読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術
- ダイヤモンド社 (2019年6月14日発売)
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感想 : 464件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784478107225
作品紹介・あらすじ
書くことは、たった1人のベンチャー起業だ。
電通コピーライター24年から無職へ。「自分が読みたいことだけ書く」という方針で書きまくり、依頼殺到、読者熱狂。孤高のwebライター鮮烈の処女作。
自分が本当に読みたいことを書ききって、結果として誰かとつながる。
やわらかくて新しい、希望の文章講義、開講です。
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
自分が本当に読みたいことを書くことの重要性を教えてくれるこの本は、単なる文章術の指南書ではありません。著者のユーモアあふれる語り口と、具体的な例を交えた解説が印象的で、読者を引き込む力があります。特に...
感想・レビュー・書評
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文章の書き方を教えてくれる本だと思い読み始めましたが ────
あれ!? この本、なんだかず〜っとふざけてない!? なんか面白いんだけど。
電車で読みながら、思わず本で顔を隠してニヤけてしまった。
特にコラムの「履歴書の書き方」は、笑えて目からウロコが落ちる。特に好きなのは「プノンペンのジョー理論」笑
文章がメキメキ上手くなる気はしない。でも、読み進めるとむくむくと書きたいという欲が湧いてくる。誰かにささるためのものではなく、自分が読みたいものを。自分が面白いと思うものを。
● ネットで読まれている文章の9割は「随筆」
随筆 : 事象と心象が交わるところに生まれる
文章 → ライター
事象中心 : 報道 ルポタージュ
→ ジャーナリスト 研究者
心象中心 : 創作 フィクション
→小説家 詩人
● 調べたことを並べれば、読む人が主役になれる
● 私が愛した部分を、全力で伝える
→ 自分の感動を探り、根拠を明らかに
し、感動に根を張り、枝を生やすため
に、調べる
→ 敬意を忘れない
→ 思考の過程を披露する 結論の重さは
過程に支えられる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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まことさん、こんにちは。
いつも「いいね!」していただきありがとうございます。
まことさんから紹介していただいた本、楽しく読ませていただ...まことさん、こんにちは。
いつも「いいね!」していただきありがとうございます。
まことさんから紹介していただいた本、楽しく読ませていただきました。普段は文章術の本等は読まないのですが、さすが、まことさんの紹介だけあって、本当に面白く(実際に何度噴き出してしまったことか)、参考になることも多く(特にエントリーの書き方など)、あっというまに読ませていただきました。
素晴らしい本、興味深い本の紹介とレビュー、ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします!2019/08/21 -
kazzu008さん。こんばんは!
こちらこそ、いつも「いいね!」ありがとうございます。そしてコメントありがとうございます。
かなり面白...kazzu008さん。こんばんは!
こちらこそ、いつも「いいね!」ありがとうございます。そしてコメントありがとうございます。
かなり面白く読まれたようですね(^^♪
私も、この本は実は星5つつけていますが、文章術は好きなジャンルなので、購入したのですが、実は、もうすでにBOOK OFFに持っていっちゃったのです。すいません。
kazzu008さんが、図書館で、借りられてよかったとほっと胸をなでおろしています。
なんか、Kazzu008さん効果もあって、この本、私の「いいね!」自己最高記録になってしまったみたいですが、星5つつけてしまうのがほとんど、習慣化しているので、「皆さんなんかすいません」な気持ちです。
あと『アンナ・カレーニナ』は一生積読率、高そうですが、Kazzu008さんの本棚にもあった『銃・病原菌・鉄』も私、積読してますが、あれは、時間のある時に絶対読みたいと思っています♪
こちらこそ、これからもどうぞよろしくお願いします!
2019/08/21 -
まことさん、こんにちは!
お返事、ありがとうございます。
この本、既にブックオフへ処分済みだったのですね(笑)。もし、まことさんがこの本...まことさん、こんにちは!
