    一つの方法論として、大学受験用の教材で、
    知識量と論理力を身に着けるという、
    方法を勧めています

    問題は、日本の大学受験では、現在、著者が言うような知識(政治、経済、数学、日本史、世界史)を
    問われることがなく(つまり選択する必要がなく)、多くの大学に入学することが可能ということです。

    また受験勉強を通して、身に着けた知識は、点数を獲得するため(偏差値を上げるため)の
    一時的な知識なので、その有用性を省みることなく、
    大概、しばらくすると、忘れてしまいます。
    投資の観点からすると、相当な機会損失です。

    よって多くの人は、一から勉強することになります。

    日本の大学生は、先進諸国の大学生と比べて、学習時間が著しく低い。
    大学経営政策研究センターの調査では、1日で学習する時間は、
    日本では8割以上の学生が1時間未満(半分が、ほとんど学習しない)に対して、
    アメリカの学生は、2,3時間を学習時間にあてます。
    1年で1000時間程度の学習時間の差が生まれます。
    大学4年間では、3000時間以上の差になります。

    中国の学生であったら、4,5時間は当たり前です。
    中国の学生だけでも、1000万に近く毎年卒業します。
    そのほとんどが、日本の学生よりも、圧倒的に知識量で凌駕しています。
    労働市場は、すでに国際的になっていますが、
    質と量でも日本人の大学生は、かなり不利になっています。

    よって、著者が感じた、日本のビジネスパーソンの「学習量」が圧倒的足りない理由は、
    日本の大学生の学習時間の問題に言い換えることができます。
    この問題は、あまりに深刻過ぎて、手の打ちようがありません。
    「勉強しなさい」とか「勉強すると、良いことあるよ」
    と言えば済む問題ではなく、日本社会の構造的な問題だからです。

    経済的理由で、バイト等を行う必要性であったり、バイトや、
    大学でのサークルを通して(ボランティア、NGO)の社会経験の意義は、
    非常にあると思いますが、それでも、日本の学生は学習時間が異様に低く、
    「学習する姿勢」が身につけられないまま、
    あれよあれよと大学3年生になり、
    皆一斉に、就職活動に突入し、そして、社会人生活が始まります。

    日本の多くの大学は、修得を目的とした教育体制になっておらず、
    履修して、ペーパーテストを行い、
    基準点以上であれば、単位がでるようになっています。
    また大学受験と同じで、単位を取るために、試験勉強を行い、
    ほぼ専門知識が身につかないまま、大学生活を終えます。

    そのため社会人になって、様々な知識や技術を身に着ける必要性が出てきます。
    しかし、自分の中である程度確立された学習習慣や態度がないため、少なくない人が苦労します。
    少なくない人が、社会人生活をある程度過ぎると、大学の時、もっと勉強すればよかったと思います。
    専門的知識を要さず、組織で生き残っていくためには、組織に溶け込む必然性が生まれ、
    その会社内での、特殊スキルとノウハウを身につけるように意識がはたらきます。

    今の時代は、上場企業が倒産することは、珍しくないので、
    その全く使い物にならないスキルとノウハウしか持たず、
    経験とスキルが数字化されている労働市場、
    つまり需給関係で、自分の値段が決まる場所に放り出されるため、
    多くのサラリーマンは、以前の待遇よりも、より低い待遇になります。

    また日本人の労働生産性が、他国と比べて著しく低いのは周知の事実です。
    その理由は、企業や組織の構造問題や仕事の価値観や意思決定、業務プロセスの他に、
    圧倒的に、基礎的な知識が足りないからだと思います(著者もこの点を強調しています)。
    そのため、日本の少なくない企業で働いている労働者は、仕事のための仕事を行い、
    会社に貢献する上で、何ら価値がない業務を、一生懸命やるという不思議’な現象が、
    発生します。

    多くの人が感じていると思いますが、日本の経済は先進諸国と比べて、
    相対的に低成長になっています。
    その主原因は人口減少に伴う労働人口の継続的な減少です。
    これから、人口減少、超高齢化、労働人口の低下に伴う問題が今以上に噴出します。
    政府は成長戦略といって、発展するだろう分野に選択と集中を行っていますが、
    他の国も似たようなことを考えているので、中国やアメリカなどの人口を多く抱える国と競争して、
    成果を上げることは非常に難しいと思います。
    競争できる人口が多ければ、多いほど、当たり前ですが有利です。

    ITの分野でも、日本は深刻な人材不足に陥り、
    世界での存在感は、もはや、ありません。
    情報産業では、もはや中国やインドに、
    とっくの昔に抜かれています。

    AIの分野でも、アメリカ等には、もちろん太刀打ちできませんが、
    中国との技術の差も明確に出ています。
    仮にAIの分野で、雇用を確保することを前提にすすめても、
    そういった高度情報産業は、高度な労働者が従事しているため、
    集約産業のように、多くの労働者を抱えることはできません。

    人口が減れば、消費自体も減ります。これから増々、企業経営が困難になります。
    つまり市場自体が確実に縮小する中で、今以上に競争が激化する状況になります。
    よって、労働者は、必然的に、自らの生産性を上げる必要性が、今以上に出てきます。
    しかし、その生産性を上げる方法は、個々人が置かれた環境によって異なります。

    多くの人が、学習する態度から身に着ける必要性に迫られるでしょう。
    そうしなければ、所得を上げることは、非常に困難になります。
    上げる必要性がないと判断すれば、もちろん学習する必要はありません。

    学習する態度は、一朝一夕で身につけられるものではありません。
    数年単位で、身に着けるものです。
    この本は、学習する習慣、そして態度を、どう身に着ければいいかという点で読んでも、
    非常に参考になると思います。

  • もう一度大学入試の勉強をやってみようかと思ってしまう。
    あとスタディアプリも受講してみたい。
    ・論理力を磨くには大学受験用の現代文を学習する。
     出口、田村氏がいい。
    ・佐藤優「読書の技法」
    ・青谷 正妥 「英語学習論」

  • DIAMOND ONLINE 2017.8.25
    倫理の参考書が「ビジネスの最強の教科書」である理由
    http://diamond.jp/articles/-/138137

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