徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと

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  • ダイヤモンド社
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レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107744

感想・レビュー・書評

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  • 【No.264】「リノベの価値=新しくなる、好みの内装になる、暮らしやすくなる」「共同住宅であるマンションでは自分の所有部分しか変えられません。マンションの外観は全戸の統一感がとれていることに価値があり、その統一感が所有者全体の財産なので、勝手な変更は許されない」「リノベはリノベ会社と自分の共同プロジェクトなんだ。いろいろな問題が起こるのは当たり前で、自分もその解決に協力する必要があるんだ」「リノベを始めると、周りの”詳しい人”にいろいろ意見を聞きたくなります。でも、もっとも大事なのは共同プロジェクトを一緒に進める担当者との関係」「リノベ費用は業者ではなく客が決めるもの。”高いリノベ会社”と”安いリノベ会社”があるのではなく、”高い代金を払ってでも実現したい住まいがある客”と”そこまでお金をかけなくてもいいと考えている客”がいるだけ」「リノベでは”10年保証”など長期保証をうたう会社もありますが、そもそもその会社が10年存続してくれないと、長期保証も意味を持ちません」「リノベ専門誌には雑誌社に広告料を払ったリノベ会社がたくさん載っているし、ネットで検索をすると、グーグルに広告料を払った会社と、検索エンジン対策のうまい会社がずらりと上位に並びます」「各社ともホームページに載せているのは、得意分野や予算レンジを顧客に伝えるためのメッセージ案件」「内部デザインやイメージを伝えるには言葉より画像を使ったほうが圧倒的に簡単なので、リノベを考え始めたら気になる写真はすべてスマホに保存しておきましょう」「一般的でないリクエストをすると回答や対応がばらけ、結果として複数企業の比較が容易になる」「新築マンションは大量に画一的なものを作っているからこそ品質が安定している」「”モノを捨てる”のは”モノを買う”よりはるかにむずかしい知的作業です。体力にも判断力にも余裕のあるタイミングで整理できなければ、一生ずっとモノに埋もれて暮らすことになります」

  • Chikirinさんの本が好きな不動産のリノベ屋です。
    共同プロジェクト型と等価価値交換型の話はとても的を射ていて、今まではなんで伝わらないのだろうと思っていた内容だったのでとてもしっくりきました。
    今度からはこの内容をお伝えしようと思いました。
    前半はどのように業者を選ぶのかなどどの分野でも転用できる面白い考え方が多かったのですが、後半はかなり狭い分野の専門的な内容でしたので読むスピードが遅くなりました。
    Chikirinさんらしい実に合理的な選択の中にプロから見たときにコスパが悪く見えてしまうような選択もあって興味深かったです。

  • リノベに関する様々な事柄が学べるのはもちろんのこと、個人的にはちきりんさんの思考そのものに驚かされました。固定観念や世の中の一般的な慣習に縛られず「イチから自分のアタマで考えている」という表現がぴったりくるものだと思います。
    たとえば複数社からプラン・見積もりをもらうべき理由として「リノベに対する理解が深まる」との考え、普通であれば少しでも安いところに頼むため、と考えてしまうところですし、この視点では最安業者を選定することになってしまい、ちきりんさんのいう納得のいく業者・信頼できる業者を選定することは不可能です。
    そう考えてゆくと”信頼できる業者 > 最安業者”という構図がアタマにあるかどうかが重要であり、その人が持つ価値観に行きつきます。ここが貧弱だとロクにモノを考えられないということになりそうで、とりもなおさず人間としての成熟度が重要なのであると再認識した次第。

  • ちきりんさんのファンなので購入。

    リノベーションに関する顧客側の体験記ではあるが、それにとどまらず、新築で注文住宅を考えている人も一読する価値はある。少なくとも、数年前に注文住宅で家を建てたわたしはそのように感じた。

    家を建てる時も関連書籍を読み漁り、「住まいの解剖図鑑」「片づけの解剖図鑑」「快適で住みやすい「家のしくみ」図鑑」といった良書に出会え、かつ、工務店にも良縁に恵まれたおかげで、満足度の高い家を建てることができた。自分の家が好き、というのはうれしいことで、未だに建築関係の書籍には目を通すほどである。

    ーーー
    今回の本書には「台所での冷蔵庫置き場の位置」や「利き手とバスタブの位置の関係」といった、かつて読んだ本で「あー、確かに!」と思い我が家に反映させたところもあり、若干懐かしさを覚えながらも楽しく読み終えることができた。

    さらに、この本を読み進めると、いままで雑誌などで断片的(かつ、非常に簡素)な情報しかなかった「業者の選定の考え方」「予算に対する考え方」など、人気ブロガーである著者ならではの思考プロセスで追体験することができる。

    著者のいう「共同プロジェクト型取引」についても、今まで中々言語化して考えがいたっておらず、逆に、なぜ満足度が高いのか?といった点(=共同プロジェクトが気持ちよく達成できたから)に気づくきっかけとなった。

    これからリノベーションをしようとする人はもちろん、(業者、顧客側問わず)何かしらの建築に関わる人すべてにお勧めできる一冊。

  • リノベから見えてくる生産性の大切さ。自分の生活環境における生産性あげられていますか?ちゃんと考えていますか?


