人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている

  • ダイヤモンド社
3.83
  • (215)
  • (306)
  • (215)
  • (42)
  • (17)
本棚登録 : 3766
感想 : 371
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784478106341

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ん〜内容がイマイチ。
    あまり面白くなかった。
    結局何が言いたいのかわかるような、わからないような…

  • 起業しようとか転職しようとか迷っている人は読んで知っていた方がいい内容です。
    現状維持は他の選択肢よりも悪い選択肢である確率が高く、選択肢から外してしまう方が、成功確率は高くなるそうです。
    「錯覚資産」の大きさ次第でよい環境を得ることができる確率が決まるそうです。
    その「錯覚資産」とはどういうものかが詳しく説明されている本です。
    この本を読むか読まないかで、この先の人生に良い変化が訪れるかどうか決まってしまうかもしれません。

  • 錯覚資産についてのお話でした!

    錯覚資産って、相手に、
    『この人凄い! 』
    と、思わせることが大事だとおっしゃっていました。

    つまり、分かりやすく言うと、
    いい人ぶって、すごい人ぶることで、他己評価を高くする事が大事だ!と言う考えに僕はなりました。

    けど、どうやってすごい人ぶろうかな?って
    考えた時に、実力もないのに、、と僕は思いました。

    そこで、根拠の無い自信だ!と思いました。

    とにかく、自分に出来そうなことはやってみる。
    誰かからお願いされた時なんて、最高のタイミング。

    できるか、できないかは別として、

    『 僕に任せてください。やってみせます。』
    『 できるか分からないけど、やってみます。』

    どっちの方が、任せたい!って思えるか?

    前者の、自信満々な人の方が、すごいなこいつ!
    ってなります!

    その後は、とにかくやり続ける事!

    そうすると、周りは色んな事をその人にお願いしたくなるはず。時が経つと、環境が変わり始める。より良い環境に属する事ができる。

    結果的に、
    すごい人ぶってたのが、すごい人になれちゃう!


    一歩踏み出すための勇気をくれる1冊でした!



  • ブランド嫌いのための自分ブランディング本。
    「錯覚資産」という造語をキーに…というより「錯覚資産」のことだけ何度も何度も繰り返し言い続けている本。章立てなどあってなきがごとくの確信犯的な構成が、本読みとしては、一番の興味ポイントでした。著者は、成功したビジネスパーソンであり(と自己紹介している)、匿名の有名ブロガーで、文章もブログのような読み心地、スラスラ読めます。

    書名の通り、世の中の評価や決断が実力ではなく「錯覚資産」をベースにしていることを、様々な例や図表でわかりやすく説明していくのですが、特徴的なのは、この「錯覚資産」のことを、醜悪な生き方などと刺激的な表現で散々にこけおろしていること。本著の9割くらいは「錯覚資産」の悪口(!)で占められいます。では、「実力を磨いて正直に生きろ」というのが結論か、というとそうではないのです。自己啓発系やビジネス書嫌いな人、成功すること自体になんらかの心理的抵抗や屈託がある人を引き込むために、「錯覚資産」をこき下ろし続けるふりをして、亜最終的には、

    「錯覚資産」には抗えないからうまく使って賢く生きろ

    というところに結論があるのです。悪魔だ醜悪だと言い続けた「錯覚資産」を「味方にしろ!」という本当の主張が出てくるのは、本のかなり後半部分ですので、お見逃しなく。
    https://hana-87.jp/2018/09/19/books-jinseihaunyorimo/

  • 本著は、錯覚資産を用いて、人生を好転させる方法を述べている。錯覚資産とは、認知バイアスにより、人々がある人に対して持つ都合の良い思考の錯覚であり、一種の資産として機能するものである。
    錯覚資産が生じる原因として、脳が「一貫性・原因・結論」を過剰に求めることが挙げられる。脳は、自分に都合よく事実を書き換え、一貫したストーリーを好む(〇〇はなにをやってもできる)。また、原因を作り出す(成功したのは、(偶然であっても)実力があったからだ)。さらに、充分なデータが揃っていなくても、むりやりに結論を出す。
    錯覚資産を運用していく上では、1つの良い属性値に引っ張られ、ほかの属性値も底上げされるという「ハロー効果」と、人々の脳は、すぐに利用できる情報だけを使って答えを導き出すという「利用可能性ヒューリスティック」の掛け合わせで算出することができ、これを活用することで、人生において様々な可能性に恵まれ、環境が変わり、錯覚資産も雪だるま式に増加していく。
    今ある資産(仕事での成功)を、どのように魅せ、うまく錯覚資産として運用していくか。現実世界は、実力ではなく思考の錯覚を通して判断されるため、錯覚資産を最大限に作り出していけるかが成功の秘訣である。