お返事、ありがとうございます。
この本、既にブックオフへ処分済みだったのですね(笑)。もし、まことさんがこの本をバイブルのように大事にしていて、僕のこの本のレビューが「☆4つ、しかもお金をだして買わない」なんて書いたものだから、もしかしたらまことさん、激怒してるかなってちょっとレビューを書いた後、ビビッてました(笑)。今かなり、ほっとしています。
そして「いいね!」自己最高記録、おめでとうございます。まことさんのレビューは丁寧だし、タイムリーに良い本を取り上げてくれるので、すごく参考になるのです。今後ともよろしくお願いします。僕の効果とかはないと思いますよ(笑)。
あ、『銃・病原菌・鉄』は心底おすすめです。本当に目からうろこが落ちる経験をさせていただきました。僕も読んだ当時はまだ長文レビューを書いていなかった頃なので大したレビューを書いていませんが、今だったら、3000字超えのレビューを書いていると思います(笑)。2019/08/22
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依頼主がいて、その文章を掲載する場所が最初から用意されており、読み手のことなど考えなくてもお構いなしの人間が説く「文章の書きかた」。それが本書だ。
本書が掲げるテクニックは単純明快で、「自分が書いていて楽しい文章を書くこと」である。
確かに、いい文章というのは熱が入っているものだ。自分が読んでいて・書いていて楽しい文章というのは、それだけで自然と活力が生まれ、読者を惹き付ける。丁寧な文章が時に熱量の高い文章に劣るのは、情熱さえあれば誤字や論理構成の稚拙さはある程度カバーできるし、何より読んでいてワクワクするからに他ならない。
ただ気をつけたいのは、「自分の読みたい書きたいように書け」というのは、抜群にセンスがないと独りよがりな文章にしかならないということだ。自らの情熱を読者の興味関心と橋渡しさせ、「そう、これが読みたかったんだよ!」という要望に答えつつ、読み手を置いてきぼりにしないほどの温度感。これが熱のこもった「読ませる文」を生むが、無意識でやるのは難しい。推敲の段階で一度冷静になり、独善的な文章にメスを入れていく必要がある。
また、売れる・バズるといった「文章で食っていく」人のための方法論としては、「書いていて楽しい」よりも前に、「読み手にまず読んでもらう」ことを意識して書かなければ、土俵にすら上がれない。
自分がいくら楽しく書いても、世の9割の人は別に興味ない。
「自分が書きたい文章を書け」というのは、この「まず読んでもらう」のハードルを越えた人間だけに許される特権のようなものであり、そもそも人が集まっていない段階であれば、「みんなに見てもらう」ことから始めなければならない。そのためには読み手のことを、自分の情熱が冷めない程度に最大限おもんばかる必要がある。
「この本は、あくまでそれをクリアしたあとの、要は書く場所が既に用意されている人向けか、もしくは小説や個人ブログといった自らにフォーカスを当てて書く人向けの文章術なのかな」と思っていた。
が、どうやら違うらしい。本書は間違いなく「まず人に読まれる文章」を書くことを目的としている。ネットに文章をアップするということは、多かれ少なかれ誰かに読んでほしいがための行為であり、他人を動かしたいという意思表示であると、本文中でもしっかりと想定している。
では本書が考える「人に読まれる文章を書くコツ」は何かというと、「内面ではなく事象について書き、入念な下調べをし、その上で自分に向けて書け」であった。これだけを抜き出すと確かにマトモな理論だが、それは結局、ある程度自分の情熱を制御したうえで、読者のために文章を整えていることに他ならないのでは……?と思えてしまう。情熱を文字に起こすうえではある程度私情(ストーリー)が挟まるのを避けられない。その私情さえも排して、事象にこだわり、かつ熱量を持たせよ、というのは二兎を追う行為ではないだろうか。
