21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点
- ダイヤモンド社 (2022年3月30日発売)
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感想 : 28件
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784478104545
作品紹介・あらすじ
これからの社会で人の上に立つ人が身につけるべき世界標準の知恵が、ここにある。
みんなの感想まとめ
これからの社会で求められる知恵と能力について考察する本書は、特にSEL(社会情緒学習)とシステム思考を通じて、子どもたちの成長に必要な要素を探ります。読者は、自己認識や他者理解、社会的スキルといった能...
感想・レビュー・書評
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最近、子どもの心がしっかり育っていないなぁと感じることがあって手に取ってみた本。
SEL教育(社会との関わり方と感情の扱いについて学ぶ)は、まさに日頃から大切だなと思っていることが詰まっていて、うんうん頷きながら読んだ。
そして、そこにシステム思考が加わったら未来は明るいだろうと思う。
でも、これを家庭でやるのは難しいので、学校で…となるのだけど、じゃあどこの学校でこんなことやってくれるんだろう?(近くでは聞いたことがない)
ひとまず、家庭で出来ることをもっと知りたかったかな。
そういう意味では、巻末付録が一番求めていたものに近かった。
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トリプルフォーカスとは、自分・他者・外界の3つに目を向けること。本書では、これらの能力をどうやって子どもたちの学びに取り込んでいくかを、社会との関わりと感情の扱いについて学ぶSEL(Social Emotional Learning)とシステム思考から考察している。
SELで育む5つの能力
自分に気づく力(セルフ・アウェアネス)、セルフマネジメント、他者を理解する力(エンパシー)、ソーシャルスキル、より良い意思決定
SELについてはもうちょっと調べないとわからないなというのが率直な感想で、ここで言われていることが学校教育で実践されているイメージが湧かない。学校というよりも家庭や地域コミュニティのなかで育まれるもののように感じる。親になるとしたらこういったことを意識したいなと思った。 -
原書は『トリプルフォーカス』というタイトルで、なんと8年も前の2014年に出版された本らしい。それを2022年に読んでいるけれど、決して古臭さを感じない。むしろ大きな気づきを与えてくれた、鮮度ある内容だと思えた。
教育に関わり続けている2人の著者は「SEE-Learning」という新しい学習プログラムを提案している。SEE-Learningは、すでに広く知られている(とはいえ自分は知らなかったけど)SEL(Social Emotional Learning)と、システム思考を掛け合わせて生まれたものらしい。
著者たちは、この世界を航海するために必要なものとして3つのスキルを提唱する。それが「トリプルフォーカス」と呼ばれるものだ。
1. 自己へのフォーカス:自分の感情や意識に気づく
2. 他者へのフォーカス:他者の感情や意識に気づく
3. 社会システムへのフォーカス:社会システムの存在に気づく
この3つの整理が非常に共感する。フォーカスという単語を使っているのも良い。いま社会に必要なのは「気づく力」なのだ。自分の気持ちに気づかず、他者の気持ちに気づかず、そして自分という存在や自分の行動が社会システムの結果として生まれていることに気づかない。そうした“気づく力の弱さ”が、生きづらさを生み出しているんじゃないかと思う。トリプルフォーカスだけでなく、SELが教える5つのスキルも素晴らしい。
ああ、自分が実現したいのはこれなんだと思った。自分についてちゃんと気づいていること。それが何よりも他者との信頼関係を築くのに欠かせない。気づき、気づき合う。そういう関係に憧れるのは、自分も人生のどこかで近い体験をし、そこに幸せを感じたからだと思う。
SELやSEE-Learningを導入した学校をつくれたら最高だけど、そうでなくても、自分の家族や自分が所属するコミュニティで実践していけたら、幸せな人生を歩んでいけるかもしれない。その意味で、最後の巻末付録にSEL/SEE-Learningについて具体的な手法を解説してくれているのはとてもありがたかった。
