人類は絶滅を逃れられるのか―――知の最前線が解き明かす「明日の世界」

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478069882

感想・レビュー・書評

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  • 短時間でサラッと読めるディベート。
    マルコムグラットウェルのジョークが冴え渡りなかなか楽しい。
    しかし結果は予想に反していた。
    現場の臨場感はまた違うのだろう。
    ともあれ、進歩によって一人の人間が及ぼす事のできる影響は過去に例のないほど大きくなっているのかどうか。
    なかなか面白かった。

  • 未来に対しての肯定派マット・リドレーとスティーブン・ピンカー、懐疑派のマルコム・グラッドウェル、アラン・ド・ボトンの文明の過去・現在・未来に対するディベートの本。

  • 原題は、"Do humankind's best days lie ahead?"(普通に訳せば、「人類の未来は明るいか?」)。

    2015年11月にカナダのトロントで開催された「ムンク・ディベート」(*)の書籍化。

    (*)世界最大の産金会社バリック・ゴールドの創業者ピーター・ムンクらが設立した「ムンク財団」が主催するディベート大会、半年に一度開催される公共政策イベント。

    スティーブン・ピンカー、マット・リドレー(以上2人が未来肯定派(楽観派))、マルコム・グラッドウェル、アラン・ド・ボトン(以上2人が未来懐疑派(悲観派))の4名による討論。

  • 対談

  • 錚々たるメンバーでのディベートな割に中身は貧弱な印象。まず、日本語のタイトルがあまりに原書と違う。(原題: Do humankind’s best days lie ahead?)
    進歩主義の欧米人に「明日は今日より良い日か? 」というニュアンスで問いを立てれば肯定派がやや有利なのは仕様がなく、事実その通りの投票結果となっている。テーマ設定をもう少し狭くした方が良かったかもしれない。
    日本語タイトルから、ビョルンロンボルグのような内容の本と期待しただけにやや残念。
    ディベート形式なのでスラスラ読め、時間を損した感はないけれど。

  • ムンクディベート。テーマが壮大過ぎてやや消化不良といった感じ。ただ、リドレーとグラッドウェルの対決は個人的に○

  • 最高の人工知能が実現すればホモサピエンスは過去のものになる。科学技術を研究する人の数と彼らが自由に使えるテクノロジーの量、そして彼らが得て来た知識の量を考えると、人類は50年前よりも問題解決能力が高まった。
    人間はもがく苦しみ続けるが、哲学や芸術などの助けを借りることができる。哲学や芸術は科学と肩を並べて存在し、完璧でなくても痛みの小さな人生を送る助けになってくれる。

  • カナダのトロントで半年に1回開催される公共政策に関して専門家を招いて実施される「ムンク・ディベート」というイベント。2015年11月は「人類の未来は明るいか」をテーマに、4人の専門家がディスカッションしており、本著はそれをまとめたもの。
    90分のディベートの発言録と、前後のまとめパートで1〜2時間もあれば読了できるでしょうか。

    テーマ自体は面白いものなのですが、なにぶんディベートの現場。足の引っ張り合いに終始しているようなシーンもあって、言い返し方のテクニックを見ているのはそれはそれで悪くはないのですが、中身はちょっと薄いかも。
    ※相手が納得感があることを言ったら「それは今回のテーマとは関係ない」と言い返したり。
    面白い論を提起している専門家を見つけるためのツールとして読んで、興味が湧いたらその人の本を読むのがいいのではないかと感じました。

    ちなみに、邦題はネガティブな物言いですが、原題は「人類の未来は明るいか」であり、これは出版社さんが日本人にはこの方が売れると思ったからでしょうか。なんとも。

  • Azabu Lib

  • 図書館で見かけ、ピンカーの名前に惹かれて借りる。大学のレポートで、ピンカーの言語野の本が面白かった記憶がある。
    ただ、あまり内容のない議論のような気がした。
    本のタイトルからして、ディベートの「人類の未来は明るいか」と異なるし…
    しかも、かわいそうなことに、4人のディベートなのに、表紙には3人の名前しか載っていない。なぜボトンさんは外されたのか。
    ひとまず最後まで読んで、私は楽観主義者でいたいと思った。

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著者プロフィール

スティーブン・ピンカー Steven Pinker
ハーバード大学心理学教授。認知科学者、実験心理学者として視覚認知、心理言語学、人間関係について研究している。進化心理学の第一人者。主著に『言語を生みだす本能』、『心の仕組み』、『人間の本性を考える』、『思考する言語』(以上NHKブックス)、『暴力の人類史』(青土社)、『良い文章とは(The Sense of Style)』(未邦訳)があり、最新の『21世紀の啓蒙』が10冊目になる。研究、教育ならびに著書で数々の受賞歴があり、2004年には米タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に、2005年にはフォーリンポリシー誌の「知識人トップ100人」に選ばれた。米国科学アカデミー会員。『アメリカン・ヘリテージ英語辞典』の語法諮問委員会議長も務めている。

「2019年 『21世紀の啓蒙 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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