そして、本書の一番致命的なところ(前述の「書き手⇔読み手」問題が些細に思えるぐらいダメなところ)は、本文に挟まれ続けるギャグがめちゃくちゃスベっていることだ。「自分が面白い」と思って書いたギャグの数々が、絶望的につまらなくて、読む気がどんどん失せてくる。そもそも、「読んでいて面白い文章を書け」というのは、「自分の楽しさや興味関心を筆に乗せて読者に伝えろ」という意味であって、「主題と関係ない寒い親父ギャグを飛ばせ」ということではないだろう。この時点でセンスの問題であり、「自分が楽しい文章を書け」ということの生きた反例となっている。
↓は筆者が書いた石田三成のコラム。まずはこれを読んでみて、この文体が合わない場合は本書を手に取ることはおすすめしない。合ったとしても、そこまで有用なアドバイスは書かれていない。万が一買う人は、「田中泰延の日記」として読むのがいいだろう。
https://mitsunari.biwako-visitors.jp/column/
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【まとめ】
書くことにテクニックは必要ない。
自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい。
自分が楽しくなるというのは、単に気の持ちようが変わる、ということではない。書くことで実際に現実が変わるのだ。
ネットで読まれている文章の9割は「随筆」。随筆とは、「事象と心象が交わるところに生まれる文章」である。人間は、事象を見聞きして、それに対して思ったこと考えたことを書きたいし、また読みたいのだ。
そのため、「書き手ではなく、読み手として書く」ことを心がける。
ターゲットなど想定しなくていい。
「わたしが言いたいことを書いている人がいない。じゃあ、自分が書くしかない」。読み手として読みたいものを書くというのは、ここが出発点なのだ。
つまらない文章は自分の内面を書いてばかりの文章。随筆というのは9割5分が事象について調べることであり、誰も人の内面など読みたくない。
そのため、好きなことを書いていても、必ず一次資料に立脚し、正確な事象を書くことに努める。
その中で、対象を愛するポイントを見つける。資料を当たっていくうちに「ここは愛せる」というポイントを見つけるか、ざっと見て「ここが愛せそうだ」と思ったポイントの資料を掘ることが大切。
「わたしが愛した部分を、全力で伝える」という気持ちで書く必要がある。そのためにはコンテンツへの敬意を持ちながら書かなければならない。
まとめると、「事象に出会ったとき、そのことについてしっかり調べて、愛と敬意の心象を抱けたならば、過程も含め、起承転結で、自分に向けて書けばいい」ということ。
文章を書いて人に見せるたびに、「それは誰かの役に立つか?いままでになかったものか?」と考え抜けば、価値のある意見には、必ず値段がつく。自分がおもしろがれることが、結果として誰かの役に立つのだ。 -
今までこんなに笑えるビジネス書があっただろうか。
まあ、文章力向上的な本なのでビジネス本というカテゴライズにはならないかもしれないが、そして、実際読んでみると文章力向上的な本ですらないのだが(笑)、いちおうダイヤモンド社が出版しているということで、ビジネス書ということで良いだろうw。
「真面目に上手い文章を書きたい」と思ってこの本を教科書かなにかのように認識して、いきなりアマゾンでポチッてはいけない。はっきり言って、この本は絵のない漫画だ。一時間で読めるので現物を見てから決めて欲しい。
実際、この本を読んで何度吹き出してしまったことか。
「無人島の大発見」の章だとか、「それ、夏目漱石が、百何十年も前にほとんどやっている」の章だとか、もう笑いをこらえるのが大変だった。
言うなればこの本は「物書きあるある」を集めた本というか「物書きなら知ってなきゃいけないよね」ということ(あとちょっと、これは保存版だなと思う役立つコラム)をもの凄く面白おかしくまとめた本である。
さすが、20年以上元電通のコピーライターを勤めた筆者、言葉の使い方がいちいち面白い。
