人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている
- ダイヤモンド社 (2018年8月9日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478106341
感想・レビュー・書評
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錯覚資産についてのお話でした!
錯覚資産って、相手に、
『この人凄い! 』
と、思わせることが大事だとおっしゃっていました。
つまり、分かりやすく言うと、
いい人ぶって、すごい人ぶることで、他己評価を高くする事が大事だ!と言う考えに僕はなりました。
けど、どうやってすごい人ぶろうかな?って
考えた時に、実力もないのに、、と僕は思いました。
そこで、根拠の無い自信だ!と思いました。
とにかく、自分に出来そうなことはやってみる。
誰かからお願いされた時なんて、最高のタイミング。
できるか、できないかは別として、
『 僕に任せてください。やってみせます。』
『 できるか分からないけど、やってみます。』
どっちの方が、任せたい!って思えるか?
前者の、自信満々な人の方が、すごいなこいつ!
ってなります!
その後は、とにかくやり続ける事!
そうすると、周りは色んな事をその人にお願いしたくなるはず。時が経つと、環境が変わり始める。より良い環境に属する事ができる。
結果的に、
すごい人ぶってたのが、すごい人になれちゃう!
一歩踏み出すための勇気をくれる1冊でした!
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ブランド嫌いのための自分ブランディング本。
「錯覚資産」という造語をキーに…というより「錯覚資産」のことだけ何度も何度も繰り返し言い続けている本。章立てなどあってなきがごとくの確信犯的な構成が、本読みとしては、一番の興味ポイントでした。著者は、成功したビジネスパーソンであり(と自己紹介している)、匿名の有名ブロガーで、文章もブログのような読み心地、スラスラ読めます。
書名の通り、世の中の評価や決断が実力ではなく「錯覚資産」をベースにしていることを、様々な例や図表でわかりやすく説明していくのですが、特徴的なのは、この「錯覚資産」のことを、醜悪な生き方などと刺激的な表現で散々にこけおろしていること。本著の9割くらいは「錯覚資産」の悪口(!)で占められいます。では、「実力を磨いて正直に生きろ」というのが結論か、というとそうではないのです。自己啓発系やビジネス書嫌いな人、成功すること自体になんらかの心理的抵抗や屈託がある人を引き込むために、「錯覚資産」をこき下ろし続けるふりをして、亜最終的には、
「錯覚資産」には抗えないからうまく使って賢く生きろ
というところに結論があるのです。悪魔だ醜悪だと言い続けた「錯覚資産」を「味方にしろ!」という本当の主張が出てくるのは、本のかなり後半部分ですので、お見逃しなく。
https://hana-87.jp/2018/09/19/books-jinseihaunyorimo/
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錯覚資産って言ってみればハッタリをかますってことだと思うけど、仕事をする上ではめちゃくちゃ必要なことだと思う。結構リスキーな部分もあると思うけど、極端に言えばコイツできるかも!?と思わせることができればそれだけでチャンスがどんどん巡ってくるし、期待に応えるべく必死に努力すれば加速度的に成長できるはず、、!!
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友人がオススメしてて読んだ。人に教えたくない本。何となく目を逸らしてきた不都合な真実を、整理して目の当たりにさせられた感じ。「あいつできそう」っていう錯覚資産を貯めていくことの大切さ。
「錯覚資産に騙されないで判断する」「錯覚資産を上手く使って生きる」の2面から説明されてるので、どちらに重きを置いても使える。
あと、表紙のイラストが良い。キーメッセージを最適な方法で的確に伝えている気がする。 -
成功者は実力でなく、運。そして錯覚資産により更に上手くいくという話。
成功するためには回数を増やす事というのは分かりやすい。つまり固執し過ぎないという事に思う。
下記の事については思い当たる。
ハロー効果、少数の法則、運を実力と錯覚、後知恵バイアス、利用可能性ヒューリスティック、デフォルト値バイアス、認知不協和の理論、感情ヒューリスティック、置き換え、一貫して偏ったストーリーを真実と思い込む…
一貫性、原因、結論が過剰な場合は用心したい。
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"本当はこの本を紹介したくないです"
理由は本書で紹介されている「錯覚資産」について知ってしまうと確実に得するからです。笑
本書の良いところ
心理学の本で実験を元にした人間の本能、脳科学的な事実を書いているため、説得力がありかつ日常生活で非常に役に立つところです。(これも著者の錯覚資産に引っかかっているのかもしれませんが)
主張
人生成功したいなら"錯覚資産"を理解し、それを利用しなさいとのこと。
錯覚資産とは
人々が自分に対して持っている、自分に都合の良い錯覚
(身の回りにいる、なんであいつ大したことないのに上手くいくんだろう。て人は錯覚資産を濫用しています。)
要約
人は思考の錯覚を引き起こす。その事実は変えられない。
だからこそその事実を理解し「錯覚資産」を利用すれば上手く生きていくことができる。
そもそもなぜ思考の錯覚が起きるのか?
それは人間の脳が過剰に原因・一貫性を求め、結論を急ぐからである。
人間の脳が過剰に原因・一貫性を求め結論を急ぐ。
そして、人は思考の錯覚を引き起こしてしまう。
だからこそ、その事実を理解し錯覚資産を利用すれば戦略的に成功することができる。
一貫性が大好きだからハロー効果や感情ヒューリスティックを生み出し、さらにそこにあるかも分からない原因を求め作り出す。
そして結論を急ぐから利用可能性ヒューリスティックやデフォルト値バイアス、置き換えが生じる。
これらを前提に2つの成功のためのプロセスの主張がされている
1 人々が一貫性を求めるので、まず一つ何か目に見える形で成功することが重要である。そうすればあとからハロー効果や感情ヒューリスティックという錯覚資産を味方につけることができる。しかしそのためにはまず成功すること!成功は実力よりは運で決まる。(もちろんスキルがある程度ある前提)だから、負のハロー効果を引き起こさない程度に小さく色々なことにかけまくる必要がある!そして可能性が高いところで一気にたたみかけろ!!!
2 そしてさらに成功は実力よりも運よりも環境で決まる。ハロー効果、感情ヒューリスティック、利用可能性ヒューリスティックを使う。すなわち、そういった原因・一貫性・早急な結論を求める人間の性質を利用することで、錯覚資産を作り出しそれが良いチャンス、良い人材に囲まれる良い環境を手に入れるサイクルを作り出せ!!!
つまり
成功のためにスキルがある前提で錯覚資産をうまく利用し、指数関数的に実力を伸ばしていく。しかし、スキルから錯覚資産に繋げるためには運が必要でありその運を運用していくことで確率を上げていく。ということが重要ということである。
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直感と真実についての本だった。人は直感が間違っているとわかっていても直感を信じたい心があるため、誤った直感に従ってしまうといった内容だった。
著者プロフィール
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