1秒でつかむ 「見たことないおもしろさ」で最後まで飽きさせない32の技術

  • ダイヤモンド社 (2018年12月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (520ページ) / ISBN・EAN: 9784478106471

感想・レビュー・書評

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  • 読み物としてはとても楽しめる内容だった。この本を通してフェイクドキュメンタリーを見てるような感覚になり、新鮮だった
    興味を持ってもらうコツは単なる事実の羅列ではなく受け手の記憶を想起させ、共感を生むようなストーリーとその設定にあるのだということを学んだ。
    また、飽きさせないコツは受け手の想像を「裏切り」続けることだと書かれていた。これには短期的な裏切りから起こる「笑い」と長期的な裏切りから起こる「伏線」などがある。
    さまざまな項目に分けられて書かれているが重なる部分も多く、いまは何について話しているかを構造化しながら考えないと混乱するような章立てのように思えた。
    ただもう一度言うが読み物としてはとても面白い作品で、作者の強い熱量を感じ取ることができた。自分も他人に興味を抱かれるような自分の魅せ方を磨いていきたいと思った。

  • うーん、ユーチューバーを目指し、動画を作り始めたが、何からすればいいかわからない。なんとなく方針となるものが欲しい。そういう人にオススメな本。

    具体的な方法が魂の熱さとともに描かれている。何よりわかりやすい著者がテレビ東京の有能ディレクターと言うこともあり、本自体が人を飽きさせない仕様になっている。

    大事なところは、文字がこれでもかと言う位大きかったり、何か説明をした後には必ず具体的な事例が載っている。なるほどと思うことが多かった。

    人を飽きさせないテクニックが書いてある本。

  • なぜ、弱小局のテレビ東京が、終電逃した普通の人の自宅訪問番組『家、ついて行ってイイですか?』で人気を勝ち得たか?500ページ超えなのに飽きさせない、テクニック凝縮&それが紙面で実践される超実用書。テレビっぽい構成も納得。企画マン必読!面白かった!

  • この本は、人の興味を1秒でつかみ、離さないための思考と技術を解説した一冊です。

    テレビ業界では、人は7秒以内に興味を失うと言われており、
    最初の1秒で惹きつけ、残りの6秒で「もっと見たい」と思わせる設計が重要だと語られています。

    特に印象的だったのは、
    全部を一人で作り込むことで「圧倒的なリアル」が生まれるという考え方。
    「家、ついて行ってイイですか?」のように、偶然から生まれる人の内面や物語は、作り物では出せない強さがあります。

    また、バズるコンテンツの共通点として、
    人が「うざい」「嫌い」「ダサい」と感じるネガティブな要素の中から、
    あえて魅力を引き出す発想が紹介されていました。
    吉木りさのブチギレ企画のように、
    本来のイメージとのギャップや新鮮さが強い引力になるという視点は面白かったです。

    本書では、興味を持たせ続ける技術として
    冒頭で惹きつける、飽きさせずにつなぐ、ラストで満足させる、次も見たくなる深さを作る
    という4つの軸が整理されています。

    中でも重要なのは、
    「見たことない新しさ」と「どこか安心する既視感」を同時に与えること。
    新規性だけでなく、色使い・編集テンポ・音楽などで安心感を混ぜることで、最後まで見てもらえると学びました。

