幸せになる勇気――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

  • ダイヤモンド社
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レビュー : 462
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478066119

感想・レビュー・書評

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  • これからどうするか、生き方のヒントを得られた気がする。
    寿命を迎える前日まで人は変われるというアドラーの言葉に勇気をもらった。
    『嫌われる勇気』 と併せてまた読み返したくなる本になるだろう。

  • 「置かれたところで咲きなさい」という言葉がある。どういう環境に置かれるにせよ,結局はそうするしかない。だからこの言葉は強い。とはいえ,咲きやすい環境と咲くのが難しい環境があるのもまた事実。こんな事を書いてしまうと「自分の人生は、自分で選ぶことができる」と考えているアドラーには怒られてしまうだろう。
    この本を読んでいると,確かにそのとおりなのだと思う。そう生きられたらどんなに楽か。それと同時にアドラー心理学の厳しさも感じる。信用と信頼の違いがあるので,単純にそれまでの人生の状況に比例するものではないけれど,イージーに人生に反映できる人とそうでない人がいる。もちろん,それを「自らの劣等感を、課題を解決しない言い訳に使っている」と言われればそれまでなのだが。
    自分の困難さを嘆いても,過去がどうだったのかも意味がない。「われわれが語るべきは「これからどうするか」」。「「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置」けるようになりたい。
    本書に「正義に酔いしれた人は、自分以外の価値観を認めることができず、果てに「正義の介入」へと踏み出します」と書かれている部分がある。これは現代社会が抱えている問題の本質を突いていると思う。正義を自負する人たちはこの言葉の意味を噛み締めてほしいと思う。

  • 「嫌われる勇気」の続編。続編というよりは、さらに詳しく解説するといった趣き。青年と哲人の会話ですすむのは同じだが、会話の不自然さは練りに練ってこのようにしたと思われる。

  • 嫌われる勇気の続編にあたる作品。
    今作はいわば実践編の内容になっている。しかしながら前作を読んでいても内容を理解が難しい内容となっていると感じた。何回も読み込みやっと理解が深まるといった本。

  • 2018年12月

  • 「嫌われる勇気」の続編。

    教員や親は、ぜひ、これを読むべきだ、と思った。
    勤務校の図書館に入れてもらったけれど、研究図書の方にも必要かも。


    勤務校の図書館から借りた本。再読したいので、購入予定。

  • 「承認欲求にとらわれた人間は、他者から認めてもらうことを願うあまり、いつの間にか他者の要望に沿った人生を生きることになる。」とメッセージがとても響きました!
    調査兵団団長のエルヴィン・スミスも「後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。そして、決断を他人に委ねるようとするだろう。そうなるとあとは死ぬだけだ。」と言っていますが、共通して、自立した生き方を大事にしているなと感じています。
    そういったメンタル面を学べる貴重な一冊です。

  • 褒めることも、叱ることもしない、そんな子育ての意味や具体的実践方法を学んでみたく読んでみた。
    大きな原理原則は他の子育てや、自己啓発書とつながってくるものが多いが、共同体のような考え方が仏教に似てる?みたいでなんかしっくりくる。
    また子育てだけではなく、家族、友人、仕事、すべにおいてどういった人間関係を目指すべきなのか、嫌われる勇気に続いて大変勉強になりました。時折読み直してみたい本。

  • 教育の目的は、4つ。
    行動面では
    ・自立すること
    ・社会と調和して生きることができること

    精神面では
    ・自分には能力があるという意識を持つこと
    ・人々は私の仲間であるという意識を持つこと

    全てこれに帰結する。したがって、どんな、教育としてのコミュニケーションを取るときも、全てこの4つを意識したものでなければならないだろう。

    *自立とは、自分の価値を自分で決められること
    *自立とは、自己中心性からの脱却である

    *人間の価値は、どんな仕事に従事するかによって、決まるわけではない。どんな態度で取り組むかによって決まるのである

    *愛とは、落ちるものではなく、築き上げるもの。どこまでも能動的な働きかけによって、創り上げるもの



    *幸福の本質は貢献感である

    *人間は全ての判断を自分の意志によって行うことができる。教育者が行えるのは、よりよい判断を下すための、情報や材料の共有だけなのだ
    ・教育者の役割とは、意思決定の援助をすることだけ

    *競争関係のなかではなく、協力関係の中に生きよ

    *結婚とは、「対象」を選ぶことではない。自らの生き方を選ぶことだ

    *僅かな信念しかもっていない人は、人を愛することは難しい。愛とは信念の行為なのである

    *「愛」とは、人生の主語が変わること。「わたしたちの幸せ」を築き上げることこそが、愛である

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著者プロフィール

1956年、京都府生まれ。哲学者。日本アドラー心理学会認定カウンセラー。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋哲学史専攻)。専門はギリシア哲学、アドラー心理学。主な著書に『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(以上、古賀史健氏と共著、ダイヤモンド社)、『老いる勇気』(PHP研究所)、『プラトン ソクラテスの弁明』(KADOKAWA)、『幸福の哲学』(講談社)、『よく生きるために働くということ』(KKベストセラーズ)など多数。

「2019年 『「今、ここ」にある幸福』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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