このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 697
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478105559

作品紹介・あらすじ

転職に必要なのは「情報」でも「スキル」でもなく、確かな「判断軸」である。一生食えて、心から納得のいく仕事を見つける方法。

感想・レビュー・書評

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  • 転職エージェントの著作なので基本的には転職をお勧めする内容なのだけど、ここに書かれていることは日ごろから意識したい内容。
    小説風の内容となっており、読みやすい。
    ・会社を変えても価値のあるスキル・経験を有しているか?
    ・自分が所属しているマーケットに、今後の成長性はあるか?
    ・意味のある意思決定というのは、必ず何かを捨てることを伴う。多くの人が転職に恐怖を感じるのは、人生で何かを手放すことになるから
    ・自分が信じていないものを売る、これほど人の心を殺す行為はない
    ・ベンチャーは資本や人数で大企業に勝てないため、世の中の流れを味方にして勝つのが定石
    ・市場価値がない人ほど、しがみつく際に残酷になる
    ・ベンチャーの確認事項:
     ①競合はどこか、競合も伸びているか
     ②現場のメンバーは優秀か。現場との面談で確認を
     ③同業他社からの評判は悪くないか
    ・転職エージェントには、どこが評価されなかったかを聞く
    ・本当に優れた会社には、勝手に人が集まる
    ・今の給料は低いけど今後自分の市場価値が高まる会社とで悩むことがあれば、迷わず挑戦

  • 転職の思考法

    〈市場価値マーケットバリューの測り方〉
    技術資産×業界の生産性×人的資産
    ・どこでも通用するスキル(専門性)や経験
    そのスキルや経験の社会からのニーズ
    ・社内外の人望、意思決定の力
    ・市場の生産性と成長性
    →その業界の人一人当たりがどのくらいの価値を生み出しているか
    ・自分の市場価値の成長見込み

    ◎意味のある意思決定
    =自分の意思で何かを捨てることを伴う

    ◎20代は専門性、30代は経験、40代は人脈
    普通の人ほど経験で勝負すべし

    〈仕事のライフサイクル〉
    ①ニッチな市場
    代替不可能で雇用少ない
    ②スター
    雇用多くなる
    →仕事を汎用化し仕組み化する必要性
    ③ルーティーンワーク
    同じ仕事を誰でもできる状態
    ④消滅
    機械化が進み人の担う部分が少なくなる

    ◎ピボット型キャリア
    ピボット→方向転換

    〈伸びているマーケットに注目する方法〉
    ①ベンチャーや投資の動向に注目
    複数のベンチャーが参入している
    ②業界の非効率を突く正しいロジックを持っているかどうか

    〈会社選び〉
    ・マーケットバリュー
    ・活躍の可能性
    ・働きやすさ
    ★なぜその会社がエージェントを使っているのか、エージェントがその会社をオススメするのかが分かっていること

    〈良いベンチャー企業選び〉
    ・競合はどこか?その企業も成長しているのか?
    ・現場の社員も優秀か
    →面談を頼んで逆質問への応答を見る
    ・他社からの評判を業界に詳しい人に聞く
    ・新卒or中途が活躍できるカルチャーか
    ・自分の職種と会社の強みとなるエンジンが一致しているかどうか→裁量権
    ①BtoC
    商品やサービスに触れてみて良いところを探し、どの部署なのか考える
    ②BtoB
    経営陣などのバックグラウンドを調べて、どの部署出身の人が活躍しているか見る


    〈良いエージェントの条件〉
    ①面接に対する良かったところと懸念点のフィードバックをくれる
    ②その人のキャリアにとってどういう価値があるかという点からのアドバイスをくれる
    ③企業に回答期限の延長や年収の交渉をしてくれる
    ④「他に良い案件はないか?」という質問に粘り強く付き合う
    ⑤社長や役員、人事責任者とのパイプがあって、面接を自由にセッティングできる

    〈意思決定に必要なこと〉
    ・ロジック
    ・共感
    ・信じてもらうこと

    〈人間の2パターン〉
    to do→コトに重きをおく
    being→状態に重きをおく(自分と外部環境)

  • 転職を考えて読もうと思ったというよりも、
    どういう思考で今の会社と向き合う、
    何よりも自分自身と向き合うのがベストかについて
    考えさせられる本でした。

