徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 511
レビュー : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107744

感想・レビュー・書評

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  • ブロガーちきりんさんが、自宅をリノベーションをしたときのドキュメンタリーのような本。

    実録であるので、リアリティがあるし、利用者としての視点が書かれているので読み物としても面白いと思いました。

    内容で、一番ハッとしたのはリノベーションは共同型プロジェクトという言葉。お金を払ってサービスを(一方的に)受ける以外にも、プロジェクトに参加するという形のサービスの受け方があるというのにはっとしました。

    情報の集め方や、イメージを伝えるやり方が、いくつか紹介されていたので、リノベーションに限らず情報を集めたり、人に伝えるという方法にも役に立ちそうだなと思いました。

  • リノベとリフォームの違いが分からなかったが、この本のおかげでよく分かった。
    リノベを小規模なリフォームだと思い込んでいたが、逆だったとは…。

    リノベにしろ、リフォームにしろ、今すぐ検討する予定はないが、数年後に子どもが独立し始める事を考えると、今の段階でこの本に出会えたのは良かった。

    住宅に関しては素人の目線を保ちつつ、そこはやはりちきりんさんの解析力で、ボーッと生きている私にも順序立てて考えておくべきことや、様々な活用できるヒントを提示してくれている。
    一度流し読みしただけだが、実際にリノベ予定のある人は手元に置いても損のない本だろう。
    2019.11.23

  • ちきりんさんのファンなので購入。

    リノベーションに関する顧客側の体験記ではあるが、それにとどまらず、新築で注文住宅を考えている人も一読する価値はある。少なくとも、数年前に注文住宅で家を建てたわたしはそのように感じた。

    家を建てる時も関連書籍を読み漁り、「住まいの解剖図鑑」「片づけの解剖図鑑」「快適で住みやすい「家のしくみ」図鑑」といった良書に出会え、かつ、工務店にも良縁に恵まれたおかげで、満足度の高い家を建てることができた。自分の家が好き、というのはうれしいことで、未だに建築関係の書籍には目を通すほどである。

    ーーー
    今回の本書には「台所での冷蔵庫置き場の位置」や「利き手とバスタブの位置の関係」といった、かつて読んだ本で「あー、確かに!」と思い我が家に反映させたところもあり、若干懐かしさを覚えながらも楽しく読み終えることができた。

    さらに、この本を読み進めると、いままで雑誌などで断片的(かつ、非常に簡素)な情報しかなかった「業者の選定の考え方」「予算に対する考え方」など、人気ブロガーである著者ならではの思考プロセスで追体験することができる。

    著者のいう「共同プロジェクト型取引」についても、今まで中々言語化して考えがいたっておらず、逆に、なぜ満足度が高いのか?といった点(=共同プロジェクトが気持ちよく達成できたから)に気づくきっかけとなった。

    これからリノベーションをしようとする人はもちろん、(業者、顧客側問わず)何かしらの建築に関わる人すべてにお勧めできる一冊。

  • ちきりんさんの文章は大変わかりやすいです。
    私はリノベに興味があった訳では無いのですが、著者の文章が好きだから読みました。

    徹底的に調べたことはちゃんとした形でアウトプットできれば、一冊の本になるってすごいですね。でも、もしかしたら、世の中にはこういったことが多いのかもしれません。
    xx目線という今の世の中には普及していない観点で、xx目線だからこそ気になる観点をそれぞれ徹底的に考えることが重要なのですね。
    リノベ自体よりも、そんなメッセージの重要性を感じられる良い本でした。

