「週刊文春」編集長の仕事術

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  • ダイヤモンド社 (2017年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784478102091

みんなの感想まとめ

仕事に対する真摯な姿勢や考え方が、ビジネスマンにとって有用なヒントを提供してくれる一冊です。編集長としての経験や、チームプレイの重要性が具体的に語られており、特に「売れない」時代のマーケティングに関す...

感想・レビュー・書評

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    「週刊文春」編集長の仕事術 | 書籍 | ダイヤモンド社
    https://www.diamond.co.jp/book/9784478102091.html

  • すごい人。叩かれることは多いはず。命の危険を感じたこともあるはず。それを乗り切って、長く週刊文春の編集長をやってきた人。相当、すごい人だと思う。

  • 文春の報道は好きになれないが、仕事に対する考え方や意識の持ち方などはビジネスマンに有用だと思った。マネージャー層にオススメ。

  • 文春砲と言われるスクープ記事に、私は興味があったりなかったりだが、これをやってる中の人はどんな人で、何を考えているのか、その点には興味があった。
    記事を書く上での基本的な方針から、編集部としてのチームプレイと編集長としての姿勢等々。そのあたりももちろんおもしろかったが、一番最後の「売れない」時代のマーケティングの章が非常に興味深かった。こちらはまだ発展途上で試行錯誤をしているのだが、その経緯が書かれていて、ネット時代に紙メディアがどう取り組むのか、マスコミやメディア関係じゃなくても参考になるのではないだろうか。
    それ以上に、しばしば出てくるフルスイングという言葉。全力を出して、真摯に、真剣に取り組めということだが、その姿勢がクリティカルヒットとなる文春砲を生み出すというわけだ。私自身、最近フルスイングで物事にあたっていないなぁと反省した次第でありました。

  • 意気込みは伝わる‼️

  • ・事件は人が起こすもの。図式でもマニュアルでもない。

    ・基本的に情報はギブアンドテイク

    ・自分自身も相手から見て「会ったら元気になる人」になる。

    ・肩書で人と付き合わない。

    ・こんなことが書いてあったが、こう料理すれば美味しくなるのではないか。が企画。

    ・「不可能」を「可能」にするからこそ、面白い。

    ・「ありそうなもの」を避け「見たことないもの」を作れ

    ・「ベストな選択肢」から逃げるな!

    ・我々が求めているのは「見たことがないもの」であり「誰も予想がつかないもの」

    ・「大きくは勝てないけど負けない戦いをしよう」という縮小再生産の発想で作ると、前よりも絶対つまらないものになるうえに、思った以上に売れなかったりする。

    ・世の中の空気を知るためには、思い切ってバットを振るしかない

    ・なにもない「更地」に「新たなリング」を立てる

    ・ビジネスが上手くいってないときほど、他人のリングで戦おうとしてしまう。

    ・売れる企画の条件は「サプライズ」と「クエスチョン」

    ・見出しがすぐに浮かぶ企画がいい企画

    ・タイトルは短いほうが良い

    ・読んでいて気持ちいいのがタイトル

    ・酒のつまみになるタイトルかも大事。

    ・ネタの先、タイトルの先に広がりのある魅力のある「色っぽいタイトル」

    ・「どうなる」ではなく「どうする」か?

