世界標準の子育て

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  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478102794

感想・レビュー・書評

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  • ハーバードでも通用する子どもの3つの資質。北欧の子育てが世界一うまくいっている理由。アジア圏の子育てに共通する落とし穴…環境や時代の変化に負けない、たくましい子どもを育てる方法。(Amazon紹介より)

    大袈裟なタイトルですが、書いてあることは至極当然な内容です。と同時に、子どもが人として成長する上で最も大切なことだと思いました。その大切な3つの要素が「自信」「考える力」「コミュニケーション力」だと本書は説いています。
    私自身か子育てをするにあたり大切にしたいと考えることと、本書で説かれている内容が非常に近く、しかも具体的に書かれており、読んでいて今後の子育てのイメージが湧きました。また、自分の考えがある程度間違ってはいないと自信を持てました。

  • ・「自信」、「考える力」、「コミュニケーション力」が重要
    ・過干渉は子供からやる気を奪う(P20)
    ・良い部分を具体的にほめる(P27)
    ・愛情たっぷり甘やかされると、やる気が育つ(P45)
    ・周りの目を気にしすぎる子育てが自尊感情をつぶす(P59)
    ・せきたて言葉でプレッシャーに弱い子に(P70)
    ・勉強ができるこの資質(あきらめない、自制心がある、人の話を聞く、柔軟な思考ができる、正確さを追求、チャレンジを恐れない)(P77)
    ・お手伝いで成功体験を積ませる(P97)
    ・習い事を10年継続させて「特技」まで引き上げる(P114)
    ・Comfort Zoneから出る(P119)
    ・長期休みには旅をさせる(P124)
    ・継続して「やりぬく」力を育てる(P129)

  • ルーティーンを守ることが「継続」につながる。「指示、命令をしない」というのは『考える力の育て方』にも書いてあったなぁ。アドラーにも通じる? インド人が工夫して「楽して」計算するという話で同じだなと思ったこと。私はいつも何かに25を掛けるときに25メートルプールを思い浮かべて100掛けて4で割る。

  • ・「自信」「考える力」「コミュニケーション」

    メモで。

  • 別記

  • 実践的でわかりやすかった。

  • グローバル企業などで世界を股にかけて活躍する人になってほしいというのは、現在の親の共通の希望だろう。
    著者は4000人の子供の教育を通じて、重要な3つの点を中心に紹介している。
    彼の教え子の中で世界で活躍する人も、最初から優秀だったわけではなく、誰もが一度は「競争の壁」に阻まれて挫折や自信喪失を経験している。
    その時支えとなるものが、困難に負けない「強い心」であり、その強い心は育てからによって身につく後天的な資質と言っている。

    世界標準の子育て、3つの条件
    自信:自分の力でできたという成功体験が重要。過干渉は子供のやる気を奪う
    考える力:自分の判断で人生を切り開くための力
    コミュニケーション力:多様性の世界を生きるには不可欠な力

    その中で、自分が子供に対して行った事で反省する事は、褒めるとき、しつけのために褒めてしまったケースが多かったように感じる。またそのようなときは命令や否定の言葉を使って怒っていたと思う。
    もっと早くこの本を読んでおけばよかったと思った。

    勉強ができる子の資質
    諦めない
    自制心がある
    人の話を聞ける
    柔軟に思考できる
    正確さを追求する
    チャレンジを恐れない

    本書で横浜国際交流ラウンジの存在を知ったので、
    機会があったら子供に紹介したい。

  • 子育てに関する本は数多く読んでいるが、本書はその中でも良くまとまっており、特に年齢を大きく3段階(幼児期、小学校、中高)に分けて、親と子供の関係性からどのように子供に接するべきかを説いている。
    子供の自主性を尊重する、親は子供の鏡、子供を大人と同様に対応に扱う、子供の強みを見つけて伸ばしてあげる、といった点を気を付けていきたい。