  • 【No.264】「リノベの価値=新しくなる、好みの内装になる、暮らしやすくなる」「共同住宅であるマンションでは自分の所有部分しか変えられません。マンションの外観は全戸の統一感がとれていることに価値があり、その統一感が所有者全体の財産なので、勝手な変更は許されない」「リノベはリノベ会社と自分の共同プロジェクトなんだ。いろいろな問題が起こるのは当たり前で、自分もその解決に協力する必要があるんだ」「リノベを始めると、周りの”詳しい人”にいろいろ意見を聞きたくなります。でも、もっとも大事なのは共同プロジェクトを一緒に進める担当者との関係」「リノベ費用は業者ではなく客が決めるもの。”高いリノベ会社”と”安いリノベ会社”があるのではなく、”高い代金を払ってでも実現したい住まいがある客”と”そこまでお金をかけなくてもいいと考えている客”がいるだけ」「リノベでは”10年保証”など長期保証をうたう会社もありますが、そもそもその会社が10年存続してくれないと、長期保証も意味を持ちません」「リノベ専門誌には雑誌社に広告料を払ったリノベ会社がたくさん載っているし、ネットで検索をすると、グーグルに広告料を払った会社と、検索エンジン対策のうまい会社がずらりと上位に並びます」「各社ともホームページに載せているのは、得意分野や予算レンジを顧客に伝えるためのメッセージ案件」「内部デザインやイメージを伝えるには言葉より画像を使ったほうが圧倒的に簡単なので、リノベを考え始めたら気になる写真はすべてスマホに保存しておきましょう」「一般的でないリクエストをすると回答や対応がばらけ、結果として複数企業の比較が容易になる」「新築マンションは大量に画一的なものを作っているからこそ品質が安定している」「”モノを捨てる”のは”モノを買う”よりはるかにむずかしい知的作業です。体力にも判断力にも余裕のあるタイミングで整理できなければ、一生ずっとモノに埋もれて暮らすことになります」

  • Chikirinさんの本が好きな不動産のリノベ屋です。
    共同プロジェクト型と等価価値交換型の話はとても的を射ていて、今まではなんで伝わらないのだろうと思っていた内容だったのでとてもしっくりきました。
    今度からはこの内容をお伝えしようと思いました。
    前半はどのように業者を選ぶのかなどどの分野でも転用できる面白い考え方が多かったのですが、後半はかなり狭い分野の専門的な内容でしたので読むスピードが遅くなりました。
    Chikirinさんらしい実に合理的な選択の中にプロから見たときにコスパが悪く見えてしまうような選択もあって興味深かったです。

  • リノベに関する様々な事柄が学べるのはもちろんのこと、個人的にはちきりんさんの思考そのものに驚かされました。固定観念や世の中の一般的な慣習に縛られず「イチから自分のアタマで考えている」という表現がぴったりくるものだと思います。
    たとえば複数社からプラン・見積もりをもらうべき理由として「リノベに対する理解が深まる」との考え、普通であれば少しでも安いところに頼むため、と考えてしまうところですし、この視点では最安業者を選定することになってしまい、ちきりんさんのいう納得のいく業者・信頼できる業者を選定することは不可能です。
    そう考えてゆくと”信頼できる業者 > 最安業者”という構図がアタマにあるかどうかが重要であり、その人が持つ価値観に行きつきます。ここが貧弱だとロクにモノを考えられないということになりそうで、とりもなおさず人間としての成熟度が重要なのであると再認識した次第。

  • リノベーションの体験記。
    リノベーションを考えている人なら読むべきです。

    リノベは共同プロジェクト型の取引。
    家に合わせて暮らすのではなく自分の暮らしに合わせて家を変えることのメリットが大きい。
    「予算」とは自分がどのくらいリノベにお金をかけることができるか。
    リノベの価値
    ・老朽化した設備が新しくなること
    ・内装デザインを好みのものに変更できること
    ・快適かつ暮らしやすくなること

  • 自分の生活動線その他もろもろを全部考えないと満足なリノベは出来ないっていう当たり前のことがよくわかった、まず自分の行動パターンや何を重要視しているのかなどを考えるいい機会になるかもしれない。
    リノベをする前に考えるべきことがとても多くて勉強になった。

    なんにせよリノベは業者任せより自分主体で共同作業だと思ったほうが良い方向に向かうってのは納得した。

    169ページのたくんさんあるは誤植?

  • リノベーションだけでなく、家を新築する場合にも役立つ1冊。
    家だけでなく、良い物やサービスを得ようと思ったら、良いプロジェクトリーダーになる事が大切。
    それには、自身が勉強する事が必要。

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著者プロフィール

ちきりん

関西出身。バブル最盛期に証券会社で働いた後、米国の大学院留学を経て外資系
企業に転職。2005年に書き始めた社会派ブログ「Chikirinの日記」は日本有数の人
気ブログとなり、ツイッターのフォロワーは30万人を数える。2011年からは独立
し、文筆活動に専念。デビュー作となった本書のほか、『自分のアタマで考えよ
う』(ダイヤモンド社)、『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう』(大和書房)、
『未来の働き方を考えよう』(文藝春秋)などの著作がある。

ブログ    https://chikirin.hatenablog.com/
ツイッター  https://twitter.com/InsideCHIKIRIN

「2013年 『ゆるく考えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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