- ダイヤモンド社 (2018年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784478106150
作品紹介・あらすじ
名将が語る、人・組織・ルールetc.本質を捉える「考え方」とは?
指導のあり方や価値観の転換点にある今、
私たちは何をどう選択し、決断し、行動すべきなのか。
指導者する側・される側ともに読みたい。
時には常識を疑い、物事の本質を鋭く捉える落合博満氏。
落合氏ならではの着眼点や、
選手・監督等の豊富な経験からの気づきの数々は、
野球関係者はもちろんのこと、
多くのビジネスパーソンにとっても示唆に富むものである。
決断=実行/目次
・仕事に取り憑かれろ
・監督への就任要請を受け
・監督として私が肝に銘じたこと
・荒木と岩瀬が自分で壁を乗り越えるために
・少数意見をどうとらえるか
・組織とは小さな「ピラミッド」の集まり
・「負けたくない」というプライドがもたらした優勝
・最終決定権は誰が持つべきか
・遠近2つの距離から選手を見続ける
・チームを進化させたければまず基本から
・チームリーダーやムードメーカーは必要か
・「同じことをしていたら勝てない」の意味
・自分の技術を向上させるためには
・一芸に秀でたければオタクを目指そう
・一石二鳥の練習はあるか
・好奇心は自分を成長させ、感性を豊かにする
・控え選手とはどう接すればいいのか
・「時代遅れ」にあえて耳を傾けよ
・選手の不調、チームの苦境との向き合い方
・勝てるデータ活用術
・新人や若手の起用で気をつけたいこと
・森繁和ヘッドコーチとの思い出深いベンチワーク
・人材登用における私の考え方
・大原則や当事者の「思い」は考慮されているか
・大谷翔平の成功を私なりに考えた
・ユニフォームで考える物事の本質
・指導者が批判される時代に、選手に求められる姿勢とは
感想・レビュー・書評
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選手としても監督としても素晴らしい実績を残している落合博満さんの著書
自分の感情や思考に対して俯瞰できる方なんだと思いました
だからこそ判断できることがある
冷静に見れることがある
組織を作る上でも参考になること
責任を与えることと、権限を与えることは別
これを混合してる人いるなぁと
そういう人って空気を悪くしてる
そんな実体験と擦り合わせても、納得できる言葉が多かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中日ドラゴンズの監督・GMを経験した落合博満氏の著書。こちらはGM退任後の2018年に発売されており、『采配』からGM経験が加わっている。
本著では以前の著書に比べ自身の経験や野球の話が多くなっているような感じがした。
タイトルこそ違うテーマに見えるが根本的に内容は一冊を通して一貫している。
落合氏の考えは基本的に自分のために最大限努力しやり抜くことが根底にあり、ほとんどこれを別の表現で伝えているに過ぎない。
また本著においては、データの使い方や部下への関わりなど少し時代にマッチしてない部分もやや見受けられた。
後半のテーマはやや屁理屈だったり小言だったりが多いように感じた。理屈が通ってるように感じるがあくまで結果から理屈を語っているので矛盾を感じることもしばしばあった。
しかし全体を通して考えると落合氏の野球観や仕事観はとても参考になる。私は落合氏の著書や講演が好きだ。
ただあくまでも一時代を築いた野球人としての考え方であり、全てが現代社会に通ずるかは別だと肝に銘じる必要があると感じた。
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この人の野球脳は金輪際出て来ないと思います
凄いの一言 -
采配の続編ということで決断と実行の大切さが書かれています。
野球も仕事もやるべきことをちゃんとやるということなんやと思います。
書かれていることは理にかなっていて仕事の参考になります。
野球好きな人やったら落合博満ファンでなくても面白く読めると思います。 -
私は、落合さんのことを完全に勘違いしていた。
「オレ流」や中日時代の猛練習などからてっきり、根性論と個人主義の人間だと思っていた。
しかし、この本では、落合さんの頭の中で展開されていた理屈が語られており、そのいずれもがかなり理屈っぽく考えられているのがわかる。
向上心旺盛で理屈っぽい落合博満の頭の中を少しのぞいてみることができる本だ。 -
采配が結構面白かったし聡明な方だなという印象が残っていたので、なんとなく読んでみた。読後感としては采配ほど印象に残ることもなかったけど、考え方はスッキリサッパリしててやはり面白い方だと思いました
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うーん。
落合さんの本は好きで、結構読むし、繰り返し読む本もありますが、これはイマイチ。
中途半端に、ビジネス向けというか、啓発本的な作りになっているのが好きになれませんでした。 -
プロフェッショナルとはこういう方のことを言うのかな、と感じました。
それは、野球というのは生業で、食っていくための手段だから、と書かれています。
食っていくためには生き残らなきればいけない。
生き残るためにはどうすればいいのか?