    【はじめに】
    ・自信の源泉は、子供が自分の意志で物事に取り組んだときに「自分の力でできた!」という成功体験にもとづいて生まれるものです。つまり、子どもの自主性を尊重して、子どもがやりたがっていることをやらせてあげなければならないのです。しかし、「他人へ迷惑をかけないこと」「集団のルールを守ること」を重んじる日本の子育てでは、子どものやりたいことを自由にやらせるよりも、子どもの行動を制限しようとする場面が多いのです。子どもの行動をコントロールできる(=きちんとしつけている)親が「良い親」であり、集団のルールを守れる子が「良い子」である。そんな文化が社会の根底にあり、親子に無言のプレッツャーを与えています。もちろん、公共の場や集団でのルールを教えることは大切です。しかし、親が過剰に周囲の目を気にして「あれしちゃダメ!」「これしちゃダメ!」と子どもの行動を制限していると「自信育て」においてまずい結果を招くことになるのです。
    ・過干渉は必ず子どもからやる気を奪い、自信を減退させます。「人の手を借りずに自分でやってみたい」「自分で試してみたい」というのは人間の自然な欲求なのです。それを「危ないから」「汚すから」「時間がかかるから」と親が横どうしてしまうと、子どもの成長機会を奪ってしまいます。これは、子どもが何歳になっても同じです。親は、「手出し・口出し」したい気持ちをグッとこらえて、子どもを見守ることが大切です。
    ・もちろんほったらかしなのではなく、一人の人格者としてマナー、エチケットなど、社会的責任を伴うことも厳しく指導します。子どもが公共の場所で騒いだりすれば、親は即座に子どもをその場から連れ出し、毅然とした態度で行動を非難します。人前で叱らないのは子どものブライドをつぶさないための配慮です。
    ・日本の学校教育のように数値で評価できる知識や技術をへハードスキル」と言います。一方で明確に数値化できない技術や能力を「ソフトスキル」と言います。すなわち、論理的思考カ、分析力、批判的思考力、問題発見力、問題解決力など、「〇×式テスト」で評価することが難しいスキルのことです。今、世界の学校教育の主流は「ソフトスキル」に移行しつつあります。教科書を読めばわかる知識を教えることよりも、答えのない問題にどう取り組むべきか、考える技術を教えることが、学校の役割だと考えられているのです。

    【6歳まで】
    ・子どもは親のマネをして成長します。親子を観察すると、表情、しぐさ、話し方、身ぶり手ぶりがそっくりなことがわかります。つまり、親が良い手本を示せば、子どもにも良いコミュニケーションが身につくのです。

    ・0歳から4歳くらいまでにかけては、子どもと密接に関わる機会は母親のほうが多く、母子関係によって子どもの精神面・人格面の土台がつくられていきます。父親は母親をサポートして母親の育児ストレスを軽減することが必要です。
    ・まず、子どもが心の土台(情緒や性格の方向性)を形成する6歳までは、子育ての主役は母親になります。
    ・イギリスのニューキャッスル大学の「育児における父親の役割」調査によると、成長期に父親と多くの時間を過ごした子どもは知能指数が高く、社交性があり、より高いキャリアを得ることが報告されています。

    ・最近は日本でも「褒める子育て」が定着してきているようです。ただし、日本人が形だけアメリカをマネて子どもを「えらいね」と褒めていると、ちょっとちではぐなことになるのです。アメリカ人は「自分の意思で行動できた→褒める=自立を促す」なのです。一方、日本人の子育ては「協調性のある子に育てる」「行儀のいい子に育てる」という「しつけ」目的が根底にあります。だから子どもを褒める時も「言うことを聞けてえらいね」「がまんできてえらいね」というように、「指示やルールに従えたこと」を褒めるケースが多いのです。日本人は「言うことを聞けた→褒める=従順を促す」です。
    ・成長を認められ、褒められて育っと、自発的な「やる気」も強くなり、勉強も習い事も意欲を持つてチャレンジするようになります。子どもの成長を褒める機会を増やしたければ、子どもの意思を尊重して、やりたいことをやらせてあげればいいのです。
    ・アメリカ人の「褒める子育て」を観察しくいると、もう一つ特徴が見えてきます。それが「良い部分を具体的に褒める」こと。

    ・私は「甘やかし」自体はさほど悪いことだとは思いません。多少わがままでも自己中心的でも、愛情をたっぷり受けて育った子どもは自尊心が強く「やる気」があり、社会でもまれていく中で成長していける資質を持っているからです。

    ・アメリカの大学は「多様性が新たな価値を創造する」ことを信念としているので、人種・学カ・個性・才能のバランスを考慮して合否を決定しようとします。異なる価値観や文化を持っ人たちを集めて意見を闘わせることで、人間的な成長が生まれ、優れたリーダーが育成されることを、大学の長い歴史の中で学んできたからです。