そして著者の言う
『読みたいことを、書けばいい。』
は確かに至言だと思う。
僕もこうやって、このブクログに毎回毎回しつこく長文のレビューを投稿しているが、はっきり言って
誰も真剣には読んでいない
だろう。
著者の言うように、僕は宇多田ヒカルではないからだ。
では、なぜこんなことを書いているかと、突き詰めてみれば「自分が読みたいから書いている」のである。偉そうに真面目くさった評論を書くのも、チャラい感想を書くのも、そこには書いている自分が嬉しいという自己満足以外何ものでもない。
その結果としてフォロアーさんから「いいね!」されたり、励ましのコメントなんか書いてもらえたりしたら、もうそれは奇跡的なことなのだ。もう感謝しかない。
こんなどこの馬の骨とも分からない中年男子が書いた本のレビューを貴重な時間を割いて読んでくださる人がいるなんて普通はあり得ない。
例えば、もし僕が新宿駅前で実際に
「僕の書いた本の感想文、読んでくださ~い。太宰治の『人間失格』の感想で~す」
などと言いながらコピー用紙に印刷したブックレビューを無料で配ったとしても、間違いなく誰も受け取らないだろう。というか、逆に僕だった近寄らない。
そんな僕が書くレビューが数十人から「いいね!」されるなんて(あ、スミマセン…盛りました。多くて10人くらいです・・・)、本当にありがたくてフォロアーさんには足を向けて寝られない。だから、どこの方角にフォロアーさんがいるのか分からないから立って寝ている(・・・嘘です)。
それから、コラムに採用面接で勝ち抜く方法が書いてあるが、確かに納得できることが書いてある。
ちなみに僕もそれなりの年数を自分が所属する組織で働いてきたので採用面接の面接官をすることもあるのだが、僕が応募者のどこを見るかというと
応募動機の強さ
自分の将来に対するビジョン
の2点だけだ。
どんな会社だろうが組織だろうが、ぶっちゃけて言えば新入社員は苦労するし「大変なこと」「思いどおりにならないこと」ばかりだ。
そんな状況で「もう、辞めたいな・・・」と思う自分の心にブレーキをかけることができるのは
自分があれだけ夢に見た職場で働いているのだ
というプライドしかない。
これはどんな「同僚からのなぐさめの言葉」よりも「上司からの励ましの言葉」よりも、なににも優るモチベーションだ。
もう一つは応募者自身が入社してから10年後、20年後にどのような夢を持っているのかということだ。
自分の将来の夢をしっかりと思えば、多少の苦労は乗り越えられる。
例えば「自分がこの会社の社長になって、世界シェアナンバー1にしてみせる」だとか「自分の作った商品で10年後までに世界中の人達を幸せにしてあげるのだ」とか、こんな途方もない夢だっていい。
その為には、自分はこの1年何をすれば良いのか、そして今は何をすれば良いのかと建設的に考えることができるからだ。
こういった強い動機、しっかりとしたビジョンを持っている人ならば、僕は一緒に働いてみたいと思うし、この人に仕事を引き継いでいってもらいたいと思う。
結局、採用面接官が見ているのは
この人は今、何ができるのか?
ではなく、
この人は、将来、何をしてくれるのか?
ということに尽きるのだろう。
もちろん、ここに書いたことは僕の個人的な意見なので「全ての企業に当てはまる」ということはないのは言うまでもない。
と言う訳で、話がめちゃくちゃ脱線してしまった感があるが、結論としてこの本を1500円(税抜き)出して買うかと聞かれれば、自分は買わない。
自分とってはこの本は図書館で借りて1度読めば十分である。
しかしながら、中には「心に刺さったぜ」という人もいるかもしれないし、何度も熟読して文章力を高めようというという人もいるかもしれない。そういう人にとってはこの本は安いと言えるだろう。つまり、本の販売価格、本の価値というのは読む人によって全く異なるのだ。-
kazzu008さん。こんにちは!
お返事ありがとうございます。
全然怒ってなんていなくて、ほっとしているのでご安心ください(^^♪
...kazzu008さん。こんにちは!
