最高品質の会議術

著者 :
  • ダイヤモンド社
3.94
  • (20)
  • (26)
  • (21)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 366
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478100547

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 会議と聞くと「めんどくさい」「不毛」と言うイメージがついてくるが、著者は会議の品質がチームの生産性を決めると言っている。
    会議=意思決定の場と捉え、チーム全体の生産性を上げる実践例を挙げている。
    具体的には下記の通り。

    会議は1時間→会議は30分
    会議で報告・相談→会議は意思決定の場
    作り込んだ提案書→1枚の提案書サマリー
    資料の文章力が大事→資料は箇条書きが原則
    勝率10割の意思決定→勝率7割の意思決定
    根回しは無駄→根回しこそマネージメント

    その中で進捗管理や議事録のフォーマットをチームで統一することや、
    そのフォーマット例も載っており早速自分もエクセルで作ってみようと思った位有効な情報が多いが
    なぜか本がなかなか読み進められなかった。(難解で何度も読み返しながら読み進めたわけではない)

    また会議で質問する4つの観点は勉強になる
    1.それは事実か?
    2.なぜ、そうなのか?
    3.論理的に正しいか?
    4.意思決定できるか?


    気に入った言葉
    報告+Next Stepを徹底する
    ブレスト会議も30分限定、参加者は7±2

    部の定例会議で意識する事
    1.遠慮はするな、謙虚であれ
    2.求められたことに回答する
    3.数字を正確に伝える

  • 大きく二部構成で、前半は実際の会議術、後半はよりマネジメントに近い話題かなと感じました。
    特に後半は、課長層向けに様々な行動等での示唆が述べられており、かなり参考になりました。
    そういう立場になったら、また読み返してみたい本です。

  • とても良かったです。
    ・会議の目的は「意思決定」
    ・議題は報告+ネクストステップ
    ・提案書は一枚のサマリーにまとめる(現状分析+提案)(=課題、原因、解決策、効果、スケジュール、コスト)。

  • 実体験がたくさん書いてあったことがよかった。自分が今まさに悩んでいる状況とその解決策が書いてあった。

全27件中 21 - 27件を表示

著者プロフィール

1973年福井県生まれ。東京学芸大学卒業。ソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)などで17年にわたり移動体通信事業に従事。2010年に孫正義社長(現会長)の後継者育成機関であるソフトバンクアカデミア第1期生に選考され第1位を獲得。マネジャーとしての実績を評価され、ソフトバンク子会社の社外取締役をはじめ数多くのプロジェクトを任された。2013年12月にソフトバンクを退社、独立。年間200社を超える企業・団体などでプレゼンテーションや会議術、リーダーシップの講演・研修・コンサルティングなどを行う。著書に『社内プレゼンの資料作成術』『社外プレゼンの資料作成術』(ともにダイヤモンド社)など多数。

「2022年 『30分ファシリテーション 会議を進める技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

前田鎌利の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×