    なるほど自分もそうだったと感じたことも多いし、
    すごく分かりやすいと思いました。
    やはり、自分の今の仕事・スキル自身が、
    会社内ではなく市場価値としてどれくらいなのかは、
    常に意識して活動していかないとダメだなと思った。

    会社に気を使うのではなく、自分も会社も良くするには
    どういう行動を取るべきかという視点で行動していきたい。

    【勉強になったこと】
    ・市場価値(マーケットバリュー)の測り方
     業界の生産性
     技術資産
     人的資産

    ・自分の市場価値を測るための質問
     ①会社を変えても通用するスキルをいくつ持っているか?
     ②そのスキルは今後も使えるスキルか?
     ③他社でも通用する「レア」な経験はいくつあるか?
     ④その経験は、世の中にどれだけ強いニーズがあるか?
     ⑤社内外に自分が転職しても力を貸してくれる人が
      どれくらいいるか?
      また、意思決定権を持った人はどれくらいか?
     ⑥自分の所属するマーケットは、どれくらい
      成長性が期待できるか?
     ⑦自分の所属するマーケットは、他と比べて
      どれくらい生産性・先進性が高いか?
     ⑧今後、自分はどれくらい成長しそうか?

    ・キャリアは20代は専門性、30代は経験、40代は人脈
     で築き上げられるもの。

    ・伸びるマーケットの特徴
     ①複数のベンチャーが参入していて、そのサービスが
      伸びている。
     ②既存業界の非効率な部分を見つけて、それを解決
      するネタを見つけられそう。

    ・強い会社とは、
    「いつでも転職出来るような人が、それでも転職しない
      会社である」ことを指す。

    ・面接時に聞くべき大切なこと
     ①どんな人物を求めていて、どんな活躍を期待しているか?
      →これが答えられない、もしくは中身が薄いときは、
       その会社自身には魅力がないとみなしてよい。
     ②今活躍している人は、何故活躍・評価されているのか?
      →評価の軸を知ることで、その会社が大事にして
       いることを知ることが出来る。
     ③転職組の人は、どのようなキャリアを経て活躍
      しているのか?
      →入った後のイメージが付きやすい。

    ・99%の問題は手段の目的化によって起きる。

    ・意思決定とは、いちばん情報を持っていて、
     いちばんコミットしている人間がやるべき。

    ・人間には、
     to do型:何をするかといった目的に重きを置く、
          明確な夢を持っている人間
     being型:どんな人、状態でありたいかを重視する人間
     の2種類がいて、ほとんどの人はbeing型。

    ・being型人間が仕事を楽しむための2つの条件
     ①マーケットバリューを高める
     ②仕事でつく小さな嘘を最小化すること
      (我慢する内容を最小化すること)
      例えば、悪い緊張が10近くあるのであれば、
      そもそも職場を変えてしまったほうがよい。
      逆に良い緊張が3つ未満であれば業務を変えた
      ほうがよい。
      悪い・良いの判断は自分で決めてよい。

    ・being型の人間が、好きなことを見つける方法
     ①ほかの人から上手だと言われるが
      「自分ではピンとこないもの」から探す
      →自分で出来ることはすごいと思わないもの。
     ②普段の仕事の中で「まったくストレスを
      感じないこと」から探す
      →ほかの人はストレスと感じることでも、
       自分は感じないのであればそれが差別化出来る
       ポイントにもつながる。

  • 転職を考えているわけではないのですが、書店でパラパラとページをめくってみて、キャリアの考え方について参考になる気がして読んでみました。
    ダニエル・ピンクの「フリーエージェント社会の到来」にもありましたが、働くものが会社と対等な位置に立ち、仕事を選び、貢献しながらキャリアを重ねていくことで、より能力を活かせる働き方ができるように思います。本書でも、常に転職をいう選択肢があることを意識しながら仕事に取り組むことで、働くものはより自由になり、会社も魅力的になり、結果として社会がより活性化していくと指摘しています。その通りだと思います。
    個人的には今の年齢で転職はないと思いますが、人生100年時代ですから、会社の定年後もまだまだ仕事をしていくはず。そのときに向けて、参考になる1冊でした。