    ・まず頼んでみる

    ・常に「一期一会」「次に会う時に聞けばいいや」はない。

    ・ネガティブなことは、速く、率直に。

    ・批判した相手と縁を切らずに、むしろ、そこで腕を見込んでもらう。

    ・「人間っておもしろいよな」と思うこと。

    ・突貫工事でもイキのいいネタをぶち込むべき。

    ・一緒に仕事しておきたい相手には目配せしておく

    ・大きな仕事は一人ではできない

    ・上から目線の記事はじつはない。

    ・新選組は、「指揮命令系統を遵守し、手柄を立てた人間をフェアに評価する一方で、ルールを破ることは絶対に許されない」

    ・売れようが売れまいが、仕事がうまくいこうがいかまいが、常に明るく「レッツポジティブ」。

    ・ちょっとした相談の時に「あの人はいつもいるよね」と思われることが大切。

    ・部下からの報告に張り合うな。

    ・ネタ、人、仕事に対してフェアで。

    ・来週には「ヒーロー」になれるかもしれない。と思うから頑張れる。

    ・「いつでも辞める覚悟を持つ」

    ・人間に知りたいという価値がある以上、スクープには価値がある。

    ・論よりファクト

    ・「この人は、偉そうな事を言っているけどこんな一面もありますよ」

    ・週刊誌はリスクを恐れず攻めるメディアだが、怖がられてひかれたらダメ

    ・報じられる側の気持ちがわからなくなったらおしまい

    ・週刊誌はクラスで人気のあるいじめっ子たれ

    ・偉そうな人、気取っている人をおチョクって、世の中のガスを抜き、憂さを晴らす。

    ・白くする取材を怠るな

    ・正当性、合理性、リアリズム。

    ・権力、発信力、影響力を持った人にとって都合の悪い部分に切り込み、勝負を挑んでいくメディアが減っている。

    ・あくまで「今」という時代と勝負するメディアでありたい。

    ・「生体解剖」であれ。

    ・自分たちはこれまで何で飯を食ってきて、これから先なにで食っていくのか

    ・幹を太くするものに関しては積極果敢に取り組むが、幹を細くする恐れのあるものには徹底的に排除する

    ・いちばんたいせつなのはそのコンテンツが「本当に面白いかどうか」

    ・ビジネスは対極であるほど面白い。
    熱があることも大切。

    ・企業が利益を生み出すうえでの幹は何かを見極め、どこに投資するかを決断する。

    ・1度きりの人生だ「フルスイング主義」で行こう!!

  • とりあえず、すぐに行動!

    フルスイング!!

  • 最近も何かと話題を提供し、今最も影響力を持つ媒体の編集長の仕事術ということだが、術の詳細は伏せられている。考えてみれば本当に結果を出している実績のある組織が具体的な方法論や蓄積されたノウハウを明かすわけがない。従って当たり障りのない範囲内で過去の回顧録を中心に編集方針や方向感を伝える情報に終始していて内容自体は大したことがなく、自己啓発でもないし未開陳の機密情報めいたものも書かれていない。
    しかし、この当たり前に感じる内容こそどれほど難しいか。それは個人の生き方、ライフスタイルまでも規定し、確実に限られた特殊な人材にしか務まらないことがわかる。
    エリートで構成された諜報的組織のようなイメージで語られることも見受けるが、本著を参考にすればその実態はスクープ記事職人であり、編集長はさしあたり親方か棟梁か現場監督のような立場であるようだ。編集部の規模は意外に大きくなく、50強の人数で社員は10人でそのほかは一年契約のフリーランスみたいな構成らしい。(うろ覚え)

    仕事の厳しさについては直接触れていないものの間接的に窺えるダイハードな業務は機転やタフさがないとこなせないことが想像でき、自分のような斜に構えてわかったつもりになっている者は役立たずの無能扱いされ潰れるだろう。こういう世界では口より結果を出さないと居場所が無い。
    なによりもゴシップを追っていてもゴシップに追われない強靭なメンタルが求められる。ゲス不倫のLINEの内容を手に入れて、「こんなものを公開する意義はあるのか?」と自我の緊急アラートがなり、存在意義が真空に近付いていくようなことでは全然駄目だ。
    「一体なぜこんなことをしているのか」という疑問を持たず《論よりファクト》の底無しの信念の元、目的だけを遂行する、他の動機の一切合切を無視できる無神経さが必要である。

    と、思うのだが、本著で説明している理由は、人に興味があるだとか人が好きだとか、業に関心があるだとかヒューマニズム的な調子のメッセージ性を帯びており、取り立てて義憤や正義感でやっているわけではないという趣旨は全体的に欺瞞に満ちていて胡散臭い。
    文春側が社会正義的に断罪したいわけじゃなく、ただ真実を伝えたいのだとしても、情報提供者には復讐や義憤などの動機があるだろう。
    その代わり展開される単に面白ければいい記事が当たればいいという主義主張は、特に理由が無くてもいいと同義である。しかし著者の言う人との関わりの価値観と矛盾しているし、このような仕事を継続するからには何かしらの意味を求めているはずだ。
    やはり、スクープ記事で世の中が右往左往すること、大衆を扇動してそれが成功することに喜びを覚えはしないだろうか?
    文春砲と謂うが確かにこの人はこういう事をしたと言っているだけで攻撃はしていない。
    しかし単純な大前提として、何も問題行動の無い人物を追跡したりしないし記事にもならない。それ以前に標的にならない。つまり良いか悪いかは記事を出す前に決定しているので、そのことを我々は判断しないという論旨は詭弁である。
    放火犯に燃料を提供――あるいは反対勢力に武器を供給しているのに、それ自体には目的や主体性はなく、真実を暴露してその処置は世間に任せるという趣旨の主張はどうしても発生してしまう責任を遠ざけておくための偽装に見える。
    文春の情報が無ければ当然その話題も存在しない。考え方としては文春側がはっきりと問題であると主張し、それを受け取った側が良いか悪いか判断するという方が本当は適切なのではないだろうか?しかし、あまりにセンセーショナルなスクープを連発して絶対的な存在になったことからそれは難しくなっている。仮に反対意見があるとしてもそれは新たな燃料にすぎない。
    別に文春が駄目だというわけではなく、このような弁解気味の本を書くべきじゃなかったと思う。あまり語りすぎると疑わしくなってくるのだ。出版意図は不明で弁解がテーマであるとしか思えない。別に弁解する必要はないのだが、なぜそうなったかは受け手の反応にあるような気もする。

