あやうく一生懸命生きるところだった

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478108659

感想・レビュー・書評

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  • もっと楽に生きていいんだなぁ。人生、死ぬまでの暇つぶしっていうし、今楽しく生きることだけ考えよう。自分に合ってないバイト、早く辞めたいな。しんどいけど、成長できると思ってるから続けてきたけど、明日死んだら後悔する。なんで、バイト辞めて楽にならなかったんだろう。恐怖に怯えてた日々が勿体ないって思うよな。早くバイト辞めよう。自分の本質に合わないんだ。自分がダメじゃない。ただ、自分に合わないだけなんだ。辞めたって、ダメ人間にはならない。そう思った。

  • 一生懸命生きなくてもなんとかなる。
    いや、一生懸命生きない方が幸せかと感じさせてくれる。

    疲れた時に読むと心を軽くしてくれるそんな本。

    でも夢ややる気を無くしてしまう諸刃の本かも…。
    私はやる気無くなってもほどほどにと考え好きなことして生きていたいと思い、この本を思い出す。

  • 定期的に読み返したい

  • 自己肯定の本
    ひたすら自分は自分でいいのだ
    そのままでいい
    結果よりも過程を楽しむのだ

    ということを述べ続ける本
    人生の主導権を自分に取り戻そうというのが本の趣旨

    人生を楽しむ、スローライフの中にあるものを大事にしようとする姿勢が読みやすく綴られている。

    良くある本ではあるが、個人的に再発見したのは以下の二点

    ①旅行先でどこへ行く、何を食べるにも口コミを見て、中級以上の体験を確保しようとする旅行に何の価値もない。失敗したら反省すればよいだけであり、偶然出会ったものを楽しむのが旅の醍醐味である。

    ②若い時の情熱をもう一度取り戻したいという願望があるけれど、本当にそうなのか?年を取った事によって感じられる幸せが必ず存在するはずで、年を重ねることが「失う」というだけの意味合いで使われるのは間違っている。

  • 肩の力が抜ける。ゆるゆる人生を生きてもいいなあ、と思った。

    どの人の人生も、とても長い物語、小説だ、という部分と、

    過程を楽しむ大切さの部分がとくに印象的だった。

  • やる気は愛情。
    過程を楽しもう。リラックス。そしたら漂流してどこかに着く。
    目的のない漂流を楽しもう。どうなるかな。楽しみ。

    一生懸命はやめよう。のんきな過程に楽しみがあるはず。

  • 頑張りすぎる日々に疲れてしまった人、頑張りが充実感に繋がっていない人は、読むといいかも。
    頑張るのを止めるって意外と勇気がいる。
    「頑張るのをやめると自分が自分でなくなるかも」とか「頑張ったからこそ今の暮らしがある」とか考えて、やめられない人もいると思う。
    そんな人に、ちょっと立ち止まる勇気をくれる1冊。

  • 装丁とタイトルに惹かれて。
    人生は長い。努力教に辟易している
    自分にとって、いい意味で肩の力が
    抜ける一冊でした。

  • ゆるーく読める。
    肩の力を抜いて今を生きること、他人と比較せず自分の人生を楽しむことについて可愛らしいイラストとともに書き進められている。
    著者も完全に吹っ切れてるわけではなく、たまには不安になることもあるし、他者との比較、他者からの視線も気にはしているという点で親近感を覚えた。
    誰しもが仕事やーめた!自由だー!とはいけないにしても、考え方は共感できる。
    しかし、韓国と日本の社会における混沌とした悩みは同じなんだと知った。

  • 力の抜き方を教えてくれる本。これまでもこの手の本はいくつか読んできましたが、本書は一段と納得感が高かった気がします。心を軽く保つことがもう少し上手にできるようになりそう。時々読み返したいです。


    以下、読書メモ
    深刻になりすぎる必要はない、毎度毎度真摯に向き合わなくてもいい、答えを探す必要はもっとない。
    時間が欲しかったのは何かをしたかったからではなく、何もしたくなかったから。
    精神年齢は好きな年齢でいい。
    やる気もやりたい仕事も恋愛と一緒で自分ではどうにもならない。
    自分で何とかするって思わなくていいんだ。
    天才は努力するものに勝てず、努力するものは楽しむものに勝てない。

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著者プロフィール

【著者】ハ・ワン
本業はイラストレーター。イラストだけでは食べていけないとエッセイを書き始める。イラストよりエッセイのほうが売れて若干複雑だが;それでも生きていけているからありがたい。かくなる上は;書き続けるのみ。イラストは添えるだけ;怖いもの知らずで2冊目を上梓してしまう。さまざまな本にイラストを提供し;エッセイ『あやうく一生懸命生きるところだった』を書いた。

【訳者】岡崎暢子(おかざき・のぶこ)
韓日翻訳・編集者。1973年生まれ。女子美術大学芸術学部デザイン科卒業。在学中より韓国語に興味を持ち;高麗大学などで学ぶ。帰国後;韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌;韓流ムック;翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる。訳書に『あやうく一生懸命生きるところだった』(ダイヤモンド社);『頑張りすぎずに;気楽に』『クソ女の美学』(以上;ワニブックス);『1cmダイビング 自分だけの小さな幸せの見つけ方』(宝島社)などがある。

「2021年 『今日も言い訳しながら生きてます』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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