イーロン・マスク 世界をつくり変える男

  • ダイヤモンド社 (2018年1月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784478102848

感想・レビュー・書評

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  • イーロンマスクについてわかる本である。
    もちろん本人が著作したわけではないので、著者がどのように感じたかというところが中心になっている。
    そのため「実際のイーロンマスクの考え」とは異なるところもあるであろうが、イーロンマスクの行動そのものが、どういったものかは、よくわかるようになっている。
    まさしく、タイトル通りである。

    気になったところを、やや自分の言葉に直し、メモとして残しておく。

    「イーロンマスクの母方のおじいちゃんは 飛行機に乗って、あちこちに乗り回すのが好きだった。世界の謎を解明する本物の冒険者だった。
    カナダ政府が国民生活に対してうるさく言ってくるので、嫌になって南アフリカに引っ越した。」
    「彼にとって、失敗を恐れる、恐れないというものではなく、そもそも失敗は起こるものと平然に受け入れている。」
    「ディーラー制度をなくし、パソコンのワンクリックから直接1000万円もする車が購入できるようなシステムを作った。その分 とても安くすることができた。」
    「イーロンマスクは情報を全て脳にインプットして、ほとんどノートを取らない。」
    「松下幸之助は3円20銭で売れる国産の電気アイロンを作ろうと考え、月に一万台作れという指示を出しました。優れた経営者というのはこのように、いくらで売る、という価格設定を先にしてしまうものです。」
    「時流を感じ取った幸之助は、これからは洋服の時代が来る。みんながワイシャツを着て会社に行く時代になるとアイロンは必ず必要になる、と大号令をかけた。
    スーパーアイロンは大ヒットし、松下電器を躍進させた。」

    こういうとんでもない逸話があると、なんだか安心する自分がいるようだ。
    世界の超金持ちは、常人には及ばないような全く特殊な何かが存在すると、妙に納得できる。
    まるで、ブルースリーの妙技を見せられて、とても真似出来ないと驚いているようなものと同じだ。
    世界を動かす人間というのは、こうした人のことを言うのであろう。
    文章からは、常人を逸脱した能力の高さのようなものが感じられる。
    ロケット開発の研究者に対して、あれこれ 要求するが、そんなことはできません!と言ってしまうと「じゃあ、俺がやる!」と言って、できるだけの能力がイーロンマスク本人にあるのがすごい。
    超理系人間なので、自分でやろうと思えば結構できるらしい。
    ただ、それをやってしまうと、他の仕事ができなくなるということで、人に任せているのだ。
    本当のふさわしい経営者に感じる。
    また、マスコミによってつけられてしまった「ネガティブキャンペーン」に対して、とても理性的なデータで持って反論しているところが、とても見習うべきところだ。
    テスラ車の自動車オートパイロットによって人身事故が起きた時の対応である。
    「テスラのオートパイロットを使ってユーザーたちが走行した距離は合計約2億 km 以上になり、今回が初の死亡事故である。
    統計的には米国では1.6億キロメートル走行で1件の死傷事故が起きており、それらを比較すると、オートパイロットは人間よりも優れていると判断できる」と反論し、 オートパイロットの使用継続とさらなる開発を続けた。
    テスラ社を守るために反論したというよりも、この「オートパイロット技術が、これ以上開発できなくなるような世論の動き」に対して反論したのだ。
    完全に安全な原子力発電所の研究を進めさせようとしない日本とは大違いである。
    こうしたデータをもとにした優れた反論が実に素晴らしい。
    感情論や共感力ではなく、データをもとにするのである。しかもそのデータは、テスラ車の車は全てパソコンに接続されているのと同じなので、信頼できるデータとして残っているのである。

    作者自身がビジネスコンサルタントの社長として、成功者を集めた書籍を書いているため、非常に説得力がある。
    イーロンマスクってどんな人?ということに対する答えとしては、素晴らしい本だと思った。

    ただし、世の中に残したいのか?歴史に残したいのか?と言われると、 そこまでのものではない。
    あくまでも著者が見たイーロンマスクを語っているだけにすぎず、イーロンマスク本人が集めた言葉や考えを本人が語った書籍ではないからだ。
    成功者の考え方や実績を学問的に分析し、説明しているような感じがある。それゆえに本人にはない少しの弱さというか、情熱の ようなものが薄まっている感じがした。
    その辺りの「力の弱さ」のようなものが、やや評価を下げた原因である。

