天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法――コロンビア大学ビジネススクール最重要講義
- ダイヤモンド社 (2017年11月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478067185
感想・レビュー・書評
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第七感で人生目標を決める
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天才的ひらめきを第7感という観点で解き明かし、ツールとして落とし込んだもの。仕事というよりも人生へフォーカスしている印象だった。
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コロンビア大学の人気講義をまとめた本。
第7感で考える方法を説明している。
人間の五感は嗅覚、味覚、触覚、視覚、聴覚で、第六感とはこれまでの経験に似た状況で素早く判断が出来る能力の事である。
第七感とは、新しい状況で斬新な答えを生み出す能力の事である。
一例として、スターバックスは元々コーヒー豆のみを販売している6店舗しかない会社だったが、ある社員がイタリアで什器の購入を頼まれて出張した所、たくさんのコーヒーバーがあり、その組み合わせを思いついた事から世界に名だたるコーヒーチェーンとなった。
第七感を鍛える項目
1.歴史の先例
2.オープンマインド
3.突然のひらめき
4.決意
方法としては、成功の秘訣を考える、
目の前の状況から一旦離れる、
自分の考えに固執しない、
様々な主張に疑問を持つ、
行動するための決意ではなく、不完全なアイデアを改善する方法が見つかれば自ずと行動に向かう。
オープンマインドを実現するためにネガティブな感情から解放することの実践。
1.全ての問題を書き出す
2.過去と未来に分類する
3.カルマ(自分ではコントロール出来ないこと)に直面した時に、取るべきダルマ(自分でコントロール出来ること)は何かについて考えること
4.やることリストのような行動を決める
人生戦略を1枚のマップにする
1.やりたい事
2.目標
3.行動と障害
4.未知のステップ -
前半は少し退屈だったものの、後半のチャプター6あたりから面白くなった。クーデュイ(精神的瞥見)コルチゾール、カルマ、ダルマあたりは心に留めておきたい言葉。
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閃きに関して、参考になった。
・第7感はオープンマインドの状態にでる
・オープンマインドは目の前の状況から離れること。
・既存の要素を新しく組み合わせること
知らないことをいきなり閃くことは無い。
自分の中では、確かにと思うことが多く、確信にできた本だった。
意識するだけでも、ひらめきが増えるかもしれないと感じた。 -
第七感という
問題解決No⤵ -
アドラー心理学に通じるものがあり、共感できた。
問題点の整理→その要因が過去か未来か→自分の問題(ダルマ)か自分意外の問題か(カルマ)の線引き→目標の設定→具体的なアクションのフレームワークは今後も活用していきたい。
新しい思考をもつためにはオープンマインドが必要
第七の感覚を大切にする
第6の感覚は自分の経験則
ひらめきによって「関心」→「情熱」
「やりたいこと」と「できること」の妥協点をどうみつけるか -
なんだろ?判断の難しい本でした。
簡単に言うと、
【無意識のものである『ひらめき』を、意識的に引き出せるメソッドの本】
って感じなんだけど、、、なんだろ?
なんかスカッとはしない感じ。
まぁでも、書いてる内容は参考になるし、
「今度、実践してみようかな?」
って感じにはなりました♪ -
コロンビア大学のビジネススクールで講師を行う著者が天才的な閃きを起こす第七感について科学的な解明と活用できるような手法について解説した一冊。
第七感を目覚めさせるべく自分の持っている要素を組み合わせることを誘発させるためにオープンマインドになることやフリーユアマインド、人生戦略マップ、アイデアネットワーキングという手法を使って意図的に起こすための方法が書かれていて勉強になりました。
第六感と第七感の違いや他人に共感を得にくい理由などアイデアについての疑問にも答えられていて発見もありました。
また、アイデアが浮かんでも欠けているピースを埋めていくことやネガティブな感情から自分を解放すること、カルマからダルマへと切り替えることなど実践的な行動から第七感を生み出すための思考法も学べました。
自分を無にして、行動を決め、多くの人にアイデアを問うことを行うことで自分の人生が拓ける第七感を得ることができることを脳科学の見地から本書で感じたとともに今まで不思議に思っていた閃きの感覚を自分のものにすることに一歩近付いたと感じた一冊でした。 -
閃きに関するヒントが詰まった1冊でした。
とても参考になる良書と思います。 -
なんか、タイトルから想像した内容と違った。期待外れでした。第七感、閃きの事って言う事はわかった。
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天才的なひらめきを生むメカニズム(第7感)を科学的に解明し、それを誰もが活用できるかたちに落とし込んだ思考法を解説した本。(訳者あとがきより一部抜粋)
とはいえ、後半では人生設計に役立つ三つのツールが紹介されており、思考法の本というよりは人生設計とかキャリア設計の本のように思える。
著者はコロンビア大学ビジネススクールの上級講師であり、本書の内容は著者が長年教えてきたことをまとめたものであるらしい。
個人的には前半よりも後半のほうが興味深く読めた。特に「人生戦略マップ」の「目標は互いに矛盾してもいいし、柔軟に変更してもいい」という考え方は参考になったし、「アイデア・ネットワーキング」も実践してみようと思える方法だった。 -
歴史の先例→オープンマインド→ひらめき→決意
先例
・成功しているものの秘訣は何か?を考える
・〇〇よりも、□□のほうが重要か?と視点を変える
オープンマインド
・離れる
・変更に対して常にオープンでいる
・自分の考えに固執しない
・他人のアイデアのほうが優れていると素直に認める
ひらめき
・リラックスする
決意
・相手によって伝え方を変える
・改善案を求める
その他
・マルチタスクしない
・スマホをオフする
・ポジティブでいる
・過去(の苦しみ)と未来(への不安)を分ける
・カルマ(コントロールできない)とダルマ(コントロールできる)を分ける
・冷静を保つ -
第六感という言葉はよく聞くが、この本では第七感ということについて説明されている。
なるほど読見進むほどに腑に落ちる話ばかりで一気に読んでしまいました。
スターバックスのハワード・シュルツに起きたひらめきの話はとても具体的でわかりやすい。
非常に面白かったです。おすすめ。 -
ちょっと前に読んだ。第7感について。ちょいちょい。
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フォーカスの時とオープンマインドの時を分ける
問題の「カルマ」と「ダルマ」を考えることで脳のストレスを減らす
カルマ=自分ではコントロールできないこと
ダルマ=自分でコントロールできること -
20180413 発想法を取りまとめてわかりやすく解説してくれている。自分でもできそうな気持ちにさせてくれるのも良い。会社の教育の一環としてセミナをやっても良いと思った。先ずは自分の手を動かそう。
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閃きを得るための第7感の養い方について記載。
歴史の先例(過去事例)を蓄積し、オープンマインドでフラットな状態に自身を保つ、過去事例たちが新しいつながりとなって閃きとなる、その閃きを確かなものとするため適切な人間と会い、やるべきこととする、というような内容。
新しい閃きが欲しいと思った際の考え方の参考のような本。
(自身のアプローチと似ていたため読了) -
①15分でいいから、毎日リラックス時間をとろう。
②常に思考はフラットに。偏らないこと。
③ネガティブ思考とサヨナラしよう。
④第7感を鍛えよう。
⑤話を聞く。映画を観る。本を読む。なんでもいいから、とにかく経験しろ。
以上。各ページの章立てキャッチコピーだけ読んで、気になった話だけ読むのがスマートだと思われ。割と浅いけど、思考の体操に必要なことがよくまとまってる本。