- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478065778
感想・レビュー・書評
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脳が抵抗を感じ得ない
最小限のステップから
始める。
モチベーションよりも
行動を先行させる。
モチベーションなんて
後からついてくる。
継続することが何より
大切なんですね。
心のなかでいつのまに
目標が大きくならない
ように、
大きな目標は断固拒む。
様々な自己管理に応用
が効くメソッド。
欲望の抑制を司る脳の
前頭前野を、
スタミナ切れさせない
ために、
無駄な消耗を避けると
いう発想は目から鱗!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
習慣化できるものとできないものがあったので、その違いを知りたく読んでみました。
一般的には習慣化まで21日はかかると言われていると思いますが、この日数は個人差があるようです。
長いと254日もかかると!!
人間が行動を変えるというのは並大抵のことではない事が伺えます。
しかし、習慣化は一度味方につけると強い武器になります。一度身につけた習慣化はなかなか忘れる(?)ことはできない。意思の力がなくてもできるようになった時、習慣化の威力が発揮するのです。
なので、悪しき行動を習慣化すると大変なことになります。ご注意を。
私には習慣化したいことがあるのですが、これが難しいことではないのに習慣化できずに困っている事があるのです。
この本を読んで、その理由が分かりました。
”小さな習慣化の種類によっては、火花が炎に変わるまでに時間がかかるものもあります。それはおもにその習慣へのあなたの関心の度合いと、最初の設定目標を継続的に上回ることがどれくらい難しく感じるかによります。”(抜粋)
まさしくこれです。
ノートや手帳にイラストを描きたくて、イラストの練習をしたいのですが、どうしても続かない。汗
関心の度合いが習慣化できたものよりも低いのは確かです。(なるほど、通常より時間がかかると)
そこで、習慣化したい作業を見直すことにしました。
今まではイラストの練習道具を持ち運びしやすいように箱に入れていたのです。
これが作業に取り掛かるまでにめんどくさい。
箱を開けて取り出す動作が心の負荷となっていることに気づきました。
なので、棚の上に練習道具を直置きし、目に付くようにすることにしました。
ジャーナリングを習慣化できたのも、まさに目の付くところに置いていたからだと思っています。
手帳・ノートが眼に入ると「書け!」という無言の圧力がかかります。書いていないと気持ち悪い気持ちになってくるので、毎日書くようになりました。
行動についても、「1日1回練習する」という漠然とした目標にしてましたが、「1日1個練習する」という、これ以上小さくできない目標にしました。(習慣化するものは10分以内に終わるものがいいと本にも書いてあります)
そして、CITTA手帳にあるプロジェクトページをハビットトラッカーとして使い、練習したらマークをつける。
行動を見える化していきます。
まずは1週間やってみて、それでも難しいようならさらに行動を小さくする。(私の場合、ペンを持つ、とかですかね。)
習慣化したいことは漠然としてると心に負荷がかかりやすいので、具体的で小さいものにするのがポイントと思いました。
イラスト練習を習慣化し、描きたい時に描けるようになりたいと思います。
12月から頑張っていこうと思います! -
正直に言うと、私は”こういう系”(自己啓発系)を読むのがちょっと苦手です。でも、こちらの本は装丁がとてもかわいかったので手に取ってみました。
本書が勧めている「小さな習慣」とは、バカバカしいほど小さな行動を習慣化していく、というもの。
ブログにて詳しいレビューしています*
https://happybooks.fun/entry/2021/03/27/200000 -
わかってはいるけれど、何事も続かず余計に自己嫌悪に陥ってきた自分にとっては大変ためになった。
習慣の重要性は様々な自己啓発本等々でも説かれており、自明の理でもあった。けれど私はあらゆる習慣が身につかず、挫折しては自信を無くし、それが辛かった。
しかしこの本に出会い、初めて習慣化できる自分に出会い、少し自信をもつことができた。
大きな目標も行動が伴わなければ意味がなく、自信を失うだけである、と筆者も述べている。