     自分の生活導線を効率よく、生産性高くしていないと、人生もったいないってやつ。

     
    p34 共同開発プロジェクトという観点
     ちきりんはこの本でリノベやリフォームは共同開発プロジェクトであると言っている。
     世の中は等価価値交換の取引がほとんどである。一般的なB2Cの買い物はそれ。だから顧客は販売者に価格に見合ったサービスを求める。時にクレーマーになっても。
     しかし、「顧客と販売者がともに協力して価値を生み出して、それを共に分け合う共同プロジェクト型取引」がある。一般的にB2Bの取引がそれ。あと一般人でいうと、医者と患者の関係や、教育機関と受講生の関係がそれである。医者は医学知識を提供する、そして患者はその指示に従うことで、ともに健康という価値を一緒に獲得することを目指す。もし患者が勝手に医者の指示を無視して薬を服用しなかったりすれば、健康は得られない。それで患者が医者にクレームをつけようものなら筋違いである。
     この共同開発プロジェクトはリノベにも当てはまる。顧客と業者がいっしょに考えて、最善のリノベを実現する。業者が一方的にサービスを提供するだけじゃあ、最大価値は生み出せない。顧客が協力して意見を出さないといけないのである。
     こういう観点大事だね。主婦はこういう社会人的な観点が抜けているから明後日なクレームを言いだしたりする。この考え方を大事にしよう。

    p270 親の家のリノベ
     親が田舎で老夫婦だけで古い家で生活するようになったりすれば、子供がリノベを提案してあげるのは
    非常に良いことである。
     子供のいない家庭で多すぎる部屋割りは掃除とかも大変になるし、高齢になれば段差とかもきつくなるから、生活に合わせた内装に変えてあげるのは大事。
     また、ヒートショックとかの危険性もあるから、家の中での寒暖差を作らないような気温設計ができる作りにしたり、断熱効果の向上をする補修ができる。また、ゴミ屋敷対策にもなる。すでに不用品だらけなら、断捨離のきっかけになるし、不用品だらけになるのは家のデザインのせいかもしれない。新しいきれいな家なら汚さないようになるかもしれないし、色々ときっかけになる。

     この二点だけでも良いこと書いてあったと思う。2000円くらいの価値がある本だと思う。定年退職する親にも読ませよう。

  •  リノベとか、俺個人には全く関係がないけど、我が家のアパートは時々、いつもお世話になってる建築士さんに「今度ここ直したほうがいいよ」と言われたオカンが、合点承知!とアパート直す。
     そんな感じのどんぶり経営でございます。
     年に一回、税理士さんに作ってもらってる財務諸表は一度も見たことがないと、母曰く。
     う~ん、大丈夫?

     さて、リノベーション。
     マンションをリノベして住もうなんて、全く考えたことなかったね。
     今住んでるのは、正式には祖母所有の分譲マンション。
     分譲だからリノベはできるけれども、特に困ってませんし。
     というか、一人暮らしに3LDKはデカすぎですし。

     実際にリノベをしようと思ったら、どういうことをすればいいのか、社会派ブロガーちきりんが自身の体験をもとに解説する。

     理想の住まいを手に入れたい人へ。
     個人的意見としては、東京にワンルームで安く済んで、地方で広い家を買う二拠点・他拠点生活がいいなぁと思う毎日です。

  • 私はリノベがすごくハマるタイプだと思う。やってみたい。

  •  新築と違いリノベは自分が必要としていることを率直にあぶり出すことができ、それを業者にどう表現していくかにかかっている。

     出来るものはできるしできないものはできない。

     それがすべてお金にかかってくる。お金がなければ良いリフォームができないという考え方を持たせるような業者が余りにも多すぎる。

  • マンションリノベを行った方のいちユーザーとしての体験談がリアルで、どのような思考で検討するのか、業界としてわかりにくところはなんなのかを知ることができた。
    木造リノベの体験談もあったら良いのにな…と思いました。

  • リノベーションは具体的に何をするか、よく知らなかったけど、多少知識が増えたかと思います。
    どんな家にしたいかをよく考えるだけではダメで、どうやってリノベーションするかも大事ですね。
    自分の家はまだリノベーションするほどこまってないが、将来の知識として大事なことだと思いました。

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著者プロフィール

【ちきりん】社会派ブログ「Chikirinの日記」運営者

「2013年 『強く生きるノート 考え方しだいで世界は変わる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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