    ・母親の表情は、必ず子どもにうつります。何千人もの親子を見てきましたが、子どもはお母さんとそっくりな表情をするのです。もちろん、父親も笑顔になることで、「笑顔になりゃすい家庭環境」になるので、意識して表情を明るくしていきましよう。

    ・大人を相手に聞く時とまったく同じです。くれぐれもせかしたり、否定したり、話をさえぎったりしないでください。子どもの話を聞く時は、話の内容よりも「子どもの心に共感すること」を意識しましょう。親が「聞き上手」になると、子どもの側からどんどん話をするようになります。


    【7~12歳まで】
    ・私は世界中の子育てを見てきましたが、日本の子どもたちの自尊感情が低い原因が「人に迷惑をかけない子育て」、「他人の目を気にしすぎる子育て」にあるように思えてなりません。集団における調和を何よりも大切にする日本人は、世界から見ると「人の目を気にしすぎる」のです。今のままで日本人は十分「人に迷惑をかけない国民」です。
    ・自尊感情は、変化する時代に対応していくための「チャレンジ精神」、「楽観性」、「立ち上がるカ」の源となります。謙遜を美徳とする日本には「うぬぼれ」や「自意識過剰」は悪いことであるという考えがあります。しかし、子どもが自分のことを好きになれなければ、自分を大切にすることも、他人を大切にすることもできません。大きな挫折を経験した時、子どもの心を支えるのは「あなたが大切な存在である」「あなたには価値がある」「あなたはあなたのままでいい」という、親からもらってきたメッセージです。失敗しても、欠点があっても、トラブルを起こしても、「決してあなたを見放さない」というスタンスが、子どもをタフにします。

    ・日本人の場合は親から子供への愛情が足りないことが多いのです。親は十分だと思っていても、子どもには不十分であるケースがほとんどです。この「愛情のすれ違い」に一刻も早く気づかねばなりません。もっとも重要なのが「スキンシップ」で、「肌と肌のふれあい」が親の愛情を効果的に伝える手段なのです。言葉でいくら伝えても愛情を実感することはできません。

    ・常に子供を急かせる焦りの子育ては必ず失敗します。反対に、親が寛大な態度でいると、子どもは気楽になり、それまでできなかったことがウソのようにうまくできるようになります。そして成功体験を積み重ねていけば、子どもの自信は復活します。

    ・身内(パートナーや友人等)への悪口は世界ではほとんど見ることのない日本の悪しき習慣です。欧米社会では身内の悪口は御法度であり、身内を悪く言う人は、ひるがえれば自分の恥や価値観の狭さを世間にさらしているようなものなのです。

    ・子どもを「子ども扱い」するのは、「子どもを自分の分身」だと考えているからです。そのため、平気で命令や指示言葉を使ってしまいます(相手が他人の子だったら「ああしなさい」「こうしなさい」「ダメ」と頭ごなしに言いませんよね)。親子の甘えた会話から大人同士の会話へとコミュニケーションカを向上させるには「指示」「命令」を極力やめることです。大人同士が話をするように子どもと会話をしましよう。

    ・演劇が教育の場で人気なのは、コミュニケーションカを高めてくれるからです。人前で堂々と話す技術、表情、身ぶり手ぷりを使って意思疎通する方法、相手に伝わりやすい発声・発音の方法、相手に親しみを与える話術など、コミュニケーションスキルのすべてが演劇を通して身につくのです。

    ・かんしゃくを起こす子どもは欲求不満状態です。親が過度に子どもの行動に干渉していると子どもはストレスが溜まってかんしゃくを起こします。子どもが自分の意思でしようとしていることを親が先取りしていませんか?しばらく手出し口出しをせずに子どもを見守りましよう。親が気長に待つことでかんしゃくは滅っていきます。

    ・子どもがウソをつくりは何かを訴えたい(たいていは寂しい思い)気持ちを無視されたという不満が一番多いのです。「なんでウソばかりつくの」と叱るのではなく、子どもがウソをつかなければならなくしてしまった自分たちの子育てを見直すことが先です。多くの場合、親がロやかましく、ガミガミ・ネチネチしていると子どもはウソつきになります。一方的に叱りつけるのはやめて、親子のスキンシップと対話を増やしましょう。良き親子関係が構築できればウソをつく必要などなくなります。