    SNSや動画、商品づくりなど、
    「どうすれば注目されるか」に悩んでいる人にとって、
    すぐ実践できるヒントが多い一冊です。

  • 2025/05/25
    p.21
     世の中には、リーディングカンパニーに勤めていない人が9割9分です。ましてや、銀河系一ザコでおなじみのテレビ東京では、そうした戦略をとれるはずもありません。では、どうするか。
    難しいとわかりながら、常に新しいものを作り続ける。
     選択の余地なく、宿命的に、この戦略をとるしかないのです。
     テレビ東京というのは本当にバカっぽい組織だと思います。視聴率が悪くても、見たことのない新しい番組なら、翌日上司が「もう1回やる?」と平然と言ってくる謎の会社です。でも、だからこそ、テレビ東京には「スベってもいいから新しいものを作り続けよう」という性癖ともいうべき根強い思想信条が、社員に蔓延しているように思います。
    「すみません、夜中に人妻のすっぴんが見られる番組が作りたいんです」
     こう会社に提案したことが、ぼくの社歴の中での、代表的な仕事の1つでした。ぼくがいまやっている番組『家、ついて行ってイイですか?』を作る際、一番はじめに上司に相談した言葉です。
    <中略>
    すでにあるジャンルの、もっとも根本的な価値の否定を企てる
     ということです。そして、これこそが、リーディングカンパニー以外の会社が市場で勝つための、最大の戦略です。
     ですから、この方法論から、本書を始めます。

  • ReHacQの高橋弘樹さんの本。
    「家ついて行っていいですか」のプロデューサーでもある。
    この二つとも大ファンで、じゃあ本も、と思い購読。

    うっすい紙で500ページ越え。
    ちょっと長いかな。

    で、一般向けに映像コンテンツをつくる意図もないから、期待したほどは面白くなかった。かな。

  • テレ東大学で知ったパンダさんの著書。
    家ついて行っていいですか作っている人だと一は知らず、YouTubeで見て知りました。

    2018年に出された本なのでテレ東大学よりも前に書かれたものですが、弁組づくりのエッセンスが詰まっており、何かを形にしたい人であれば参考になることが多々詰まっていると思います。

    ちょっと長いですが、堅くない文章で読みやすい。

  • テレビ東京のプロデューサーが後輩に贈る
    テレビづくりのマニュアル本。

    表現は一般化されていて
    体験してノウハウを身につけてほしいという意向で
    構成されていて、特殊な感じはせずに
    納得しながら読めた。

    仕事が好きで、それを共有したいという熱量が大きく
    勢いがありワクワクした。

    実体験だけでなく、
    疑似体験や想像、共感でも体験が得られ
    興味がひかれ、説得力が増すという
    体験ができたことが収穫だ。

  • 私自身がテレビ局プロデューサーや広告クリエイターへ憧憬を抱いていることを差し引いても良書。
    なぜテレビ局の番組は(少なくともアラフォー以上には)面白いのか。それは著書のような志と見識のあるクリエイターが切磋琢磨しているからだ。
    「マルチターゲット」はうっすら気づいていたが読み解けたのはせいぜい三階層くらいで、著者のような五階層、六階層までは掘れなかった。世界最高のプラネタリウムは肉眼で見えない10等星を表現しているらしいがまさに著者も同じこだわりがある。また読み返したい。

  • 番組を作るのに、これだけ細部にこだわっていたのかと感動しました。
    目線の切替えや具体力など、いわれてみればと納得できるのとが多く仕事でも役立ちそうな内容でした。
    これから家ついてってを観るのも、楽しみ方が一つ増えて読む価値のある本でした。

  • テレビの制作マンがどのように番組を作っているのかが事細かに描かれており、テレビで流れるコンテンツには細部にまでこだわりが詰め込まれているのだと学べた。著者の制作番組である「家、着いて行っていいですか?」などの具体例を挙げながら、ストーリーの紡ぎ方や魅力の切り取り方、またそれをマスメディアという特性を加味して多くの人に分かりやすく伝えるための仕掛けなど、制作者の創意工夫を知ることができた。
    また、【笑いを作る13の方法】という章では、具体的な構造例を挙げながら様々なパターンを解説しており、「テレビでよく見るやつだ」という気持ちになった。人々を楽しませるために、きちんとストーリーを組み立てて、意図的に笑いを仕掛けに行っているのだと分かった。
    非常にボリューミーな内容で、「1秒でつかむ」ための著者のテレビ制作マンとしてのこだわりや努力がとても伝わった。

