苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1209
レビュー : 88
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107829

感想・レビュー・書評

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  • ライフシフトに影響され、人生100年時代に合った働き方を模索する中、尊敬する森岡さんがキャリアの本を出されたので、つい。
    専門性のある職能を身に付けろという趣旨で、ローテの多い日系大企業での総合職&器用貧乏な自分には耳の痛い話も多いですが、ピシリと言われて良かったかなとも感じます。

    そして、森岡さんがこれまで大変な苦労や努力をされてきたことがよく分かりました。
    正直私には森岡さんのような猛烈な生き方・働き方は出来ませんが、my brandは参考にしたいなと思いますし、早い段階で自分のことをよく理解しておくべき、だというのが肝と感じます。

    他人と比較して優劣を決めるのではなく(何事も上には上がありますので)自分の中で得意なものを大切に磨きまくろうと思います。

    読み物としては最後のお仕事での実体験のパートが生々しく最も面白かったです。

  • サブタイトルは「ビジネスマンの父が我が子の多面書きためた『働くことの本質』」。里緒ちゃんにも推薦したいタイトルですが、まずは自分で読んでみようというのが動機。いくつか心に残った言葉。強いて言えば、以下の4つ。

    ・君がコントロールできる変数は、 ① 己の特徴の理解と、 ② それを磨く努力と、 ③ 環境の選択、最初からこの3つしかない のである。

    ・具体的な〝こと〟から発想するのではなく、〝どんな状態〟であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想〝状態〟から発想すること である。

    ・Tの人(Thinking)、Cの人(Communication)、Lの人(Leadership)の3分類

    ・大切なことは自分の強みで戦うしかないことと、自分の強みを知っておくことの2つ。

    多分、森岡さんという人を知り、ある程度聞く耳をもって読まないと、特に若い人は素直に受け入れられないかもしれない。でも、最後のP&G時代のアメリカ時代の話は良かった。マイノリティとして苦労して結果を出したからこそ語れる話かなと思った。もう少し森岡さんの本を読んでみたいと思いました。

  • 強みを活かして、自然と努力できるところで、勝負する。戦略的かつ豊かな生きた方が出来るアドバイスだと思う。丸くならずに突き抜けてナンボだなと改めて感じる。

  • 親がこれから就職活動をする子供に伝えたいことを、見事に表現できていると思う。

  • キャリアを作るための武器の見つけ方や、メンタル面の話まで網羅的に書かれた良書。

    強みを自覚するためには内省が必要だが、その強みをどう活かすを戦略的にブランディングする。

    書くと難しく聞こえますが、とても読みやすく、一人一人が自由に生きるための招待状のような本でした。

  • 何がしたいのかわからないのは、自分の中に軸がないから。
    視点を変えたら自分の軸(内なる思い)に気付けるかもしれない。
    精一杯の価値観でも軸がなければ、どれでも正解だから阿弥陀くじでも引いてやってみよう。
    成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない。
    自分の強みを磨くこと。

  • USJ を復活させたマーケッター、森岡毅氏が大学生の娘に贈る言葉。子供の成功を願う一人の父親が、就職から始まるキャリア形成について、実務家としての経験をふまえて、熱く語る。
    「ビジネスの世界は残酷。しかし自分の人生をコントロールする選択肢を握っているのは、職能を身に着けた自分自身だけである。」
    「目的に応じて、自分の特徴を強みに変えて、死ぬまで磨き続けること」
    「努力できる好きなことを見つけること」
    若者だけでなく、すべてのビジネスパーソンにとって参考になるキャリア論。

    第5章の失敗談、いや苛烈な経験(著者曰く「黒歴史」)には胸が熱くなる。必読。

  • やっぱり森岡さんの本好き。

    同僚のアメリカを去るときのメールや
    最後の娘へのメッセージには
    泣いちゃった。

  • キャリア戦略を考える上で一番おススメできる一冊。
    概ねの部分は近年よく聞く、強みを磨き続けるキャリア戦略だが、本人の苦労話やそこからしか得られない成長を改めて感じ、挑戦し続ける大切さ、不安を楽しむ余裕、自分の生き方が間違ってない(自分にとって)ことを再確認した。
    TCLの能力はその通りで、強みを伸ばしていきたい。
    いずれは自分の力で起業したいね

  • 「就活前に一回読みたかった」

    USJの業績を回復させた著者が娘に向けて書いた、自分ブランドの作り方と自分の強みを活かして社会で活躍することについて書かれた本です。

    自分の強みの見つけ方(自分ブランドの作り方)が、私が今まで見たどの就活コラムよりも探しやすく書いてあったことに驚きました。
    さらに、その強みを仕事でどう活かすか戦略的に行動することで自分の価値を高めることが、会社で顕著な結果を出すことにつながる方法であることも、納得しました。

    もし、会社でうまくいかないと悩んでいる人がいたらもしかしたら、自分の強みを活かせていないからかもしれないかもしれません。
    私の場合、T/C/L(これが何かは読んでみてください)
    のうち、Lに該当するが、実際の仕事はLの仕事があまりなく悩んでいるのかなと思いました。
    また、自分の軸を生かして戦略的に成長することを意識できていなかったので、強みを活かせる方向に勉強したり行動していくようにこれからやっていこうと思わされました。一般的には気がつくのが遅いのかもしれませんが、気がついたときが変われるときだと思うので。

    なお、本のタイトルにもなっている「苦しかったときの話」というのはそこまでメインの話になっていません。
    苦しかったときに著者は「どん底」まで落ちたといっていますが、落ちても、自分の軸を曲げずにしっかりと成果を出し、また期待される分野に配置されたというのが素晴らしいなあ、自分もそうなるように強みを磨いていきたい、そう思える本でした。

    本書は内容が詰まっているので、メモやマーカーを手にじっくり読む本だなと感じました。

著者プロフィール

戦略家・マーケター。高等数学を用いた独自の戦略理論、革新的なアイデアを生み出す ノウハウ、マーケティング理論等、一連の暗黙知であったマーケティングノウハウを形式知化し「森岡メソッド」を開発。経営危機にあったUSJに導入し、わずか数年で劇的に経営再建した。現在は、マーケティング精鋭集団「株式会社 刀」を率い、マーケティングによる日本の活性化に邁進中。

「2018年 『マーケティングとは「組織革命」である。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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