経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

著者 : 平野正雄
  • ダイヤモンド社 (2017年7月6日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478103111

経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すかの感想・レビュー・書評

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  • ビジネスにおける世界的な潮流について本質を捉えて論じた本。グローバル・キャピタル・デジタルという大きい潮流の切口で展開
    <メモ>
    ・グローバルを取り込むために必要なのは、複雑な管理システムが発達した統制型組織ではなく、人々の内発的な動機付けを重視したフラットでシンプルな組織。
    ・メタナショナル組織として、グローバル市場に散財する知識、技術、市場情報、専門能力などの知的資産を組織内に取り込むことでイノベーション能力を高めて、世界に商品として提供できる組織
    ・社会経済活動のインフラ3つはエネルギー・モビリティ・コミュニケーション。このインフラの上に全ての産業活動や人々の社会生活が成立している。
    ・アマゾンは人と商品、グーグルは人と情報、フェイスブックは人と人との結びつきをインターネット上で介在することで大成功する。ウーバーやエアビーは人の空き容量や空き時間を情報化してネット上で結びつけるシェアリングを世界に問うている。マイクロソフトはソフトウェアの再生産を、アップルは洗練されたインターフェイスの提供をアマゾングーグルフェイスブックは無数のユーザーへのリーチをコストゼロで実現することで巨額の富を生み出している。
    ・市場は分析するものでなく、イノベーションを通して創造するもの。戦略は想像した市場をいかに拡張していくか。
    ・戦略思考とは企業独自の存在価値を見極めて、誰に向けてその価値を訴えて、長期的な自社の成長に結びつけるかを考え抜くこと。
    ・資金というハードキャピタルを生かした戦略的な事業投資と技術や知財などのソフトキャピタルを投入したシナジー創造を組み合わせた戦略事業投資会社であるべき。戦略や理念という企業としての最上位の概念をガバナンスの中核に据えて、組織や国境を超えた共有価値観を浸透させることで求心力を高めることが重要になる。

  • 厳格すぎる予算管理は経営を短期的思考にしてしまう

  • 日本のビジネス界における突出した「頭脳」の1人でいらっしゃるであろう著者がどんなことを語られているか興味を持って読んだのですが…残念ながらわたし的にはキレはややイマイチ…かな…

  • プラザ合意以降のGlobalization, Capitalization, Degitalizaitionを踏まえての、日本企業のあり方を示唆してくれる。凄くわかりやすい。さすがは平野先生。

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