    一方で、著者の経験を読者に伝えるために、「PRなら〜、営業なら〜」という置き換え説明を行っているのだが、それがどうもピンとこない。例えば、見えない魅力を掘り出す方法について、「営業する製品の誰も知らない魅力を発見して伝えていく作業と本質的に同じ」とあるが、営業は製品の知らない魅力を発見することより、その製品がユーザーにとってどのような価値をもたらすかを理解し、伝えることが本質である。このように、置き換えがやや腹落ちしないところがあり、ところどころ引っかかる。
    制作のプロとして、自身の仕事の流儀をとことん突き詰めて書いていただければ面白いのだが、解像度が低い(と感じる)他の職種にいちいち置き換えることによって、そっちの道の人にとっては「そういうことじゃないんだよな」と、ところどころ感じてしまうのが勿体無いように思えた。

  • 高橋さん変なところに住んでた
    途中挫折

  • 速読。1秒で興味を惹きつける、1秒たりとも飽きさせない、最後の1秒まで無駄にしない、そのための32個のテクニックを紹介している。32個のテクニックはそれぞれに対象者が記載されてるので、読者にとって刺さるテクニックを中心に読み進めていくのが良いと思いました。

  • 他の業界にも通じるものはあるけど、業界の話ばっかりでまあ読みづらい。
    比べるべきかはわからないけど、横幅の広さとユーモアさは同じテレビマンの佐久間さんや加地さんの方が全然あった。
    この本は、なんか勉強されられてる感じ。

    ⭐️見たこともない面白さの作り方
    今までにないものを作ること

    ⭐️だるいものとかウザいものを面白くするのは革命だと思う。

    ⭐️人の1.5倍だけ頑張る
    細分化された何かだけでも良い
    ちょっとした工夫で実現できる量でいい
    →通勤時間を活用する。

    ⭐️全ては設定力
    シチュエーションやキャラクターの設定。
    細かく細かく。

    ⭐️結論から見せる手法、個人的に好き

  • 少し長い。

  • もうちょっとスッキリとまとめられそうな気もする。

    いわんとしていることは少しわかるが、そもそも番組を知らない、漢文を知らないなど例えに説明が必要ではないだろうか。

  • 家ついて行っていいですかのプロデューサーが得てきたことがわかる本

  • 『日経テレ東大学』で見かけることの多かった、TVプレデューサーで演出家の高橋弘樹さんの企画術に関する本を読んだ。

    フォーマットを問わず、広くコンテンツ一般に適用できるコアとなるアイデアが羅列されており、かつとても属人的かつ高橋さんのサブカル的な遍歴が前面に打ち出されているので、読み物としても楽しめる(ライターを使わず、著者本人が文章を書く最大のメリットはここにある)。

    けれど、企画術に関する本ということで、もっともリアリティと具体性があって学びになるのはどうしても高橋さんが企画・演出をしている『家、ついて行ってイイですか?』の誕生秘話、ヒットした理由の分析、制作する上でのノウハウ部分だと思う。

  • 普通。

    著者自身はすごい番組を作ってきたのだけれど、
    書籍としてノウハウを言語化したりするのがことごとくダメなのだろうなと思う。
    プロとして仕事していれば当たり前の行動や思考方をゆっくりダラダラと説明するので読んでいてしんどい。

  • 企画の立て方や伝え方の役に立った。
    人の1.5倍頑張る。

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著者プロフィール

高橋弘樹
映像ディレクター。1981年生まれ、東京都・錦糸町育ち。早稲田大学政治経済学部卒業後、2005年テレビ東京入社。『家、ついて行ってイイですか?』『ジョージ・ポットマンの平成史』などを企画・演出。2021年よりYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」の企画・制作統括を務める。2023年2月末でテレビ東京を退社。同年3月より自身が代表を務める株式会社tonariでビジネス動画メディア「ReHacQ(リハック)」を開設。同名のYouTubeチャンネルは数日で20万人登録を突破。著書に『1秒でつかむ』(ダイヤモンド社)、『TVディレクターの演出術』(筑摩書房)、『都会の異界 東京23区の島に暮らす』(産業編集センター)、編著書に『天才たちの未来予測図』(マガジンハウス)などがある。

「2023年 『ひろゆきツアーズ 世界ぐるっと物見遊山の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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