1分間意思決定[新装版]――決断力が身につくたった1つのルール
- ダイヤモンド社 (2015年6月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478066553
作品紹介・あらすじ
やるか、やらないか。すべてを2択に持ち込めば、正しく、早く、決められる!『チーズはどこへ消えた?』のスペンサー・ジョンソンが、悩める若者の気づきと成長の物語を通して教える、驚くほどシンプルで、本質的な「決断の技術」
感想・レビュー・書評
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★的確な意思決定をするには、2つの問いを実行する
■実質的な問い:頭を働かせる
①本当に必要なことに答えているか
└本当に必要なことなのか、自分が望んでいるだけのことなのか
wishとmustの違い。本質的なのは何か?
②選択肢が分かっているか
└選択肢を把握するため、情報収集をやり切っているか
③考え抜いているか
■内面的な問い:心に尋ねる
①自分に正直になっているか
└ポジティブな幻想だけを信じるのではなく、しっかりと現実を直視しているか
②直観を信じているか
└直観とは、経験をもとにした無意識の知識のこと
└意思決定の際の感情で、結果を予想することは可能
③自分の価値を信じているか
└現状維持ではなく、高みを目指しているか
└信念に基づいて行動しているか -
意思決定は、頭で行う3ステップと、心で行う3ステップ。
これもわかりやすく、2回読んだら頭に入る。心の方がやや難しい感じはするが、頭と心を行き来して決断していくさまは仕事だけではなく人生にも役立つ、と思った。他の2冊のシリーズと合わせて、これも良書だと思う。 -
このシリーズは読みやすいですが、奥は深いです。
簡単な質問に答えていき、意思決定をしていく方法。
なるほど。
使えそうな質問もありますね。
シンプルながら、考えさせられます。 -
決断力に自信の持てない若者が3日間のキャンプに参加し意思決定の本質について身につけてゆく姿を通して、意思決定法についてを問う自己啓発本。本書にもあるが「この方法は実践しなければ意味がない」やってみようと思わせる力をもつ。明日からの自分を変える意思決定ができたひとはぜひ。
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1分間マネジャーほどのインパクトなし。
しかしながら、yes or noという二択で意思決定するというのは、色々あり、なかなかそうはいかないが、とどのつまりは二択なんだし、これを意識するのは大切。
次は、意思決定だけでは、タスクは片づかないということ。決定に基づき行動、処理できるスキルがないといけない。
そして、この本の意思決定が、なんとなく独りよがりな意思決定になってしまうような印象を受けてしまった。自信を持つのは大切だけど、その裏づけとなるものがないとね。 -
原題は、『「Yes」 or 「No」』で、92年に米国で発売されたもの。09年に「世界で一番シンプルな決め方の技術」の邦題で出版されたものを改題、修正したもの。一番印象に残ったフレーズは「これはただ望んでいるだけのものだろうか、それとも本当に必要なものだろうか?」「本当に必要なことだけを追求すれば、意思決定しやすくなり、的確な決定をより早く下すことができる。」
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一分間マネージャーが良かったので
それに比べると期待より下がる。
でも、意思決定をするときに
「ほしい」ではなく「必要」で
判断するのは大切なんだと気付かされた。
新しい家(ほしい)が必要なのではなく
そこにある温かい家庭が必要なのだ。
必要とか欲しいなどの動詞を入れ替えても
通じるので混乱してしまうけど
本質的なものを見つめ求めなさいということ。
選択肢が全て洗い出せているかなど
意思決定に必要なヒントがたくさん詰まっていた -
簡単だけど難しい。
簡単だけど効果が疑わしい。
1ページぐらいでまとまりそうなことを1冊にして説明してるけど、ぼんやりしてる。
宗教観の違いで受け入れにくいところがあるのかも?
キリスト教とかを知れば理解が深まりそう。
簡単なのでとりあえず試す。