世界のエリートが今一番入りたい大学ミネルバ

  • ダイヤモンド社 (2018年7月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784478105344

感想・レビュー・書評

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  • 今までになかった学校創造と実現。
    教育界のベンチャーとして、より良い形を提示することで超大手に戦いを挑んでいる、すごくカッコいいプロジェクトに感じた。

    自身の「こうあるべき」→高等教育の再創造を突き詰めて、徹底的に捨てて、純粋な必要なものを残して、実現させている。
    これを、思い付き(発想し)、できると信じ、実現に向けて大量の反対にあいながらも動き続け、絶対に逃してはいけないキーマンからの賛同を得て、実現させるって、本当に凄い。

    しかし、やはり、まだ世にない理想像って、識者であっても反対しまくるもんなんだなぁと悲しくもなった。笑
    自分は反対する側になりたくはないけど、なってしまったとしても、ピーターティールのようにその反対の理由を論理的明確に「ここが越えるべき壁だ」と言えるようにはしたい。

    クリティカル思考(主張の評価、示唆の分析、決断の優劣の判断)、クリエイティブ思考(発見の促進、問題解決、モノやサービスの創造)、効果的なコミュニケーション(効果的な言葉や表現を使う、非言語コミュニケーションの効果的な使用)、効果的なインタラクション(交渉、仲裁、説得、効果的な協業、倫理的行動も社会意識)、あと、ファー・トランスファー(ある分野における事象から抽出された有効な要件をまったく別の事象に応用する)という概念。
    これらは確かに社会に出てから、会社に入ってから学んでいる気がする。大学ではほとんど学んでない。
    そう考えると、確かに大学って何のためにあるんだろう。仕事には繋がっていないし。
    大学時代に身につけておければ、すごく選択肢が広がる。

    アクティブ・ラーニング・フォーラム。
    参加者全員が見えるから、怠けられない。発言も集中度合いも、すべてデータが取れる。日々のミーティングにも導入したいやつ。
    一方で学生寮でリアルの交流もするのも必要な側面だと思うし、それでバランスが取れてるのかなと思う。

    世界7都市を渡り歩く。現地に滞在しないとわからないことは絶対にある。Google mapで見てるだけじゃわからないそこでの生活を7種類味わえるのは素晴らしすぎる。

    今のミネルバ大学は、少人数で精鋭だけがいるからブランドが成り立っているけど、規模拡大していった先でもこれが維持向上できるかどうか。していってほしい!

    そして、ミネルバプロジェクトの経営とミネルバ大学の非営利運営の継続のための収益拡大もしていけるかどうか。
    こっちは、企業向けのコンサルや教材貸与や能力開発や人材紹介、他大学向けに横展開、中高教育向けに次の入学生を増やす事業など、いろんな方向性があるし、大丈夫そうな気がするけど。現ミネルバ大学のクオリティ担保のためにも、しっかり経営していってほしい!

  • ●2025年9月28日、メルカリで「ファスト&スロー上下」を1,000円で売ってくれた女性のほかの出品物のなかにこれがあった。メルカリでオークション1,100円。

  • ①直接的影響と②複合的影響を使う。例えば、新しい議題を通す時に、①はその議題の懸念事項は何か?②は、既に存在する規則と併用した時、発生する懸念点は何か?

    人が最も効率よく学習できる方法
    ①脳を通常より負荷をかけた状態で稼働させる
    ②繰り返し練習が行える環境
    ③能動的に参加する授業

    アクションプラン
    ・子供を平等な目で見て、長所を見つけてあげ応援してあげること。
    ・1、3年目研修の方法。事前に課題をあたて、能動的に取り組んでもらう研修を模索する。

  • ミネルバ大学の設立趣意、具体的なな内容、今後の課題が客観的に記載されていてとてもわかりやすかった!

    実践的な知恵を提供するプログラムとして、まず学び方を学ぶというコンセプト、完全オフラインでシステムを通じて教員が伴走する反転学習方式の授業などとてもわかりやすかった。

    ブルーオーシャン戦略になぞらえることで、ミネルバ大学が何を得て何を捨てたか整理されていた。

    ミネルバ大学の今後に期待したい!

  • ミネルバ大学の歩みを通じて、これまでの教育の在り方やオーセンティックな仕組みを変えるプロセスや思考法にまで読みながら考えを巡らせることが出来、気付きの多い一冊だった。ミネルバ大学の在り方を知らずしてこれからの教育は語れないんじゃないかと思うぐらいです。

  • 大学ランキング世界一、合格率1%の世界最難関大学、ミネルバ大学の構造説明してくれる本
    とても興味深く、面白い
    全高校の図書館に配備すべき本

    ・設立者ベン、ネルソン氏は2000年創業のオンライン写真印刷会社(スナップ・フィッシュ)で勤務
    ・スナップ・フィッシュはHPに買収
    ・富士フイルム、コダックが独占していた写真印刷市場を切り崩した
    ・ベン氏は大学の再構築にチャレンジ

    ◾️理由
    ・今日の社会では情報は容易に入手出来、知識そのものは陳腐化
    ・実践的なに知恵(クリティカル、クリエイティブ思考、効果的なコミュニケーション、インタラクション)が重要
    ・既存大学は知恵の普及→ミネルバはどのように考えるか、学び方を学ぶ

