士業再生―士業が変われば、日本が変わる。

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.43
  • (2)
  • (0)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 21
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478082874

作品紹介・あらすじ

知財立国ニッポンのGDPを支えるのは高い「志」をもった「士」業者たちだ!弁護士・公認会計士・司法書士・弁理士・税理士・行政書士・社会保険労務士・土地家屋調査士・不動産鑑定士など、日本の士業を育てた、LECの反町勝夫が説く、士業再生論。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者は大手資格スクールLECの経営者です。
    「士」行の「士」を、「武士」「騎士」「戦士」といった「士」のイメージで、日本経済を牽引していく存在として語られています。しかし。超難関資格の弁護士資格を取っても食えない時代です。この時代、「士」業は、お役所に対する代理業務しか期待されていないように、感じられます。

  •  日本の経済的弱体化。その解決策として知財国家の実現を筆者は掲げる。
     多くの資格保有者だからこそ持てる視点で、なぜいま士業かが語られている。魅力的なことばかりでなく、現在の日本で士業が十分に活用されるには、環境面やユーザーの意識の面で課題が多いことも紹介されていて勉強になった。これから盛り上がるであろう分野についての記述もあり、士業の過去、今、そして未来が見通せる内容である。

  • 知識がこれからの社会の中核となるためには、「知識の組織化・社会化」が必要であり、そのためには「専門知識者を管理し、組織する経営管理者」が誕生しなければならない、その経営管理者は、知識社会の代表たる人物であり、「教育ある人間」だといっています。そしてこの「教育ある人間」とは、人文・自然・社会科学の全分野の知識に通じて、座学のみならず実践力を体得しなければならないと述べています。<ドラッカー

    経営者にとって「やらないことを決める」ことが重要な仕事なんです。>satoグループ代表佐藤良雄

  • 「士業」っていう言葉にこだわってませんでしたが、最近勉強しているまたは気になっている仕事として「中小企業診断士」、「社労士」などがあります。そんなときに、「士業」という目線で見たときにどうなのか?という本書に関心をもったので、本棚に登録してみました。

全4件中 1 - 4件を表示

反町勝夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×