ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.16
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本棚登録 : 2717
レビュー : 214
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478108345

作品紹介・あらすじ

7万部突破のベストセラー、大反響です!
★ベストセラー『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』で話題沸騰!!
★今、最も注目される著者が明かす、「アート」「美意識」に続くキーコンセプト!

「直感」「意味」「構想」「モビリティ」
「フォーカス」「アンラーン」「エグジット」…他

大きく切り替わった時代をしなやかに生き抜く、
「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」
をまとめた生存戦略の決定版!!

◎これから価値が高まるスキルとは?
◎GAFAによる勝者総取り最終戦争で生き残るには?
◎「役に立つ」で戦うと「ほぼ全員」負ける
◎問題解決者より「問題発見者」の価値が増す
◎重要な局面で「必ず」未来予測が外れる理由
◎なぜリベラルアーツで「構想力」が磨けるのか?
◎どうすれば論理と直感を使いこなせるのか?
◎なぜ「逃走」が、最も有効な生存戦略なのか?

感想・レビュー・書評

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  • 著者の講演というかセミナーを聞いたことがあって、それから注目していた。
    それぞれの章ごとにまとめが有って振り返りがしやすい。

    心に響いたのは:
    第2章の、問題解決より問題発見が求められている、ということ。
    第3章の、機能より意味が差別化のポイントだとか、
    第6章の、大量に試して、うまくいったものを残す
    これらが成程と思った。

    大きな企業に勤めているけど、この辺の変革って実際どうやったら良いのかね?
    もの凄く共感できるんだけど、個人的に自分の戦略としてやっていく分には良いと思うんだけど、組織としてどうアジャストして行くかって、これからの課題だと思う。
    日本企業にそれが出来るんだろうか?

    はじめに
    ・「20世紀的優秀さ」の終焉
    ・「正解を出す力」にもはや価値はない
    ・オールドタイプは現代の問題を拡大再生産している
    ・ニュータイプは問題を「発見」できる人

    第1章 人材をアップデートする6つのメガトレンド――ニュータイプへのシフトを駆動する変化の構造
    [メガトレンド1]飽和するモノと枯渇する意味
    [メガトレンド2]問題の希少化と正解のコモディティ化
    [メガトレンド3]クソ仕事の蔓延
    [メガトレンド4]社会のVUCA化
    [メガトレンド5]スケールメリットの消失
    [メガトレンド6]寿命の伸長と事業の短命化

    第2章 ニュータイプの価値創造――問題解決から課題設定へ
    1 問題を解くより「発見」して提案する
    2 革新的な解決策より優れた「課題」
    3 未来は予測せずに「構想」する

    第3章 ニュータイプの競争戦略――「役に立つ」から「意味がある」へ
    4 能力は「意味」によって大きく変わる
    5「作りたいもの」が貫通力を持つ
    6 市場で「意味のポジション」をとる
    7 共感できる「WHAT」と「WHY」を語る

    第4章 ニュータイプの思考法――論理偏重から論理+直感の最適ミックスへ
    8「直感」が意思決定の質を上げる
    9「偶然性」を戦略的に取り入れる
    10 ルールより自分の倫理観に従う
    11 複数のモノサシを同時にバランスさせる

    第5章 ニュータイプのワークスタイル――ローモビリティからハイモビリティへ
    12 複数の組織と横断的に関わる
    13 自分の価値が高まるレイヤーで努力する
    14 内発的動機とフィットする「場」に身を置く
    15 専門家と門外漢の意見を区別せずフラットに扱う

    第6章 ニュータイプのキャリア戦略――予定調和から偶有性へ
    16 大量に試して、うまくいったものを残す
    17 人生の豊かさは「逃げる」ことの巧拙に左右される
    18 シェアしギブする人は最終的な利得が大きくなる

    第7章 ニュータイプの学習力――ストック型学習からフロー型学習へ
    19 常識を相対化して良質な「問い」を生む
    20「他者」を自分を変えるきっかけにする
    21 苦労して身につけたパターン認識を書き換える

    第8章 ニュータイプの組織マネジメント――権力型マネジメントから対話型マネジメントへ
    22「モビリティ」を高めて劣化した組織を淘汰する
    23 権威ではなく「問題意識」で行動する
    24 システムに耽落せず脚本をしたたかに書き換える

  • これからの時代を生き抜くために必要であるニュータイプの24の思考や行動について解説した一冊。

    モノが飽和し、社会がVUCA化していくなどトレンドが大きく変化してきているこれからの時代においてニュータイプの考え方が非常に重要になってくることが本書を読んで理解することができました。
    正解を出すことに価値があったオールドタイプから問題を発見することに価値を持つニュータイプが時代をリードしていくことになることを本書を読んで強く感じました。
    意味があること、直感と予感に基づいた行動などの重要性がますます高まることやイノベーションを目的としないこと、未来予測が無意味なこと、スケールメリットがなくなっていること、色々なことを試し、色々な意見を参考にすることなどこれから大事になるニュータイプの思考を学ぶことが出来ました。
    撤退のタイミングやリベラルアーツが新しい問題提起のカギとなることや分かり合えない他者とも共感することが成長に繋がることなど実践的な内容も含まれていてそちらも勉強になりました。

    そんな本書の中でもチャーチルの開戦演説からみる意味や1万時間の訓練に対する真実、パニック映画のリーダーシップを取って指揮する部分からみる日米の違いは興味深いものだと感じました。

    これからの時代は本質的な意味を考え、問題を提議することを行うニュータイプが活躍していくことを感じるとともにこれからの自分の生き方について多くの示唆を与えてくれる一冊でした。

