「お金の流れ」がたった1つの図法でぜんぶわかる 会計の地図

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 847
感想 : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478105573

作品紹介・あらすじ

会計は仕事と深く関わっているはずなのに、難しくてつまらないと思われがちです。本書は、「会計の地図」という図法を用いて、100以上の図解で「売上」から「のれん」まで一気通貫で視覚的に伝えます。「自分の仕事」が「社会の流れ」とつながる、会計ジャンルで空前絶後の「超」入門!

感想・レビュー・書評

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  • 日本の経済に関してよくある「日本は借金大国である」という間違った言説。会計学の知識から日本の連結バランスシート(BS)を書いてみれば、破綻していないことが分かるだろうと言われています。政治家の言には、「破綻する」という前提に立ったものも多く、「経営者じゃないし会計なんて自分には関係ない」という人も自らそれを検証し政治家に騙されないようにするために会計学も身に着けなければいけない時代となっています。

    さて、この本は、会計学の概念を1つの図で示した本で、「漫画でわかりやすい」という類のわかりやすさではないのですが、全体を俯瞰することができるために、わかる、というものになっています。理系的には個別の事例を覚えるのではなく、1つの公式で表すことが良いとされ、例えば三角関数の諸公式が加法定理の1つから芋づる式に導けることは有名です。そんなような構造的なわかりやすさを目指している所に好感が持てます。


    自己実現という観点から見てみると、著者は「「会社」のお金の流れを見ることで、自分は社会にどう貢献しているのかを知ることができる。そのためのツール」が会計であるといいます。多くの人にとって、会計学というのは優先度の低い学問だと思いますが、この本をきっかけにして、自分と社会のつながりを「お金の流れ」という点から意識し、会計学へ足を踏み入れてみると、視点が変わってくるのではないでしょうか。そんな、入門的な本となっています。

  • 分かりやすいの一言に尽きる。まずはこういう本で、財務三表の全体像を掴むことが大切だと思った。全体像さえ掴めれば、難しい専門用語に触れても、すんなり頭に入る。ページぎっしりに文字があるわけではなく、図解も多用されていたので、かなり読みやすかった。具体的な有名企業での財務三表の解説も凄く楽しかった。投資の勉強をしてるので、そこの部分ともリンクする箇所も多く、更に理解が深まった。

  • 経理部門で仕事してる自分だけど会計の知識不足を感じてたため手に取って見ましたが、とても分かりやすくスラスラ読めた。
    キャッシュフロー、ROE等はもっと理解を深めたいと感じた。
    毎週読書してみよう!って気にもなった。

  • BS PL キャッシュフロー計算書のひとつひとつがバラバラの認識であったが、一つの表にまとめて表現されることで、つながりとして理解できるようになった。
    各章ごとに章全体の内容をスライドで図解しており、理解しやすかった。

  • 良質な入門書。大事な基本は全部書いてあるし、それをすべて図解してある(それもへんちくりんな図ではなく、複式簿記の基本の則った図になっています)ので、初心者でもわかりやすい。入門書の前にまず読むべき本だと思います。
    ある程度の知識がある人にとっては知っていることしか書いていないでしょう。その意味では読み価値はあまりないかもしれません。しかし、たとえば新入社員に説明するとき、この図解が頭に入っていると、わかりやすく解説できると思います。自分の知識を整理する上でも役立ちます。
    そして、せっかく手に取ったならパート3には目を通しましょう。会計の目的を再確認して、もっと言えば仕事をすること、起業が存在することの意味を再確認できます。

  • #会計の地図 名著。「のれん」の概念を説明するプロセスとして、財務三表とそれぞれの関係性を丁寧に図解している。終わりにで、「入門書の前に読む入門書を書きたかった」と言っているけれど、のれん概念の説明は図解がこんなに相性がよいとは、初学者ではないけれどはっとさせられた。今後の仕事に直結すると確信。

    特に印象的なのは下記
    ・BSの真下にPLを持ってくる図解 P106
    ・のれんとPBRの関係の図解 P160
    ・企業買収に伴うのれん評価の図解 P163

  • まさに入門書の前の入門書。
    入門書を読んでもいまいちイメージしづらかった箇所が綺麗に理解できた。
    個人的には、のれんについての説明がとにかくわかりやすい
    取得ののれんと自己創出ののれん2種類をうまく区分できていなかった。
    だからあのニュースをいまいち理解できなかったのか…

  • 会計という切り口から自分と社会との関係を明確に教えてくれる本
    下記の目次の3つ目で語られるビジネスにおける逆説思考の繰り返しは会計学を知ってるからこそ腑に落ちる内容だった。
    ・財務諸表の概要説明
    ・財務諸表から見た企業と経済
    ・財務諸表を俯瞰した時にこれから必要になる考え方

  • #会計の地図 読了。読み始めたら止まらなくなり一気に読んだ。会計の入門書を読む前に読む一冊であり、「複雑に見える事象は図示すべき」という事を教えてくれる一冊。「会社」を「個人」に置き換えても発見が多いように感じた。高校、大学の一般教養の授業に採用されてほしい内容。

  • 著者のnoteで全文無料公開

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著者プロフィール

近藤哲朗(こんどう・てつろう)
1987年東京生まれ。株式会社そろそろ代表取締役社長。「図解総研」代表理事。東京理科大学工学部建築学科卒。千葉大学大学院工学研究科建築・都市科学専攻修士卒。面白法人カヤックでディレクターを務め、Webサービスやアプリ開発の設計・構築に携わる。2014年、株式会社そろそろ創業。2018年、海外のスタートアップから大企業までのビジネスモデルを図解した『ビジネスモデル2.0図鑑』(KADOKAWA)が9万部のベストセラーとなり、「ビジネスモデル図解」で2019年度GOOD DESIGN AWARD受賞。2020年、「共通言語の発明」をコンセプトにビジュアルシンクタンク「図解総研」を設立。共著に『ビジネスの仕組みがわかる 図解のつくりかた』(スマート新書)がある。

沖山誠(おきやま・まこと)
1995年東京生まれ。「図解総研」理事。明治大学経営学部会計学科卒。経営コンサルティング企業を経てフリーランスとなり、現職。

「2021年 『「お金の流れ」がたった1つの図法でぜんぶわかる 会計の地図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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