シンプルに考える

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 2052
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478066348

作品紹介・あらすじ

「戦わない」「差別化は狙わない」「計画はいらない」「偉い人はいらない」「自分を守らない」いらないものは全部捨て、本質だけを追求。本当に大切な1%に100%集中する。

感想・レビュー・書評

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  • 元LINE株式会社CEOの森川亮さんの本。

    現在では、持っていない人の方が少ないスマホ。そのスマホ利用者がほとんど使っているLINE。そんなアプリを作っている会社のCEOだった人の本ということで興味を持ちました。

    この本を読んでLINEがずっと使われ続ける理由がちょっとだけ分かった気がしました。

    物事を複雑に考えてしまう癖がある自分にとって学びがあった本。

    大事なことほどシンプルなことが多い気がします。

  • 何年か振りに、あらためて 手にしました。
    前は、こんなのアリなのとおもっていましたが、あらためて拝見すると、いろいろ新しい気づきがあってうれしかったです。

    ユーザのニーズに応えること本質として、他はやらないが極論。

    刺さった言葉は以下。

    ・ユーザが本当に求めているものを生み出すことに集中する
    ・よい人材を確保することが重要でそのため慎重に採用を行う
    ・仕事は与えられるものではなく作り出すもの
    ・生半可なものでは、ユーザは満足しない、いかに知恵を絞って結果を出すか。精度の高い仮説をまわす。それでも失敗する。
    ・会社は学校ではなく教育はしない、でも、自分から学ぶものは支援をする。
    ・理念も、ビジョンも、計画も、事務も、マニュアルも要らない。社内の空気も読まない。
    ・ダメな会社ほど、会議がおおい。
    ・ビジネスを成功させるためには、クオリティ✕スピードを最大化させる。

  • 1.世界は意外とシンプルなのに、難しく考えすぎてる自分がいたので、勇気をもらいたくて読みました。

    2.「ユーザーに価値あるものを提供するということ以外は考えず、そのためにどのような組織づくりをすればいいのかが述べられてます。日本の典型的な保身主義をいかにして排除していくかのモデルとななっているのがこの本です。徹底してムダを省き、時代の変化に対応していくことを忠実に守った結果がLINEを生み出しています。

    3.この思考を長続きさせることができれば永遠に続く企業といっても過言ではないと思います。仕事は「ユーザーにとって価値あるものを提供すること」が本質です。大企業になるほど保身主義に陥りがちなので、そこをやめた私にとって共感しかできない内容でした。そして、262の法則で、会社には必ず2割の働かない人がいることへの課題に対してこの本は極めてシンプルな答えを出してます。それは人事採用です。100%上手くいくとは言ってませんが、情熱のある人を基準に採用していくことで、ユーザーに対して価値あるサービスを提供し続けることが叶っています。この流れはもう止まらないし、結果を出さない人はすぐさま淘汰される社会になってきます。自分も負けないようにこれから仕事をしようと思います。

  • タイトルや目次から想像するにゆるい内容の本かなと思ったら、結構厳しい事が書かれている様に思う。しかも、使用者側の立場から如何に社員を全力で働かせて成果をあげるかについて書かれていて少し違和感がある。発想自体は、素晴らしいのだが。

  • トップ5%の人だけを調べた某書籍に通ずるものが多かったです。
    著者の人生を追いかけながら読み進められるので、ただのビジネス本ではないと思います。時々、「この時自分だったらこうしただろうなぁ」とか「この選択はしないなぁ」とか、そうやって読むことがこの本の醍醐味です。

  • 元LINE代表取締役の森川亮さんが書かれた本。
    友人に勧めてもらい、読んだ。

    改めて、日々生活を送る中で本当に大事なことは何なのか?取るに足らないことは何なのか?を振り返る良い機会となった。
    本当に重要なことは意外と少なく、とてもシンプルなことだ。

  • なんとなく、上司もこの本を読んでるなと感じた。

  • 今の時代情報に溢れていていろんな情報をとりにいくとあれもこれも大切これもやらなきゃあれもやらなきゃとなってしまい結局何をやればいいかわからなくなる。だからこそ、シンプルに1番大切な本質の部分は何かを明確にしそれ一点に集中して取り組めば結果としていいものを生み出すことができるのだと思った。僕の中ではYoutubeをやってる以上、お金のためだったけれど今の軸は斬新な自分らしいアイデアの自分が面白いと思える遊びを考えること。つい、お金を稼ぐならもっと動画を長くとかもっとジャンルを大人向けにしなきゃとか考えがちだけれどそれをやりすぎてしまうと本質、自分の価値から遠のいていき視聴者に見放されると思った。つまり、今やるべきことは目先の利益を求めるのではなく純粋に僕が簡単にできて面白いとま思える斬新な遊びをたくさん開発さることなのだと感じた。どうしてもお金に目がくらみがちだがそうなるといよいよYoutubeがつまらなくなっていいってしまうから大事にすべきものは大事にして最低限のお金を生み出しながら自分が本当に面白いこれには価値があると思える遊び方を視聴者に提供することが今ほんとうにすべきことなのだと感じた。それを1年続けていれば自分を好き何なってくれる人も増えて、本当にやりたかったことややれることが増えていく。仕事も恋愛も遊びも可能性が増えると思う。
    だから、今僕がすべきことは目先のお金に目を向けるのではなく自分が面白いと思える遊び方をたくさん生み出すことだと思った。お金ならあとから嫌でもクラファンやオンラインサロンで回収できるから!自分を信じろ!もしその時お金に困ったらその時の自分がなんとかするから今は時間があるのだからもっとたくさん面白いと思ってもらえる遊びを提供しよう!そのうち必ず僕の動画を見て本や商品、イベントなどの話が来るから!お金ではなく自分の価値を高めることに心力を注ごう!

  • この本はLINEの元代表取締役社長の森川さんが自身の経営や物事に関する考え方について述べた本です。

    個人的に気に入っているのは『「不安」を楽しむ」』の節と『「成功」は捨て続ける』の節です。

    ”未来が不確定だからこそ、可能性は無限大"という言葉には非常に勇気づけられるものがありますし、成功を捨てるということは非常に難しく、意識しておく必要があるように感じました。

    読む人の年代や立場によって響く部分は違うと思いますので、パラパラとめくってみて、気になった部分を読んでみるという読み方でも楽しめる作品だと思います。書店などで手に取ってみてください。

  • 図書館で借りて読む。

    職場で、ディレクターの立場で考えるときのプリンシプルを、著者の経験を元に平易なことばでまとめてあります。

    この手の本は、読んで知識を得るというよりも、日々仕事をする中で、同じような問題意識をもつ読者が、本のことばを通じて著者と対話をしつつ、自分の考えを深めるきっかけになれば読んでよかったな、と思えるのではないでしょうか。

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著者プロフィール

近畿大学経営学部教養・基礎教育部門准教授
1969 年4 月24 日,岐阜県岐阜市生まれ.
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程を経てTheoretical Physics Research Unit, Birkbeck College, University of LondonでBohm-Hiley理論を学ぶ.神奈川大学理学部非常勤講師,山形大学大学院理工学研究科准教授などを経て現職.
物理学の哲学・思想・歴史(その思想史),特に量子力学の解釈,なかでもボーム理論(Bohm-Hiley理論)の専門家である.

「2023年 『社会科学系のための鷹揚数学入門―微分積分篇―[改訂版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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