苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107829

感想・レビュー・書評

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  • 自分の人生の意味を考えさせられる一冊でした。自分自身はなにが好きでなにをしたいのか、なんに喜びを感じるのかを考えさせられました。そして自分自身の強み、弱みを知ること。組織としてもその人の特性を生かすには強み、弱みを理解して配置してあげることで力の発揮度合いがかわること。これは経営者として最適な人事配置を考えなければいけないなと思いました。また私自身何か技術などはもっていませんが、やはりチャレンジすることに楽しみを感じる人間です。T,C,Lタイプのはなしでは私は完全なるLでした。今日はみんなでこの本をつまみに会います。その時にみんな一人一人の強みをみんなからみた場合にどうかやってみたらまた、新たな気付きがあるかなと思いました。自分自身に嘘つくことなく思考を現実化することで自分の人生の満足感、またなりたいじぶんになれるんだと思います!この本の紹介者に感謝、またひとつ勉強になりました!

  • 就活をする娘にキャリアの考え方を伝える。
    自分を知れば、キャリアが見えてくる。
    誰一人として自分と同じ人間はいない、自分の欲と好奇心に素直になること、我慢しながら働くことが美徳という常識を捨てること、不確実な未来の中で知的好奇心と達成感を得るために挑戦を続けることの重要性を学んだ

  • 不安とは挑戦している証拠なのだ!
    comfort zoneを出なければ成長できない!

    就活中の今響くし勉強になりました、、、

  • 一度立ち止まって自分のいる立ち位置を確認したいビジネスマンにおすすめ。自分の個性と向き合うこと、環境に適した自分の立ち回りを理解するためのワークなど向き合って今後を考えるきっかけになる内容だった。読み物としても作者(父)がこれから社会に出るお子さんに向けて書いたものでとても温かい気持ちになれる。

  • 森岡毅さんの独自のキャリア戦略や、不安を感じたり自信がなくなった時にどう考えたかが書かれている。
    この本を手に取ったきっかけは今の仕事が自分に合ってないとずっと悩んでおり、どうにも身動きが取れなくなりそうだからだ。
    やりがいも感じないし成果も出てない、自分の選択や行動が全て不正解に思え、自分の存在価値がないと絶望している今の自分を変えたかった。
    少しでも糸口がないか藁にもすがる気持ちで手に取った。
    キャリアに悩む人は必見かもしれない。

    特に「ナスビはナスビにしかならない」とあるように自分の特性を理解し強みが発揮される環境や行動を選択することが重要だと学んだ。
    社会は不平等だと認識した上で自分のできることを方向性を持ってやっていくことが重要だと痛感した。

    ただ本書を読みながら思ったのは森岡さんの類稀なるバイタリティと戦略思考能力の高さだ。
    おそらくほとんどの凡人は真似できないなと思ったので、考え方や行動を参考に自分の行動をより良くしたいと思った。

    読みながら今の環境で自分は腐っていることに気づいた。
    できないことを環境のせいにはしていないものの、挑戦することが怖くなり行動を起こせなくなってしまっている。
    何もしないことが心地良くなり、キャリアとして積み上がったものは何も無いことに気づいた。
    正直絶望的な状況は変わりないが、それでもできることをやろうと前向きに思えた。
    自分が何か行動してその結果どうだったのか振り返って改善する。
    こうした当たり前の行動ができてないことが今の自分を作ったのは間違いない事実だ。
    だから少しでも良くなるように足掻いてみたい。
    分からないことは分からないし、できないものはできない。できないなりにできるまで人に聞くとか工夫の仕方はたくさんあるはずだ。
    そう思えた本だった。

  • 新卒で就活していた時に父親に勧められた1冊。当時は正直あんまりピンとしない内容もあったりして最後まで読まずに辞めてしまった。しかし社会人3年目になり休職をしている今、刺さる言葉の嵐で最後の方は涙も出てきた。これは定期的に読み直す価値がある本だ。

  • 自分が何に熱中できるか。得意なことではなく、熱中できることをする。
    良書。

  • これからのキャリアを選んでいく、娘に向けた父親のメッセージ。

    自分がどういう人間で、どんな強みがあって、というのを、著者の専門のマーケティングの視点から解説しています。
    何より大事なのは、人生の目的、と説いています。

    これから変化してもいい、更新されてもいい、今の自分が思う「どんな人生ならハッピーか」というのを決める。
    それを実現するためには、という逆算の考え方で、細かく落とし込んでいました。

    ご本人がどこまでも努力されていたからこそ、たくさんの壁を乗り越えてきたからこそのメッセージだと感じました。

    これからの自分の強み、人生の目的の大切さを学べる一冊です。

  • サブタイトルは「ビジネスマンの父が我が子の多面書きためた『働くことの本質』」。里緒ちゃんにも推薦したいタイトルですが、まずは自分で読んでみようというのが動機。いくつか心に残った言葉。強いて言えば、以下の4つ。

    ・君がコントロールできる変数は、 ① 己の特徴の理解と、 ② それを磨く努力と、 ③ 環境の選択、最初からこの3つしかない のである。

    ・具体的な〝こと〟から発想するのではなく、〝どんな状態〟であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想〝状態〟から発想すること である。

    ・Tの人(Thinking)、Cの人(Communication)、Lの人(Leadership)の3分類

    ・大切なことは自分の強みで戦うしかないことと、自分の強みを知っておくことの2つ。

    多分、森岡さんという人を知り、ある程度聞く耳をもって読まないと、特に若い人は素直に受け入れられないかもしれない。でも、最後のP&G時代のアメリカ時代の話は良かった。マイノリティとして苦労して結果を出したからこそ語れる話かなと思った。もう少し森岡さんの本を読んでみたいと思いました。

  • 仕事で数々の業績を為し得てきた著者が
    娘さんのために書いたものが原本ということで
    意識高い系の就活指南本よりも愛する者を
    思って書き連ねた言葉が親身で、スッと入ってくるよう。
    これから新卒で就活する人にとってよい本だと思うし、
    転職を考える人にも改めて自分を見つめなおしを
    させてくれる本だと思う。

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著者プロフィール

株式会社刀 代表取締役CEO

「2020年 『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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