ノーサイド・ゲーム

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.26
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本棚登録 : 777
レビュー : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478108376

作品紹介・あらすじ

池井戸潤最新作! 2019年7月放映、ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS日曜劇場)の原作。経営戦略室から左遷された男が挑む――。低迷ラグビー部を“経済的に”立て直せ!

感想・レビュー・書評

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  • 大好きだった先輩が、異動前に
    ラグビーの魅力を語って、行った。
    その時はよく分からなかったが、
    今、少しずつラグビー熱が盛り上がる中、
    なんとなく分かってきた。

    この本もその魅力を伝えてくれた一つだ。
    企業ものとしても面白いが、
    ラグビーとして面白かった!

    どうか一過性のブームで終わりませんように。

  • トキワ自動車・君嶋隼人、経営戦略室より横浜工場総務部長に左遷さる。その役職はラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務するものであった。ラグビーの知識もなければ、経験もなし。ラグビーの現状に打ちのめされるが、アストロズ、ラグビー協会を立て直すため君嶋は奮闘する。
    ドラマは見ていませんが、大泉洋さんに支配された一冊だったな(読んでいると目に浮かぶ)。そして、ワールドカップを目前に意識して書かれたのかなあと。それにしても非常に読みやすく、面白く。ラグビーのことながら会社内の戦いも書かれ(いや欲張りすぎて薄い気もしないではないですが)エンタメ小説で楽しめました。今回はラグビーのフェアな精神とともに会社経営としての道、読んでいて、前向きになれるし、池井戸さんの力を感じます。

  • 久々に池井戸さんの本を読みました。
    やっぱり面白い!

    すでにドラマがスタートしていますので…
    登場人物場どうしてもドラマのキャストを想像してしまって…
    先に読んでおくべきだった~
    と、反省。

  • スポ根ものかとおもったが、さすがは企業小説のプロ、見事に経営とミックスしたストーリーになった。敵が味方に、味方が敵に。が物語に深みを持たせ感情移入させる。会社内外の物語をミックスするという新技法に脱帽。

  • いや企業スポーツとして自分が勤めている会社もラグビー部があるので親近感たっぷりで僕にとっては★5つです!!

    読んでから見るか、見てから読むかというところで本日からTVが放映されるわけだけども、昨日ひょんなタイミングで書店に行くタイミングあり購読・イッキ読み!

    ラグビー界も池井戸さんの力を使って、世の中に広めていこうとしているのか、池井戸さんご自身が動かれたのかはわかりませんが、ワールドカップイヤーのこのタイミングでみなさんにラグビーにもっと身近になってもらいたい、ぜひ読んでほしい本です。

    信頼と実績のオオハシ書庫へ、また新たなメンバーが加わりました。 早い者勝ちでお貸出しできますよ!!

  • ラグビーをテーマにした企業スポーツ小説。

    TVドラマが始まる前に読みました。
    タイトルからも「ルーズヴェルト・ゲーム」と比較されるようですが、残念ながらそちらはTVも小説も見ておりません。
    ラグビーを蹴球と呼ぶのは著者と同じ大学出身の自分としては違和感はありませんでした。
    いつものパターンではあるものの、最後まで面白く読ませきる手腕は名人芸ですね。
    ラグビー協会をかなり辛辣に糾弾しているので、TVでそこまでやれるか見ものです。
    これで予習はばっちりです。

  • トキワ自動車で経営戦略に携わっていた君嶋は、常務が進めていた買収に意を唱えると、左遷されラグビー部のゼネラルマネージャーとなった。ラグビーのことは知らないが経営のプロから見ると、毎年16億円も費用がかかるのに、収入はゼロ。観客も一試合三千人ほどしか入らない。君嶋は、ラグビー部を変えるべく尽力する。ラグビー業界を良いものに変えていく気のない蹴球協会(日本ラグビー協会のこと?)との闘い、社内でラグビー部を廃止しようとする者との闘い。君嶋は勝者となるのか・・・

    流石の池井戸品質。パターンとしては「ルーズベルトゲーム」などの、スポーツ+企業+善人+悪人と同様なのだけれど、結局目頭が熱くなってしまったりして、術中にはまる。同工異曲とはこのことか。

    ラグビーのルールを丁寧に教えてくれるわけではなく、最低限の説明しかないので、モールとかラックとかラインインなど映像にならないと分かりにくいかも知れない。

    7/7(日曜)からドラマの放送が始まるそう。主演の大泉洋は、原作のやや論理的思考の強いキャラとは少し違うような気がする。アナリスト役は舞台女優の笹本玲奈だそうで、最近あまりテレビでは見かけなかったので、ちと楽しみ。君嶋の妻役が松たか子だそうだけれど、原作には出てこない。

  • 一気読みでした。
    企業スポーツですね〜

    陸王といい、
    ルーズヴェルトゲームといい
    その方向は銀行ミステリーや不祥事のみならず、
    男が熱くなる
    大事なことは何か。と言った
    企業倫理に捕われず、組織に屈しない男のストーリーを作るのがホント上手い。

    ただ、ラグビーを分からんかったから
    戦術的なことや、試合の流れについては、
    ちょっとイメージしづらいかなとも。

    様々な方向から茶々入れや、
    お前が敵かよ!っていう
    まさかは、いやはやさすがです。

  • 池井戸作品なので期待値高く読み始めたが、全く裏切られる事はなかった。展開がドラマチックで要所要所に泣かせるセリフあり、さすがだなと思わせるストーリー展開。最初からドラマ化を意識している作品なんだなと納得。

    主人公の君嶋は下町ロケットの佃社長や陸王の宮沢社長の様に、悩みながらもなんとか進んで行くキャラなのかと最初は思ったが、とんでもない、半沢直樹にも劣らない芯の強さと逆境に負けない粘り強さを持った逞ましい主人公だった。

    ラグビーを知らなくても楽しめるが、ちょっとネットで基礎知識を勉強してから読むと楽しさは倍増するだろう。

    今頃、本作で痛烈に批判されている日本ラグビー協会で本作が苦々しく語られてるかと思うとちょっと痛快だ。

  • 久しぶりに、寝る時間削っての一気読み。読み止める場所が分からないスピード感でした。安定の勧善懲悪。今回は「悪」がさらりと片付いたので、余計にさらさら読めました。左遷人事に腐らなかった君嶋が良い。ポストに向き合い、素人を自認しながらやれる所で手腕を発揮する。部員達の反発も少なめ。それでもこのボリューム。ドラマのキャストを知らずに読んだので、君嶋=大泉さんっていうのは私の中でイメージが違う。もっと先の太いイメージでした。

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著者プロフィール

池井戸 潤(いけいど じゅん)
1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部および法学部を卒業。子供の頃から本に親しみ、作家を志すようになる。『果つる底なき』で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。以降、2010年『鉄の骨』で吉川英治文学新人賞、2011年『下町ロケット』で直木賞をそれぞれ受賞。他の代表作に、半沢直樹シリーズ『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』、花咲舞シリーズ『不祥事』、『空飛ぶタイヤ』『民王』『ルーズヴェルト・ゲーム』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』など。多くの作品がドラマ化・映画化されており、特に「半沢直樹」と「下町ロケット」は非常に高い人気を誇った。 2019年6月21日、人気作『陸王』が文庫化される。2019年7月開始の大泉洋主演ドラマ『ノーサイド・ゲーム』原作を担当し、6月14日に単行本化。

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