大きな目的と、そこに至る手段をいかに合理的に、圧倒的にやらなきゃいけないのか、ということを著書は言ってるのかな?と個人的に感じました。
…ともすれば、根性論や、自身の成功体験を書きがちになる(時代がそうだったと思いますし)と思いますが、本書はそういうことではなく、ロジカルに書かれていて読みやすく感じました。
野球だけではなくて、組織人としてどうあるべきか、マネージャーとしてどういう心構えが大切かを学ばせていただいたと思います。
余談ですが落合監督は優しいと、愛がある方だなとこの本を読んで感じました。
以下備忘録
⚫︎組織というのは三角形の集合体。管理者(三角形の頂点)がぶれないと組織は崩壊しない。
⚫︎もしマネージャーが、あいつは怖くて使えないというなら、私だったらそのマネージャーをクビにする。やるべきことはたくさんあるから。
⚫︎役割を超えて口を出さない。
⚫︎ミスを犯した選手になんて声をかける?
私だったら声をかけない。痛いほど自分のミスを自覚してる。成功もそう。
ただ練習は倍やらせる。
⚫︎基本を忠実に。同じこととは正しい努力を他者より圧倒的に続けること。 -
中日ドラゴンズというチームに対する私の印象は、監督やコーチが頻繁に叱咤し、 時には鉄拳も辞さない厳しさで選手に接していたため、選手が首脳陣の顔色をうかがいながらプレーしているというものだ。これでは、持てる力を発揮しろと言われても無理だろう。
オーナーに求められたのは、そうしたチームカラーを一掃し、選手たちがのびのびとプレーできる環境作りだと解釈した私は、どんな理由があってもコーチが選手に手を上げること(選手同士も)を厳禁とし、これを破った場合は理由の如何を問わず契約を解除するとした。
常勝チームを作るには、選手が不安なくプレーできる環境を整え、時には選手がべンチの指示で動くのではなく、自分の考えと判断でプレーすることが肝要だと考えていたので、無闇にコーチから教えることも禁じ、選手から求められた場合だけ的確なアドバイスをするように厳命した。
スポーツの指導者、あるいはビジネス・リーダーを経験した方なら痛感していると思うが、チームというのは実にデリケートな生き物だ。
プロであれ、アマチュアであれ、監督が「これなら勝負できる」と感じるまでチームを成熟させるには多くの時間や労力を費やすのに、監督のふとした言葉や行動、また監督が知らないところで起きた問題によって、あっという間にチームは空中分解してしまう。
そうやってチームや組織が思い通りに機能していない時は、投手と野手、あるいは、それぞれの部署が好き勝手に動いてしまう。それを整理し、それぞれの部署に動き方を指示するのはトップの仕事になる。部署間に対立があっても、「勝手にやらせておけ」 という状態ならば、あえて手を打たないという判断を下すのもトップだ。
動くか留まるか、攻めるのか守るのか、徹底して改善するのか現状を維持するのか。 さまざまな局面を冷静に分析し、組織をいい方向に導くのがトップの大きな役割であろ。だからこそ、ピラミッドのトップ、社長や監督はしっかりしていなければいけない。 トップさえしっかりしていれば、ピラミッド全体はまずまず安定する。そして、一つひとつの小さなピラミッドも、その中のトップがしっかりしていれば、ある程度成果は上げられるはずだ。トップの立場にいる人は、常に自分のビラミッドを形成している人たちのことを考えてやる。そうすれば、一つひとつの小さなピラミッドは機能し、それらが作り上げるピラミッド全体、すなわちチームや会社もふらふらと揺らぐことはないはずだ。
組織のピラミッドが崩れてしまった時、よく言われるのは土台が脆弱だったということだ。私はそうは思っていない。先に書いたように、ピラミッドの底辺に近づけば近づくほど、小さなピラミッドの数は増えているから、ひとつのピラミッドが機能しなくなっても、他のビラミッドで補うことはできる。
このように、試合の中でのワンプレーにも、選手、コーチ、監督の責任がある。それをどんな場面でも明確にし、各々が責任を持って仕事をするのが健全な組織だ。勝てないのは戦力がないから、コーチの指導が甘過ぎる――そんなふうに、無意識だったとしても責任転嫁してしまう人には、 う人には、組織のトップ=監督は務まらない。初めて背番号66のユニフォームに袖を通した時から8年間、このことは一瞬も忘れなかった。