    そもそもなぜタレントのスキャンダルなどを批難や断罪しなければならないのだろうか?例えば今盛り上がっているN氏の性的暴行疑惑や関連するフジテレビの女性アナウンサー接待疑惑などは自分には遠い世界の出来事であり、問題が解決してもなんら影響を及ぼさない。特に興味も無いテレビ局とタレントが消えるだけだ。
    テレビ局とタレントが修正されたとして生活が良くなるわけではないし、こうした話題で盛り上がること自体が改善とはほど遠い気がする。
    いつも思うがどうして文春などが記事にする前に当事者同士で決着しないのだろう?大体、不正発覚と更正プロセスの起点が週刊誌になっている時点で記事を書かれた対象は解決すべき問題だと端から思っていないし、ほとんどの問題において社会や組織は根本的に解決する能力や機能を有していないことを示している。いわばスクープは無視し続けた不正や悪事に対し強制執行がなされた結果であり、その段階に達しているのに根本的な原因について論争して、そうやって糾弾し続けなければ問題自体が消滅してしまうなんておかしな話だ。まだインターネット空間だけで現実ではあまり観測されないが、まるで多勢を犠牲にして災厄を鎮めるような儀式のようである。自分の人生をその出来事に充当する犠牲者が増えないと最初の犠牲者は救われないとでもいうようなことではプロセスとして破綻している。
    本書を参考に考察した文春のスクープとは事件を摘発するような範疇のことではなく過去の出来事があるタイミングで――たいていGOサインが出た時だろう――情報の壁をすり抜け大海に流出する、納税義務みたいに納得の行く説明はできないけどなぜかそうなっている、そういう自然災害的な性質のものである。だから人徳云々は関係なしに相手も降参するしかないのだと思う。

    華氏451度という全体主義社会をテーマにしたディストピア小説にこんなセリフがある。

    《聞いたでしょう、怪物どもが怪物の話をするのを。ああもう他人のことや子供のことや自分たちのことを、あんなふうにぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。だんなのことや戦争のことも、あんな調子でしゃべりまくって。ここで聞いても信じられませんよ!》

    これは編集された情報を搾取し続け、与えられた思考の方を選択した多数派の人々の無謬性に違和感を覚え徐々に疏外されて少数派になって行く主人公の吐くセリフであるが、この小説に出てくる本を燃やす組織は現在においてなんであるか?それは作中の言論や思想の自由を弾圧する組織ではなく文春やむしろ本を執筆する者かもしれない。たとえば文春のスクープを元に動画を作り収益を得ている者は確実に該当するだろう。
    最近読んだAIと子供の将来についての本が、AIでなんでも可能になる、AIに付いていけない者は落ちこぼれるとの趣旨で、あまりに目茶苦茶な論法が展開されていてひどすぎる内容だったのだが、感想を見ればためになったなどと高評価な意見が多かった。論理展開や文脈に関わらずなにか説得力ありげな人物がこれはこうであると強く主張すれば人々は信じてしまうしそれが多数派ということだ。その本の場合、事実はともかくAIで未来はバラ色になる説側が多数派を装いAIに賛同しなければ利益を得られず少数派の底辺になってしまうぞと不安を煽り、少数派になりたくない人々はその主張に賛意を示して安心するわけである。
    結局、人々は自分にとって都合が良いか悪いかで判断する。理想はともかく編集長のいうフルスイングとはこの多数派の意向と一致させることだ。それは多数派が喜ぶ情報を注入して利益を得ている業者的と言えるのではないだろうか。
    本書内でも公言しているが反権力ではなくむしろ権力と密接で、なぜか高く評価しているらしい安倍晋三に不利な情報は決して出てこないし、探さない。多数派は喜ばないしスキャンダルとして価値がないとみているからだ。予備的な価値は文春が事前に決めているし、安倍晋三界隈のようにネタの規準にはしっかり限界がある。
    こう見ると決して純粋に面白い事だけを追及している状態とは呼べないだろう。