自分が幼少期にSELやSEE-Learningに触れていたら、人生は変わっただろうか。でも、今の人生に後悔してるわけでもない。おそらく現実の状況を考えれば、自分の子供もSELやSEE-Learningとは限りなく無縁の環境で育っていくだろう。でも、だからといって大きな欠落を持った大人になるわけでもない。今日までSELすら知らなかった自分がこうして社会の中でメシを食えていることが何よりの証拠だ。
SELやSEE-Learningの必要性は強く感じる。でも、SELやSEE-Learningを誰かに押し付けたり、SELやSEE-Learningがない環境を安易に非難することは避けていきたい。 -
「EQ」のダニエル・ゴールマンと
「学習する組織」のピーター・センゲが出す教育本ということで、
読んでみたが自分にとってはちょっと期待外れ。
※EQ
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4062562928#comment
※学習する組織
https://booklog.jp/item/1/4862761011?carousel=B071WR7XMH
本の主張は、乱暴に言うと、
これからの教育は「SEL教育」だ!ってことなんでしょうが、
SELがなにかもよく分からない自分にとっては、
抽象的で今ひとつピンときませんでした。
(ちなみに、SELとはSocial-Emotional Learningのことで、
「感情と社会性を育む学び」が日本語訳。)
最後の巻末にSELについての説明があるので、
ようやくおぼろげながら理解が進みました。
(SELを知らない人は、巻末から読んだ方が良いです。)
ま、簡単に言うと、感情をコントロールして、
相手との関係性を構築して、
システム思考で考えましょう、
ってことなんでしょうが、
SELもシステム思考も理解が浅い自分にとっては、
ちょっと手に取るべき本ではなかったかな…という印象。
悪い本ではないんですが、これだけだと不十分。
別の本で、それぞれをしっかり別の本で学ぶべきかな、という感じ。 -
訳が分かりにくいところがあり、原著の英文と併記して読みたい。
ただし、SELのコンセプトはこれから日本でも広がっていくだろう -
最近、教育に関心を持ち始め、購読。本書「はじめに」にもあるように、現代は注意を逸らすものに溢れている社会。電車に乗っても、ソファでくつろいでも、常時接続のデバイスからの情報をついつい眺めてしまう。ぼんやりと、あるいはしっかりと、自分や周囲の人、社会を考えることをしにくくなっていることは確かで、それが学びや思いやりといった「能力」を育むことを妨げているということも体感としてある。本書では、これからを生きるために必要なスキルセットとして、3つのフォーカスを提案している。「自分自身」「他者」「外の世界」の3つ。自分が寂しいと感じている、ということを正しく自覚できなければ、他人が寂しいと感じていることを理解できない。他者の理解がなければ、抱えている課題を解決するための接触や支援ができない。何が正しいかを判断するには、社会で起こっていることに自ら気づかなければならない。これらを子供達、先生、親、社会に広めるためのメソッドがSEL教育ということで、国内でもじわじわ広がりを見せている。事例がいくつか紹介されているので、関係者はぜひ読んでほしい。こんなの自分が子供の頃にはなかったけど、誰かが気づいて実践してくれてよかったよ。
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SELで述べられている5つの能力(セルフアウェアネス、セルフマネジメント、エンパシー、ソーシャルスキル、より良い意思決定)は学校という枠組みだけではなくこれからの社会をより良く生きるために必須の能力だと感じた。
また、それらの力をつけるためには心理的安全性が土台にあるというところや教師が子どもの安全基地になるなど共感する内容が多かった。
SELとは全く新しい特効薬ではなく、これまでもそれぞれの場所で大切にされていたものを整理しまとめたものであり、これまでにも大切にしていた部分も多かった。
また、その方法に一つの正解があるわけではないし直ぐに効果が出るわけでもない。
なので、何のためにこの活動をしているのかという部分をはっきりさせ、種をまき、水を与え続けることが大切だなと思った。 -
EQと学習の関係をSELの原則とともに、平易な文章で理解できる。
SELはLSPとの関係が非常に良い。 -
(あとで)
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訳が頭の中に入ってきづらかった。
なんとなく要点はわかった。 -
