「時間」はどこへ消えたのか?―――「期限」が仕事を遅くする

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.13
  • (0)
  • (4)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478083826

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 個人的に価値観が近いと感じた。
    特に「時間は可能性の畑」という捉え方がしっくりくる。
    紹介されているスケジュールやタスク管理方法も、
    自己流のやり方とは詳細は違えど、意図や方針は近いものを感じた。

    個々人の時短術への言及はあまりない。
    それよりも組織人として、
    仕事を通して生み出しかねない膨大な「ムダ」を防ぐことを強調。

    「タイムロスの原因は能力不足と意識不足に分類できる」
    としたうえで、「意識不足からくる能力不足」とか、
    ん?となる表現があり、若干戸惑う部分もあった。

  • いかに時間を無駄にしているかがよくわかった。時間を生み出すには無駄な時間を削るしかない。

  • 9割以上の時間をムダにしている

    スケジュールに記入するのは締め切りではなく行動。
    締め切りは情報、行動は予定。
    具体的な行動に噛み砕いてからスケジュールに記入する。

    パーキンソンの法則=仕事の量は完成までの時間をすべて満たすまで膨らむ。支出の額は収入の額に達するまで膨らむ。

    最初から次の時間の予定を入れる、または完成度を決める。

    情報の記録は、スケジュール、メモ、タスク管理表、その他の記録。

  • 30分で出来る仕事を1時間かけない。

    1日で出来る仕事に3日もかけない。

    時間を有効に使うというのは突き詰めればいかに無駄を減らすかという作業になる。

    スケジュール管理は下手すると「時間に追われる」感覚にもなりがちだが上手に行えばむしろ時間に余裕を持たせることが出来る。

    かなり細かいタイムマネジメント法なので全てを真似するのは難しいが参考になることは多かった。

  • リソース 経営資源
     ヒト、モノ、カネ、時間 時間だけが有限

    次に何をすべきか、空き時間に何をすべきか
    いま取り組んでいる業務をいつまでに終わらせるか

    間違った常識
     意思決定のために多数決を採用する 多数派が高い分析力や考察力を持っているとは限らない
     一度決めたことだからやり遂げる 過去に自分が下した決断を変えることがあってもおかしくない
     言い訳はしない なぜ起こったのか究明が大切
     口答えはしない 上司が細部を見落としている可能性があるとき、それを指摘するのは部下の責任
     結果が全て ありのまま受け入れなければ行けないのは結果で、コントロールできるのが原因

全5件中 1 - 5件を表示

吉都紀太介の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×