  • 今までの自分には全くなかった斬新な考え方で、非常に刺激的だった。
    この世は「実力主義」だと思い込んでいたし、この本で使われている「錯覚資産」のような、虚像は自分が最も嫌いなことだった。
    上司に媚び売ってる人を見て、「そんなんじゃなくて実力で勝負しろよ」と、まさにこの本が危機的だと指摘するタイプの人間だった。
    新しい世界認識のもと、徐々にこの現実を受け入れて、皆、思考の錯覚に陥っており、錯覚資産に踊らされていること、それを知り運用する人が有利であることを念頭に生活していきたい。

  • いよいよ息子が母の日に最後に贈ってくれた本である。
    彼はとても影響を受けた、面白かったと言っていたが
    私は・・・
    もうねぇ、言葉の3分の1くらいがよくわからないのと
    著者がすぐに「では、つぎにそこを見てみよう」と書くのが
    気になって気になって。
    若者と話していて「あー、その言い方ね」と妙に感心する感じと似ている。

    ということで多分内容も半分くらいしか理解できなかったのではないだろうか
    と思う。
    間違っていなければ、
    今自分の持ってる武器を思われるツールを使ってハッタリをかませ
    何度もやれ!そしてそれが当たったらその成功を自分のかさ上げの材料にして
    やっていけ!何回もそれを繰り返せ!
    人はえこひいきはしていないつもりでも
    その人の持つ「背景」に影響を受けるからそれを利用しろ!
    ということかなと。

    それであってるなら、わかるけれども違う世界の話のようであった。
    昔からきっとある成功法なんだろうけれど今やSNSの種類とユーザーが多すぎて
    私なんかには想像できない範疇である。

    固く生きて行く時代の若者は
    意外とハイリスクハイリターンな世界で生きている。

  • 錯覚資産って言ってみればハッタリをかますってことだと思うけど、仕事をする上ではめちゃくちゃ必要なことだと思う。結構リスキーな部分もあると思うけど、極端に言えばコイツできるかも!?と思わせることができればそれだけでチャンスがどんどん巡ってくるし、期待に応えるべく必死に努力すれば加速度的に成長できるはず、、!!

  • 友人がオススメしてて読んだ。人に教えたくない本。何となく目を逸らしてきた不都合な真実を、整理して目の当たりにさせられた感じ。「あいつできそう」っていう錯覚資産を貯めていくことの大切さ。
    「錯覚資産に騙されないで判断する」「錯覚資産を上手く使って生きる」の2面から説明されてるので、どちらに重きを置いても使える。
    あと、表紙のイラストが良い。キーメッセージを最適な方法で的確に伝えている気がする。

  • ハロー効果を上昇させるために錯覚資産を利用する。人は正しい判断が脳の構造的に出来ない。そこを認識しズルいかも知れないが成功するためには錯覚資産を利用する。まずは自分の認知度を上げるためにと、様々な所へ出かけいろんな人と話し、思い浮かべてもらえる存在になること。

全371件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ふろむだ(fromdusktildawn)
のべ数百万人に読まれたブログ「分裂勘違い君劇場」の著者。多様な業務経験を活かして、主に仕事論などの記事で人気を博す。リアルでは複数の企業を創業し、そのうち1社は上場を果たした。ポストとして、平社員、上司、上司の上司、上司の上司の上司、取締役、副社長、社長を軒並み経験している。業務内容として、プログラミング、設計、仕様定義、企画、マーケティング、採用、アートディレクションなどを経験。

ふろむだの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×