- ダイヤモンド社 (2018年7月20日発売)
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感想 : 48件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784478103715
感想・レビュー・書評
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町場の製造業がどのようなマネジメント術、会社の環境づくりによって躍進したかがかなり分かりやすく書かれています。
賛否両論あるとは思いますが一つの事例として参考にいたします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思わぬ掘り出し物を発見。めっちゃ面白かった。
タイトルだけから想像すると、この本を読む人はほとんどいないだろう。
製鉄関係でビジネスをしている人かこの会社に就職を考えている人、あとは製造業の人くらいか。。
しかし、この本は、どんな業種・業界の人でも何らかの学びが得られるだろう、そんな素晴らしい本です。
えり好みせずに読んでみてもらいたい本です。
著者は、鉄工所(といっても金属の加工場って感じ)の副社長。
会社自体はファミリービジネスです。
著者の会社は元々は大手企業の孫請け会社だったところ、
このままでは先が知れていると危機感を持ち、
売上の8割を占める大企業からのルーチンワークを捨て、
少量多品種生産(高単価の知的作業)に舵取りした話。
著者の一つ一つの施策だけを見るとユニークで特殊なように思えるが、
一本の筋が通っているために不思議なほど会社の戦略に対して整合性が保たれている。
どんな業界・業種の人でも、「自分(の会社・業界)に当てはめたら何ができるだろうか?」と
考えるためのヒントが貰えるはず。
この本読んだら、間違いなく工場見学したくなります。
そんな素晴らしい本です。 -
鉄工所とは思えない鉄工所の成功の鍵が述べられています。
実はこの会社は私の実家から徒歩圏内にあり、子どもの頃から気になっていた会社でした。
しかし、それが鉄工所と知ったのは本書を読んでからでした。
「鉄工所は油臭い」「地味な仕事ばかり」と言った固定観念を捨てて大成功を収めた内容は、
さながら小説を読んでいるかのように熱くなれました。 -
著者の経営に対する考え方や信念は素晴らしい。
一方でいくつか社員さんのエピソードも載っていたが、どれだけの人が上手く仕事ができてるのかはわからない、、、まぁどんな会社でもそうなんだろうけど。
「やりたいことができる」はそれだけ会社と自分に責任があるということを理解すべきだと改めて思わされたなぁ。
以下、印象的なシーン
1. いつでも、誰でも、同じ環境を再現せよ
→ライスレディ(パナソニック)の話。再現性が高いはものづくりにおいては重要なファクターだと思う。
2. ジョブローテーションを行う理由
i モチベーションの低下を防ぐ
ii 社内にノウハウ、ナレッジが蓄積される
iii 社員の引き出しが増える
→ ほんとに部署単位でいいからこれやるべきだわ
満遍なくそこそこなんでもできる人(器用貧乏っていうのかも)が評価されるようにもなってくれー
てか、会社的にもプロフェッショナルがたくさんいるよりはジェネラリスト(上に書いたような人)がいる方が得では⁈
3. ヒルトップはどの製造業よりも会社のトイレが綺麗だった。
→ こういうの大事。意外としょーもないところを学生さんや見学者は見てる笑
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こんな会社で働きたかった。
元気な中小企業には共通点がある気がする。 -
自分の生活の中で、手間を省ける部分はないか…
昔ながらのやり方がいいと根拠もなしに思っていないか…
実は嫌々やっていて、本当に時間を割きたいことを後回しにしてないか…
私はこの本を読んでいて考えました。
私生活の中で何を変えられるかな?とワクワク考えながら読めました。 -
人間らしい仕事を求めて、職人技を機械化した点が印象的であった。そこに至るまでのプロセスも、勉強になった。
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いわゆる町の鉄工所が下請けから脱却した取組みについて記した本。尖った技術を活かして自社ブランド品を作るみたいな話はしばしば聞くが、ここはだいぶ異質。職人の技術を形式知に落とし込んで生産を完全に自動化し、昼間に作ったプログラムで工場が24時間稼働している。多品種少量というか、多品種単品生産を可能にしている。
相当な苦労を伴ったと感じられる見事な変革エピソード。知り合いのM.T氏も登場する(笑) -
年間2千人以上の人が見学に訪れる鉄工所の話。
「立派なシステムがあれば、無人加工等も出来るでしょうけど、うちみたいな小さな会社にはムリです。」は大きな勘違い。
チャレンジに失敗したら、「よく頑張った」
無理だと思ってる限り無理。ビジネスチャンスに気づけなくなる。自分で天井を決めている。想いを持ち続けたから実現した。
パナソニックの松下幸之助「事業は人なり」
怒ると萎縮し褒めると伸びる。調子に乗ったら叩くのではなく新しいフィールドを与える。
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中小の製造業に向けた内容でしたが、大企業でも自分が所属している部署を1つの会社だと思えば活かせることが多々ありました。