  • 2023.01.28 朝活読書サロンで紹介を受ける。インターネット、再生可能エネルギー(電気自動車)、宇宙開発(再利用可能なロケット)。
    2023.02.17 社内読書部で紹介する。

  • イーロンマスク、とても面白いし魅力的な人だということがわかる本。まさに世界を作り変える男。
    事業成功失敗とか小さなことでやってねーよEVで世界を変えるんだみたいな思考は、プロレスラー的で共感できる。

    派手な言動に目がいきがちだけど、ブレなく高い理想を持った超合理主義者。ぶっ飛んだ発想をどう実現するかまで組み立てるかの詳細アクションまで落とし込んでる。

    EV付近するなら会社潰れてもいい
    ロケットの生産コスト高いなら大量生産すればいい
    自動運転の事故率は人力運転より低いから、死亡事故があったからといって自動運転が危険なのはおかしい
    株主の言う事なんか聞くな

  • イーロンマスクと通常のビジネスマンとの違い、と言う観点で書かれており、ビジネスマンにとって気づきが得られやすい構成になっている。

  • ・イーロンマスクの情熱が書かれた本。何かに挑戦している人や壁にぶつかっている人に勇気を与える本である。

  • もし,あなたがイーロン・マスクのことを「あまりよく知らない」というのなら,せめてこのプロローグだけでも読んで,この人のことを知って欲しいと思います。(冒頭の一文)

    本当に,この一文がこの本のすべてを物語っている。
    2018年のワーストワンは間違いない。
    著者が悪いのか,出版社が悪いのか,いい加減な情報しか書かれておらず,内容は薄っぺらく,読む価値はない。
    イーロン・マスクについて通り一遍の情報しか調べていないことが,文の端々にほとばしっている。知りたいのは,著者が言葉を濁して逃げている,その先だ。

  • 自分の仕事の仕方や思考を改めて考えさせられた。
    金儲けは目的ではなく手段。
    世界や地球や人類のことを考えて、実際に行動している点は驚愕しかない。

  • イーロンマスクについて知った本

  • 本作も頂き物。
    頂いたんだから読まねば、となり、読みました。
    結果、ああ、こりゃだめだ、という感想であります。

    ・・・
    内容は、タイトルの通りですが、今最も旬なイーロン・マスクについてです。

    彼が生まれてからここまでで何をやってきたのか、どれだけすごいのか、ということをポジティブ・サポーティブに書くものです。

    ・・・
    じゃあ、何が気に食わなかったかというと、書きぶりが兎に角一面的に過ぎる、ということです。

    彼は凄い、世界を変えるよ、既成概念の破壊のために執念を燃やしているよ、既得権益を守る保守派を瓦解させようと頑張っているよ、しかもお金の為ではなくて世の中を変えるためだよ云々。

    宗教か。

    そもそも筆者はイーロン・マスクにインタビューをしたわけではありません。彼の「外からの」功績をネット記事から拾ってきただけ。

    更には、彼の周囲の人間にもインタビューしたわけではありません。

    そのような状況で、外国の一人物の活躍を諸手を挙げて美談化する。非常識な目標で既成概念を打ち破るのは凄い、こんな人間は日本では生まれない、と。

    え?そんなんで本を書いていいの!?あなた独自の視点は何でしょうか?

    途中で私も考えました。これ、筆者の意図は何なのか?
    啓蒙?応援?主張?推し活?

    いずれにせよ、がっかりな読書体験でした。

    ・・・
    ということでイーロン・マスク本でした。

    まだ生きている人を題材に文章を書くってどうもなあ、と感じました。とりわけイーロン・マスクはまだ若く、評価を下すのは時期尚早ではと思います。

    で、いま気づきました。きっと筆者は、「おれは庶民より早くイーロン・マスクの凄さに気づいたんだぜ、すごいだろ!」という自慢!?をしたかった? であるのならば本作の意図も分かろうというものです。

    果たして真実やいかに。

  • イーロンマスクの凄さと改革や発明などを起こすような人は、どのように着想を得ているのか、新時代を切り開くための思考法が記載されていた。
    利益を出すよりも世の中をより良くするという考えから、イーロンマスクの人気が伝わった。

