苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1225
レビュー : 90
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107829

作品紹介・あらすじ

2019年7月2日、「丸亀製麺を復活させた、刀の意外な戦略」記事で話題になった一冊。

「何をしたいのかわからない」「今の会社にずっといていいのか」と悩むあなたに贈る必勝ノウハウ。
悩んだ分だけ、君はもっと高く飛べる!
USJ復活の立役者が教える「自分をマーケティングする方法」。
後半の怒涛の展開で激しい感動に巻き込む10年に1冊の傑作ビジネス書!

感想・レビュー・書評

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  • 組織的にテストで無理やり0点取らされる時に、テスト用紙の裏でスケッチするどころか、組織的に0点の方が良いという評価にして0点とる奴増やすやり方が書かれてあるので、成果にこだわる人にはオススメです。

    会社は学校じゃないんで、個人が成長することとか、求められたものに100点や120点で返すことのルールとかは本当はなく、ただただマーケットに対して誠実であれ、そして、どう回り道しても1人でも、筋を通してマーケットからの好意的なレスポンスを受け取ることに貪欲であれということ。

    USJの話よりよっぽどいいこと書かれてあって、小さい時から、ちょっと外れてるなって人の方が、セグメンテーションとターゲティングとポジショニングが自然に出来る実例。

  • 著者の娘さん向けに書かれたとの事でしたが、自分のキャリアについて自問自答している自分には、とても響く内容でした。
    自分のムスメにも将来読ませたい

  •  就職する娘に対して贈る言葉という体裁で書かれた自己啓発書である。題名から想像できるほどの苦労はしていらっしゃらない、きわめて前向きな方の半生記という書物だ。
     ビジネスエリートが考える世界の捉え方がどのようなものなのかは本書では分かりやすく書かれている。自分の娘に宛てて書いた形をとることで、嫌味なく上から目線で書かれているからだ。
     書かれていることは真っ当であり、間違ったことはほとんどない。でもそれを言ってはおしまいだということも少々含まれている。それも子供に宛てた内容ということで許されるのだろう。
     意気地のなくなった現代の日本人にはこのくらいのアジテーションが必要なのかもしれない。

  • 7割が自分のキャリアを考える上で役に立つ内容、
    3割が社会に出て、苦しいときに自分を奮い立たせる内容、と感じた。
    どちらもよく書かれているが、刺さる層が違うような気がした。

    前者は、エリートを目指す前提で、多様な生き方をカバーするような内容ではなかった。
    後者は今ちょうど苦しんでいる自分に大変役に立った。

  • 自分のキャリアとの実践的な向き合い方を教え、背中を押してくれる本。

    論理的で冷静な前半と、情緒的で胸に迫る後半部分。どちらも良い。

  • 自分をブランド化する、という言い回しは良く耳にしますが、具体性持って説明されているので、参考になりました。
    例えば学生の推薦する機会にも利用できると思いました。

  • 前半はまあそうだよね、と言う内容だが
    第5章以降のそれこそ苦しかった時の話がグッときます
    明日への活力となりました

  • 就活を始める娘に向けた父からの指南書だと思い読み始めましたが『はじめに』から引き込まれました。
    自分がやりたい事を知り自分をマーケティングするなど内容的には特別な事では無いと思いますが、具体的な例が書かれているのでイメージしやすく自分に置き換えることが簡単に出来ます。そして仕事をするとはどういう事かを教えてくれる。筆者の講演会があれば是非行きたいと思いました。

  • 森岡さんが、これから就活を始める愛娘のために書き溜めたものを書籍化した本。
    というだけあり、娘さんへの愛が溢れて、最後の娘さんへのメッセージの部分は涙が溢れるほどだった。

    題名の通り、森岡さんがこれまで経験した"苦しかったとき"の話は、小さな会社で働いている私には想像もできないほど理不尽だったり、苦しみ抜いた経験で、それでも、自分の先の日本人のことを考えて屈しなかった姿勢に感動した。私が同じ立場だったら、同じように立ち向かえていたんだろうか。

    森岡さんのこれまでの人生が凝縮されたような素晴らしい一冊でした!!