    世間一般では文藝春秋の看板はもはや週刊文春であるが、文藝春秋社の新入社員の間では週刊文春編集部への配属は服役だとか刑期だとか言われているらしく、他の部署がしょぼくて存在感の無いわりに社内では等閑視されているようだ。
    文学界のリーダー的な意識が支配する由緒ある文藝春秋社内では、低俗なゴシップを扱う週刊文春は高尚ではなく二流扱いとなり、なるべく関与したくないと思われているのではないか。
    例えば、自分の子供が「将来週刊文春の記者になる!」なとど言い出したら大半の親は「血迷ったか!?」と不審に思うだろう。ほぼ誰もがその実力を認めながら誰もやりたがらない仕事が週刊文春の記者である。そう考えると極力出さないよう抑えていながらも自慢と自負が見え隠れする内容にはそのあたりの思惑と苛立ちが滲み出ているような感じもする。他のゴシップ媒体のように妄想を並び立てているわけではなく、数々の実績を残し、ファクト第一主義の信念があるなら別に意思表明の必要はないと思うのだがなにか後ろ暗さを繕っているように感じる。
    ベッキーのセンテンススプリング発言は意図せずこうした文春の持つ隠れた業者性、欺瞞、自己撞着、後ろめたい低俗性への揶揄を暗示していて、内心はプライドを刺激され半ばキレたのではないだろうか?だから報復的にお前は間違っていると反省文の提出を提案したのではないか。

    別に文春を否定したいのではない。かといって社会的に要求された存在とも絶対的な正義とも必要悪とも思わない。文春に狙われるので悪事をしない、不貞をしないなどとなるわけはない。
    重要な法案をこっそり通すためにスクープ記事がでるなどとよく噂されるが、政治家、官僚、警察、財界などの権力中枢と意外なほど連携していて、それは可能であることを暗示している。文藝春秋は戦争に協力した理由で過去解散しているが、小林秀雄の本を参照に本書を読むと結局戦前と体質や手法は変わっていないことがわかる。
    世間を賑わす文春のスクープ記事というのは、ハンターが埋蔵金を見付けるとか獲物を仕留めるといったような偶発性に頼るものではない。シナリオ通りの出来レースとは言えないが、出すネタと出さないネタを選んでいるしかなり仕込みに近い。
    そもそも出来事は全て過去のことで、予定調和的な構造の中に予め収められていてそれがある種必然的に公開されているだけだ。新聞やTVなどの大手マスコミはその構造自体を構成するフレームであるので構造の外ヘは出られない。
    文春が良いか悪いか、存在の是非ではなく、単にこの情報流出過程のサプライチェーンがあるというだけの話である。

    例えるならば、TVや新聞は巨大ショッピングセンターで、文春は一本釣りのマグロ漁師に一見見えるが、魚屋だ。養殖の生簀の中に他と違った突然変異した魚が泳いでいる。それを生簀を管理する養殖業者が発見し文春という魚屋に市場を通さず直接持ちこみ、文春は珍しくて貴重な生きの良いネタが取れましたと店頭に出す。このシンプルで感知され難い専門性に特化した流通経路が突出した文春のスクープを生んでいる。注意したいのは文春はあくまで魚を売っているだけであり、料理はしないことだ。
    論よりファクトというが、ファクトを料理するのは世間であり、最終的にはファクトなんかどうにもならずどちらの論を取るかという判断になる。ファクトを元に判断が下されるといった例は少ない。素材そのままなんてとてもじゃないが食べられない。

