SPRINT 最速仕事術――あらゆる仕事がうまくいく最も合理的な方法
- ダイヤモンド社 (2017年4月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478066997
感想・レビュー・書評
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言葉だけしか知らない状態だったのでやり方としてどんなことに気にしておくとよいのかがわかった。ある意味民主的じゃないところに自分としてはカウンター的な学びがあった。5日セットに限らず、それぞれの日でやることは物事を前に進めるときにとても役立ちそう(特に水曜日の決める)
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NEWSPICSの記事を読んだらこの本の著者の記事があって、久々に開いてみた。
改めて読んでみると実践!スピード企画立ち上げ術といった印象。
チームづくり、アイデア出し、プロトタイピング等々、かゆいところに手が届く的に事細にその勘所を書いている。
ただ、アイデア出しの箇所は付箋を使ったフツーのブレストとしか思えなかったり、僕の読み込みが浅いのか特段の目新しさは無いような気もした。
とは言え、邦訳の文体は何だかテンション上がったりもしたりして、若い頃のハツラツとした自分を思い出した感じだったね。 -
スプリントとはアイデアをプロトタイプの形に素早く落とし込み、それを顧客とテストすることにより、短期間で重要な問題に答えを出す手法を言う。
月曜日 問題を洗い出す。どの重要部分に照準を合わせるか決める。
火曜日 多くのソリューションを紙にスケッチする。
水曜日 最高のソリューションを選ぶ。アイデアを検証可能な仮説の形にかえる。
木曜日 リアルなプロトタイプを完成させる。
金曜日 生身の人間でそれをテストする。
まず外見を整える。
決定権を持つ人を参加させる。
チームの人数は7人以下にする。
中断が生産性を急落させている。
典型的な仕事時間は10時から17時に設定する。そして5日連続でスケジュールを確保する。
また、デバイスは基本禁止。
ホワイトボードが思考力を高める。
終わりから始める。つまり、ゴールを意識し、長期目標を定める。そして優先順位を決める。
スプリントクエスチョンを考える。
*このスプリントでどんな質問に答えを出したいか。
*長期目標を達成するために、どんな前提が満たされなければならないか。
*プロジェクトが失敗に終わったとしたら、どんな原因が考えられるか。
マップを作る。
登場人物を書き出す。
完了を書く。
フレーズと矢印でつなぐ。
どうすれば〜できるか。というフレーズでメモを取る。そのメモをマップにマッピングする。
ターゲットを決める。
プロトタイプはファサード。つまり張りぼてで良い。プロトタイプにはキーノートなどのプレゼン用ソフトが向いている。
テストは5人が良い。というのが本書で示唆されている。
本書はスプリントの多くの事例と具体的な方法が記載されており有用である。
メンバーを集め、5日間集中して取り組む。プロトタイプを早く仕上げる。それをテストし修正する。ということを回す。 -
1週間確保して一度やりたい。
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5日間でアイデアを形にする方法。
マネは難しいが概念は参考になる。
例えばそもそも中断がよくないわけでしっかりと時間をかけて短期間にやり切ることはまず大事。
大きな課題をとらえてアイデアを整理するのもそう。
タイムタイマーを買う気持ちになれたほど時間管理や期限が大事で
常に限られた時間内で物事を成し遂げようとするのもだいじ。
脱出ゲームのスプリント力を思い出す。
諦めない気持ちが前に進む力となるのだろう。 -
デザインスプリントのやり方。アイディエーションやユーザーインタビューのやり方が細かく書いてあってとてもわかりやすかった。実際の業務でどんなタイミングで実施するかは難しいが、知っておいてよかった。
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プロトタイプづくりやテストの具体例が語られてて参考になった。
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グーグルなどで使われている仕事術「スプリント」について解説された一冊。スプリントとは、新しく事業を立ち上げたり、既存の事業を改善のためのプロジェクトの進め方であり、1週間(5日)でプロトタイプを作る超短期サイクルの業務プロセス(内容は結構複雑)。マッキンゼーやブルーボトルコーヒーなどで使われたようだ。プロジェクト進行の選択肢を増やしたい人にオススメ(プロマネ向き)。
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摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50057656