  • モノも人もしごとも飽和しており、人口が緩やかに減少しており、経済成長も減少の一途を辿っていく日本において、問題解決力より課題発見力、賢い頭より賢い体、経験より目の前にある学びに目を向けるなど
    目まぐるしく変化していく世の中に適応するための考え方が示唆されており、非常に興味深い。
    こらからの時代を生き抜くために一人でも多くの人に読んでほしい一冊。

  • 【本書を読もうと思った背景】
    ネットでビジネス書のランキングを見ていたところ、たまたま本書を見つけました。「NEW TYPE」というシンプルなワードに興味をそそられ、今後のキャリアを考えていく上での指針にも繋がるかと思い、本書を手に取りました。

    【本書から学べることを一言で表すと】
    今後に変化していく社会の中で、どのような人材が求められていくのかを理解し、オールドタイプからニュータイプの人間にシフトするための思考法を身に付けられる。

    【本書をおすすめしたい人】
    ・新しい考え方を学ぶのが好きな人
    ・今後のキャリアを考えるきっかけが欲しい人

    【感想】
    各見出しの末ごとに内容のまとめがあり、とても理解しやすい構成でした。また、具体例や研究結果を多分に根拠として用いているため、筆者の主張にはより説得力がありました。自身の現状と照らし合わせなかがら読み進めていくうちに、私自身もオールドタイプの行動様式にハマってるなと思う部分も多々ありました。しかし一点、問題を解決する力等といった一部のオールドタイプの特徴は、依然として大切なスキルであると考えます。これを基礎として身に付けた前提で、ニュータイプの行動様式を+αで磨き上げていくことに意味があるのではないか。今後、私のキャリアを考える上での指針になったことは間違いないと思うぐらい素晴らしい内容でした。

  • 【連続的突然変異】
    オールドタイプ、ニュータイプという表現が安直に感じますが、内容は素晴らしいです。

    最近は「経験がものをいう」ことが無くなってきています。
    職人的な能力が必要無くなってきているのも事実です。

    職人技とは何か?

    職人は何かをするとき、出来具合を見ながら微調整ができる人です。

    つまり、相手(対象物)の反応を見ながらうまく調整ができることです。
    予めセットしておいてその通りに動かすことは機械で簡単にできますが、都度状況を把握しながら状況に応じて調整することは苦手でした。
    しかし、センサーで状況を捉えて、フィードバックしアクションをしてまたセンサーで捉えてフィードバックしアクションを繰り返せることができれば、職人と同じ動きができます。

    今となってはできます。

    もう職人です。

  • ・問題を発見して、提起する
    ・意味を資本とする
     – 役に立つ/立たない×意味が有る/無い
    ・勝てる場所にポジショニングする
    ・努力のレイヤーを変える
     – 自分の価値が相対的に高まるポジションにい続ける
    ・傾聴して共感する

  • 薄っぺらい精神論かと思って期待せずに読んだのだが、なんとなくそう思っていたことが明確に書かれてあって妙に腹落ちした。
    ◎変化する時代における成功は確率論。リスクをとって試すこと。リスクをとるには撤退上手である必要あり。
    ◎教養(リベラルアーツ)は目の前の常識から自由になるための技術。疑うべき常識を見極める力。

  • これからの時代に必要な考え方が凝縮されていて
    自分が悩んでいることがオールドタイプの考え方だったからこそということがわかる。
    正解を探すことばかりしかしてなかったから
    問題を構想するという発想はなかった。
    とてもためになる。

    「何を打ち出すか=what」人間が考える
    「どのように打ち出すか=how」マーケティング活用

    役に立つことよりも意味があることに経済価値

  • 周囲の(この本でいう)オールドタイプな人の価値観や振る舞いに縛られて、ときどき窮屈さ、息苦しさを感じ、それに合わせられずにいる自分、ストレス。
    他者と同調できないのは、自分は社会不適合者で、根本的に考え方が間違えているんじゃないかと不安にさえなる。
    そういう面では、この本を読んでいてずいぶん励まされた。

    とは言え、自分だって完全なニュータイプではない。どこかオールドタイプで頑なな部分がある。

    あぁ、むずかしい。

  • 昨日読了の『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」で感じるところがあったので、身構えずに流し読み前提で読んでみた。
    内容が重複する部分はさておき、書籍出版において、この様に表現?切り口を違う様に書けば何冊でも異なるタイトルで書籍発行ができるのでは無いだろうかと感心する。

    本内容については、“ニュータイプ”に求められるものが何なのかをベースに、VUCAと言われる現状では如何に目の前の事に集中し、何がうまくいっていないのか(問題)を見出し、正解がない(若しくは、一つとは限らない)中で自らが意思を持って進むべき方向性を示して、トライし、うまくいかなければ、同じやり方に固執する事なく、別の切り口で突破口ができるまでトライし続ける事の重要性を伝えようとしていると感じる。

    また、イノベーション等を例示し、これは手段であり目的ではないと言った解説をしている点には賛同したいと思う

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著者プロフィール

山口周(やまぐち・しゅう)
1970年東京都生まれ。独立研究者、著作家、パブリックスピーカー。ライプニッツ代表。
慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修了。電通、ボストン コンサルティング グループ等で戦略策定、文化政策、組織開発などに従事。
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』(光文社新書)でビジネス書大賞2018準大賞、HRアワード2018最優秀賞(書籍部門)を受賞。その他の著書に、『劣化するオッサン社会の処方箋』『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』『外資系コンサルの知的生産術』『グーグルに勝つ広告モデル』(岡本一郎名義)(以上、光文社新書)、『外資系コンサルのスライド作成術』(東洋経済新報社)、『知的戦闘力を高める 独学の技法』(ダイヤモンド社)、『武器になる哲学』(KADOKAWA)など。2019年7月4日、『ニュータイプの時代』(ダイヤモンド社)刊行。

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