    【13歳~18歳まで】
    ・子どもを競争に参加させる目的は大きく2つ。ーつは、競争を通して自分の「強み」に気づかせるためです。自分の「強み」を知り、強み」に磨きをかける。それを自覚させるためには競争が必要なのです。2つ目は、困難に立ち向かうカ、敗北から立ち上がるカ、プレッシャーの中で実力を発揮する力など、「たくましい心」を育てるためです。もちろん競争すれば、敗者になることもあります。陸上競技で負ければ、「自分は足が遅い」という現実を突きつけられるでしょう。しかし、それも子どもにとって必要なことなのです。「自分は足が遅い、だから他の分野でがんばろう」と思考を転換するきっかけになります。自分の「強み」も「弱み」もよくわからないまま大人になってしまうと、進学や就職で失敗することにつながります。

    ・次の3つの組み合わせを分析すると、子どもにとってべストな習い事や将来の学校選択・職業選択の方向性が浮かび上がってきます。
    1.性格・人柄・対人関係(優しい、人なつこい、気長、気強い、繊細、外交的など)
    2.興味・関心(動物が好き、機械が好き、美術や造形が好き、音楽や踊りが好きなど)
    3.運動能力・身体的特徴(身体が大きい、カが強い、すぱしつこい、持久力があるなど)
    これらについて、子供の強みと思えることを、あまり深く考えず頭にパッと思い浮かぶことを書き込んでください。そして、子どもの「強み」を伸ばすことができる習い事やアクティビティは何か、夫婦で話し合う機会を持ちましょう。理想は子どもの適性に合ったことで、かつ親がサポートできるものです。子どもの特性に合わない習い事をやらせたり、親の希望で習い事を選んだりするのはやめましょう。子どもに強制するのはダメですが、習い事を選定するポイントとしては「親が経験したもの」あるいは「親が知っているもの」をおすすめします。親が経験していれば初歩の技術を教えることができます。また、うまくなるためにどれだけの努力が必要なのか、自分の経験を子どもと共有することができます。その結果、子どもは回り道なく技能を向上させていくことができるのです。

    ・特にチームで行なうスポーツの場合には、コツコツ努力する根気強さ、失敗を恐れずチャレンジする精神、仲間と助け合う心、最後まであきらめない忍耐力、プレッシャーに負けない精神力、チームの一員としての責任感、コーチやサポートしてくれる人たちへの感謝の心や尊敬の心などを得ることができます。これらの精神は、世界の企業が求めるリーダー像そのものです。スポーツは子どもの自信を育て、助け合いの精神を育て、リーダーシップを育成してくれる。だから子どものスポーツ参加が重視きれるのです。

    ・子どもたちが自分で「強み」に気づくことはできません。最初は親や周囲の人が見つけて「あなたはここがすごいよ」と教一えてあげることが大切なのです。子どもが自分の「強み」を意識し、その部分を伸ばすことに集中すると「特技」へと速いスピードでレべルアップできます。なお、習い事を特技に引き上げる一つの方法が「すきま狙い」です。ごく普通の才能や体格の持ち主の子どもであれぱ「すきま狙い」にターゲットを切り替ると、成功する確率がグンと高まります。

    ・「自分が一番」という状態よりも、さらに自分よりも優秀な人がいるレべルの高い環境にチャレンジしたほうが大きく成長できます。人は、あえて居心地が悪い場所へ行くことで、知識や技能を向上させられるのです。少し難しい環境、今よりもレべルが高い環境に子どもをチャレンジさせることによって「成長を止めない」ようにすることが、「根拠のある自信」をより強く、確信に変えていくために必要です。
    ・べストな選択は、実力よりも少し高いレべルの学校です。間違いなく合格できる学校、実力よりも低いレべルの学校に入っても、入学した後の成長が小さくなってしまいます。少し上のレべルの環境に身を置くと、まわりの生徒から多くの刺激を受けます。そして「自分も負けないようにがんばろう」と学業や課外活動にさらに努力するようになります。そして学生時代を通して成長を続けられるようになるのです。

    ・子どもが失敗を恐れるのは自然なことです。しかし、失敗を恐れて挑戦しないと、そこで成長が止まってしまいます。大切なのは親が「結果に寛容」であること。結果よりも「努力することに意義がある」という態度を保ちましょう。失敗してもいいからチャレンジを続ける、居心地の良い場所から外に出る。そんな態度を身につけた子どもは目標に向かって一直線に歩んでいけるようになります。