監督がチーフ打撃コーチに持たせたいのは責任感なのだろうが、本人は権限を与えられたと受け取ってしまう。権力を振りかざしたいというタイプの人間でなくても、「自分はチーフの肩書きを与えられたのだ」という使命感が、いつしか上から目線の物言いになっていることもあるだろう。これが肩書きの難しさではないか。
さて、このように選手が大きなミスを目の覚めるような活躍で取り返した時、監督はどんな言葉をかけるのかと、よく聞かれる。
要するに、結果的にヒーローになったことをほめてやるのか、あくまでバントの失敗を注意しておくかということだろう。
この時、あるいは同じようなことがあっても、私は選手に声はかけない。
なぜなら、私やコーチに言われるまでもなく、岩崎達自身がサヨナラ本塁打はともかく、バントを決められなかったことを反省し、試合後か翌日の早出でバント練習をしているはずだからだ。
高校でも強豪校になれば、そんな最先端といわれる分析データを用いた指導を受けるので、投げる、打つという技術以上に科学的な理屈を頭に入れている若手選手は少なくない。その傾向は決して悪いことではないと思うが、いくら詳細なデータを与えられても、それを自分で消化し、仕事に役立てることができなければ意味がない。
昔から、勉強が苦手な人は、机に向かって教科書を広げただけでやった気になってしまうといわれるが、データをどう生かすかも同じだろう。
できることなら、与えられたデータをどう見るかではなく、技術面でも戦い方でも自分が知りたいテーマを見つけ、まずは自分の目で観察し、もっと知りたいことがあればスコアラーの手も借りるような姿勢でありたい。そして、「野球を見る目」を養ってほしい。
私が一番大切にしているのは、自分の人生をいかに自分の思うがままに生きていくか、ということだ。そのために不可欠なのが、決断、実行だと考えている。
社会生活を送る上で、収入にこだわる人もいる。立場や地位を築こうとする人もいる。多くの人に影響を与えたいという人もいる。何に注力して生きるかは人それぞれだが、誰でも避けて通れないのが決断、実行だろう。 -
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落合さんのインタビューや、対談動画を見て、著書を読んでみようと思った。
正直、活字ではそこまで引き込まれない。
落合さんが実際に話している姿、声色、雰囲気があってこそ、魅力に引き込まれるのだと感じた。 -
他人にどう思われるかを気にすることなく、仕事や物事の本質を見極めて、自分の思うがままに決断、実行し続けることが大切。
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極めて良書。著者の思考はかようにも、本質的で緻密(戦略的)な思考をする人と理解していなかった。
(失礼ながら三冠王、偏屈そうで前時代的な監督、解説者としか思っていなかった。)
本書は自己啓発本ではないし、説法でもない。著者の思考における具体と抽象の往復を言語化したものであり、大いに参考にできるものだ。 -
無死一・二塁の場面での先述論が面白かった
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落合博満の主に監督時代の話。
もちろん野球の話がメインだが、どちらかというとマネジメント論的な感じだった。 -
読みなれた落合博満の本だが、結果にコミットするために何をすべきかに注力の重要性。
練習でも試合でも優れた人を見て盗む。
最後は体力と睡眠。
基本に戻る。
捕手のワンバウンドの練習の時はストライクも混ぜる。
遠くから選手を見て客観視する。 -
・「嫌われた監督」も気にはなるが、まずは本人の言葉からアプローチすべきだろうと思ってこちらから読んだ
・監督になった経緯などを述べられていて面白い
・ユニフォームに関する見解も面白い。確かにオリックスのポンタは可愛いけど、ユニフォームについてるとね…
・またどこかで監督やってくれないかなぁ、無理かなぁ。確かに今の時代の選手に落合さんが接する姿想像しづらいかもではあるけど。でも本人もまだやりたい気持ちはあるんじゃないのかな
・森繁さんのこと本当に信頼してたのが伝わってきた -
一度読んだことがあるような気がしますが、
またしても含蓄だらけの内容でした。
自分を持つこと、の重要さを思い知らされます。 -
さすが、落合さん。やはり成し遂げた人は違う。特に大きな責任から解放感を覚えることは、厄介だとあった自分自身にも身に覚えがあるためによく分かる話だ。他にも色々と心構えとして役に立つと思う。
落合博満の作品