  • 「最終的に転職するような優秀なやつは、在籍しているときは、必死になって会社という『みこし』を担いでいるわけでしょ。辞めるまではさ、一生懸命、会社を担いでくれる人材なのよ。でも、反対に、一生この会社にしがみつくぞ、みたいなやつはさ、おみこし担いでいるふりして、ぶら下がっているわけよ。」

    みこしを担ぐ、そう決意した瞬間でした。

  • とてもおもしろかった。
    今の会社にしがみついて働いているとがんじがらめになりどんどん追い詰められる。
    転職しようがしまいがどこの会社でも自分は働けるという思考を日頃から持っていればとても自由に働くことができるという話が一番印象に残った。
    好きなことを仕事にすること、これからの時代はこれがコモディティ化から差別化
    できると最近いろんな本で見かける。
    そんな時代が到来することはとても明るい未来のように希望を抱くがはたして!?

  • どんな本でもそうなのだけれど、読む前と読んだ後で「変化」があるものが良書だと思っている。
    この本はまさに転職、ひいては仕事をすることについて変化をもたらすものであると思う。

    一番印象的かつ、心に残ったのは
    to do型の人間と、being型の人間がいること

    自分にラベルを貼ること

    このトピックだけでもこの本を買った価値があった。

    昔から「やりたいこと」という言葉に振り回されてきたが、この本ではそれに対して結論を出している。
    そして、自分がどうあるべきか、という根源的な問いを考えるきっかけをくれた。

    転職に迷っている方、自分はこのままの働き方でいいのか、と考えている方におすすめ。

  • このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法 2018/6/21
    著:北野 唯我

    転職を考えることは、働き方だけではなく、生き方にも影響を与える。
    仕事でダメな上司に付き合わないといけないものも、価値のない商品を嫌々営業しないといけないのも、予期せぬ異動に振り回されるのも、「いつでも転職できる」と確信できるだけの市場価値がないからである。もしその確信があれば、そんな嫌な仕事はすぐに辞めればいい。あるいは交渉材料にして会社を変えていけばいい。

    著者は、本書を通じて、すべての人が「いつでも転職できる状態」をつくりたいと願っている。すべての働く人がいつでも転職できるだけの「市場価値」を持てたとしたら、自分自身の生き方すらも変わる可能性がある。そしてそのために、必要なのは単なるうわべの「転職情報」ではなく、情報を見極める「思考の軸」である。

    本書の構成は以下の4章から成る。
    ① 仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ
    ② 「転職は悪」は、努力を放棄した者の言い訳にすぎない
    ③ あなたがいなくなっても、確実に会社は回る
    ④ 仕事はいつから「楽しくないもの」になったのだろうか?

    私は転職する気は毛頭ない。
    しかし、転職する人の気持ちは知るべきだと思うし、自分自身も「いつでも転職できる状態」をつくるべきだとは思う。それは自分にとっても会社にとっても社会にとってもプラスであり、自分に求められる能力を狭い領域のみならず役立つ広い領域で伸ばすきっかけになると考えるからである。

    外を見ないと成長は鈍る。危機感を持ち続け、耐えうるストレスを若干感じながら常に背伸びし続けるという生き方はこれからも続けたい。のんびりと腰を落ち着けるのはもっともっと先のことだと思う。

    自分の伸びしろにわくわくしながら毎日過ごす。
    そんな気持ちを忘れずに生きていきたい。

  • 先輩のオススメで読んだ一冊。

    【ザッと内容】
    転職を複数回行い、転職をキッカケに人生を大きく変えた著者自身が転職する際の考え方から会社選びでチェックすべき項目、面接時に確認しておきたいポイント等が転職希望者の主人公とコンサルタント黒岩との会話を通してひと通り紹介されている。
    転職エージェントの仕組みやその活躍方法までわかりやすく解説されているのも大きなポイント

    【こんな人にオススメ】
    ・転職を考えてる人
    ・今の会社、仕事にモヤモヤしている人
    ・転職支援関連会社に勤めてる人

    【感想】
    とっっっても良かった!個人的には転職関連本堂々の第1位。私自身、早速転職で悩んでいる知り合いにプレゼントしました

  • 転職を考えているわけではないけど、会社にしがみつかなくても生きていく選択肢を持っている人は小さな嘘をつく必要もなく楽しく生きていけるのだろうと感じた。

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