    ・女の子は、親(特に母親)が「手本やルールを提示してあげる」のが基本です。女の子は男の子よりも人間への関心が強く、人を観察する力が鋭いのです。子どもが最初に他者と出会うのは母親。すなわち、母親が子どもと信頼関係を築き、人生の先輩として立ち居ふるまい、礼儀作法、コミュニケーションの手本を示してあげると、そのとおりにマネしてくれます。お母さんがいつも笑顔で、明るく、礼儀正しく、人に優しくふるまっていれば、子どももそのとおりに育つのです。女の子は「ルール/集団の調和をもたらす決まりごと」を好む傾向があるので、「手本を示す」→「マネさせる」→「努力を褒める」を繰り返していくと、しつける勉強も習い事もどんどん成長していきます。

    ・ティーンエイジャーに「考えるカ」の重要性を伝えるキーワードが「選択」です。選択することによって、自分のことがよくわかるようになり「好き・嫌い」や「イエス・ノー」をはっきり表現できるように育つわけです。日本人の子育てでは、幼い子どもに選択させることはほとんどありません。食べ物も洋服も、靴も、カバンも親が選んで与えるのが一般的です。親からすれば、子どものためにより良いものを選んであげくいるわけですが、その一方で、子どもが選択する機会や「僕はこれが好き」と意思表現するチャンスを奪っているとも言えます。子どもは自分で選ぶことによって自分の好き嫌いを認識できます。またモノを大切に扱うようになります。

    ・留学先は欧米に限らずアジア諸国でも十分です。重要なのは期間で、2週間くらいではダメです。その国の人たちと、その国の言葉でコミュニケーションをとれるまで、最低でも半年はかかります。海外で異文化の人と接することで、ところ変われば見方が変わる、世界には異なる価値観があるというグローバルな視野を身につけることができます。

    ・子どもがあまり話をしなくなったら、子どもにかけている言葉が「質問」「尋問」「命令」ばかりになっていないか、自分を見直してみてください。そして子どもを一人前扱いして、他人と接する時と同じょうに敬意を持って丁寧な言葉で接してください。
    ・欧米では子どもがテイーンエイジャーになると「Keep kids busy/忙しくさせておく」ことを心がけます。部活、塾、趣味、ボランティア、アルバイトなど、多くの活動に参加させて、多様な人付き合いをしているとイライラが分散するのです。また忙しければ、無用なトラブルに巻き込まれることも少なくなります。また、もう一つの対策として「タイムマネジメント/時間管理」を教えてください。自分のスケジュールを自分で管理できるように導くのです。なぜスケジュール管理が重要かというと、子どもがスケジニール管理をできなければ、親が「宿題やりなさい」「早くしなさい」と言わなければならず、親子の衝突が絶えなくなるからです。

    ・算数の問題でケアレスミスを繰り返す。やり方がわかつているのに見直しができずにテストで悪い点をとってしまう。この問題は子ども自身が「正確さを追求するクセ」を身につけなければ解決しません。親や先生からいくら言われても子どもが自分で直そうと本気にならなければダメなのです。算数の計算でミスそしたら、ほったらかしにせず、正しい答えがわかるまでやり直させてください。間違った回答は消しゴムで消さないこと。間違った回答の横に正しい答えを書かせましよう。一度間違いを消してしまうと同じミスを何度も繰り返します。自分のケアレスミスを認識させるために、わざと間違った答えを残しておくのです。「正確さを追求するクセ」を身につけるには長い時間がかかります。ご両親は根気づよく子どもの勉強(大切なのがミスを直す作業)に付き合ってあげてください。

  • 初読 自分で選んでないよ本

    「世界標準の子育て」とは大きく出たなっていう感じのw
    結構浅めの印象…
    が、0~6歳までは「根拠のない自信」を、7~12歳までは「根拠ある自信」を育てる時期。
    根拠のない自信は親に愛されてる事を実感しないと育たない、
    というのは何となく納得。

    上の子下の子平等はダメ、そもそも育ってきた環境が違う。
    というのも言われてみればナルホドー!

    抱きしめて肉体的スキンシップを、というのが度々出てくるけど
    発達障害の子は抱きしめると余計パニック、というのも
    よく聞く話だから、もしそっちのタイプのお子さんだった場合、
    お母さんが早く気付けるといいよね。

  • 将来の変革の時代に柔軟に対応できるようになるために、自信、考える力、コミュニケーション力をつけるような子育ての方法が述べられている。この3つの条件にまとめられているのがとても分かりやすくて良かった。
    人生100年の時代に、子育ては18年。あっという間に過ぎ去るのでこの18年は子供にしっかりと注ぎ込みたいと思えた一冊。

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