  • 2023年12月1日読了。目立ちたがり屋・やかまし屋の異端児に見えるイーロン・マスクだが、「世界を救う・作り変える」ことを本気で考えている、という視点で見ると彼の行動は常に一貫している、と説く本。納得できるところもあるが、それでも彼はやはり世界有数の変な人で異端児であることは変わらないよなあ…。ビジネスで順風満帆に見えるイーロンだが、テスラの量産化やスペースX打上では日々の資金繰りで倒産ギリギリのところを乗り切ってきた、しかも同時並行で、ということがわかる。単なる大金持ちの目立ちたがり屋ではとてもできないことだ。Twitter社買収の前に書かれた本であるため、「X」が世界を救うことにどうつながるか、はまだまだこれから、遅れて我々にわかっていくことなのだろう…。

  • イーロンマスクのことをあまり知らない人向けにオススメです。ただし2018年までの情報なので、それからもいろいろあるので、それまでの軌跡を辿るのに良いかと思います。


  • 1400+法政大学図書館

    誰もがワクワクする未来を描くリーダーは応援されるもの否定されるのも五分五分だと思う。

    成功は失敗がつきもの

    新しいイノベーションを起こすにはタフなハートが必要。

    大きな目標。ロケット発射コストを100分の1にする。

    成功者はハードワーカー。成功するには人一倍の努力が大切である。

    車はこうあるべきだ、普通こうだ。業界の対応はここまでだと考えているうちは未来を駆ける革命的なクルマは作り出せない。

    理不尽に対応出来る人は成長できる。

    業界の外側にいる大衆を味方につける

    特許をオープンにすることで新たなイノベーションも増え、新規参入者が増える。

    なぜを繰り返す。5回トヨタ式

    株主の言うことを聞かない。専門性がないのにいちいち言うな。株式に配当金を配るなら未来に投資すべきだ。

  • 理想を失わない現実主義者(物理学を基礎とした本質的視点)として、膨大なインプットとハイスピードな学習による高度な知識(like a conducter,21世紀に求められる力)により、世の中にワクワクを届ける。
    ギブンコンディションを超える。
    開拓者(why)と定住者(how)。
    ジョブズ、盛田=ユーザー視点。
    商品とは即ち、デバイス、プロダクト、そしてビジネスモデル。
    経営とは即ち、前が一切見えない車を運転すること。
    時流を読む。

  • なんか電気自動車を作っている会社の偉い人。

    世界的なお金持ち。

    そんなことしか知らなかった「イーロン・マスク」という人のこと。

    知れば知るほど「すごい……」「かっこいい」と思わずにはいられなかった。

    「世界を、地球を救う」ために自ら事業を起こして、進んでいく姿は「世界のリーダー」にふさわしい。

    同じ時代に生きて、リアルタイムで見られるのはめちゃくちゃすごいんじゃないか?

  • 壮大な夢や目標を掲げ、本気で未来を創造してることが伝わってきた。ハードワークを恐れず、ハイスピードな意志決定を実行していくイーロンマスクの野望は今後どうなっていくのか楽しみだ。
    また、経営者としても素晴らしいなと思ったのは「失敗を包み隠さずつまびらかに公開してきたこと」。そこに彼の覚悟が伺え、その姿勢に賛同した喪のたちが彼を支えている。
    “火星での人間生活を可能にする究極の目標を掲げ、それを可能にする技術を果敢に開発していく”彼の活躍に今後も目が離せない。

  • 後半、だんだんビジネス啓蒙書みたいになってったのが残念。

  • イーロンのことを殆ど知らないなら良いかも。
    The 入門編って感じです。

  • イーロンマスクの生き様、考え方から学びになったこと

    ・まずは壮大な夢や理想を語る。それを実現するための努力を惜しまず、本当に「現実への一歩」を踏み出す。
    ・本当の意味で世界を変えようとするなら、失敗は避けて通れないことだと覚悟を決めて、失敗から逃げないことです。そもそも失敗は悪いことではなく、失敗から学ばないことが悪いのです。
    ・自分の一生をかけるに値する仕事は何か
    ・万人に愛される心優しいリーダーでは、未来を切り開くことは出来ない
    ・人間には二つのタイプがある。開拓者と定住者。未開の荒れ野に足を踏み入れ、命がけで切り開いてゆく開拓者、開拓者が切り開いた土地で、教会や学校、学校を建てて家族を作り、暮らしを営む定住者

  • イーロン・マスクの半生。期待はずれ

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著者プロフィール

ビジネスコンサルタント

「2022年 『イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内一正の作品

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