    なぜ大手マスコミを使わないかと言うと、ジャーナリズム的に結束していないことになっているからだ。だから抜け穴的に文春にネタが持ち込まれるのだろう。ビルや家を建てようと工務店に依頼するのと同じように、政治・財界関係者やマスコミ、警察関係者などが文春にネタを握らせ暗にゴシップ記事作成を発註するのである。
    しかしこの関係性の構築こそハードルが高く困難であり普通の媒体ではできない。老舗ブランドと他媒体では面倒くさがってやらないことまでする気概のある職人という特質が合わさってこそ成せる業績だ。編集長や個々の能力もあるだろうがそれが文春一強の主な理由だろう。本文にあるように仕事自体きついからほとんど一年契約や請負なのだろうし、普通に考えると編集部の入れ替わりは激しく個人の能力だけが理由とは考えづらい。仮に個人の能力の割合が大きい場合、それは属人的と言え、若い世代は職人的作業を嫌うし鍵を握る人物の退場とともに勢いも無くなると思われるが、何度も言うがそういう仕組みになっているので、量や質は落ちるかもしれないが人事の変動によってスクープが無くなる心配はしなくていいだろう。
    相対的に低評価になっているTVや新聞、他のマスメディアも文春と同じような部門を作れば、勢力の均衡、既存の情報流出チェーンの崩壊とともに一大ジャーナリズム時代の到来が訪れるだろう。それこそがほんとうの脅威、真の変革であるが、決してそんなことは起きないと本書を読んで感じた。成し遂げるには基本的にこの本に書いてあることを真似すればいいだけだが、やはり特殊で難しいのだ。だからどの媒体も文春以上にはなれず後ろを付いていくしかない。

  • 下世話な話メインだと思ったら熱い話が多く別の方向ではあったが楽しめた。
    また、自分の仕事とのやりがいや熱量の部分のマインドの蓄積も出来た。
    思った以上の傑作。

  • 仕事に役立つことも多少あり…『やる意義』ねぇ…

  • 深い付き合いをしなければ、本当の情報は取れない。
    SNSの普及で、人間関係がストックからフローに変わってしまった。

  • 週刊文春の内側が知りたいと思って読むと違うかもしれない。ヒットメーカーが自らありのままに仕事を語る本と捉えると面白い。

    ビジネス用語は全然出ない。でも本質。自分の頭を使って仕事をしてきた人の、経験に裏打ちされたその人が最大に輝くノウハウ。それが分かる。

    他人のふんどしで仕事をせず、自分を背負って仕事すると楽しいんだなと再認識できた。明日からも頑張ろうと思える。

  • 2021年63冊目。満足度★★★☆☆ マスコミという特殊性や「週刊文春」の内情を知ることができるという面もあるが、同じ「仕事」をやる上での「共通性」も感じた。長く本棚に置いておくというよりは一度読めば良いだろう。

  • 「2016年の週刊文春」があまりに面白かったので読んでみたが、ネタがもろ被りで新鮮味がなく、前掲書がすべてを包含した上に本書より数倍出来が良いので、まあ読まなくても良かったかな。

  • 面白かった。編集長の「number」在籍時代の話が面白かった。というか「number」って文藝春秋の発行だったんだ。裁判の話があって、文春側が勝った話が多かったが負けた時の話が知りたかった。いくらぐらい賠償金を支払うんだろう?

  • 我々がするのはあくまで「ファクト」の提示である。
    メディアの武器は、論よりファクト。それこそが報道機関による権力との戦い方である。
    「世の中の人が興味を持っている人物や事件」について「建前やきれいごとではない本音の情報」を「なるべく本質に迫るような内容」で「わかりやすく」、ときに「おもしろく」提供していくこと。それが週刊文春の仕事だ。

  • 文春の記事の生産体制から、スクープという目的に特化した組織と評価指標の作り方。

    自分たちの本質的価値であるコンテンツを軸に360度で収益化する体制を作り上げていくのはメディア運営として汎用的な内容も多く仕事に活かせる。

    文春特有のと言うよりは、本来他の雑誌メディアでも近しい運営を行うべきとは思うが権力や親会社からの圧力で記事が潰されてしまうかどうか、裁判に対する向き合い方など、全ての「やらなければいけない事を絶対にやる」という意識を感じる。

  • 最近また巷間を賑わせているセンテンススプリング。
    著者は高校時代からの友人(現在は退任)。
    修学旅行の感想文など、当時から文才は目立っていた。

  • 熱血と冷静な判断とのせめぎ合い。

  • スキャンダルを撮りたいよりも、人間の本質としての欲求が強いということがわかった

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著者プロフィール

1964年群馬県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1989年に文藝春秋に入社。『Number』『マルコポーロ』編集部、『週刊文春』記者・デスク、月刊『文藝春秋』編集部、ノンフィクション局第一部長、『週刊文春』編集長などを経て、2018年より『週刊文春』編集局長。2020年からは執行役員として『Number』編集局長を兼務。2021年7月より『文藝春秋』編集長に就任。著書に『「週刊文春」編集長の仕事術』(ダイヤモンド社)など。最近著に『獲る・守る・稼ぐ 週刊文春「危機突破」リーダー論』(光文社)がある。

「2022年 『編集とは何か。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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