企業の大きさに関係なく人材が重要だということを再確認できました。教育こそが長期に渡り成長していく生命線。今できていることを属人化させないためのヒントを得ることができました。 -
仕事の楽しさは知的作業にある、という部分にとても共感します。
ルーティーン作業を標準化し自動化する苦労と、知的作業のルーティーン化を防ぐための仕組みで具体的な話が多く、示唆に富みます。
また中小企業の新規事業開発の具体的な取り組みが成果を上げている様子も著してあり、こちらも他分野でも応用がきくと思います。
新卒採用では「知的体育会系人材」を一つの基準にされているようですが、著者自身が地に足をつけながら理論を構築する「知的体育会系」を総じて体現していたと感じました。 -
まあまあです。
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中小企業ならではの変化、一方でならではの苦労があったとは思う。理想とする組織が明確で言語化できており、かつ自ら行動している点は見習うべきところ。
多くの考えが人に注目したところから始まっている。だからこそ有機的な変化や成長が生まれたのだろう。 -
さまざまな方法で人を大切にする工夫がされている。いかに楽しく主体的に皆が働くことができるか?そのことに徹底的にこだわり、これまでの価値観に捉われることなく、挑戦し続けるヒルトップという会社に、僕の中から尊敬の念が溢れ出てくる。うちの会社もこうありたい。うちの会社も挑戦し続けたい。
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大志があっても、それが実行できなければ意味がない。
だから大志が壮大なものであればあるほど、現実との乖離が出てしまう。
その辺のバランスが非常に絶妙だったのだろう。
一瞬「その理想は理解できるけど、俺には無理だ」と思わせても、この副社長は実際にやってみせる。
当然、副社長には勝算があって行っていることだ。
そして少しずつでも実績として結果が見えてくると、従業員の中で共感者が現れてくる。
この共感者を一人でも増やしていくことがものすごく重要だ。
次のムーンショットを掲げた際には、これらの共感者が率先して「共犯者」になってくれる可能性があるからだ。
ゆえに、共感者を集めない限り、共犯関係は構築できない。
当たり前ではあるが、地道に形を見せ、実行して見せ、一歩ずつ前に進みながら共感を増やし共犯者を育てていく。
この歩みがこの副社長は上手だったのだろう。
従業員わずか36名の京都の町工場が、まさか大きな会社になるとは思わない。
自分はこの町工場で一生を終えるのだろうと思っていた社員がほとんどだっただろう。
それを変えたのだ。
自分には無理だと諦めていた気持ちを変えたのだ。
副社長はマインドセットを行うにあたり、職場環境の変革から着手する。
実はこれが手っ取り早いというのはすごく共感する。
まずは仕事のやり方を無理矢理にシステム化。
本社移転。しかも工場っぽくなく、IT企業っぽいビルに。
さらに新卒採用を進め、若者を積極的に大量採用。
この規模の会社では考えられないくらい社員食堂も充実させた。
普通は「余力があればやる」ことかもしれない。
しかし実際は逆なのだ。まずはこれらに先行投資することが正解だ。
ここが副社長のセンスなのだろう。
最初から勝算が見えていてこれらを実行したのだから大したものだと思う。
これらのことで、自身の一連の成功について天狗になっていた時期があるという。
その時に工場が火事になり、自身も火ダルマに。
全身やけどで生死を彷徨い、なんとか九死に一生を得て生還。
そこから謙虚な姿勢に変わったという。
人生とは当然に平坦ではない。
例え上手く行っていてもある日突然に転落することがある。
逆に言えば今がたとえ悪くても、ずっと続く訳ではない。
自分の利よりも他人の利のために行動できる人こそ、きっと幸せな人生を歩むだろう。
それは人間界の摂理かもしれない。
持続可能な社会が謳われているが、この考え方こそが持続可能な環境社会を作り上げるのではないだろうか。
「こういう職場で働きたい」
それは環境のことが当然であるが、
「こういう人たちと働きたい」
「自分が成長できる所で働きたい」
「自分が成長することで、他人と社会に貢献したい」
という人間本来の欲求を満たしてあげることが、これからの会社の存在意義として非常に重要なのではないだろうか。
(2021/6/2) -
・下請けの大量生産ではこれからの時代やっていけないし、商品を頼まれるのではなく、「その会社に頼めばやってくれる」と思わせることが大切。
・機械作業、単純作業を機械に任せ(データベースにより)、知的作業を人間が担うというのは今の時代にマッチしている。
・仕事を選ぶ基準として、利益よりも楽しいか楽しくないかで選んだり、自主性を重んじだりと現代の若者が成長する場として適している。 -
小さい頃に薬の副作用で全聾になった息子に仕事に困らないようにと作られた会社。
副社長山本昌作著
油まみれの鉄工所、退屈で単純作業の仕事が嫌で、白衣を着て働く工場を目指す。
車製品の下請けを辞め、24時間無人加工の夢工場へ
無気力、無関心=こちらの雑談に乗ってこない、話を聞くだけで自分からは話しかけない。
他人にも興味を持てる人材=自分だけがよければよい、自分とは関係ないと線引する人は必要ない。なぜなら会社の社風はみんなでつくるものだからです。 -
191127 今のソフト開発にも役立つ内容。