お返事ありがとうございます。
全然怒ってなんていなくて、ほっとしているのでご安心ください(^^♪
『銃・病原菌・鉄』の3000字のkazzu008さんのレビュー読んでみたいですね♪
書き直される気とかはないのでしょうか。
でも、そんなすごいレビュー読んだら、ますます、自分がレビューしずらくなりそうですが…。(まだ、読んですらいませんが。。。)では、では。2019/08/22 -
まことさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。怒っていなかったと知って心底ほっとしています(笑)。
そうですね。『銃・病原菌・...まことさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。怒っていなかったと知って心底ほっとしています(笑)。
そうですね。『銃・病原菌・鉄』のレビューの書き直しというか、再読してのレビューは考えたいと思います(笑)。それか『銃・病原菌・鉄』の続編的な『昨日までの世界』や『文明崩壊』を読んでから一緒にレビューをしてみるというのもいいかなとは考えています。まだかなり先になると思いますが(笑)。2019/08/22 -
2019/08/22
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面白かった。けど、これは彼の人生。
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私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
「きたごやたろう」と申します。
よろしくお願いします。
なんかこの本、若かった頃、物書きになり...私の本棚に「いいね」をありがとうございます。
「きたごやたろう」と申します。
よろしくお願いします。
なんかこの本、若かった頃、物書きになりたいなぁって漠然と思っていた自分に、送ってあげたい気がします。2024/10/31
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本屋に並んでいるのをチラチラと見かけていたけれど、読み終えてからもっと早くに買っておけばよかった、と後悔しました。
この本を読むことで、文章力が上達するわけではありませんが、逆に、文章がいつまで経ってもうまくならないのはなぜかがわかると思います。
本来的に文章というものは、自分の時間を削って、言葉を選んで、いろいろと捻り出して頭を抱えて書いていくものだと思います。
だから、当然はじめのうちは、出来上がりの文章を見て、こんなはずじゃない、と感じるわけです。
頭の中で作られた構図とまるで違う、拙い文章を前にして書く技術のなさを目の当たりにするのです。
荒削りな文章と、上手く書かれたものを見比べて、そこにもっと書けるようになりたいという思いが生まれて、どうしても近道をしたがる…。そこからズレが始まります。
そのズレをなくすのが、著者の述べている、「読みたいことを書く」なんだと思います。
例えもわかりやすく、内容は真面目でありながらクスッと笑わせてくれます。
ああでもないこうでもないと、相変わらずくよくよ悩んでいる自分ですが、この本に書いてあるように、誰かの目に触れられることが奇跡だと感じながら、これからも書き続けたいと思います。-
2019/11/16
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>やまさん
おはようございます!
コメントありがとうございます!
天気がいいと清々しい気持ちになれますね^_^>やまさん
おはようございます!
コメントありがとうございます!
天気がいいと清々しい気持ちになれますね^_^2019/11/16
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❝「文字がここへ連れてきた」❞
言葉は正直なのだと思う。読みたいこと=自分の興味・関心・願いだとすれば、読みたいことを書くとは「なりたい自分を思い描く」ことでもあるのかも。
文章術の土台となる考え方を学べる1冊。 -
元電通のコピーライターとして働いていた田中さん。
noteでの発信を、これからどうしていきたいかと迷うことが多々あって読んでみたんだけどとてもよかった。
