哲学と宗教全史

著者 :
  • ダイヤモンド社
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レビュー : 29
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478101872

感想・レビュー・書評

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  • 初めて哲学に関する本を手にした。人間は?世界は?という大きな命題に対して、異なる手法でアプローチした哲学と宗教。困難な ことに直面してきた人類、その中で生きる支えとして、神を信仰し語り継がれてきた宗教。そして、自然科学と合わせて、世の中、人類の成り立ちを解明してきた、哲学。でも、これだけ科学が、進歩しても止むことのない、信仰は、きっと人類が永遠に存続して欲しいという願望なのかも。

  • 高校時代の倫理・世界史の授業を思い出し、懐かしくなりながら読んだ。新たな発見というよりはほとんど復習。

    高校の授業ではニーチェあたりまでしか履修範囲でなかったので、20世紀以降の現代思想・哲学を概観できたのはよかった。欲を言えば現代にもっと紙幅を割いてほしかったが。

  • 哲学について知りたくて、この本を手に取りました。帯に書かれているとおり、日本人が苦手とする哲学と宗教について、これほどわかりやすく書かれた本はないのではないでしょうか。
    人間が様々な葛藤や恐怖を乗り越えて、今日に至った歴史がよくわかり、本として純粋におもしろかったです。
    読み終えるのがこんなに惜しく感じたのは初めてかもしれません。

  • 2019年は私にとって「哲学」の年だったなぁと思います。
    入り口は山本周さんの本からで、自分の中で「アタマカタイ」の象徴だった「哲学」という概念が、不惑を越えてようやく「何やら面白そうなもの」に変わりました。

    この本は、読み終えても「ふーん」ぐらいしか残りません。
    歴史の授業で「どこかでお名前を拝見いたしましたね」という人たちがわんさと出てきて、大運動会を開いて、スーッといなくなる感じです。

    でも、どの出し物も面白くて「ふーん」の裏で、言語化できないエネルギーのようなものをもらっているのだと思います。そのうち表に出てくるといいなぁ。

    次は「なぜ世界は存在しないのか」を読みたいと思います。

  • 400ページ超というボリュームながらも非常に読みやすく入門書に最適。「世界はどうしてできたのか?」「人間はどこからきてどこへ行くのか?」という根源的な問いかけに対して答えてきた哲学と宗教。なかなか敷居が高い、苦手意識の強い分野だが歴史の流れに沿って柔らかく噛み砕いた文章で書かれているのですらすら読み進めたられる。知的好奇心を刺激してくれる良書。

  • 題名の通り、宗教と哲学の歴史が人類の歴史と重ねて、記載されている。様々な思想をよく一人の人が理解しているものだな、と深く感心してしまう。まして、学者でもないのに。
    全く哲学を知らないので、全て勉強になったが、特にイスラム世界の印象が変わった。近代以降の感覚を通して、自分が世界を見ていることを実感した。

  • 哲学が好きなので、たまたま目についたこちらを読んでみることに。
    どうしても哲学や宗教というと、なんらかの理論を確立した大人物がフィーチャーされる本が多くて、歴史の流れと合わせて読むことを自分がしてこなかったので、とても興味深かった。
    というのも、哲学や宗教が生まれるには、かならずその時代背景が影響しているし、その時代背景を知らないと本当のところを知るのは難しい、と思っていたから。

    今の時代、宇宙の成り立ちや脳の仕組みなども解明されてしまい、人が「なぜ生きるのか」「どう生きるのか」さえも、自分では決めていない、と結論付ける時代になってしまった。
    それでも、私はデカルトの「我思う故に我あり」が好きだし、それこそが人間が人間である意味の気がしているので、自分を動かす脳細胞に動かされつつ、人間が生きる意味を考えていきたいなぁと思いました。

  • 出口さんの著作にはいつも感心させられるし、勉強になる。
    紀元前から近代に至まで古今東西の哲学と宗教を簡易な表現で説明してくれます。哲学、宗教に詳しい人には物足りないのかもしれませんが、いずれも知識の浅い私には網羅的に理解できることが助かる。詳細は各章に載せられている名著に譲っていますが、それがまた読みたくなります。

  • #哲学と宗教全史

    タイトルと著者、推薦者のすべてが噛み合っていないような…(初見での印象)
    あまりにも新結合だったので、購入・ざっと斜め読み。

    哲学史については、さわり部分&哲学者の小ネタくらい。山川の教科書よりも初学者にはとっかかりやすいのですが、表面的なところに止まっているので、深く学びたい人にはもの足りないかな。
    出口さんの実務経験と、哲学、宗教の結びつきについて、もうちょっと分量があると読み応えがあるのになというのが感想です。
    ざっと見ただけなので、もう一度、哲学史のおさらい的に目を通す予定。

  • とても読みやすいです。
    中西古今の哲学を貫通して、この一冊で入門した気がしました。
    気になるのが、神学と科学の接点が少なかった、あとで調べてみます。
    ありがとうございます。

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著者プロフィール

立命館アジア太平洋大学(APU)学長

「2020年 『世界史・10の「都市」の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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