    ========
    パースペクティブ=眺望、予想

    ・オンリーワンとはある文脈においてのナンバーワンを目指すこと

    ・コントロールできる変数は、
    ①己の特徴の理解
    ②それを磨く努力
    ③環境の選択、最初からこの3つしかない

    ・資本主義とは、無知であることと、愚かであることに罰金を科す社会のこと

    ・サラリーマンの外に資本家の世界があることを知った上で、自分を活かす機会にアンテナを張れる人であってほしい

    ・成功報酬として企業の株を個人として待つ

    ●創業者型
    ●経営改善型
    →職能を磨き続け、プロとして顕著な結果を出し実績のあるで労働市場での評価を上げていくしかない
    社内評価で喜んでいてはダメ
    自分が外に出るとどのくらいの値段がつくのか、有力なヘッドハンター数人とつながって定期的に話を聞くべき

    ・everything has cost
    大事なことは、自分にあった苦労を選びやすくするためにできるだけパースペクティブ(本人が認識できる世界)を広く待つこと。

    ●将来の大企業に就職すること
    ・真っ先に考えるべき軸は需要の変化
    →人口動態の変遷による需要の変化をおうのは基本だが、その会社が今稼いでいる基幹技術に対する代替技術の出現可能性を視野に入れることも大切。

    ・持続可能な「構造」の有無を診る
    →その会社の現在の業績を支えている競争力の源泉(コアコンピテンシー)を見極め、その競争力が持続可能か判断する。



    ・お金を増やすこと自体が目的化できず、情熱が保てない。お金よりも遥かに私を突き動かす最大の「欲」は、知的好奇心を満たすこと。新しい戦略を自分の頭からひねり出し、世の中に放り投げてみて、世界がどう変わるのか?それを見届ける息を飲むような瞬間に、持てる全ての情熱を注ぎ込みたい。

    ・人生とは、まだ知らない面白いことを求めて、自分の世界を広げていく旅のようなもの

    ・具体的な"こと"から発想するのではなく、"どんな状態"であればハッピーだろうかという未来の理想"状態"から発想すること

    ・世の中の人の強みは
    T(thinking)
    C(communication)
    L(leadership)
    の3つに分類される

    T:考える力/戦略性が強みになる
    知力を傾けるのに情熱を持てる分野を選ぶべき。

    C:伝える力/人とつながる力が強みになる
    プレゼンの鬼になる。
    企業のPRや渉外にも向く。

    L:変化を起こす力/人を動かす力が強みになる
    管理職を目指すべき。
    人に結果を出させる強みに長けている人が多い。

    I:面白いことを考えられる領域
    inovation、imagination、creativity

    ・work is an important part of your life
    資源にも恵まれていない小さな島国が一億二千万人も食べさせないといけないのに、ライフのために必死に働かないでどうする?

    ・緊張しないためにしている準備
    自分自身のブランドであるマイブランドをあらかじめ設定しておく。
    自分がコミュニティで市民権を得やすい構造を作ること

    ・人間は気持ちよくなるとすぐ成長を辞めてしまう生き物

    ・潰れないためには、最初から肩の力を抜いて、最後尾からスタートする自分を予めイメージして受け入れておくべきだ。

    ★congruency(信念と行動の一致)の大切さ
    無力なサラリーマンである以上は「後ろ向きな仕事」は避けられない

    ★結果を出さないと誰も守れない

    お互いに実力を認めて初めて友情も尊敬も通うようになる

  • T/C/L型のどれかで言われれば、パッと見Tの振りしたL型だなと思う。

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著者プロフィール

戦略家・マーケター。高等数学を用いた独自の戦略理論、革新的なアイデアを生み出す ノウハウ、マーケティング理論等、一連の暗黙知であったマーケティングノウハウを形式知化し「森岡メソッド」を開発。経営危機にあったUSJに導入し、わずか数年で劇的に経営再建した。現在は、マーケティング精鋭集団「株式会社 刀」を率い、マーケティングによる日本の活性化に邁進中。

「2018年 『マーケティングとは「組織革命」である。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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