シンプルだけど、自分が面白いと思うこと・読みたいことを書くこと。
帯にも描かれてたけど、どんな文章を書きたいかというのと同時に、「どんな自分でありたいか」を考えさせられた本でもあった。 -
私は今までの人生で基本的には、日本人作家さんの書いた長編小説しか読んできませんでした。
例外として、北野武さんの書いた本。堀江貴文さんの書いた本。
そこにこの田中泰延さんが、強烈な勢いで割り込んできました。
一読をお勧めします。 -
タイトル通りの内容
説明に入るまで、や合間で
面白い無駄な文章が続く
でもそれは無駄ではなく、読ませるための戦略
(「いや、書きたいから買いてるだけだ」と
著者に言われそうだが)
CMでも、テキトーな造りにして話題性狙うみたいなのもあるし、そんな感じのノリなんだろうか…
「随筆」とはなんぞや、感情にまかせてテキトー(適当ではない)に書いてるように見せかけて、言葉の定義を理解しているか?書いて当たる内容が感想なのか事象なのか?冷静に客観的に理解したうえで書かれている。
その説明に納得したせいで、それこそ合間の文章が「これ面白いでしょ?」感があって寒いのスルーしながら読むが…
そんな中に「調査」ではネットやまとめムックよりも「一次資料」にあたれ!等の重要なことにも触れていて、スラスラ惹きつけられて読んでしまう。 -
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この本は文章のスキルが上がる本ではない。
しかし、文章を書きたくなる本だ。
ユニークな文章で人を惹きつける。
ふざけているようで、時より真剣で、知的な文章が出てくる。
読んでいて非常に面白い本だった。
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ひとつぶで二度、いや三度はおいしい本です。単に文章が上手に書けるようになるための本ではなく。「自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい」ただそれだけで十分。それが、「読者としての文章術」だと。
ああ、それから、QRコードで、ご自分のコラムであったり、読むと参考になる本とか、調べ物をするための図書館などが多く紹介されている。
著者が書いた記事の一つ「秒速で1億円稼ぐ武将石田三成~すぐわかる石田三成の生涯~」(http://mitsunari.biako-visitors.jp/column)・・これを読むだけでこの本を買った価値ありでおます。
書きたいものは何、読みたいものは何、そんなものに出会わせてくれる本でおます。 -
この本に書いてあることは、実は著者自身が195ページに要約してくれています。
行数にして4行。
文字数にして59文字。
でもこの4行を、売れる本にまで膨らませることは、容易なことではありません。
この本のなかはオヤジギャグが満載ですが、ときどき本当にタメになることが書かれているところが、あなどれない点です。
わたしは現在、ハローワークデビューを果たしたばかりの専業主婦という名の無職でありますので、「文章術コラム2 履歴書の書き方」のところが特におもしろく、何度か読み返しました。
正直、こういう履歴書の考え方はしたことがありませんでした。
このコラムの内容が現実に通用するのかはわからりませんが、少なくとも就活にびびってガチガチになっていた気持ちは、かなりラクになりました。
またこの本は「感想文を書くことがニガテ」「自分の内面や気持ちを語ることなく、おもしろい人になりたい」方にとって、朗報とも言える考え方が書かれています。
「自分がおもしろいと思うことを徹底的に調べて調べ尽くして書く」「少しでもおもしろく感じる人というのは、その人の外部にあるものを語っているのである。(142ページ)」という考え方は、きっとそうした方の心を軽くしてくれるでしょう。
ただし覚えておいた方がよいのは、「自分の気持ちに鈍感でいること」と、「自分の内面を語らず外部の世界を語ること」はイコールではない、ということです。
おもしろくありたいのであれば、外側の世界を大いに調べて語ってください。
でも自分の心の声を、どこに出さなくてもいいので、聞きとれる自分でいてほしいです。
なにより、自分の声が聞きとれる自分でいないことには、自分が「読みたいこと」「おもしろいと感じること」が、そもそもキャッチできません。