冒頭の「自分の鼻を触ってみてください」の意味は大変わかりやすく、説得力があった。「それくらいならできる」と確かに思った。
モチベーションや感情に頼らず、意志の力で日々の行動を繰り返していくだけで良いのだ。「ばかばかしいほど小さい習慣」を設定することで、意志の力でそれを毎日繰り返していく、ただそれだけ。
必ず、課題は限りなく小さく簡単なものにすること。これが重要。
本書では行動が習慣になるまでにかかる日数は平均66日、これも個人差が大きいとのこと。私が自信をもって習慣化したと言うにはまだもう少し時間だと思いますが、確実に一番私に自信をつけてくれた習慣に関する本でした。
ちなみに私の課題は毎日英単語テキストを開く(だけ)です。意外と開いてみたら、読んでしまうものですね。 -
くだらないほど小さな目標を掲げて継続していくことが習慣に繋がるという内容
中身はその事について、著者の経験談や方法が記載されている。
少し内容が押し付けがましく、内容が薄い印象でした。 -
たった一回の腕立て伏せが、生活を変える一回になる。
小さな習慣とは、新たな習慣にしたいと思っている行動を最も小さい形にしたもの。
小さな習慣は小さ過ぎて失敗するわけがない。
繰り返すこと。また、脳はゆっくりとした変化を好む。
我々の行動の45%は習慣として自動的に行っているもの。
モチベーションに頼っても習慣は身に付かない。
モチベーションは過大評価されている。
意志の力は信頼でき、強化できる。
難しい決断は、意志の力を消耗させる。
小さな習慣は、もっとやりたいという気持ちになること。とその行動を本当の習慣に育てること。を達成することができる。 -
いつも達成できない大きすぎる目標やスケジュールを立てては挫折し、自己肯定感を下げていた。
そんな私に寄り添ってくれて、習慣づけやステップアップすることが苦手な人に「どうしたらいいか」「何故そうするか」を丁寧に教えてくれる良い本だと感じた。
自分が無能なのではなく、習慣にするやり方が違っていただけだったのだ!!と思える1冊。半年後の自分がどうなっているのかも楽しみにしたい。 -
筆者と同じく、私も決意は星の数ほどし、幾度となく達成できない日々を送っていました。ただ、どうしても勉強しなくてはならなくなったこと、ダイエットを成功させたいがために本書を読みました。
内容は、タイトルの通り
①ばかばかしいほど低いハードルを設ける
のみをやり方としています。
しかし、ばかばかしいほど低いハードルでも習慣につながることや、低すぎるハードルのために結局多くは上回った成績を残せること(ただし心の中でこっそりハードルを上げるのは禁物)、低すぎて時間も取らないためできない言い訳にならず、むしろこれくらいはできるよな?と自分にハッパをかけて行動に移せるというものでした。
現在ばかばかしいほどのハードルで勉強とダイエットをしていますが、何はともあれ一日も絶やさずできており、これが続けば本書にあったように自己肯定感も上がることを期待しています。
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人はつい大きな目標を立て、その場で何か大きなことをやり遂げた気になってしまう。
"新年の誓い"の達成率が8%だというのも頷ける。
そこで本書で紹介される小さな習慣の実践が有効だ。
小さな習慣では自分がやり遂げようとしていることを、ばかばかしいほどに細分化して、毎日行う。
例えば、運動を30分して健康的な体を手に入れるのが目標なら毎日1回腕立て伏せをすることを目標にするのだ。
筆者自身の小さな習慣も「腕立て伏せ1回チャレンジ」から始まった。
小さな習慣は何故良いのか?
・モチベーションに頼らずに小さな意思力があれば実行できる。
・行動をすることで自分を信じることができる(自己肯定感の向上)
・日々の中で行動を意識することで、集中力と意思の力を高められる。
・コンフォートゾーンから一歩踏み出すだけであらゆるものを克服できる。
小さな習慣を失敗させないためには?
・ごまかさない(目標以上のことをしようとしない)
・目標の進歩、過程に幸せを感じる
・褒美を頻繁に与える(もう一度習慣を繰り返すよう励ます)
・冷静さを保つ(単調で退屈でも穏やかな心で続ける)
・どれほど簡単かを思い出す(難しく思わずに課題は簡単だと信じる)
小さな習慣でばかばかしいほどに小さな行動でも信じて続け、自分をコントロールしている感覚を得ることができれば、やがてそれは大きな成果となって自分に返ってくるだろう。