    ◾️既存大学との違い
    ・2014年設立(コロナ前)で、授業は全てオンライン→校舎不要
    ・オンラインメリット→学生の発言力可視化、柔軟なグループ討議、録画
    ・多様性→全寮制で世界7都市を回る。現地でオンライン(2025年からは東京を加え8都市)
    ・学び機会→入試無料、世界中からオンライン受験
    ・脱授業→教師は講義、教師は90分中10分しか話してはならない。アクティブラーニングのため、予習に5、6時間かかる課題をこなさなければ授業について行けない
    ・定期テスト→無し
    ・職員→教師以外はIT技術者。研究専門職ゼロ
    ・プロモーション→パンフレット無し、SNSのみ
    講演会、YouTube
    ・授業料金→米国名門大学と比較して安価

  • 反転学習というやり方を取り入れてみようと思った

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB26597023

  • 学部生のための大学を目指すというのは素晴らしいビジョンだと思うが、そこを目指すためにファンディングも含めてやることも限られているため、教育ビジネスの難しさを感じた。

  • 世界の大学教育を変える可能性を秘めた新設大学の話。
    既存大学の課題を浮き彫りにし、目指すべきビジョンを示し、それに向かうための打ち手を順序立てて論理的に示しており、とても分かりやすい。
    実際に大学を立ち上げる際の戦略についても詳しく解説されており、マーケティング・経営戦略としても非常に興味深い本でした。

  • 大学関係者としてとても面白く読んだ。ミネルバはオンラインを使ったリベラルアーツスクールなのだと感じた。

  • ノンフィクションとしてはさほどおもしろくない。著者の大学観が表に出てくると不快。まあビジネスマンなのでしょうがない。社会階層を問わず、というのが強調されるのだが、機会さえ平等であれば全部うまくいくとでも思ってるのだろうか。だいたい副題が「世界のエリートが今一番入りたい大学」だが、それでいいのか。とはいえこういう動向はどんどん紹介してほしい。

  • 大学が抱える問題とミネルバ大学の打ち手

    ・「社会に出る準備」に対する乖離
    大学側は9割が社会準備ができていると考えているが、企業側は1割程度しか納得していない。
    →実践的な知恵が使えるようなカリキュラム

    ・使われない学習効果の高い教授法
    講義形式は知識として定着しない。
    →オンライン形式の授業。全員の顔が見え、発言量も把握することができる。

    ・複雑化した国際社会への対応
    異文化や多様性を積む経験が必要だが、それが詰める学生はわずか。
    →4年間で7都市を巡りながら体験する。オンライン授業だからこそなせる業。

    ・投資対効果
    大学施設への投資で学費が高騰している。学生ローン市場も大きくなっている。
    →固定資産を持たず学費を抑える。また学生の経済状況に応じた財務支援制度を設けている。

  • 研究機関としてではなく学ぶ場に特化した大学。現状の問題点は納得感高い。新たな教育方法に期待。

  • 日本の教育は、この取り組みに対応していけるのか...
    読むのに時間がかかった

  • 確かにこれは理想形。社会を牽引する大人を育成する、というのが大学の、役目ならば。私の関心は、もう少し一般的なレベルの学生がいかに学ぶか、もっと言えば、学びたい気持ちになれるか、というところなので、別のものを模索した方が良さそう。ただ、こういう新しいことを起こすとき、技術開発のあたりは、どうしてるんだろうというのが気になる。どんな技術があればいい、とかすでにこんな技術がある、とか相当リサーチがいると思うんだけど、そういうところを知りたい。

  • ミネルバ大学を紹介する本ではあるが、書かれている教授法は本当に理想の内容であり、とても素晴らしいと思う。しかし、研究機関としての大学に+αで「学ぶ場」が提供されている既存大学では難しいのが現実だ。本にも書かれているが、学生の学びを目的としたミネルバだからこそ実現できた内容。

    一つ難点なのが、生徒自体の質がものすごーく高い!質が高いからこそ入れる学校なのだが、そこまで優秀な学生はそんなにいない。ミネルバに入るには、高等教育を受ける前段階の幼少期〜高校までの教育改革が必須なのだと感じた。

  • ・大学自体は面白い。本は良くも悪くも大学の紹介

  • 『世界のエリートが今一番入りたい大学ミネルバ』(山本秀樹著/ダイヤモンド社)vol.463
    http://shirayu.com/blog/topstory/other/7036.html

  • 関係者によるご紹介本の印象だが、今後、この学校がどのような学生を輩出するのか、そしてスケールできるのか、興味を持った。頑張ってほしい。

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著者プロフィール

慶應義塾大学経済学部卒、ケンブリッジ大学経営管理学修士(MBA)。大学卒業後、東レ、ブーズ・アンド・カンパニー(現PwC Strategy&)、住友スリーエム(現3Mジャパン)を経て、ミネルバ大学の日本連現在は日本連絡事務所代表を辞し、「Dream Project School」を立ち上げた。
著書に『世界のエリ-トが今一番入りたい大学ミネルバ』(ダイヤモンド社)。

「2019年 『最難関校 ミネルバ大学式思考習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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