自分の気持ちは自分だけがのぞく日記に、盛大にぶちまけつつ、「読みたいことを書ける」人になっていきたいですね。 -
自分が読みたいことを書けば、自分が楽しい が本書の主張
結論は、「わかりやすい文章を簡単に書く方法。それは短くいうと、こうだ。」 そんなものはない です。
・大切なことは文字がすくないこと
・その単語に自分がはっきりと感じる重みや実体があるか。わけもわからないまま誰かが使った単語を流用していないか。
・自分自身がその言葉の実体を理解することが重要で、そうでなければ他人に意味を伝達することは不可能。
・広告は人々の目に入るのは1秒いない、15文字くらい。
・書き手ではなく、読み手として書く
・その文章を最初に読むのは、間違いなく自分だ。
・何が書いてあるかが大切ではなく、だれが書いたのほうが、重要。
・書いた文章を読んで喜ぶのは自分だが、評価は他人が決める
・事象とは、つねに人間の外部にあるものであり、心象を語るためには事象の強度が不可欠。
・調べたことを並べれば、読む人が主役になれる。
・一次資料に当たらなければ話にならない
・「巨人の肩に乗る」 ベルナールの言葉。歴史の中で人類がやってきたことの積み重ねが巨人みたいなものだから、我々はその肩の上に乗って物事を見渡さない限り、進歩は進めないという意。
・文章を書くとき絶対に失っていけないのが「敬意」だ。
・結論の重さは過程に支えられる
・自分が最も心を動かされた部分だけをピックアップして、あとは切り捨てる「編集」
・「過不足がない」と思えたとき、それは他人が読んでも理解できるようになる。
・歴史を生き抜いている古典は、重版出来なんてレベルじゃなくおもしろい。
・ネット時代は、書きたい人が多くて、読みたい人が少ないので、文章でお金を取れる人はごく一部になってしまう。
目次は以下。
はじめに 自分のために書くということ
序章 なんのために書いたか
書いたのに読んでもらえないあなたに
第1章 なにを書くのか
その1 文書と文章は違うことを知っておく
その2 ネットで読まれている文章の9割は「随筆」
その3 書く文章の「分野」を知っておく
その4 定義をはっきりさせよう
その5 ことばを疑うことから始める
第2章 だれに書くのか
その1 ターゲットなど想定しなくていい
その2 だれかがもう書いているなら読み手でいよう
その3 承認要求を満たすのに「書く」は割に合わない
その4 何を書いたかよりも誰が書いたか
その5 他人の人生を生きてはいけない
第3章 どう書くのか
その1 つまらない人間とは「自分の内面を語る人」
その2 物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
その3 一次資料に当たる
その4 どこで調べる
その5 巨人の肩に乗る
その6 感動が中心になければ書く意味がない
その7 思考の過程を披露する
その8 「起承転結」でいい
第4章 なぜ書くのか
その1 書くことは世界を狭くすることだ
その2 貨幣と言語は同じもの
その3 文字がそこへ連れていく
その4 書くことは生き方の問題である
おわりに いつ書くのか。どこで書くのか。 -
「自分のことは話すな」吉原 珠央 /著 とあわせて図書館で予約
4ヶ月待ってようやく手にする
なぜこの本を読もうとしたのか忘れてしまった・・・
おそらくタイトルに惹かれたんだろうなぁ
「読みたいことを、書けばいい。」
ってどういうこと?
そう言い切るわりにはこの本が初めての著作?
それってどういうこと?
この人知らんけど なに書いてる人?
おおっQRコードがついてる!過去記事読めるw
全体的にふざけた口調で本質をぶすぶす突きながら
途中まじめくさったコラムで為になることを書く
などなど
人をぐいぐい惹きつける書き方の実践を
この1冊で成し遂げようとされているのか
元電通のコピーライター
まんまと読まされてしまったわw -
職業柄、ライター入門/文章読本のたぐいをかなりたくさん読んできた。
本書は、これまで読んできた類書の中でいちばん「笑える本」だった。一冊の中で20回以上は笑ったと思う。
「笑える文章読本」――これはなかなか新機軸で、ありそうでなかった。
ライター入門/文章読本としてはわりとあたりまえのことが書かれていて、正直、私には得るものはあまりなかったが、笑えたのでよしとする。
本が読者に提供できる価値は、突きつめれば3種類しかない。「感動した」と「ためになった」と「面白かった(≒笑えた)」だ。