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本のタイトルと
ダニエル・ゴールマン氏と
ピーター・センゲ氏という
作者の名前にひかれて手に取りました。
まずは、自分自身を深く理解するところから始めていくあたりは、自分自身のこと(内面に気づき)を理解できないと他者のことも社会の仕組みも思いやりを持って理解できないということだと気づきました。
こうしたベースとなる考え方(トリプルフォーカス)は、子どもだけでなく、社会人も知らなければならないことだと感じました。
一読の価値有りです。 -
21世紀を生きる人たちに必要な3つのスキル「トリプルフォーカス」について書かれています。SEL(Social Emotional Learning)という社会性と感情の学習についてもよく分かります。
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ココロのEQを育てるための、環境づくり、指導者の心の持ち方について。
子供って小さい頃からしっかりしてるもんね。しっかり考えて自分の気持ちを整理してもらうことは重要と理解しました。
IQや知識ではなく、どうしてそう思ったのか感じたのかをしっかり聞く事。
ビジネスとおんなじだね。 -
SELとシステム思考の相互作用教育。
著名な方々の理論と実践を教育の場で活かす。
自分自身に気づくことから始まり、他者の理解を通じて世の中のシステムに気づく。
このシステムの発見が連鎖の断ち切り方を生む。
それは、6歳の子供も実践可能なことを実例から学ぶ。
学びの基本を考えさせられた。 -
EQ大事
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ダニエルゴールマンのEQを読んで強く刺さったので引き続き読んだ。
感情(というか内発的な動機や興味関心?)、社会、子どもへの教育の3つの掛け合わせ方について。
アメリカの初等教育中等教育の実際を知らないが、日本の総合学習やアクティブラーニング的なコンセプトかしら。
原著が一般向けではないのか、抽象的に書かれているのか、文字数の割には丁寧に読まないと主旨をよみとれない。
新しい世界、21世紀と表現しながら自分達が教育を受けた時とは違うんだ、ということだと先読みしてしまったが、淡々としたスタイルなのか、自分自身に訴えかけてくるものは少なかったのが正直な感想。 -
SELをどう理解するのか苦慮していましたが、読み進めながら、「関係性に関する知性」を深めるためのものという個人的な見解に辿り着きました。
社会変化はとても激しくなっていて、私たちはそれに対応していく必要があります。個人のレベルで見ると、デジタルツールを用いたコミュニケーションや働き方の変化があり、世界規模でみると環境問題、well-beingなど世界全体で取り組んでいくべきタスクが多くあります。
それらを一歩ひいたところから見ると、「他者」や「世界」といった関係性の中で、「自分」がより良い決断をし行動をしていくことが求められていることが分かります。
本書ではそういった時代に生きる人たち(とりわけ子供たち)に向けて、どのように知性を磨いていけばよいかという指針を示しているように感じました。
少し難解な部分はありましたが、個人的に学びが多く、非常に参考になりました。 -
この本のテーマは、トリプルフォーカスだ
3つの包括とは自身、他者、外の世界である。へ、そして3つの方がそれぞれには技術があり、大切なのは、この3つをつなげた全体感を持つことだと伝えている。
この変動する世界の中で、自分と言う存在が感じていることに気づき、理解し、そこから他者を理解し、より広い世界へとつながって変化を生み出していくその具体的な筋道を開く必要がある。
子供たちが新しい選択肢を作れるように、1つの試みとしてSELが提案されていた。
SELが教える5つの能力としては
・自分に気づく力
・セルフ・マネジメント
・ソーシャルスキル
・より良い意思決定
SELでは、これらの5つを教えられるべき最も中心となる能力と考えられていた
一つ一つとして見ると、とても大切だと思うが、全体像の把握はあまりできなかった -
岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00628584
これからの社会で人の上に立つ人が身につけるべき世界標準の知恵が、ここにある。全世界で静かな熱狂を巻き起こしている「次世代リーダー育成」のためのバイブル、ついに日本上陸!
(出版社HPより)
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ダニエル・ゴールマンの作品
