ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.21
  • (32)
  • (34)
  • (6)
  • (2)
  • (2)
本棚登録 : 720
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478108345

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • これからの未来は、VUCAな世界。デジタル化、グローバル化で、予測することが難しい時代になる。

    論理的に判断し、想定内で予測し計画することができた時代のオールドな時代と、マインドセットを変える必要がある。

    そのためのマインドを、提案している本。

    Visionを持って構想し、与え、共有する。新たなスキルを俊敏に学習する。オールドなシステムが守ろうとする既得権益に、Opinionし、Exitする。Bull Shitなジョブから逃げる・・・など

  • 印象としては、昨今の「課題を見つけることが大事」論の一冊に過ぎない。

    ただ捉え方が違うのは、その課題そのものを見つける人材をニュータイプと捉え、課題解決に奔走してきたオールドタイプとの比較を通じて、その特徴について論じている点である。

    本書でニュータイプの特徴を捉えて、どう実践していくかを「直感と論理をつなぐ思考法」等で磨いていけると思う。

    最近のこの手の本を読んでない人の入り口としてはおススメ。

  • 一級の現代仕事論であり現代批評として楽しく読了したものの,ムヅカシイ.いや,この本が悪いわけでも著者の力量不足でもなく,本書から何か「わかった気になる」以上の,タンジブルかつアクショナブルな確固たるなにかを引き出すことの難しさ.もっというと,なんか頭良くなったような,「おれのこういうところニュータイプや.ここはオールドタイプだから改善の余地があるな」的な軽薄なリアクション以上のものを自覚的に生み出せるかどうかは読者に問われているところ,ああ自分にはそんな能力ないなと軽いめまいを覚えて本を閉じた.

    自分や自分の置かれている立ち位置を相対化させられるという意味で,読むと旅の効用があります.

  • これはいい本でした。一読の価値ある本。新たな気付きや勉強になる点が多く、先日聞いた日本マイクロソフトの平野社長の話とあいまって、ニュータイプが活躍する時代になっていくような気分になります。もちろん、宇宙世紀0079年の話ではないです、って言うあたり自分が既にオールドタイプ(笑)。オールドタイプの価値観で生きてきたのですから、それはしょうがないにしても、新しい時代の新しい価値観を許容する器を持っていたいものです。

  • 未来は予測するものではない。
    自らが創るものだ。

    ニュータイプは予測ではなく、構想します。
    未来がどうなるのか?ではなく、未来をどうしたいのか? を考える。

    キャリアのバーベル戦略。 
    90%会計士、10%ロックスターという生き方。 アインシュタインはバーベル戦略の実践者。

    むやみに努力しても報われない。
    大事なのは努力の方向性と自分の適正があっていること。逃げることも大事

    多くを試し、素早く撤退する。
    アマゾンの新規事業も多くの撤退事業リストの結果。たくさん試して、うまくいったものに身を寄せていく。

  • 山口さんの他書でも語られている不確実性を生き抜くニュータイプについてまとめられた本。人間は意味を食べる生き物だから、意味がないクソ仕事を無くすべき!はまさにその通り。論理性を否定しているわけでなく、直感・感性に委ね意思決定していく勇気が求められているのだなと。

  • 世界劇場の中で二重性を持ってしたたかに生きるに納得!

  • 数年前に読んだ外資系コンサルの知的生産術は面白かった。
    今回はそれと比べると鮮度がイマイチであまり刺さらなかった。

    良かったポイントは1つ。

    課題を発見し、意味をもたせること。

    これはまだまだできてない。
    なんの為に仕事をするか、なんの為に生きるのか。を考えられていない。

    問題解決型の人間だから、正解を求めて右往左往している。
    これまでの人生を振り返り、どんな意味合いを持たせるか。意味がないと思ってても、こじつけてみたりしよう。

    それでも、将来が見通せないなら、今後どんな意味合いを持たせたいか、思うままに書いてみる。

    正解はないからこそ、意味のもたせ方1つで、
    働き方も生き方も変えられる。

  • 誰もが薄々は気付いているが、まだ一般化していない新たな価値観を分かりやすく説明してくれます。
    大いに刺激を受けました。
    リーダーの役割は「意味を与えること」に納得。

  • 何が一番変わっているのかというと、「問題解決」の時代ではないということ。そして、問題を解決するのにも、過去の経験に照らし合わせて、パターンに当てはめ、解決策を導き出すアプローチではないということかな。こうやって、全体を軽く要約することを厳に戒めていらっしゃいますが・・・

    まず、前者。そもそも問題とは「あるべき姿」と「現実」とのギャップと定義し、その差を埋めるのが問題解決。コンサルが良く言う、AsIsとToBeですね。先進国にキャッチアップする時代はそれでよかったかもしれないけど、今や日本はれっきとした先進国。ある程度のレベルに到着したところで、「あるべき姿」=目標というのを失ってしまったということ。故に、大事なのは問題を解決することではなく「あるべき姿」を構想する力。いわゆるビジョナリーなのかな。「未来がどうなるのか?」ではなく「未来をどうしたいか?」を考えるのがニュータイプだということみたいです。あと、こういう文脈の上に「モノから意味の時代」にという指摘もあります。量を増やすのではなく質だというといいすぎかもしれませんが、ある程度物質的に満ち足りている現状では、単にモノを持つことではなく、意味が重要だというのはその通りかな。あればよいという時代では確かにないと思います。

    それから、解決策へのアプローチ。世の中が混とんとして、不確実性とか不確定要因が多い中では、計画を立ててしっかりとやっていくというアプローチではなく、やってみて、少しずつ修正してというアプローチでないと解決策に行きつけないという指摘。アジャイルですね。そうなのかもしれないけど、会社ではこれでは説明できない。まあ、典型的なオールドタイプなのかもしれませんが、今の時代は試行錯誤を繰り返して少しずつゴールを目指すというのも何となくその通りと思います。計画が立てられないとは気持ち悪いし、何よりも説明力がないけれど、ある程度の試行錯誤ができないと新しいものは生み出せないと、それは何となく感じています。

全43件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

山口周(やまぐち・しゅう)
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。
慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。2019年7月4日、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)刊行。

ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式のその他の作品

ニュータイプの時代 Kindle版 ニュータイプの時代 山口周

山口周の作品

ツイートする