3つが全部揃っているのが良書だが、3つのうち1つでもあれば読むに値する。1つもない愚書も多いのだ。
ただ、本書もおちゃらけてばかりいるわけではなく、メモしておきたいような好アドバイスもたまにある。
「感動が中心になければ書く意味がない」という項目(180ページ)など、なかなかだと思う。その一節を引く。
《対象に対して愛がないまま書く。これは辛い。だが、一次資料には「愛するチャンス」が隠れている。お題を与えられたら、調べる過程で「どこかを愛する」という作業をしないといけない。それができないと辛いままだ。
(中略)
「わたしが愛した部分を、全力で伝える」という気持ちで書く必要があるのだ。愛するポイントさえ見つけられれば、お題は映画でも牛乳でもチクワでも良く、それをそのまま伝えれば記事になる。》181~183ページ -
一貫して「自分のために書く」ことを「何を」「誰に」「どう」「なぜ」のそれぞれについて述べている。
作中で述べているように世の中の「事象」の自分のなかの「心象」は明確に区別して記述するように意識したいと思う。
自分の愛したものを全力で伝えるという考えで書くのはとても楽しそうだと感じた。そのうえで、自分の心象ばかりを語らず調べて得た事象を並べることによって読者が主体となれる文章ができる。
伝えたい部分にたどり着くために手順を踏んで過程を示すという書き方を聞き、これまで自分が行き当たりばったりで心象ばかり書いていたことに気が付いた。もしかしたらこのレビューもそうなってしまっているかもしれないが、意識はし続けようと思う。
文章術の本のレビューは変に力が入ると思う。でも考えてみれば文章術なんて本のレビュー読む人なんて文章初心者しかいない。というかそもそも誰も読んでない。というわけで億劫になっていたレビューを書き終えることができた。 -
ユーモアに富んでいて非常に面白かったです。
文章術の本ですが、書き方の紹介というよりは、意識というか、心構えというか、生き方を示すような本でした。
文章に限らず、他の創作物や、何らかのアウトプットをする場合にもいかせそうです。 -
電通でのコピーライターを経て、独立した筆者の書くことへの指南。
字もおおきいし、書き方も砕けているので、簡単なことをを言っている風に見えるけど、実は、これを実践するのは難しい。
通常の文章マニュアルよりもクリエイティブなことを求められているから。
一般的に文章マニュアルで言われている、ターゲットを決める、どんな文章の書き方がSNSで映えるか、などは意味がない。
◆感動が中心になければ書く意味がない
ターゲットなんて意識しても届かない。
まずは自分が熱中している文章か、自分が読みたいという文書運になっているかが大事。
確かに、書いている本人の熱量が低いと、読んでる側も面白くないですね。
◆物書きは「調べる」が9割9分5厘5毛
読む人は書いている人の内面なんて興味がない。
調べたこをと並べれば、読む人が主役になれる。
一次資料を読み込み「どこかを愛する」作業をして、対象に愛がある状態について書くのが大事。
そして「わたしが愛した」部分を全力で伝える。
◆巨人の肩に乗る
歴史の中で人類がやってきたことの積み重ねが巨人みたいなものだから、我々はその肩の上に載って物事を見渡さない限り、進歩は望めない、という意味。
すべて過去を引用しながらちょっとずつ新しくなっている。
今まで人が書いたことをなぞっても、しょうがない、自分なりの意見を述べなければ読んでくれない。
また、先人が書いてきた文書を良く調べる必要もある。 -
アウトプットが大事らしい。
何かをアウトプットしなきゃ。
と思ったとき、最初に突き当たる疑問。
・何をアウトプットしたらいい?
・誰に向けてアウトプットしたらいい?
・どうやってアウトプットしたらいい?
本書には、これらの問いに対する答えが書かれている。
「何を」と「誰に」はもう決まってるんだ。
知りたいのは方法、テクニックなんだ。
という方には向かないと思う。
ただし、そういう人にこそ、「読んだら良いことあるよ」と伝えたい。
なぜなら、
「何を」と「誰に」の設定を間違うと、どんなテクニックを使っても、文章に価値が生まれないからだ。
今、アウトプットの必要性を感じている人は、忘備録としてのアウトプットではなく、文章によって、何らかの価値を生み出したい人だろう。
何を…読みたいことを
誰に(誰が)…自分が
書けば良い
著者プロフィール
田中泰延の作品
